JPS5821772Y2 - 自動車用嵌合式ガ−ドバ− - Google Patents

自動車用嵌合式ガ−ドバ−

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JPS5821772Y2
JPS5821772Y2 JP1978002275U JP227578U JPS5821772Y2 JP S5821772 Y2 JPS5821772 Y2 JP S5821772Y2 JP 1978002275 U JP1978002275 U JP 1978002275U JP 227578 U JP227578 U JP 227578U JP S5821772 Y2 JPS5821772 Y2 JP S5821772Y2
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JP
Japan
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patch
fitting
guard bar
section
automobiles
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JP1978002275U
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JPS54109222U (ja
Inventor
梶尾義広
菊地昭雄
田辺規久雄
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のドア内部に補強用として使用される
ドアガードバ−として利用することが可能な自動車用嵌
合式ガードバ−に関するものであり、さらにいえば横断
面を1個の略コ字状による若しくは複数個の略コ字状が
連続する形状として形成されその略コ字状の開放面側の
上下部に嵌合部を有する押出成形されたビームと、基本
的に平板状でその一側面に前記ビームの嵌合部と結合す
る嵌合部を有するパッチとの組合せから戒る自動車用嵌
合式ガードバ−に関する。
例えば、第1図に示す自動車10のドア11゜12を補
強するドアガードバ−13は、第2図に示す如くドア1
1.12に加わる外部の負荷に対しドアパネルの効果的
補強が可能な態様で設置されている。
ドアガードバ−13として使用される従来の自動車用ガ
ードバ−は、第3図に示している通り、横断面を複数個
のコ字状が波形に連続する形状として形成され高張力鋼
板で作られたビーム3と、同じく高張力鋼板で作られた
平板状のパッチ2とから成り、ビーム3のコ字状形状の
開放面側の中央部に取付けられたパッチ2とビーム3と
が、各各の密着部をスポット溶接で一体的に結合されて
いる。
しかるに、第3図に示す自動車用ガードバー13の場合
、その製作上スポット溶接のため作業工数の増加を招く
と共に、スポット溶接をするスペースを確保するためビ
ーム3の横断面形状に制約をもたらし重量の増大を招く
等の欠点があった0 上述の欠点の解決策として、第4図に示す通り、横断面
を均等肉厚で2個のほぼ同形の空洞部4a。
4aを有する閉鎖形として形成され、アルミニウム若し
くは強化プラスチック等で押出成形された中空の自動車
用ガードバー4も知られている。
しかるに、第6図に自動車のドアに衝突事故を起した場
合を両端支持のドアガードバ−13の中央に集中荷重が
作用するものとしてドアガードバー13に生ずる曲げモ
ーメント分布を示している通り、曲げモーメントはドア
ガードバ−13の中央部に向って漸増し、ドアガードバ
−13の中央に最大曲げモーメントを生ずる。
ということは第4図の自動車用ガードバー4を第3図の
それと対比したとき、パッチ2に相当する部分4cを除
き、第4図中に斜線を施した部分4b、4bは強度的に
無用であることを意味する。
又、第4図の如く閉鎖断面で中空の自動車用ガードバー
4を押出成形する場合、中子型が必要であり、その中子
型の強固な支持が十分にできないためにどうしても押出
成形品の薄肉化を制限される。
こうして第4図の自動車用ガードバー4は材料の不経済
と重量の増大をもたらすという問題があった。
この考案の目的は上述の如き従来技術の問題を解決した
自動車用ガードバ−を提供することにある。
この考案は上記の目的を達成するため、横断面を1個の
略コ字状による若しくは複数個の略コ字状が連続する形
状として形成されその略コ字状の開放面側の少なくとも
上下部に嵌合部を有する押出成形されたビームと、基本
的に平板状でその一側面に前記ビームの嵌合部と結合す
る嵌合部を有する押出成形されたパッチとの組合せとし
、パッチはビームへ嵌合して取付けること、及びビーム
とパッチはクリンチング加工により強固に結合すること
、並びに平板状の開き防止部材をビームに嵌合して取付
けることを要旨とする。
次にこの考案を第5図以下の実施例により説明する。
第5図に示すこの考案の自動車用嵌合式ガードパー13
は、横断面を複数個のコ字状が波形に連続する形状とし
て形成されアルミニウム若しくは強化プラスチック等で
押出成形されたビーム6と、平板状でアルミニウム若し
くは強化プラスチックで押出成形され若しくは射出成形
されたパッチ5との組合せから成る。
第7図に第5図のB−B断面を示している通り、ビーム
6とパッチ5は同じ幅であり、ビーム6はそのコ字状の
開放面側の上下部に円形断面の溝から成る嵌合部6a
、6aを有し、さらに各コ字状開放南側溝部6bの中腹
に山形断簡の突条から成る4個の嵌合部6c・・・を有
し、これらはビーム6の押出成形の際一体に形成されて
いる。
他方、基本的に平板状のパッチ5の左側面の上下部には
、前記ビーム6の嵌合部6aへ密接に嵌合し結合される
円形FF′i面の突条から成る嵌合部5a、5aを有す
ると共に、前記ビーム6のコ字状溝部6bの中腹に位置
する嵌合部6cが密接に嵌合し結合される三角溝から成
る嵌合部5bがパッチ5から延長されかつビーム6に密
着する突出片5cの先端部に一体に形成され、これらの
嵌合部5a、5cはパッチ5の押出成形の際に一体に形
成されている。
ビーム6とパッチ5との嵌合は、両者の嵌合部6aと6
c並びに5aと5bを横方向から差込む要領で嵌合する
か若しくは正面方向に整合して強圧し嵌合することがで
きる。
ビーム6へ嵌合し結合されたパッチ5は、ビーム6の中
央部に取付けられる。
従がって、この考案の自動車用嵌合式ガードパー13は
、第4図の自動車用ガードバー4における斜線を施した
部分4bが無く、しかもビーム6並びにパンチ5とも開
放形断面として押出成形され、中子型を必要としないの
で可及的に薄肉化できる利点がある。
なお、この考案の自動車用嵌合式ガードパー13をバン
パーとして利用する場合、ビーム6とパッチ5は等長と
される。
次に第8図〜第10図は、第7図と異なる構造の実施例
を示す。
第8図のビーム1の横断面は1個のコ字状形状として形
成され、そのコ字状の開放面側の上下部に円形断面の溝
から成る嵌合部61a、61aを有し、又コ字状の中腹
に山形F!fT而の突条から成る嵌合部61eを有し、
さらにコ字状溝部61bの底壁中央に円形断面の突条か
ら成る嵌合部61cが一体に形成されている。
他方、基本的に平板状のパッチ51の左側面の上下部に
は、前記ビーム61の嵌合部61aへ密接に嵌合し結合
される円形断面の突条から成る嵌合部51a、51aを
有し、ビーム61の嵌合部61eが嵌合する三角溝から
戒る嵌合部51eをパッチ51から延長する突出片51
fの先端部に有すると共に、前記ビームロ1のコ字状溝
部61bの底壁中央の嵌合部61cが嵌合して結合され
る円形断面の溝から成る嵌合部51bがパッチ51の中
央に直立する突出片51cの先端部に形成され、さらに
パッチ51の上下縁部にビーム61の上下縁部61dを
抱きかかえる嵌合部51dが形成されている。
ビーム61とパッチ51は、お互いの嵌合部を嵌合され
結合されている。
第9図のビーム62の横断面は複数個のコ字状が並列に
連続する開放形として形成され、その各縦壁62bの開
放面側端部に円形断面の溝から成る嵌合部62aを有し
、さらに底壁62dの中央にも円形断面の突条から成り
開放面側に突出する嵌合部62cが一体に形成されてい
る。
他方平板状のパッチ52の左側面には、前記ビーム62
の嵌合部62aへ密接に嵌合し結合される円形断簡の突
条から成る嵌合部52aを有すると共に、前記ビーム6
2の底壁62dの中央に位置する嵌合部62が密接に嵌
合し結合される円形断面の溝から成る嵌合部52cがパ
ッチ52の中央に直立する突出片52dの先端部に一体
に形成され、ビーム62とパッチ52はお互いの嵌合部
を嵌合され結合されている。
第10図のビーム63の横断面は複数個のコ字状が波形
に連続する開放形として形成され、その開放面側の上下
部並びに中央部に円形断面の溝から成る3個の嵌合部6
3aを有し、さらにコ字状溝部63bの中腹に山形断面
の突条から成る4個の嵌合部63cが一体的に形成され
ている。
他方平板状のパッチ53の左側面には前記ビーム63の
嵌合部63aへ密接に嵌合し結合される円形断面の突条
から成る嵌合部53aを有し、前記ビーム63のコ字状
溝部63bの中腹に位置する嵌合部63cが密接に嵌合
し結合される三角溝から成る嵌合部53bがパッチ53
から延長されかつビーム63に密着する突出片53cの
先端部に一体に形成され、ビーム63とパッチ53はお
互いの嵌合部を嵌合され結合されている。
上記の如く、ビームとパッチはアルミニウム等で開放形
断面状に押出成形されているので、例えば第9図の縦壁
62bの数を増しその間隔をせばめて断面係数を増大す
ることも容易であり閉所特性を自由にコントロールでき
る等の利点があり、最小重量設計(最適設計)が可能で
ある。
次に第11図は、負荷時にビーム6の開放面側か開く(
コ字状が開く)のを防止するため開き防止部材7,7を
取付けて成る自動車用嵌合式ガードバー1を示す。
開き防止部材Tの構造を端的にいえば、パッチ5をその
長手方向に所望の幅で切断したに等しく、平板状でビー
ム6の嵌合部に結合する嵌合部を有する。
開き防止部材γ、lはビーム6に嵌合され、ビーム6の
中央に取付けられたパッチ5の両側のビーム6の端部と
パッチ5との中間位置に取付けられている。
次に、第12図はビーム6′ とパッチ5′ との長手
方向へのすべりを防止し曲げ強度を保持するため、クリ
ンチング加工(半打抜き加工)8により両者を結合した
自動車用嵌合式ガードバー1′の実施例を示す。
本実施例の場合、クリンチング加工をするため、第13
図の通り横断面を2個のコ字状が並列に連続する開放形
に形成されたビーム6′ の開放面側の上下に円形断面
の溝から成る嵌合部6a′ を有すると共にパッチ5
′ と密着するフランジ部6b’が形成されている。
図中5a’ はパッチ5′の左側面に前記ビーム6′の
嵌合部6a と結合するべく形成された円形断面の突条
から成る嵌合部であり、パッチ5′はビーム6′に嵌合
されビーム6′ の中央に取付けられる。
と同時に前記フランジ部6b’ のところを一定の間
隔で多数個のクリンチング加工8をして結合されている
なお、ビームとパンチの結合は、クリンチング加工の他
、接着又は焼ばめ等の方法を実施することができる。
上記実施例ではパッチ5をビームの中央部に設けたが中
央部よりやSはずれた位置でもよく、昔た2個以上のパ
ッチで形成してもよい。
以上に実施例で説明した通り、この考案の自動車用嵌合
式ガードバ−は、スポット溶接が不要であり、作業工数
の低減を図れると共に、肉厚の薄肉化にも有利であり、
ひいては重量の軽減にも有利である。
勿論、必要とされるだけの強度を具備するものである。
又、断面形状の選択が自在であり、最小重量設計や強度
の増大が容易にできる。
さらに機械的嵌合によるので製品強度のバラツキが少な
く信頼性が高いと共に、製作上必要な装置が簡単である
等の利点を有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の側面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図と第4図は従来の自動車用ガードバ−の斜視
図、第5図はこの考案の自動車用嵌合式ガードバ−の斜
視図、第6図はドアガードバ−の曲げモーメント図、第
7図〜第10図は第5図のB −B線矢視に相当する異
なる構造の断面図、第11図と第12図はこの考案の異
なる実施態様を示す斜視図、第13図は第12図のC−
C断面図である。 6a、6a、61a、62a、63a、6c。 61 c、62c、63c 、61 e・・・・・・嵌
合部、5a、5a、51a、52a、53a、5b。 51bt53bt52ct51e−−−・−嵌合部、6
゜6’、 61〜63・・・・・・ビーム、5 、5’
、 51〜53・・・・・・パッチ、6b’ ・・・
・・・フランジ部、8・・・・・・クリンチング加工、
T・・・・・・開き防止部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (リ 横断面を1個0略コ字状による若しくは複数個の
    略コ字状が連続する形状として形成されその略コ字状の
    開放面側の少なくとも上下部に嵌合部を有する押出成形
    されたビームと、基本的に平板状でその一側面に前記ビ
    ームの嵌合部と結合する嵌合部を有するパンチとの組合
    せから成る自動車用嵌合式ガードバ−0 (2)ビームへ嵌合されたパッチがビームの中央部に取
    付けられて成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
    動車用嵌合式ガードバ−8 (3) ビームの上下部に、前記ビームに嵌合された
    パッチと密着するフランジ部を形成し、該フランジ部と
    パッチとがクリンチング加工により結合されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
    記載の自動車用嵌合式ガードバ−0
JP1978002275U 1978-01-12 1978-01-12 自動車用嵌合式ガ−ドバ− Expired JPS5821772Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248213B2 (ja) * 1972-06-24 1977-12-08

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5639698Y2 (ja) * 1975-10-01 1981-09-16

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JPS5248213B2 (ja) * 1972-06-24 1977-12-08

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