JPS58207027A - 全固体型エレクトロクロミツク表示装置 - Google Patents

全固体型エレクトロクロミツク表示装置

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JPS58207027A
JPS58207027A JP57090110A JP9011082A JPS58207027A JP S58207027 A JPS58207027 A JP S58207027A JP 57090110 A JP57090110 A JP 57090110A JP 9011082 A JP9011082 A JP 9011082A JP S58207027 A JPS58207027 A JP S58207027A
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JP
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layer
display
solid
solid electrolyte
electrode
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JP57090110A
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English (en)
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Yoshihiko Hirai
良彦 平井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/15Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect
    • G02F1/1514Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect characterised by the electrochromic material, e.g. by the electrodeposited material
    • G02F1/1516Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect characterised by the electrochromic material, e.g. by the electrodeposited material comprising organic material
    • G02F1/15165Polymers

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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エレクトロクル52ク表示装置l&(以下E
CDと記す)の構造に関するものであり、特に全固体型
ECDに関するものである。
ECDとは、電気を通電することにより、容易に酸化又
は還元され、かつその際可視域の吸収スペクトルに大き
な変化の起こる物質(以下、このような物質をエレクト
pりpミック拐とよび、EC材と略す)を衣示拐料とし
て用い7’(表示装置のことである。EC材は大別して
、無機材料、有機材料(これKは有機金属材料を含む、
、)の2種に分けられる。これらの代表的な例をあげる
と、無機材料は酸化遷移金属化合物であり、有機劇料は
芳香族及び複素環化合物、又はこれらの化合物と遷移金
拠との配位化合物(即ち、有機金属材料)である。又、
有機材料は無機材料に比べて多様な色をだすことができ
る、という点で潰れている。
ECDは、上記のEC材の他に、電解質、表乃く電極と
対向電極から基本的には構成され、構造上、電解′−に
液体(即ち、を解液)を用いる液体型と電解質に固体を
用いる全固体型の2つの2イブに大別される。これまで
に発表されたECM)においては、液体型の構造を有す
るものが多いが、液体型は常に電解液の熱膨張等による
液漏れの危険を有しており、液漏れ時には他の電子部品
に対して被害を及ぼす等の危険が生じる。又、電解液が
密閉できるセルを構成し、それに電解液を注入する、と
いう、1舷の多い工程を省略することができない。
固体の電解質を用いた全固体m、ECDには、このよう
な液漏れの危険は全く無く、製造時の−r数も低減でき
、又、足子部d?1の固体化、という点からも曖れてい
るが未だ性能的に十分なものができていない。従来の全
固体型14cDの基本的な構造の一例を第1図に示す。
これは、透明基板lの上に透明な表示’i4[48!2
、エレクトロクロミック層(以下EC層と記す)3、固
体%解層4、対向電極5、シール層6を順次形成した構
造である1、この従来ECDの構瑣においては、EC層
3に酸化タングステン薄膜、等の無機のEC材を用いて
おり、固体電解層にS io 、 CaF2 、 Mg
F2等の絶縁材又はLi、N、β−AI、 O,等のL
i  、Na  イオン伝導材を用いている。このよう
な檎浩のICCI)においては、EC層及び固体電解層
に起因する次のような欠点を有している。第1にEC層
に無機のEC材を用いているために、表示色が濃青系と
限られ、多様な表示を出すことは困難である、という欠
点を有する。次K、固体電解層に絶縁材を用いだ型のB
CDにおいては、EC材の酸化還元が絶縁材に吸着され
ている水分によって起こるため、BCDの特性が周囲の
環境、特に湿度の影響を強く受け、月つ水の分解による
気泡も発生するので、信頼性に著しく欠ける。又、固体
電解層にLi  又はNa イオンの伝導材を用いた型
のECDにおいては、イオンの移動度が小なることから
、応答が遅い、EC層又は電極と固体電解層との界面の
密着性が十分なく、又その界面で反応が生じやすく寿命
が短い、等の欠点を有している。
有機材料のEC材(以下、有機EC材と略す)は、その
末端基を種々の官能基に代える等の方法により非常に多
くの種類のものが見出されており、表示色も種々のもの
があるが、このような有機EC材を用いたECDの公知
の構造は全て電解液を用いたもので、有機EC材を用い
た全固体型のECDは未だ知られていない。
本発明の目的は、応答が速く、多色表示ができ、耐環境
性が高く、長寿命で低コストの全固体型エレクトロクロ
ミック表示装置を提供することにある。
本発明の全固体型エレク)pクロミック表示装置は、透
明基板上に、表示電極、エレク)pクロミック層、固体
電解層、対向!極が順次積層された構造の全固体型エレ
クトロクロミック表示装置において、エレクトロクロミ
、り層が少なくとも、1種以上のエレクトロクロミ、り
利反び181i以上のイオン授受招を含む高分子膜であ
り、固体電解層が少なくとも、1種以上のイオン授受材
を含む高分子膜であることを特徴としている。
対、す極を除いた他の11・り゛同分子の層である、と
いう点である。この高分子の種類は表示性能という点か
らはある程度限定されたものになるが、単に電圧の印加
、ごよって着消色が起きるというエレク)c−クロミ、
り現象が起きるだけならば膜形成能のみが問題になるの
で、はとんど全ての高分子を用いることができる。
本発明のECDの基本的な構造の一例は、第1図に示さ
れた構造と同じで、上述の如く、エレクトロクロミック
層と固体電解層の材料KN徴がある。
以下、各構成要件について説明する。
透明基板1にはガラス又はプラスチック板等透明な拐料
が用いられ、透明な表示電極21こは、酸化スズ(Sn
ow)膜又は酸化インンウムー酸化スズ(■TO)膜等
の透明な電導体が用いられる。表示電極はii通真空蒸
着法で形成されるが、スプレー法、CVD法、析出法等
の方法も使われる。
PC層3i−1:、1桐以上のEC材及び1中11以上
のイオン授受材を少なくとも含む高分子膜であり、さら
に詳しく述べると、合成高分子膜中に、EC材及びイオ
ン授受材が分散した膜(以下、EC分散膜と記す)又は
同分子のEC制(以下、EC、IJ。
分子と記す)中にイオン授受材が分散した膜又は、同分
子のイオン授受月(以下、イオン授受筒分子と記す)中
にEC材が分散した膜、又はEC高分子とイオン授受商
分子とが混合した膜である。イオン授受材とは、前述の
EC材とイオンを授受し得る物質のことで、通常のイオ
ン伝導材、もしくは、イオン導電体はもちろんのこと、
導電率が低く、イオン伝導材としては用いられないもの
も含んでいる。
分散させるEC材には、前に述べた有機のEC材の全て
を用いることができる。例えば ビオロゲン、テトラチ
アフルバレン、アリルピラゾリン、フルオレン、アント
ラキノン、ピリリウム、ビリンラム、メチレンブルー等
の芳香族又は複素環化合物並びにそれらの誘導体、及び
、フェロイン、フェロセン、シフタロジアニン等の有機
金属化合物がある。
イオン授受材には、例えば、ノ・ログン化鉛、I・ログ
ン化アルカリ金属、・・ログン化アルカリ土類金属、ハ
ロゲン化希土類金属、・・pグン化フルキルアンモニウ
ム塩、及びこれらの固溶体又はノ・ログン化アルカリ金
属のクラウンエーテルとの錯体、ヨ’7化1’n−ブチ
ルピリジニウム郷の・・ログン化ピリジン、プロトン伝
導材である酸及びその水利物並びにイオン交換樹脂、ア
ルカリ金属伝導材である遷移金属酸化物、アルカリ金に
、ハロゲン化アルカリ金属、過塩素酸アルカリ金属、テ
トラフルオロホク酸アルカリ金属MBF番(以下MHア
ルカリ金属をあられす)、フルオルリン酸アルカリ金属
MPI”6.M、4Zn(GeO,)、 、1li43
N やチオシアン酸アルキル金j1MscNや]・リフ
ルオロ酢酸アルカリ金属等のアルカリ金属化合物、M−
β−アルミナ、銀伝導制である・・ロrン化銀及び銅伝
導羽であるハpグン化銅、等を用いることができ、又、
種々の表面活性剤も用いることができる。
イオン授受材、又はEC材を分散させる茜分子としては
、例えば、メラミン樹脂、ケイ素樹脂、キシレノ樹脂、
酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂
−ボリカーボネー ト樹脂、繊維素誘導体樹脂、ポリビ
ニルカルバゾール樹+11n、ポリエチレンオキシド、
ポリプロピレンオキシド等のポリエーテル横部、ポリ7
クリロ=トリイレ、ポリメタクリq 二)リル等のアク
リル系桓1 ft1t、ボリフ、化ビニリデン等のフッ
素系樹脂等、分散媒としての働きをするものであれば、
どのような合成重分子でも用いることができるが、アク
リル系樹脂やフッ素系樹脂のごとく極性の強い官能基を
有するものが望ましい。
EC高分子には、有機利料、有機*属材料のEIC材の
分子同士を共存結合で結合した積層型面分子やEC分散
膜に用いる合成面分子として前で列挙した一分子及びそ
の誘導体と1(0月とを共有結合で結合したペンダント
壓尚分子を用いることができる。又、イオン授受尚分子
には、EC高分子と同様K、クラウン・エーテル等のイ
オン授受拐の分子同士を共有結合で結合した積)ld 
W +m分子や、BC分散膜に用いる合成間分子として
前で列挙した篩分子及びその誘導体とイオン授受材とを
共有結合で結合したペンダント型尚分子を用いることが
できる。
固体電解層4は、少なくとも1種以上のイオン授受拐を
少くとも含む商分子膜であり、更に詳しく述べると、合
成間分子膜中にイオン授受材が分散した膜、又はイオン
授受尚分子の膜である。
基本的な構成要件ではないが、80層3と固体電解層4
のいずれか一層、もしくは両方の層にアルミナ人1tO
+t、酸化チタンT107等の白色微粉末を混合するこ
とにより、白色背景0ECDを得ることができる。又、
有色の微粉末を使えは、その色の背景を得ることができ
る。このような粉末に限らず、光を遮蔽する効果をもつ
ものならば、いかなるものも用いることができる。
対向電像5には、金Au、銀Ag・銅Cu・炭素C及び
前述の連関な表示電極等、導電性のものなら、いかなる
ものも用いることができる。
シール層6の林料にはエポキシ樹鮨等の有機接着剤や低
融点ガラス、ICのモールド材、等、密閉効果の弗る材
料ならいかなるものも使える。又、第2図に示す如く、
ガラス、金属、プラスチック等の基板7をシール層6の
代わりに用いることもできる。この時のシール拐8は、
シール層の林料と同様のものを用いることができる。
上では特記しなかっだが、可塑祠を高分子中に含有させ
る仁とにより、応答を改善するこ−とができ、又、架橋
材を含有させ、光又は熱により高分子を架槍させること
により、耐環境性を向上することができる。通常の高分
子に用いられる安定材、抗酸化剤、紫外線吸収剤をEC
層又は酸化還元層中に含有させることも、耐環境性や寿
命の向上に寄与する。
可塑剤としては、ジオクチルフタレート(DOP)やジ
オクチルフタレート等の7タル酸ンエステル、ジオクチ
ル7ジペー) (DOA) 等の脂肪族二塩基酸エステ
ル、ンフチルホスフェート等のリン酸エステル、0−ニ
トロフェニルオクチルエーテル(NPOR)’f’9フ
ェニルエーテル等のエーテル化合物、グリコールエステ
ル、エポキシ化合物等の一般に可塑剤として知られてい
るもの、及びそれらを、此分子化したものは、もちろん
用いることができ、又、プロピレンカーポネー:士、エ
チレンカーホイート、γ−フチpラクトン等の簡銹電率
化合物−IPN −(4−エトキシベンンリデン−47
、−ブチル7ニリン)等の通常I液晶」として知られて
いる有機化合物も用いることができる。この上うな可塑
材をEC層又は酸化竺元層又は両方に含ませておくこと
により、これらの各層の成型性が向上する他VC,丙分
子の熱運動性が増すと同時に、イオン授受材の解離が促
進されるので、着色活物質層中のイオンの易動度と数が
増大し、イオンの導電率が増加する。
又、EC層又は酸化還元層又は両方の層に架橋材を含有
させることができるが、これは、上記各層形成用のコー
ティング溶液に含有゛させておき、着色活物質層形成後
、光又は熱によって鎮状の合成高分子の分子間に架槁結
合をつくることKより、上記各層の安定性、機械的強度
、基板との伺着力を増加させるものである。本発明に用
いられる架椙羽には、11Lに高分子化学や顔料捺染イ
・フォトレジストの分野で知られている架橋材の多くを
用いることができ、その構造は、X、、−11,−Y又
ンよX−は熱の作用により高分子の分子と反応できる官
能基であり、図に示した如く、酸素、イオウ、窒素、ハ
ロゲン等を含む官能基である。R・はそれらの官能基を
つなぐ有機化合物であり、主として炭化水素鎖である。
熱および光架橋材としてh下記に示したような化学式ケ
もつものが知られており、光架橋材にはビス7ジド系が
よく用いられる。
(熱架楡材の例〕 イ)   CH,N(CII、CH,CI)20)  
5(CH,Cl−12CI)。
/\ ハ)  0(OH20H−CH2)t へ)  CD、5o8(CH,)no3SCH。
))   C)(2=CH−80,−CH=Cl−1゜
す)   CI CHt 0 (CHt  )nOCH
t C1ヌ)   Cl−C00(CH,)noOc−
CI4.4′−ジアンドカルコン シクロヘキサノン 0M3 2.6−ジー(4′−7ジドベンジリテン)−4−メチ
ルシクロへキサノン 2.6−シー(4′−アンドベンジリチン)−4−ハイ
ドロオキシシク口ヘキ→ノ−ノン次に本発明を実施例に
より説明する。
実施例1゜ 第1図のごとく、透明ガラス基板1の上に′R空蒸着法
によりITO透明電極を表示電極2として設けた。この
表示電極2の上に下記処方に基づき、EC層3と固体電
解層4を順次形成した。EC材としてテトラチアフルバ
レン(TTF)0.1モル/す、イオン授受材として過
塩素酸リチウム(L+C+0. )0.2モル/I!、
合成高分子としてポリメタクリ−ニトリル0.フ5 −ト溶液をECCココ−ティング溶液し、これを表示を
極2の上に膜厚が1μmになるようにスピナーコートし
、N,′#囲気中80℃に均一に加熱されたオープン中
1・こ8時間おいて乾燥させ、更に真空中60°Cに均
一に加熱されたオープン中に2時間おいて完全に乾燥さ
せ、ECN3とした。
(ポリメタクリロニトリル等の筒分子のモル数は、モノ
マーのモル数に換算して記した。)更にイオモルーイj
、合成篩分子としてポリメタクリ−ニトリル0.フ5 を固体電解層コーティング溶液として用い、これをEC
層3の上に1μmになるようにスピナーコートし、窒素
雰囲気中で80℃に均一加熱されたオープン中に8時間
おいて乾燥させ、更に真空中60℃に均一加熱されたオ
ープン中に2時間おいて完全に乾燥させ、固体電解層4
とした。この固体電解層4の上に金を3000″i真空
蒸着し対向電極5とした。更に以上の積層構造の周囲を
エポキシ樹脂やアルキル樹脂等のシール1ili6で校
うことにより信頼性の尚いECDを製作できた。
このようにして製作したECDにおいて対向電極4に対
して表示電極2に正の電圧を印加すると、濃赤色の表示
があられれ、負の電圧を印加すると消えた。実用的には
+3vの印加電比により約70fillecで白色光コ
ントラストが4:1になり、金色を背景に尚コントラス
トの赤色の表示が得られた。次いで逆極性の一3vの電
圧を印加すると約100m5eOで完全に色が消えた。
更に+3V’70m庶印加、− 3 V 100m%印
加のパルス電圧を印加して寿命試験を試みたところ、1
0回の着消色を経てもEC層3、固体電解m4、及びそ
れらの界面において劣化現象はみられず、本実施例のE
CDが長期にわたって安定した動作を行える実用的な全
固体型ECDであることが、確認できた。
実施例2・ ECCココ−ティング溶液してブチルアントラキノン伺
加ポリスチレン0. 1モルIt“、LtC+ −クラ
ウンエーテルポリマー錆体0.1モル、c’z,N=(
4−エトキシベンジリデン−4′−〇ーフナルアニリン
(司私材の一柚) (1.02モル/lを含むシクロヘ
キサノン溶液を用いた他は実施例1と同じ方法によりE
CUを製作した。
このECUは、−2、5vの電圧印加により約50m 
S&で白色光コントラストが4=1になり、金色を背景
に尚コントラストの赤色表示が得られ、+25v、70
m(8)電圧印加で完全に色が消えた。
実施例3。
アルミナを等重量含むシクロヘキサノン溶液を用いた他
は実施例1と同じ方法によりECD tIJ作した。
このBCDは、+3Vの電圧印加により約’yomse
aで白色コントラストコントラストが4:1になり白色
を背景に尚コントラストの赤色表がが(善られ、−3V
、100m鍜の電圧印加で完全に色が消えた。
実施例4。
第2図のごとく、透明ガラス基板1.7の上に設けられ
たITOの透明な豫栖2,5の1−に各々下記の処方に
基づきEC r@3と固体宵,解層4と全それぞれ形成
した。フリル(HCl)1モル/l、18−クラウン−
6−エーチルリチクムフロマイド(イオン授受材)1モ
ル/l、ポリ7クリ+z=トリル2モル/I!のジメチ
ルフォルムアミド溶液をITOの表71: tE * 
2上に被膜が1μmになるようにスピナー・フート17
、窒素雰囲気中130℃に均一加熱され九オーフン中に
2時間おいて乾燥させ、EC層3とした。次に18−ク
ラウン−6−ニーチルリチウムブロマイド1モル/l、
ボリ7クリロムトリル2モルItのプルピレンカーボネ
ート溶液をガラス基板4+、のITOの対向を極5上に
′破膜が171mになるようにスピナー・コートし、窒
素雰囲気中130℃に均一加熱されたオーブン中に2時
間おいて乾燥させ、固IH[、解層4とし)也。このよ
う圧して1りた2枚の基数を、E C# 3と固体電解
層4とが重なり合うように真空中にで訊ね合わせ、10
09/Ctiの圧力を加〆え、與菟中150℃で1時間
加熱した。このような血ね合わせた基板をシール材8で
シールして、hcIJを製作したつこのようにして製作
したECDは、−2Vの電圧印加により約’yomzで
白色光のih過コントラストが2:IVCなり、1ca
t!7色のよいコントラストの表示が1(tらtIlc
 、、次いで+2vの電圧印加用より約100m5mで
完全に色が消えた。又、10回着泊色を繰り返してもi
tとんど劣化を小さなかった。
この実施例のECDは透過型の表4く装置としてw用性
の向いものである。
実施例5゜ 第1図にオロフるwc43として、”’TP’ 1モル
Il、フリル1モルlt 、 t+c+o、 1モル/
1.ポリアクリロニトリル2モル、/lのジメチルフォ
ルム7ミド溶液をITO表示電極上に被膜が1μmにな
るようにスピナー・コートしだもの67用い、固体電解
層4としてLiCl0.0.2モル/I!、ポリメタア
クリロニトリル0.75モルフ’t、溶媒と等t ii
の酸化チタンを含むプロピレンカーボネートを80層3
の上に1μmになるように、スピナーコートしたものを
用いた以外は、実施例1と同じ構成でECDを製作した
。この累子は+2vの電圧印加で赤に、−2Vの電圧印
加で冑に着色した。白色光の反射フントラストが4:1
になるまでの時間は各々70m%であった。OVの印加
紅圧1cより、約150m5□でメ=全に色が消えた。
又、10回着消色を繰り返してもはとんど劣化を示さな
かった。
本発明の特徴の−?、は、透明基板、表示電極5、対向
電極を除いた他の層が篩分子の層である、という点であ
る。この篩分子の検知は表示性能という点からはある程
度限定されたものになるが、単に電圧の印加によって着
消色が起きるというエレクトロクロミ、り、現象が起き
るだけならば膜形成能のみが問題になるので、はとんど
全ての尚分子を用いることができる。
本発明の全固体i!1ECDは、液漏れの危険が全く無
い、薄温化が容易、製造コストが低い、吟の点で液体型
ECDよりも憂れているのは当然のことであり、かつ次
の点で従来の全固体W ECDに比べてぼれている。(
1)本発明0ECDにおいでは、エレクトロクロミ、り
層、固体電解層の両方に篩分子を用いているが、葭分子
の丙成形性により電極との庇′着性がよく、又、A分子
でエレクトロクルミック相反びイオン授受材が周囲の環
境、特y−湿気から保護されている、等の理由により、
本発明のECDは長寿命で耐環境性が商い。(2)尚分
子は大量生産に向いている素材であるので、商い生産性
で製作することができ、従って低価格の14CD f提
供することができる。(3)尚分子中に分散できるもの
ならば、如何なるものでも、エレクトジクロミック材と
して用いることができるので、柿々の色の表示が可能で
あり、さらに実施例5におけるように、電圧制御により
多色のだせるECDが提供できる。(4)イオン授受材
を固体電解層のみでなく、EC層中にも分散させたので
、EC層中のイオンの易動度が増大し、ら答速度の改善
が図れた。
以上の種々の要因から、本発明は寿命が長く、応答の速
い実用的なECDを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は全固体型ECDの基本構造を示す断面図、第2
図は本発明による全固体型ECDの一例を不す断面図で
ある。 図において、 1・・・透明基板、2・・・表示電極、3・・・エレク
トロクロミック層、4・・・固体電解層、5・・・対向
電極、6・・・シー JL/ 1m 、7・・・基板、
8・・・シール材。 6   5  4 手続補正書(自船 5B、8.15 昭和  年℃ハ■  日 特許庁長官 殿 1、事件の表示   昭和57年 特 許 願第 90
110号2、発明の名称   全固体屋エレクトロクロ
ミック表示装置3、補正をする者 事件との関係       出 願 人東京都港区芝五
丁目33番1号 4、代理人 5、補正の対象 (1)  明細書の発明の詳細な説明のれ6、補正の内
容 (1)明細書第10頁第10行目から第12行目に、「
対向電極5には、金Au、銀Ag、4@ Cu、  炭
素C及び前述の透明な表示電極等、導電性のものなら、
いかなるものも用いることかできる。」とあるのを、「
対向1i、&5には、金Au、銀A[。 銅Cu、  炭素C及び前述の透明電極等の導電性のも
ののみならす、遷移金属化合物等の、容易に酸化還元を
行いうるものをも用いることができる。 後者の具体例としては、ベルリン鉄と通常よばれている
鉄の2価と3価からなる鉄錯体、酸化マンガンMn0m
 、M化タングステンW Os、等がある。 これらは粉末からのプレス成形又は蒸漸、等の方法で形
成されるが、単独で用いられることは少なく、導電性を
増すための炭素粉末、集電体としてのステンレス又はチ
タンメツシエ、粘結性を増すための接着劇、吟と、混合
して、プレス成形したものが通常用いられる。」とする
。 (2)明細@第20頁の第15行目の後に、実施例6と
して次の文を追加する。 「実施例 6゜ 第2図のごとく、透明ガラス基板1の上に真空蒸着法に
より ITO透明!極を表示%、極2として設けた。こ
の表示111Vii2の上に下記のコーティング溶液を
用いて、スピナー法により06μmの厚みにEC材3を
設けた。コーティング溶液はEC材として、1.3−ジ
(P−メトキシフェニール)−5−(P−ハイドルキシ
フェニール)−d−ピラゾリン0.1モル/ノ、合成島
分子としてポリメタクリルニトリル(PMCN)0,4
モル/J、イオン授受材としてL i C1040,1
モル/ノを含み、溶媒としてシクロヘキサノンとプ戸ピ
レンカーボネートの4:1混合溶媒とした。乾燥第件は
、N、雰囲気中60℃で工時間、真空中60℃で工時間
である。一方、対′°向′iit極5は鉄錯体と炭素と
の1対1の混合物をステンレス板の基板7とともにプレ
スすることKより成形した。この対向電極上に、1記の
EC層のコーティングt6液からEC材を取り除き、T
ie、粉末をL)fi/I CNと等這債加わえた溶液
を用いて、EC層と同様の方法で固体電解層4をスピナ
ーコートにより形成した。このようにして得た二枚の基
板を、E ’CC84固体電解層4とが、重なり合うよ
うに真空中で11わ合わせ、100 g/c弁1の圧力
を加え、城壁中150℃で1時I+41加熱した。 このようKして重ね合わせた基板をエポキシ系接着材の
シール拐8でシールして、ECDを製作した。 上記の方法により、製作したE CI)は、表示型9L
2への+1.2vの電圧印加により、約40ms e 
cで白色光コントラストが2=1になり、黄土色のよい
コン、トラストの表示がイjられた。次いで−1,2V
の電圧印加により、約 50m5ecで完全に色が消え
た。又、10@  回着消色を繰り返してもほとんど劣
化を示さなかった。このように、対向電極に鉄錯体を用
いた場合は、印加電圧が低くなり、又、応答時間が短く
なった。」 手続補正書(自発) 特許庁長官 殿 1、事件の表示   昭和57年 特 許 願第 90
110号2、発明の名称    全固体屋エレクトロク
ロミック表示装置3、補正をする者 事件との関係       出 願 人東京都港区芝五
丁目33番1号 (423)   日本電気株式会社 代表者 関本忠弘 4、代理人 2; S 5、補正の対象 (1)明細書の発明の詳、1il)lな説明のれ6、補
正の内容 (1)明細書第10頁第10行目から第12行目K、「
対向電極5には、金Au、銀Ag、%I Cu、炭素C
及び前述の透明な表示電極等、導九件のものなら、いか
なるものも用いることかできる。」とあるのを、「対向
電極5には、金Au、 銀Ag。 銅Cu、炭素C及び前述の透明%Iih等の尋を性のも
ののみならす、遷移金属化合物等の、容易に酸化還元を
行いうるものをも用いることができる。 後者の具体例としては、ベルリン鉄と通常よばれている
鉄の2価と3価がらtcる鉄錯体、酸化マンガンMn0
t 、P化タングステンWO,、等がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 透明基板上に、表示i!柚、エレクトロクロミック層、
    固体電解ノー、対向電極がl1lllrIC積層された
    構造の全固体型エレク)+−りqミック表示装置におい
    て、エレクトpクロミ、りj−が少なくとも、1種以上
    のエレクトロクロミ、り劃と1柚以上のイオン授受材と
    を含む的分子膜であり、固体電y!#層が少なくとも、
    1種以上のイオン授受拐を含む肋分子膜であることを特
    徴とする全iδ1体型エレクトロクロミック表示装置。
JP57090110A 1981-11-09 1982-05-27 全固体型エレクトロクロミツク表示装置 Pending JPS58207027A (ja)

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JP57090110A JPS58207027A (ja) 1982-05-27 1982-05-27 全固体型エレクトロクロミツク表示装置
US06/440,465 US4550982A (en) 1981-11-09 1982-11-09 All-solid-state display including an organic electrochromic layer with ion donor/acceptor

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