JPS58197314A - 繊維状炭素 - Google Patents
繊維状炭素Info
- Publication number
- JPS58197314A JPS58197314A JP7750082A JP7750082A JPS58197314A JP S58197314 A JPS58197314 A JP S58197314A JP 7750082 A JP7750082 A JP 7750082A JP 7750082 A JP7750082 A JP 7750082A JP S58197314 A JPS58197314 A JP S58197314A
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- JP
- Japan
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- carbon
- carbon hexagonal
- fibrous carbon
- temperature
- fibrous
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明１新規な形紳を有する繊維状炭素に関する。
従来、繊維状炭素として神々のものが知らｆｌ１いるが
、屏素の六角網面の配向性をパラメーターとして分類し
てみると、炭素の六角網ｆｉｌ（以下Ｗ素面という）が
紙を巻くように巻き込ｆ′ｈた形絆を有するもの（Ｒ．
Ｂａｃｏｎ：Ｊ．Ａｐｐｌ．Ｐｈｙｓ．， ｓ１ｕｓ（
ｔ＊ｓｏ））中空の芯部と年輪状に配向した炭ＩＰ面を
有する周円部からなるもの（遠藤守信、小山恒夫：彬帷
と工業３！巻６号１７７頁（１９７６） ）無定形の中
心部、縦素面が半径方向に配向した中間層および炭素面
が年幹状に配向した最外層の３層構造をとるもの（特願
昭５６ − ４４１１５一号公Ｕ）炭素面が繊維軸方向
に配向するほかＦｉ特別の配向性を示さない本の（例え
ば、Ｖｌ’． Ｎ． Ｒｅｙｍｌｄｇ：Ｃｂｅｍ１ｓｔ
ｒｙ ａｎｄ Ｐｈｙｓｉｃｓ ｏｆＣ＠ｒｂｏｎ Ｍ
ｏｌ ． ｌ ＊ ｌｅ （１９７３） Ｍａｒｅｅｌ
Ｄｅ｝ｄｃｅｒ Ｉｎｃ．ＮｅｗＹｏｒｋ ）等が知
られている。しかし本発明の繊雑状炭素けこれらのいず
れとも異なった形態を有している。
、屏素の六角網面の配向性をパラメーターとして分類し
てみると、炭素の六角網ｆｉｌ（以下Ｗ素面という）が
紙を巻くように巻き込ｆ′ｈた形絆を有するもの（Ｒ．
Ｂａｃｏｎ：Ｊ．Ａｐｐｌ．Ｐｈｙｓ．， ｓ１ｕｓ（
ｔ＊ｓｏ））中空の芯部と年輪状に配向した炭ＩＰ面を
有する周円部からなるもの（遠藤守信、小山恒夫：彬帷
と工業３！巻６号１７７頁（１９７６） ）無定形の中
心部、縦素面が半径方向に配向した中間層および炭素面
が年幹状に配向した最外層の３層構造をとるもの（特願
昭５６ − ４４１１５一号公Ｕ）炭素面が繊維軸方向
に配向するほかＦｉ特別の配向性を示さない本の（例え
ば、Ｖｌ’． Ｎ． Ｒｅｙｍｌｄｇ：Ｃｂｅｍ１ｓｔ
ｒｙ ａｎｄ Ｐｈｙｓｉｃｓ ｏｆＣ＠ｒｂｏｎ Ｍ
ｏｌ ． ｌ ＊ ｌｅ （１９７３） Ｍａｒｅｅｌ
Ｄｅ｝ｄｃｅｒ Ｉｎｃ．ＮｅｗＹｏｒｋ ）等が知
られている。しかし本発明の繊雑状炭素けこれらのいず
れとも異なった形態を有している。
本発明のＩＧ．艙状炭素は、中心芯部と周円部の２層構
造を有する繊維状炭素であって、芯部は円錐台様容器状
の縦素六角網平面を積み重ねた形状であり、周円部は炭
素の六角網面が年輪状に配列していることを特徴とする
繊維状炭素である。
造を有する繊維状炭素であって、芯部は円錐台様容器状
の縦素六角網平面を積み重ねた形状であり、周円部は炭
素の六角網面が年輪状に配列していることを特徴とする
繊維状炭素である。
本発明の＃糾状炭素は次のようにして製造するととがで
きる０第１図に示す気相成長装置を用いる。ベンゼ／、
ナフタレン、プロピレン等の炭化水素を原料ガスとして
用いることができる。オイルバス１の温度をｐｉｍｔ，
て原料ガス２を気化しＨ，Ｉ Ｎ，Ｉ Ａｒｉｌの不活
性キャリアガスと混合させ、その原料ガスの分圧をＯ．
ｉ − ５００ ｗｓｔＨｆの範囲に調節する。こうし
て得た混合ガスを１１００ − １０ｔ｝Ｏ ｍｌｍ
Ｋ保たれた電気Ｆ３Ｋ導く。電気炉内には揮発性巌化水
素を含む炭素素材からなる平板状あるいけ円筒状の基板
〔 第２図イ（５）および” （Ｓ’） ）が置かれて
おり、原料ガスが分解して生じた炭素原子は、基板κ密
生する形で轍維状縦素を生成する。この際基板から蒸発
する炭化水素ガスと原料ガスが分解して生じたｌ＃素原
子との相互作用で、本発明の特異な形態が形成されるも
のと推定される。電気炉の温度を変えたとき、周円部の
形状に本質的な変化はみられないが、芯部け次のような
形態の変化がみられる。即ち電気炉の温度をｉｉｏｏ〜
１３００ Ｕとしたとき扁平な円錐台様容器を積み重ね
た形状の芯部が得られ、また１３００〜ｚｏｏｓ ｔ：
：としたとき細長い円錐台様容器を績み重ねた形状の芯
部が得られる。芯部け円筒状であヤその１ｆ径はＳＧ−
３００Ｘである。ζうして得られる繊紺状戻素は２００
０〜ｓｓｏｏ℃の範囲の、製造時の温度よりけ高温の温
度で処理することによって微結晶が成長した繊＃＃状の
坦鉛とすることができる。本発明でいう繊維状脚素には
このような微結晶の成長した繊維状の黒鉛も含まれるも
のとする。
きる０第１図に示す気相成長装置を用いる。ベンゼ／、
ナフタレン、プロピレン等の炭化水素を原料ガスとして
用いることができる。オイルバス１の温度をｐｉｍｔ，
て原料ガス２を気化しＨ，Ｉ Ｎ，Ｉ Ａｒｉｌの不活
性キャリアガスと混合させ、その原料ガスの分圧をＯ．
ｉ − ５００ ｗｓｔＨｆの範囲に調節する。こうし
て得た混合ガスを１１００ − １０ｔ｝Ｏ ｍｌｍ
Ｋ保たれた電気Ｆ３Ｋ導く。電気炉内には揮発性巌化水
素を含む炭素素材からなる平板状あるいけ円筒状の基板
〔 第２図イ（５）および” （Ｓ’） ）が置かれて
おり、原料ガスが分解して生じた炭素原子は、基板κ密
生する形で轍維状縦素を生成する。この際基板から蒸発
する炭化水素ガスと原料ガスが分解して生じたｌ＃素原
子との相互作用で、本発明の特異な形態が形成されるも
のと推定される。電気炉の温度を変えたとき、周円部の
形状に本質的な変化はみられないが、芯部け次のような
形態の変化がみられる。即ち電気炉の温度をｉｉｏｏ〜
１３００ Ｕとしたとき扁平な円錐台様容器を積み重ね
た形状の芯部が得られ、また１３００〜ｚｏｏｓ ｔ：
：としたとき細長い円錐台様容器を績み重ねた形状の芯
部が得られる。芯部け円筒状であヤその１ｆ径はＳＧ−
３００Ｘである。ζうして得られる繊紺状戻素は２００
０〜ｓｓｏｏ℃の範囲の、製造時の温度よりけ高温の温
度で処理することによって微結晶が成長した繊＃＃状の
坦鉛とすることができる。本発明でいう繊維状脚素には
このような微結晶の成長した繊維状の黒鉛も含まれるも
のとする。
本発明の繊維状炭素は、アルカリ金属等の還元性物質、
ＡｓＦ１、ハ四ゲン等の酸化性物質との間で層間化合物
（高電導性を有し、電気材料として有用）を極めて容易
κ作る性質を有するため、この目的に特に適した素材と
して用いることができる。
ＡｓＦ１、ハ四ゲン等の酸化性物質との間で層間化合物
（高電導性を有し、電気材料として有用）を極めて容易
κ作る性質を有するため、この目的に特に適した素材と
して用いることができる。
以下、本発明の繊維状炭素の製法を実施例によって説明
する。
する。
実施例！
炉温度を１２００℃とし、フルフリルアルコールを原料
として１０００℃以下の温度で焼成して得たグラツシー
カーボン（東海カーボン製）からなる基板（ ５０ ｖ
ａ Ｘ ３００調Ｘ １０鰭》を炉内に置く。ベンゼン
をオイルバスで気化し、その分圧が１０ ｗ Ｈｆ と
なるように水素で希．釈された原料ガスを３ｏｏ ｃｅ
／ｍ の流速で炉内κ導く。基板上に５卿一の成長速
度５０〜Ｚｏｏ本／一程度の密度で繊維が生成する。約
１時間稜基板上に太さ２声、長さ約１百Ｋ成長した繊維
状炭素約０．５ ？得られる。このようにして得たＩＩ
＃状戻素Ｏ構造をＸ線回折及び電子顕微鏡観察κよ抄調
べたとζろ周辺部は＠Ｓ図に示すように炭素六角網面が
年輪状に配列した形態をとっており、さらに中心部は第
４図電子顕微鏡写真に示す如く、扁平な円錐台様容器を
積み重ねた形状の直径約２００ １の円筒状芯部を形成
していることがわかった。
として１０００℃以下の温度で焼成して得たグラツシー
カーボン（東海カーボン製）からなる基板（ ５０ ｖ
ａ Ｘ ３００調Ｘ １０鰭》を炉内に置く。ベンゼン
をオイルバスで気化し、その分圧が１０ ｗ Ｈｆ と
なるように水素で希．釈された原料ガスを３ｏｏ ｃｅ
／ｍ の流速で炉内κ導く。基板上に５卿一の成長速
度５０〜Ｚｏｏ本／一程度の密度で繊維が生成する。約
１時間稜基板上に太さ２声、長さ約１百Ｋ成長した繊維
状炭素約０．５ ？得られる。このようにして得たＩＩ
＃状戻素Ｏ構造をＸ線回折及び電子顕微鏡観察κよ抄調
べたとζろ周辺部は＠Ｓ図に示すように炭素六角網面が
年輪状に配列した形態をとっており、さらに中心部は第
４図電子顕微鏡写真に示す如く、扁平な円錐台様容器を
積み重ねた形状の直径約２００ １の円筒状芯部を形成
していることがわかった。
実施例３
炉温度を１５００℃としたほか社実施例ｌと同様にして
得た繊維状炭素の構造を、Ｘ線回折及び電子顕微鏡観察
によって調べたとζろ、第３図に示すように炭素六角網
面が年輪状に配列した形態をとった周円部と、第５図電
子顕微鏡写真κ示す如く細長い円錐台様容器を積み重ね
た形態の直径約２５０ Ｘの芯部からなっていることが
わかった。
得た繊維状炭素の構造を、Ｘ線回折及び電子顕微鏡観察
によって調べたとζろ、第３図に示すように炭素六角網
面が年輪状に配列した形態をとった周円部と、第５図電
子顕微鏡写真κ示す如く細長い円錐台様容器を積み重ね
た形態の直径約２５０ Ｘの芯部からなっていることが
わかった。
第１図は本発明の繊維状炭素を製造する装置の一例を示
す図、第！図はその電気炉内に置く基板の例を示す図、
第３図は本発明の繊維状炭素の断面構造の一例を示す図
である。 Ｌ オイルバス ２ 原 料 １電気炉 ４．ＷＩ．＃状炭隼 ５，５′基 板 餉４図および第５図は、本発明繊維状脚索の製法のそれ
ぞれ実施例１および２Ｋよって作られた繊給状炭素の中
心芯部の形塵を示す電子ＩＦ徽鋳写真である。
す図、第！図はその電気炉内に置く基板の例を示す図、
第３図は本発明の繊維状炭素の断面構造の一例を示す図
である。 Ｌ オイルバス ２ 原 料 １電気炉 ４．ＷＩ．＃状炭隼 ５，５′基 板 餉４図および第５図は、本発明繊維状脚索の製法のそれ
ぞれ実施例１および２Ｋよって作られた繊給状炭素の中
心芯部の形塵を示す電子ＩＦ徽鋳写真である。
Claims (1)
- 中心芯部と局円部の２層構造を有する繊維状脚素であっ
て、芯部け円錐台様容器状の炭素六角網面を積み重ねた
形状であり、周円部は炭素の六角網面が年輪状に配．列
していることを％徴とする一雛状炭素
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7750082A JPS58197314A (ja) | 1982-05-11 | 1982-05-11 | 繊維状炭素 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7750082A JPS58197314A (ja) | 1982-05-11 | 1982-05-11 | 繊維状炭素 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58197314A true JPS58197314A (ja) | 1983-11-17 |
| JPH0240765B2 JPH0240765B2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=13635685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7750082A Granted JPS58197314A (ja) | 1982-05-11 | 1982-05-11 | 繊維状炭素 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58197314A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62500943A (ja) * | 1984-12-06 | 1987-04-16 | ハイピリオン・カタリシス・インタ−ナシヨナル・インコ−ポレイテツド | 炭素フイブリル |
| JPH01131251A (ja) * | 1986-06-06 | 1989-05-24 | Hyperion Catalysis Internatl Inc | 新規な炭素フィブリルを含む複合材料 |
| US4855091A (en) * | 1985-04-15 | 1989-08-08 | The Dow Chemical Company | Method for the preparation of carbon filaments |
| US4876078A (en) * | 1984-04-20 | 1989-10-24 | Nikkiso Co., Ltd. | Process for preparing carbon fibers in gas phase growth |
| JPH01272866A (ja) * | 1987-07-17 | 1989-10-31 | Mitsubishi Corp | 臭素処理黒鉛繊維の製造法 |
| EP0424922A2 (en) | 1989-10-24 | 1991-05-02 | Mitsubishi Chemical Corporation | Carbonaceous fibers and production process therefor |
| US5106606A (en) * | 1989-10-02 | 1992-04-21 | Yazaki Corporation | Fluorinated graphite fibers and method of manufacturing them |
| US5165909A (en) * | 1984-12-06 | 1992-11-24 | Hyperion Catalysis Int'l., Inc. | Carbon fibrils and method for producing same |
| US6221489B1 (en) | 1998-11-19 | 2001-04-24 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Carbonaceous fiber acute-angled at both ends and production process therefor |
| JP2003147643A (ja) * | 2001-03-21 | 2003-05-21 | Morinobu Endo | 気相成長法による炭素繊維体 |
| JP2003147644A (ja) * | 2001-03-21 | 2003-05-21 | Morinobu Endo | 気相成長法による炭素繊維、これを用いた複合材、導電性樹脂、および炭素繊維の長さ調整方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52103528A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-30 | Showa Denko Kk | Manufacture of carbon fibers by gas phase reaction |
-
1982
- 1982-05-11 JP JP7750082A patent/JPS58197314A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52103528A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-30 | Showa Denko Kk | Manufacture of carbon fibers by gas phase reaction |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4876078A (en) * | 1984-04-20 | 1989-10-24 | Nikkiso Co., Ltd. | Process for preparing carbon fibers in gas phase growth |
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| US5650370A (en) * | 1984-12-06 | 1997-07-22 | Hyperion Catalysis International, Inc. | Carbon fibrils, method for producing same and adhesive compositions containing same |
| US5578543A (en) * | 1984-12-06 | 1996-11-26 | Hyperion Catalysis Int'l, Inc. | Carbon fibrils, method for producing same and adhesive compositions containing same |
| JPH0827279A (ja) * | 1984-12-06 | 1996-01-30 | Hyperion Catalysis Internatl Inc | 新規炭素フィブリルを含む複合材料 |
| US4855091A (en) * | 1985-04-15 | 1989-08-08 | The Dow Chemical Company | Method for the preparation of carbon filaments |
| JPH01131251A (ja) * | 1986-06-06 | 1989-05-24 | Hyperion Catalysis Internatl Inc | 新規な炭素フィブリルを含む複合材料 |
| JPH01272866A (ja) * | 1987-07-17 | 1989-10-31 | Mitsubishi Corp | 臭素処理黒鉛繊維の製造法 |
| JPH0372750B2 (ja) * | 1987-07-17 | 1991-11-19 | Mitsubishi Shoji Kk | |
| US5106606A (en) * | 1989-10-02 | 1992-04-21 | Yazaki Corporation | Fluorinated graphite fibers and method of manufacturing them |
| EP0424922A2 (en) | 1989-10-24 | 1991-05-02 | Mitsubishi Chemical Corporation | Carbonaceous fibers and production process therefor |
| US6221489B1 (en) | 1998-11-19 | 2001-04-24 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Carbonaceous fiber acute-angled at both ends and production process therefor |
| US6527988B1 (en) | 1998-11-20 | 2003-03-04 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Process of making carbon fiber with sharp ends |
| JP2003147643A (ja) * | 2001-03-21 | 2003-05-21 | Morinobu Endo | 気相成長法による炭素繊維体 |
| JP2003147644A (ja) * | 2001-03-21 | 2003-05-21 | Morinobu Endo | 気相成長法による炭素繊維、これを用いた複合材、導電性樹脂、および炭素繊維の長さ調整方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0240765B2 (ja) | 1990-09-13 |
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