JPS5821181A - 携帯時計用防水ケ−スの構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として非円形見見切形状を有する携帯時計
の防水ケースの構造に間食るものである。

この種時計ケースにおいて、本発明者は％顆間　。

５５−１１００８１　　号によって先に提案している。

すなわち、第１図に示すように、裏蓋４には中子２が一
体化されている。中子２には、その上周縁から放射状に
外に拡がったフランジ部を有し、その７ランジの一部分
から保合突起２ｄ４Ｅ形成されている。一方胴１には前
記係合突起２ｄに対応する位置に係合溝１ａが刻設され
ている。また中子２の外縁フランジ形状を胴１の内形状
とクリアランスを持たせて作らせており、かつ前記係合
突起２ｄ、及び係合溝１ａを各々ｈ２）ｈ、　　なるよ
うに形成しているため、裏蓋４が胴１に対し係合軸方向
（矢印Ａ、Ｂ方向）に可動するようになっている。とこ
ろが、裏蓋４の胴との合口面、中子２の外周部及びフラ
ンジ下面、胴１の内周面で囲まれる空間部に弾性保原力
のあるパンギン８を入れることにより前記保合軸方向Ａ
←Ｂの動き全規制すると同時に、防水カスケントの役割
も兼ねそなえている。裏蓋の開閉に当っては、コジアケ
ザライ１１Ｓ４　ａに側コジアケ具１０全差し込んで矢
印Ａ方向に升すことによりパツキン８が弾性変形し係合
突起２ｄが係合溝１ａからはずれて保合が解除される。

なお６は風防ガラス、４はガラス横防水パツキンである
。このように先願例は原理的にも明解で極めて確実な係
合力と防水性能が得られ実用上極めて有用な構造である
。しかしながら前記説明のように、裏蓋４が胴１に対し
て保合軸Ａ　ｅ　１３方向に可動となすには、保□合突
起の高さｈ２及び係合溝の高さｈｌを極めて厳密に各々
±５程度の許容差内に加工し、かつｈ２’＞ｈｌに入れ
なければならなかった。またｂ２　　をｈｌ　　に対し
て犬きくしすぎると、裏蓋と胴との合口面のスキとなっ
て表われ□　　外観的にも見栄えが悪ぐなると同時に、
パンキン８の胴との接触長さも短くなり、ひいては防水
性能にも悪い影響を与えることになるため、製造上最も
厳密な管理が必要となり工程上のネックとなっていた。

一方、胴と裏蓋の合口部に防水パンキンを入れ、かつ喰
セ］ダボ（保合突起も含む）で保合さ一１ｒるケース構
造では一般にコシアクの際コシアク具全誤って溺らせる
ｔ防水パツキンを切りやすい欠点を持っているが、前記
先願例においても完全に解決されていなかつｆｃ、。

本発明（ｄ前述のように、先願例の持っていた欠点や未
解決の問題を解決せんとするものである。

第２図に本発明のケース構造を示す。

４の裏蓋て中子２をロー付により一体化しである。

中子２と裏蓋１は一体のものから削り出してもよい。中
子２にｉａ第１図の従来の実施例と同様に、上昇脚に向
けて７ランジをもち更にそのフランジの一部分から保合
突起２ｄｉ形成している。また胴１には前記係合突起に
対応する位置に係合溝１ａ’５刻設されている。また、
これも従来実施例第１図と同様に、中子７ランジ外形及
び裏蓋外形と胴内形との間にクリアランスを設けてあり
、保合軸方向（八〇Ｂ）方向に可動するようになってい
る。更に、中子外周、中子フランジ下面、層着外周上面
、胴内側面からなる空間に弾性復原力のおるパツキン８
を挿入し、前記の保合軸方向の動きを規制すると同時に
防水の役割ｅ［ねている。第１図との大きな違いは、第
１図においては裏蓋外径は胴内径より大き（なっていた
が、本発明の実施例では裏蓋外径は胴内径よりも小さく
、また裏蓋のパツキン接触面は胴の底面よりも奥に入り
込んでいる。当該裏蓋を開閉するには、裏蓋を開閉する
には、裏蓋４をＡ４＋Ｂ方向のいずれかに押せば、係合
突起２ｄが係合溝１ａからはずれて保合が解除される。

これは原理的には、先願実施例第１図と同じでらるが、
第１図では裏蓋の移動に際してはコジアケ具１０をコジ
アケサライ４ａに差　５− し込んで矢印のＡ方向に押していたが、本発明では第２
図（ａ）のようにコジアケ具１０は胴１内側直と裏蓋１
の外側面との間のスキマＷに差し込み、胴１の内側面を
テコに裏蓋の移動力向（Ａ方向と定する）と反対方向（
Ｂ方向）にコジアケ具１０を倒すと、□＠２図（ｂ）の
ようにテ占の原理で裏蓋がＡ方向忙移動し、その結果パ
ツキン８が押され、係合突起２ｄが係合溝１ａからはず
れて保合が解除される。ここで第３図により保合部の条
件をより詳しく説明する。

第５図（ｂ）け裏蓋４、中子２．７ランジ部２ｃ、係合
突起２ｄ含示すフ観部分断面図である。更に第３図（ａ
）　ｉｃ示すように係合突起２ｄと係合溝１ａとの引掛
り部分Ｗ１　　は胴内側面と裏蓋外側面とのスキマＷ２
　　より小石く、係合溝の深さＷ３　はｗｌの２倍より
も大きくとっておる。ずなわち、Ｗ２＞　Ｗｌ、　Ｗ３
　＞　２　Ｘ　Ｊなる関係が必要でめる。

このように本発明のケース構造によれば、コジアケ具は
スキマＷＫ差し込んでテコの原理で裏蓋を移動させて係
合金はずすため、小さな力で確実　６− に開けることができるため、従来のようにコジアケの際
にパツキンを傷つける危険がなくなった。

ｉ！た、裏蓋には側面からの水平の力しか働かないため
、コジアケの際に裏蓋を変形させることもなく、従って
薄い板の裏蓋が使えるようになった。

また係合突起２ｄ及び係合＠１ａの加工位置精度も、従
来のような胴下部と裏蓋上面が重なり合う合口面がない
ため、さｔミど厳密な精度が不安となった。そのため、
加工しやすくまた防水性能面でもより安定し７た性能が
得られるように〆つた。

第４図以下Ｖｊ１本実施例の曲の実施例である。

第４図は、裏蓋４を単なる半端な板でなく皿状に絞った
裏蓋をつけた実施例で、これはケースの中に入るムーブ
メントが厚い場合に適用するものである。第５図は裏蓋
をフーラスチソクや、ダイキャストあるいは削り出し等
により中子２と裏蓋４を一体で作ったものである。

第６図は裏蓋４のコジア夛部の池の実施例で、裏蓋の外
側面のコジアケ部にコ“ジアケ引掛は溝４ｃｆ刻役した
ものである。これは、コジアケ具１０により裏蓋を押し
た後、裏蓋４を胴１の中からはずし易く１−たものであ
る。この溝がなくとも中に入ったムーブメントからの反
発力があるため裏蓋は浮き−ヒつてくるが、より確実に
したものである。第７図４ａ）　（ｂ）は胴１、裏蓋４
の係合状能を裏蓋側からみた平面図である。コジアケ具
を挿入するスキマＷが通常狭いのでコジアケ具が入りに
くい場合がある。そのために、首たコジアケ具を差し込
む位置を示す表示も兼ねて胴、またＦｉ表蓋にサライを
設けたものである。第７図（ａ）は胴１の内側面に、サ
ライを付けた図。第７図（ｂ）け裏蓋４の外側面にサラ
イをつけた図を示している。

【図面の簡単な説明】

第１　ｉｌｌ・・・先願実施例を示す断面図、第２　Ｆ
ｒ（ａ）　、　（ｂ）・・・本発明の構造及び作動を示
す組立断面図、 第３図ｆａ）・・・本発明の係合ｆ！を示す部分断面図
、ｒｔ　　（１））・・・本発明の裏蓋の保合部分を示
す部分フ観、断百図。 第４図、第５図は本発明の曲の実施例を示す断面図、 第６図、第７図（ａ）　、　（ｂ）・・・本発明のコジ
アケ部分に関する実施例を示す部分断面図及び平面図、
図中の記号は各図共通で １・・・・・・胴、　　　　　　１ａ・ε−，ｆ４保合
溝、２・・・・・・中７、　　　　２ｄ・・・・・・係
合突起、３・・・・・・カラス横パツキン、 ４・・・・・・裏蓋、　　　゛ ５・・・・・・風防ガラス、 ８・・・・・・防水パツキン、 １０・・・・・・コジアケ具。 以　　　上 出願人　株式会社　第二精工舎 代理人　弁理士　最　上　　　務 ＝　９−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋ｌ）　　ｍ帯時計ケースの胴に対し裏蓋を保合軸方向
   に可動となし更に胴内側面と中子外側面との間に径方向
   に圧縮配周したパツキンにより前記保合軸方向の移動を
   規制かつ防水性能を得んとする携帯時計用防水ケースの
   構造において、前記裏蓋の外佳を胴内径」：り小さくし
   保合軸方向のスキマＷ２を胴係合溝と中子係合突起の重
   なりＷ、全ｗ２＞Ｗｌなるように条件づけ、かつ、裏蓋
   のパツキン接触面を胴の底面よりももぐらせた位置に配
   置したことを特徴とする携帯時計用防水ケースの構造。 （２、特許請求の範囲第１項において、コジアケ具を１
   １同と裏蓋のスキマＷに差し込んで胴内部面をテコにし
   て裏蓋を開けることを特徴とした防水時計ケース構造。 （３）特許請求の範囲第１項よｐよび第２項に４・・い
   て、胴と裏蓋のスキマを部分的に拡げるよう胴又は実益
   の一部にサライを設けたことを特徴とする防水ケース構
   造。 （４）特許請求の範囲第１項乃至第５項に）いて、裏蓋
   の外側面にコジアケ具が引掛る溝を刻設したことを特徴
   とする防水ケースの構造。