JPS581981B2 - 噴射コ−テイングによる容器の樹脂被膜成形方法 - Google Patents
噴射コ−テイングによる容器の樹脂被膜成形方法Info
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- JPS581981B2 JPS581981B2 JP54009310A JP931079A JPS581981B2 JP S581981 B2 JPS581981 B2 JP S581981B2 JP 54009310 A JP54009310 A JP 54009310A JP 931079 A JP931079 A JP 931079A JP S581981 B2 JPS581981 B2 JP S581981B2
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルミ製チューブ等の容器外周面、特に口部周
面に限定的に樹脂被膜層を噴射コーティングにより成形
する方法に関する。
面に限定的に樹脂被膜層を噴射コーティングにより成形
する方法に関する。
従来、アルミ等の金属製チューブの口部外周面に合成樹
脂外層体を設けたものは多く提供されて，おり、その製
造方法は、金型内に前記チューブを嵌め込んでチューブ
の口部周面に射出成形によつて合成樹脂外層体を成形す
るか、又はチューブとは別個に合成樹脂外層体を成形し
てこれをチューブロ部に嵌合する方法か多く用いられて
いる。
脂外層体を設けたものは多く提供されて，おり、その製
造方法は、金型内に前記チューブを嵌め込んでチューブ
の口部周面に射出成形によつて合成樹脂外層体を成形す
るか、又はチューブとは別個に合成樹脂外層体を成形し
てこれをチューブロ部に嵌合する方法か多く用いられて
いる。
又、適当な温度条件下で合成樹脂をノズルから噴射させ
てチューブ外周面に合成樹脂被膜を形成する方法も知ら
れているか、この場合には次の問題点がある。
てチューブ外周面に合成樹脂被膜を形成する方法も知ら
れているか、この場合には次の問題点がある。
即ちチューブ外周の全域に合成樹脂被膜を形成する場合
には問題はないが、チューブの口部又は肩部から上方に
かけて限定的に合成樹脂被膜を形成したい場合に被膜の
境界線を明確に形成し難い欠点かある。
には問題はないが、チューブの口部又は肩部から上方に
かけて限定的に合成樹脂被膜を形成したい場合に被膜の
境界線を明確に形成し難い欠点かある。
即ちチューブの口部又は肩部等の噴射すべきチューブ外
周面だけを適当な治具から露出させて合成樹脂を噴射コ
ーティングする場合、治具をチューブ外周面に正しく密
接しておかないと噴射された合成樹脂が治具とチューブ
周面とのすき間から流下して被膜層の境界線をきれいに
形成することが出来ない。
周面だけを適当な治具から露出させて合成樹脂を噴射コ
ーティングする場合、治具をチューブ外周面に正しく密
接しておかないと噴射された合成樹脂が治具とチューブ
周面とのすき間から流下して被膜層の境界線をきれいに
形成することが出来ない。
ところでアルミ等の材料で作られたチューブは非常に柔
かくすこしの外圧によってもその形態がくずれ易いので
前記治具をチューブ外周面に完全に密接させることは非
常に難かしい。
かくすこしの外圧によってもその形態がくずれ易いので
前記治具をチューブ外周面に完全に密接させることは非
常に難かしい。
更に溶融した合成樹脂が治具表面に附着するので、次の
噴射コーティング時に治具に附着した合成樹脂がコーテ
ィングを要求しないチューブ表面に附着してチューブ表
面を汚す等の障害がある。
噴射コーティング時に治具に附着した合成樹脂がコーテ
ィングを要求しないチューブ表面に附着してチューブ表
面を汚す等の障害がある。
そこで本発明では前記の様な問題点を解消し、境界線を
明確に且つきれいに形成することの出来る噴射コーティ
ングによる容器の樹脂被膜成形方法を提供することを主
たる目的とするものである。
明確に且つきれいに形成することの出来る噴射コーティ
ングによる容器の樹脂被膜成形方法を提供することを主
たる目的とするものである。
以下本発明の方法を図に示した一実施例に基き記述する
。
。
図において附号１はアルミ等の軽金属材料から成るチュ
ーブであって、この実施例では第２図に示す様に肩部２
から上方の外周面に噴射コーティングによって合成樹脂
被膜層３が形成される。
ーブであって、この実施例では第２図に示す様に肩部２
から上方の外周面に噴射コーティングによって合成樹脂
被膜層３が形成される。
附号４はチューブ１の外周面に配設される環状の遮蔽部
材であって、前記チューブ１はコーテイングすべき部分
だけ、即ち肩部２から上方部分が前記遮蔽部材から突出
されている。
材であって、前記チューブ１はコーテイングすべき部分
だけ、即ち肩部２から上方部分が前記遮蔽部材から突出
されている。
前記遮蔽部材４は内部にエアー溜り５を有し、このエア
ー溜りにダクト６を介してコンプレッサー等の高圧エア
ー供給源７か連結されている。
ー溜りにダクト６を介してコンプレッサー等の高圧エア
ー供給源７か連結されている。
更に前記遮蔽部材４は少くとも前記肩部２に隣接する部
分において、若干の間隙８か形成されており、この間隙
からエアー溜りに供給された高圧エアーか噴出する様に
形成されている。
分において、若干の間隙８か形成されており、この間隙
からエアー溜りに供給された高圧エアーか噴出する様に
形成されている。
而して前記間隙８から適当な圧力のエアーを噴出させ乍
ら上下動する噴霧ノズル９から合成樹脂材料をチューブ
の肩部から上方の表面に噴射させてコーティングすると
、前記間隙８から噴出するエアーによって溶融合成樹脂
が前記間隙から流下することが阻止され、且つ合成樹脂
材料が遮蔽部材４のチューブ肩部に隣接する部分に附着
する事を最小限におさえることが出来ると共に、たとえ
溶融合成樹脂か附着してもチューブとの間に間隙８があ
るので、次の作業の時にこれがチューブに附着すること
かない。
ら上下動する噴霧ノズル９から合成樹脂材料をチューブ
の肩部から上方の表面に噴射させてコーティングすると
、前記間隙８から噴出するエアーによって溶融合成樹脂
が前記間隙から流下することが阻止され、且つ合成樹脂
材料が遮蔽部材４のチューブ肩部に隣接する部分に附着
する事を最小限におさえることが出来ると共に、たとえ
溶融合成樹脂か附着してもチューブとの間に間隙８があ
るので、次の作業の時にこれがチューブに附着すること
かない。
従って成形される被膜層３（第２図）の境界線Ａに明確
に且つきれいに形成出来且つ連続作業も高速で行う事が
出来るものである。
に且つきれいに形成出来且つ連続作業も高速で行う事が
出来るものである。
尚、前記ノズル９による噴射コーティング時にノズルか
ら噴射された樹脂材料か前記間隙８からの噴出エアーの
圧力にまけて噴き上げられない様にエアー圧力とノズル
からの噴射圧力を調整することは勿論肝要であり、この
様な調整は容易に達成し得る事は発明者等によって実証
されている。
ら噴射された樹脂材料か前記間隙８からの噴出エアーの
圧力にまけて噴き上げられない様にエアー圧力とノズル
からの噴射圧力を調整することは勿論肝要であり、この
様な調整は容易に達成し得る事は発明者等によって実証
されている。
又本発明では前記遮蔽部材４の位置をかえることにより
、例えば第１図において遮蔽音吋４を少；し下方に下げ
れば被膜層の下限を肩部より少し下かった箇所に形成す
ることができるものである。
、例えば第１図において遮蔽音吋４を少；し下方に下げ
れば被膜層の下限を肩部より少し下かった箇所に形成す
ることができるものである。
更に父本発明では噴射コーティングされるべき容器の形
態は実施例で示した様なチューブに限るものでなく、他
の種々の材料で作られた全ての容器に適用されるもので
ある。
態は実施例で示した様なチューブに限るものでなく、他
の種々の材料で作られた全ての容器に適用されるもので
ある。
第１図は本発明方法の一実施例を示す一部断面正面図、
第２図は完成したチューブの一部断面正面図である。 １・・・・・・チューブ、２・・・・・・肩部、３・・
・・・・合成樹脂被膜層、４・・・・・・遮蔽部材、５
・・・・・・エアー溜り、６・・・・・・ダクト、８・
・・・・・間隙、９・・・・・・ノズル。
第２図は完成したチューブの一部断面正面図である。 １・・・・・・チューブ、２・・・・・・肩部、３・・
・・・・合成樹脂被膜層、４・・・・・・遮蔽部材、５
・・・・・・エアー溜り、６・・・・・・ダクト、８・
・・・・・間隙、９・・・・・・ノズル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ コーティングすべき容器の外周面に環状の遮蔽部材
を配置し、この遮蔽部材と容器外周面との間に若干の間
隙を形成し、この間隙からエアーを連続噴射させ乍らエ
アー噴射側に面した容器外周面に合成樹脂を噴射コーテ
ィングすることを特徴とする、噴射コーティングによる
容器えの樹脂被膜成形方法。 ２ 前記第１項記載の方法において、前記遮蔽部材は内
部にエアー溜りを有し、コンプレッサー等の高圧エアー
供給源からダクトを介して前記エアー溜りに供給された
エアーを前記間隙から連続噴射させ乍らエアー噴射側に
面した容器外周面にノズルから合成樹脂を噴射させてコ
ーティングすることを特徴とする噴射コーティングによ
る樹脂被膜成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54009310A JPS581981B2 (ja) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | 噴射コ−テイングによる容器の樹脂被膜成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54009310A JPS581981B2 (ja) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | 噴射コ−テイングによる容器の樹脂被膜成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55102461A JPS55102461A (en) | 1980-08-05 |
| JPS581981B2 true JPS581981B2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=11716895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54009310A Expired JPS581981B2 (ja) | 1979-01-29 | 1979-01-29 | 噴射コ−テイングによる容器の樹脂被膜成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581981B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008264736A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 塗装方法及び塗装装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6285679B2 (ja) * | 2013-09-30 | 2018-02-28 | Ntn株式会社 | 金属製自動車部品の製造方法および金属製自動車部品 |
-
1979
- 1979-01-29 JP JP54009310A patent/JPS581981B2/ja not_active Expired
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008264736A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 塗装方法及び塗装装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55102461A (en) | 1980-08-05 |
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