JPS5821330B2 - ジキキロクテ−プ - Google Patents
ジキキロクテ−プInfo
- Publication number
- JPS5821330B2 JPS5821330B2 JP49082629A JP8262974A JPS5821330B2 JP S5821330 B2 JPS5821330 B2 JP S5821330B2 JP 49082629 A JP49082629 A JP 49082629A JP 8262974 A JP8262974 A JP 8262974A JP S5821330 B2 JPS5821330 B2 JP S5821330B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- tape
- jikiki
- carbon black
- coating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は巻き取りの改善された磁気記録テープに関する
。
。
一般に、磁気記録テープは比較的大きな電気抵抗を有し
、しかも磁性層の表面が平滑に仕上げであるために高速
で早送りあるいは巻戻しを行なうと摩擦による帯電ある
いはテープの巻回層内への空気の巻き込みなどによって
テープ巻回体の側端に凹凸を生じ、いわゆる巻乱れを生
じる。
、しかも磁性層の表面が平滑に仕上げであるために高速
で早送りあるいは巻戻しを行なうと摩擦による帯電ある
いはテープの巻回層内への空気の巻き込みなどによって
テープ巻回体の側端に凹凸を生じ、いわゆる巻乱れを生
じる。
その結果、テープに伸び変形を生じて、ドロップアウト
、出力変動を生じる一因となっている。
、出力変動を生じる一因となっている。
そのため、従来、磁性層と反対側の基体フィルム面にカ
ーボンブラックなどを混入した塗膜を設け、常に整然と
巻き取りを行なうようにした磁気記録テープが開発され
ている。
ーボンブラックなどを混入した塗膜を設け、常に整然と
巻き取りを行なうようにした磁気記録テープが開発され
ている。
しかしながら、この種の塗膜で使用されているバインダ
ー、例えば塩ビー酢ビ系共重合体などのものは、耐摩耗
性および耐湿熱性が悪く、磁気記録テープを反復使用し
ているうちに、この塗膜が）摩耗し、その摩耗した粉末
が磁性層に付着したり、あるいはこの塗膜と磁性層が粘
着するなどして、ドロップアウトや出力変動を生じ、そ
の効果を充分発揮することができなかった。
ー、例えば塩ビー酢ビ系共重合体などのものは、耐摩耗
性および耐湿熱性が悪く、磁気記録テープを反復使用し
ているうちに、この塗膜が）摩耗し、その摩耗した粉末
が磁性層に付着したり、あるいはこの塗膜と磁性層が粘
着するなどして、ドロップアウトや出力変動を生じ、そ
の効果を充分発揮することができなかった。
本発明は、かかる従来の欠点に鑑みてなされた、もので
、前記塗膜として耐摩耗性および耐湿熱性に優れたもの
を具備する磁気記録テープを得ることを目的としたもの
である。
、前記塗膜として耐摩耗性および耐湿熱性に優れたもの
を具備する磁気記録テープを得ることを目的としたもの
である。
本発明者らは、種々研究した結果、エポキシ樹脂と熱可
塑性ポリウレタンエラストマーとポリイ）ソシアネート
からなり、その配合比が重量比で１対８．５対０，５か
ら２１対７．１対０．８のバインダー中にカーボンブラ
ック粉末を主体とした充填剤を混練した塗膜を基体フィ
ルムの磁性層と反対側に塗着することによってすぐれた
耐摩耗性および耐湿熱性を有する塗膜が得られ、出力変
動、ドロップアウトなどが著るしく少なくなることを発
見し、これにもとずいて本発明を完成したものである。
塑性ポリウレタンエラストマーとポリイ）ソシアネート
からなり、その配合比が重量比で１対８．５対０，５か
ら２１対７．１対０．８のバインダー中にカーボンブラ
ック粉末を主体とした充填剤を混練した塗膜を基体フィ
ルムの磁性層と反対側に塗着することによってすぐれた
耐摩耗性および耐湿熱性を有する塗膜が得られ、出力変
動、ドロップアウトなどが著るしく少なくなることを発
見し、これにもとずいて本発明を完成したものである。
この場合、熱可塑性ポリウレタンエラストマーの配合量
を増すと柔軟性が増し、一方エポキシ樹脂およびポリイ
ソシアネートの配合量を増すと硬質のものが得られる。
を増すと柔軟性が増し、一方エポキシ樹脂およびポリイ
ソシアネートの配合量を増すと硬質のものが得られる。
本発明では、塗膜に良好な電導性と適度の表面粗さを付
与するためにカーボンブラックを主体とした充填剤が混
入されるが、この充填剤の前記バ、インダーとの混合割
合は、重量比で３５／６５〜６５／３５の範囲内が好ま
しい。
与するためにカーボンブラックを主体とした充填剤が混
入されるが、この充填剤の前記バ、インダーとの混合割
合は、重量比で３５／６５〜６５／３５の範囲内が好ま
しい。
エポキシ樹脂の代表例としてはシェル石油化学社製エピ
コート（Ｅｐｉｋｏｔｅ）１００１．１００４１００７
（商品名バ大日本インキ社製エピクロン８００，１０１
０，１０００，３０１０（商品名）などがある。
コート（Ｅｐｉｋｏｔｅ）１００１．１００４１００７
（商品名バ大日本インキ社製エピクロン８００，１０１
０，１０００，３０１０（商品名）などがある。
熱可塑性ポリウレタンエラストマーとしては、グツドリ
ッチ社製ニステン（Ｅｓｔａｎｅ ） ５７０１ 。
ッチ社製ニステン（Ｅｓｔａｎｅ ） ５７０１ 。
５７０２．５７１４，５７１５（商品名）、大日本イン
キ社製りリスボン７２１６ＥＬ、７６６７ＥＬ。
キ社製りリスボン７２１６ＥＬ、７６６７ＥＬ。
５５１６ＥＬ（商品名）、日本ポリウレタン社説パラプ
レンフィニツシユ８８、パラプレンペレット２２Ｓ、２
５Ｓ、２６Ｓ（商品名）などがある。
レンフィニツシユ８８、パラプレンペレット２２Ｓ、２
５Ｓ、２６Ｓ（商品名）などがある。
ポリイソシアネートとしては、２４トリレンジイソシア
ネート、４．４’−ビフエンレンジイソシアネー１−１
１．６−へキサメチレンジイソシアネートなどの１〜３
量体、あるいは日本ポリウレタン社製コロネー１−Ｌ（
商品名）、大日本インキ社製Ｎ−１８９（商品名）など
が使用できる。
ネート、４．４’−ビフエンレンジイソシアネー１−１
１．６−へキサメチレンジイソシアネートなどの１〜３
量体、あるいは日本ポリウレタン社製コロネー１−Ｌ（
商品名）、大日本インキ社製Ｎ−１８９（商品名）など
が使用できる。
さらに充填剤としては、アセチレンブラック、ファーネ
スドブラックなどのカーボンブラックの他に５１０２
、ＡＣ２０３，Ｆｅ２ｏ、３．ＴｌＯ２、ＣａＯ、。
スドブラックなどのカーボンブラックの他に５１０２
、ＡＣ２０３，Ｆｅ２ｏ、３．ＴｌＯ２、ＣａＯ、。
Ｃａ ＣＯｓ ｔ Ｍｇ Ｏ、Ｚ ｎ Ｏなどの無機質
粉末を上記カーボンブラックとともに混合して塗膜の表
面粗さあるいは電気抵抗を適当に調節することができる
。
粉末を上記カーボンブラックとともに混合して塗膜の表
面粗さあるいは電気抵抗を適当に調節することができる
。
なお、この塗膜の厚みは通常１〜５μが推奨される。
次に、本発明の実施例について説明する。
実施例
エピコート１００７ ３０重量部バラプレ
ンペレット２６８ １００／／コロネートＬ
１０ｔｔ３カーボンブラツク
１００ 〃テトラヒドロフラン ６
００ 〃ジメチルホルムアミド ６００ 〃こ
の組成物を１０〜３０時間ボールミル中で混練した後表
面に磁性層を有するポリエステル基体ｊフィルムの裏面
に乾燥後の厚みが２〜４μとなるように塗布し所定の幅
に裁断して磁気記録テープを作る。
ンペレット２６８ １００／／コロネートＬ
１０ｔｔ３カーボンブラツク
１００ 〃テトラヒドロフラン ６
００ 〃ジメチルホルムアミド ６００ 〃こ
の組成物を１０〜３０時間ボールミル中で混練した後表
面に磁性層を有するポリエステル基体ｊフィルムの裏面
に乾燥後の厚みが２〜４μとなるように塗布し所定の幅
に裁断して磁気記録テープを作る。
比較例 １
実施例の組成物中、エピコー）１００７を除き４以下同
様にして磁気記録テープを作る。
様にして磁気記録テープを作る。
比較例 ２
実施例の組成物中コロネートＬを除き以下同様にして磁
気記録テープを作る。
気記録テープを作る。
比較例 ３
実施例の組成物中、パラプレン２６８を除き以下同様に
して磁気記録テープを作る。
して磁気記録テープを作る。
比較例 ４
エポキシ樹脂 ４３重量部ポリウレ
タンエラストマー ６６重量部ポリアミド樹脂
３１重量部カーボンブラック
１００ 〃テトラヒドロフラン ６
００ 〃ジメチルホルムアミド ６００ 〃上
記組成で実施例と同様にして磁気記録テープを作る。
タンエラストマー ６６重量部ポリアミド樹脂
３１重量部カーボンブラック
１００ 〃テトラヒドロフラン ６
００ 〃ジメチルホルムアミド ６００ 〃上
記組成で実施例と同様にして磁気記録テープを作る。
実施例および各比較例ならびにバインダーとして塩ビー
酢ビ系共重合体を用いた従来の磁気記録テープを試験の
ため高速で巻き取り、巻戻し操作を１００回繰り返えし
、その後出力変動を測定し、塗膜の摩耗状態を観察した
。
酢ビ系共重合体を用いた従来の磁気記録テープを試験の
ため高速で巻き取り、巻戻し操作を１００回繰り返えし
、その後出力変動を測定し、塗膜の摩耗状態を観察した
。
また、上記磁気記録テープをガラス管に約１ｋｆの張力
で巻回し、６０℃、８０４ＰＨで２４時間保存し、しか
る後室温まで放冷してその粘着性の有無を試験した。
で巻回し、６０℃、８０４ＰＨで２４時間保存し、しか
る後室温まで放冷してその粘着性の有無を試験した。
下表は、その結果である。
上表から明らかなように、比較例で示すもの鴫出力変動
、耐摩耗性、粘着性のうちどれか一つ欠点を有する力線
発明のものは上記三特性について良好な結果を示しより
実用的であることが理解できる。
、耐摩耗性、粘着性のうちどれか一つ欠点を有する力線
発明のものは上記三特性について良好な結果を示しより
実用的であることが理解できる。
Claims (1)
- １ エポキシ樹脂と熱可塑性ポリウレタンエラストマー
とポリイソシアネートからなり、その配合比が重量比で
１対８．５対０．５から２１対７．１対０．８のバイン
ダーとカーボンブラック粉末を主体とした充填剤を混練
した塗膜を基体フィルムの磁性層と反対側に塗着したこ
とを特徴とする磁気記録テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49082629A JPS5821330B2 (ja) | 1974-07-17 | 1974-07-17 | ジキキロクテ−プ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49082629A JPS5821330B2 (ja) | 1974-07-17 | 1974-07-17 | ジキキロクテ−プ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5110908A JPS5110908A (ja) | 1976-01-28 |
| JPS5821330B2 true JPS5821330B2 (ja) | 1983-04-28 |
Family
ID=13779730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49082629A Expired JPS5821330B2 (ja) | 1974-07-17 | 1974-07-17 | ジキキロクテ−プ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821330B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6034167B2 (ja) * | 1978-09-11 | 1985-08-07 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
| JPS57158037A (en) * | 1981-03-24 | 1982-09-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | Magnetic recording medium and its manufacture |
| JPS57212622A (en) * | 1981-06-24 | 1982-12-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Magnetic recording medium |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4825923A (ja) * | 1971-08-11 | 1973-04-04 | ||
| JPS4917203A (ja) * | 1972-06-02 | 1974-02-15 |
-
1974
- 1974-07-17 JP JP49082629A patent/JPS5821330B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4825923A (ja) * | 1971-08-11 | 1973-04-04 | ||
| JPS4917203A (ja) * | 1972-06-02 | 1974-02-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5110908A (ja) | 1976-01-28 |
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