JPS58221366A - 着霜検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は冷凍装置に備えた空気冷却器の着霜を検知し
てタイムリーに除霜開始指令を出力できる着霜検知装置
に関するものである。

従来この種の装置として、例えば冷蔵庫用に第１図に示
すものがあった。図において、１は図示しない送風機の
電圧を検知する電圧検知器、２は上記送風機の電流を検
知する電流検知器で、それぞれその出力を後述の演算器
８に入力する。３は図示しない冷蔵庫内に備えた庫内温
度検知器、４は図示しない膨張弁液出口温度を検知する
膨張弁液出口温度検知器、５は除霜中の空気冷却器ガス
出口温度の温度上昇を検知する空気冷却器ガス出口温度
検出器で、それぞれ所定の場所の温度信号を後述の演算
器８Ｋａ出するように構成されている。６は庫内温度と
膨張弁液出口温度の温度差設定値α・を出力する温度差
α・設定器、７は図示しない送風機の送風機電流比率に
・の設定値を出力する送風機、電流比率Ｋｅ設定器、８
は演算器で、上記温度差α・設定器６及び送風機電流比
率に・設定器７から入力きれる設定値α・、に・と、上
記庫内温度検知器３．膨張弁液出口温度検知器４及び除
霜中の空気冷却器ガス出口温度検知器５から出力される
温度信号と、上記電圧検知器１及び電流検知器２から出
力される信号とを入力し演算した結果によシ除霜開始指
令又は除霜終了指令を送出する出力部９と上記入力値や
演算値を記憶する記憶部ｌＯを備えている。

次に動作について第２図、第３図と共に説明する。

一般に、冷凍装置は冷凍運転を続けると空気冷却器の着
霜が進み、その結果冷却能力が低下するために、時々除
霜を行わねばならない。そこで、温度差α・設定器６及
び送風機電流比率に・の設定器７より設定された設定値
α・、に・と、着霜にょシ時々刻々変化する温度差α及
び送風機電流比率にとを電圧検知器ｌ、電流検知器２．
庫内温度検知器３及び膨張弁液出口温度検知器４よ少入
力される値で比較演算し、上記温度差α及び送風機型　
　′流比率にの両方が共に上記設定値α・、に・と合致
すると、該演算器８は除霜開始指令を出力部９に送出し
、該出力部９は冷凍運転を停止させて除霜運転に切換え
るように動作する。なお、上記演算部８の入力値や演算
値は逐次、記憶部１０に出力され、該記憶部１０で記憶
されたデータは、上記演算部８の演算過程で随時呼び出
され、演算に用いられるようになっている。

次に、除霜動作が完全に終了すると、あるいは除霜運転
中、空気冷却器ガス出口温度の温度上昇を検知する空気
冷却器ガス出口温度検知器５が所定以上の上昇温度を検
知すると、上記演算器８にこの検知信号を送出し、この
信号を入力し九該演算器８は所定の演算処理に基づいて
除霜終了指令を出力部９に送出し、該出力部９は除霜運
転を停止させて冷凍運転に切換えるように動作する。

第２図及び第３図は時間ｔの経過に伴ない、除霜開始指
令と除霜終了指令の発令に従って除霜運転の開始と冷凍
運転の再開を繰り返す除霜運転制。

脚装置の動作、説明図である。第２図は温度差条件（α
＝α・１が送風機電流比率条件Ｉ　Ｋ−に・１よりも先
に満たされたｉ合で、この場合の除霜開始時期は、未だ
条件を満足しない上記電流比率条件Ｋに左右される。一
方、第３図は上述の第２図の場合とは逆に上記電流比率
条件ＩＫ−に＠ｌが先に満たされた場合で、この場合の
除霜開始時期は未だ条件を満足しない上記温度αに左右
される。

従来装置は以上のように構成されているので、設定器に
入力された設定値α・、に・に対し、設定初期はうまく
動作していても冷蔵庫内の環境状態が変わることにより
、温度差α、電流比率にのうち片方の特性の変化が期待
４ｂの変化をしなくなることがある。例えば、冷蔵庫内
の扉を開けないで冷凍運転と除霜運転の繰り返しを行っ
ていくと、次第に霜が緻密な霜に変化して行き、同じ着
箱量でも空気冷却器の通風抵抗の増加割合が少なくなっ
て行き、上記設定値α・、に・に達するまでに着霜過多
となシ除霜不良や低圧カットを起こす欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、除霜運転から次の除霜運転までに
要した冷凍運転時間を記憶する記憶部を設け、送風機電
流比率の所定の温度差及び１つ前の冷凍運転時間を着霜
検知用の設定値とし、該設定値が満たされたときを着絹
検知時としてタイムリーな除霜開始指令を出力できる着
霜検知装、置を提供することを目的としている。

以下、この発明の一実施例を第４図〜第６図と共に説明
する。

第４図はこの発明の一実施例を示すものであって、図中
、第１図と同一符号は同一部分又は相当部分を示し、そ
の詳細な説明を省く。

第４図において、１０Ａは記憶部であって、前記演算器
８での入力値や演算値を記憶すると共に、除霜運転から
次の除霜運転までの冷凍運転時間を絶えず更新して記憶
し、これらの記憶データを前記演算部８へその呼出しに
応じて出力するように構成される。

次に動作について第５図、第６図と共に説明する。

冷凍運転において着霜が進行し温度差α参設定器６及び
送風機電流比率に・設定器７から出力され皮膜定値α・
、に・　と電圧検知器ｌ、電流検知器２、庫内温度検知
器３．膨張弁液出口温度検知器４より入力されるデータ
との比較演算によって両者が合致したら、演算器８よシ
出力部９へ除霜開始指令を送出する。このとき記憶部１
０Ａは最も近い除霜終了から上記除霜開始指令に基づく
除霜開始までに要した最新の冷凍運転時間、すなわち１
つ前の冷凍運転時間を冷凍運転時間設定値Ｔ。

とすると、前記演算部８から出力部９に除霜開始指令が
出力される毎に上記最新の冷凍運転時間設定１１．［Ｌ
Ｔ・を演算器８に出力すると共に記憶する。

次に、最初の冷凍運転に引き続き行われる最初の除霜運
転終了以後の除霜モードは第５図、第６図に示す如く上
記温度差設定値α−２に・及びＴ・のうち少なくともい
ずれか２つの設定値が満足されると、演算器８よりの除
霜開始指令が出力部９に送出され、除霜運転が開始され
るような動作モードとなる。

なお、上述の除霜モードにおいて、もし上記冷凍運転時
間設定値Ｔ・が記憶されていない時は、従来の除霜モー
ド、すなわち上記設定値α・、に・の両方が共に該設定
値α・、に・に達したときに演算部８よシの除霜開始指
令が出力部９に送出され、除霜運転が開始されるような
動作モードが選ばれ多Ｏ また、上記実施例では、送風機電流比率に庫内空気温度
と膨張弁液出口温度との温度差を組み合せ、両方で着霜
検知を行う場合について説明したが、蒸発器の正面風速
や光七ンサ等による測定量と上記温度差を組合せて着霜
検知を行う検知装置であってもよく、上記実施例と同様
の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の着霜検知装置を示すブロック図、第２図
、第３図は第１回者部の動作説明図、第４図はこの発明
の一実施例を示す第１図相当図、第５図、第６図は第４
回者部の動作説明図である。 ｌ・・・電圧検知器、２・・・電流検知器、３・・・庫
内温度検知器、４・・・膨張弁液出口温度検知器、５・
・・空気冷却器ガス出口温度検知器、６・・・温度差設
定器、７・・・送風機電流比率設定器、８・・・演算器
、９・・・出力部、１０．ＩＯＡ・・・記憶部。 代理人　葛野信−（ほか１名） ３０

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）冷凍装置用空気冷却器に備えた送風機電圧を検知
   する電圧検知器と、上記送風機電流を検知する電流検知
   器と、庫内空気温度を検知する温度検知器と、膨張弁液
   出口温度を検知する温度検知器と、除霜中の空気冷却器
   ガス出口温度の温度上昇を検知する温度検知器と、送風
   機電流の増加比率を設定する電流比率設定器と、上記庫
   内空気温度と上記膨張弁液出口温度との温度差を設定す
   る温度差設定器と、上記温度検知器及び温度差設定器か
   らの入力を比較演算する演算器と、これら入力値や演算
   値を記憶し必要に応じて上記演算器に出力する記憶部と
   、上記演算部で演算した結果によ多出力する出力部とを
   備え、上記温度差設定器及び電流比率設定器からの設定
   値出力が両方共満たされた時除絹開始指令を出力して成
   る着霜検知装置において、上記電流比率設定値、温度差
   設定値、及び冷凍運転時間設定値のうち少なくとも２つ
   の設定値が満九された時、上記除霜開始指令を出して成
   ることを特徴とする着霜検知装置。
2. （２）冷凍運転時間設定値は記憶部に記憶された１つ前
   の冷凍運転時間実績値を設定して成ることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の着霜検知装置。