JPS582114Y2 - スイツチボツクス - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案はスイッチボックスに配線器具を組立てる際、小ね
じ等を用いることなく簡単且つ確実に装着できるように
したスイッチボックスに関する。

従来技術 従来のスイッチボックスは配線器具をねじ止めによりボ
ックスに取付けていた。

そのためねじ類が紛失し易く、又取付けに手間を要した
。

従って時間的損失が大きく多数個の組立て作業の能率は
極めて低かった。

考案の構成 本案は角形箱体の対向する２辺に差込溝及び鉤状突起を
設け、配線器具の係止片を差込溝に挿入し、係止孔を突
起に係止するようにしたことを特徴とするものである。

次に本案の−・実施例を図面に。

１つて説明すると、第１図乃至第５図において、前面の
周囲に鍔１を有するプラスチック製角形箱体２の対向す
る短辺の鍔１に、内部を舌片３により仕切って差込溝４
をそれぞれ形成する。

この差込溝４は舌片３と箱体２の胴部５との間に奥行き
の深い間隙を形成するように設ける。

又差込溝４に隣接させ胴部５の内方へ向けて所定幅の舌
片６を設け、該舌片６の外側面に鉤状突起７を形成する
。

各突起７は第５図に示す段部８を差込溝４側に向け、対
向する２個の突起７の間隙は後述の配線器具９に適合さ
せて設定する。

別に第６図に示す配線器具９を作成する。

配線器具９は保持棒１０の内部に器具本体１１を収納し
たもので、片面の２個所にコードの差込ｌコ１２を設け
る。

又保持枠１０の両端部には丁字形の係止片１３を形成し
、更に各係止片１３のそれぞれのほぼ中央に係止孔１４
を穿設する。

考案の作用 金配線器具９を箱体２に取付けてスイッチボックスを組
立てる時は、配線器具９の差込口１２を外方へ向け、片
方の係止片１３を突起７に沿って第７図イの如く滑らせ
、差込溝４内へ押込める。

この時係止片１３は弾性のある鉤状突起７を第７図口の
如く撓ませて滑り込ませる。

他方の係止片１３は舌片６の内側で差込溝４に嵌入する
態勢にあり、両様止片１３を引き戻すことにより両様止
孔１４が第７図イの如く突起７にそれぞれ係止し且つ両
様止片１３が差込溝４に嵌合する。

考案の効果 本案では配線器具の箱体への取付けを小ねじ等の締付け
によることなく、差込みと係止により固定するようにし
たので作業は簡単且つ確実で時間の節約が太きい。

従って作業能率上極めて有益な考案である。

【図面の簡単な説明】

図は本案の実施例を示したもので、第１図はスイッチボ
ックスの正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第
３図は第２図のＢ−Ｂ線断面図、第４図は第１図のＣ−
Ｃ線断面図、第５図は差込溝近傍の拡大断面図、第６図
は配線器具の斜視図、第７図イ２口、ハは配線器具の取
付要領を示す説明図である。 主要部分の符号の説明、１・・山・鍔、２・・曲箱体、
３・・・・・・舌片、４・・・・・・差込溝、７・・・
・・・突起、９・・曲配線器具、１３・・・・・・係止
片、１４・・曲係止孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 前面の周辺に鍔１を有する角形箱体２に対向する２辺の
   鍔１の内部を舌片３により仕切って差込溝４をそれぞれ
   形成し、該差込溝４に近接させて鉤状突起７を設け、別
   に作成した配線器具９の係止片１３を上記差込溝４に挿
   入すると共に、係止孔１４を突起７に係止するようにし
   たスイッチボックス。