JPS5819248Y2 - 帯状シ−トを用いた自在ドア - Google Patents

帯状シ−トを用いた自在ドア

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Publication number
JPS5819248Y2
JPS5819248Y2 JP1980153414U JP15341480U JPS5819248Y2 JP S5819248 Y2 JPS5819248 Y2 JP S5819248Y2 JP 1980153414 U JP1980153414 U JP 1980153414U JP 15341480 U JP15341480 U JP 15341480U JP S5819248 Y2 JPS5819248 Y2 JP S5819248Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
door
belt
band
shaped
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980153414U
Other languages
English (en)
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JPS5778362U (ja
Inventor
ヴイクトル・シモン
Original Assignee
鈴木シヤツタ−工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鈴木シヤツタ−工業株式会社 filed Critical 鈴木シヤツタ−工業株式会社
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Publication of JPS5778362U publication Critical patent/JPS5778362U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は帯状シートを用いた自在ドアに関するものであ
って、特に自在ドアを構成する複数枚の帯状シートがド
アの閉塞時において互いに重なり合って出入口を確実に
密封し、優れた保温、防塵、防音、防風更には冬季にお
ける冷たい風を防ぐ効果が発揮されるようにしたもので
ある。
一般に、工場、倉庫、配送センター等の出入口よ、これ
らの内部の商品を塵埃や湿気から保護したり、或いは工
場等で発生する騒音が外部へ洩出することがないように
更には冬季における冷たい風を防ぐようにできる限り閉
塞されていることが望ましい。
しかし乍ら、これらの個所に対しては、物品を入出庫さ
せるための作業具や車の出入が頻繁に行なわれるため、
その出入のたびにドアを開閉することは大変な手間が掛
るという不都合があった。
特に、工場等の内部に、トラック、フォークリフトその
他の作業車を乗り入れる場合には、出入口で運転者がい
ちいち車を降りてドアの開閉を行なわねばならなかった
そのため、最近では出入口の鴨居から複数本の柔軟性帯
状シートを垂れ下らせ、通常はこの帯状シートによって
出入口を閉塞しておき、作業員や車の通過時にはこの帯
状シートを左右に押し分けるようにしてドアを開放させ
るようにした自在ドアが提案されている。
確かに、この自在ドアは、作業員の身体や運搬車の車体
を帯状シートに直接押し込むだけでドアが簡単に開き、
従来のドアの如く開閉に手間が掛らないという利点はあ
るものの、各帯状シート間に隙間が形成され易く、気密
性を保つことが難しいという欠点がある。
そこで、従来型の自在ドアにおいては、実開昭49−1
30641号公報(名称:自在扉の改良)中に記載され
る如く、各帯状シートの両側縁にリブを形成し、ドアの
閉塞時にはこのリブを互いに係合させることによって各
帯状シートを連結し、ドアの気密性が保たれるようにし
ていた。
しかし、従来型のように各帯状シートの両側縁にリブを
形成することは帯状シートの製造上面倒な作業であり、
その上各帯状シートがリブによって係合されているとド
アの開閉が円滑に行なわれないという欠点があった。
本考案は、従来型の帯状シートを用いた自在ドアにおけ
る上述の如き欠点を解消せんとしてなされたものであっ
て、隣接する帯状シートをその側縁部が互いに重合する
ように縦方向に配設すると共に、帯状シートの重なり合
った部分の上端を、真円または真円近くの円弧状に曲成
したシャフト挟持部と平板状シート挟持部とを有する取
付ヒンジによって吊下げ、更にこの取付ヒンジを出入口
の鴨居に配設した支持シャフトに装架することによって
、ドアの閉塞時において隣接する帯状シートが確実に重
なり合って高い気密性を保持することができるようにし
た自在ドアを提供せんとするものである。
進んで、本考案を図示の実施例に基づいて具体的に説明
すると、図中符号1は工場等の出入口の鴨居に固定した
取付枠、2はこの取付枠1に所定の間隔で複数個配設し
たブラケット、3はこのブラケット2を取付枠1に固定
するためのボルト、4はこのブラケット3と取付枠1と
の間に配設した座金である。
而して、ブラケット2には帯状シートの支持シャフト5
を固定すると共に、この支持シャフト5からは、取付ヒ
ンジ6を介して複数枚の帯状シート7をその両側縁部が
互いに重なり合うような状態で吊り下げるものである。
取付ヒンジ6は、第3図に示す通り、断面が真円近くの
円弧状に曲成したシャフト挟持部8と挟持部の両端から
平板状に垂設させたシート挾持部9とを形成した押え板
10.10と、これを緊締するボルト11とから成るも
のであって、対向する押え板10.10によって支持シ
ャフト5及び帯状シート7を両側から挟持し、これをボ
ルト11によって固定することにより支持シャフト5に
帯状シート7を取付けるものである。
なお、図示を省略したが上記シャフト挟持部8を真円の
筒とし、これにシート挟持部9,9を垂設して押え板と
してもよい。
押え板にボルト11を通して支持シャフトに取付ける際
に、真円または真円近くの円弧状に曲成したかを問わず
シャフト挟持部8と支持シャフト5との間に間隙が形成
されるようになし、取付ヒンジ6が支持シャフト5に対
し廻動自在に遊持されるようにしておくことにより、車
輌等の出入に際し帯状シートの押開きが円滑となる。
またボルト11の締付けを調節することにより取付ヒン
ジ6のシャフト5への遊持の程度を加減することができ
る。
更に支持シャフト5における各取付ヒンジ6の間に形成
された空隙部にはカラー12を嵌挿すると共に、支持シ
ャフト5の端部にはエンドボス13を固定するもので゛
ある。
一方、帯状シート7は柔軟性を有する透明プラスチック
シートより形成するものであって、第4図に示す如く、
複数枚の帯状シート7をその両側縁部が互いに重なり合
うように配設し、その重合部分の上端を取付ヒンジ6の
押え板10.10によって両側から挾持することによっ
て、工場等の出入口を閉塞するように支持シャフト5よ
り吊り下げるものである。
因みに、この帯状シート7として、第5図に示す如く、
その両側縁部を面取り成型したものを使用した場合には
、重なり合っている帯状シート7を押し分けてドアを開
放する作業が一層円滑に行い得る利点がある。
第6図は、出入口の鴨居に固定する取付枠1として断面
H型の型材を使用した実施例を示すものであって、取付
枠1とブラケット2の間に座金4を介して取付金具14
を配設し、この取付金具14を用いてブラケット2を取
付枠1に固定するようにしたものである。
即ち、平板状をなす取付金具14の本体部の下面にボル
ト15を用いてブラケット2を固定すると共に、本体部
の両側部から延長した折曲片16を断面H型の取付枠1
の左右張り出し部分に係合させ、これをボルト17によ
って固定させるようにしたものである。
以上の通り、本考案の自在ドアは、複数枚の柔軟性を有
する帯状シートを、その両側縁が互いに重なり合うよう
に縦方向に配設すると共に、帯状シートの重合部分の上
端を真円または真円近くの円弧状に曲成したシャフト挟
持部と平板状シート挟持部とを有する取付ヒンジにより
両側から固定したので、支持シャフトにかけただけで取
付ヒンジの脱落をおこすことなく隣接する各帯状シート
の両側縁を常時重ね合せた状態でしっかりと連設するこ
とができ、しかも帯状シート上端を支持した各取付ヒン
ジを鴨居部の支持シャフトに順次装架することによって
帯状シートを一連に吊下げて出入口を閉塞することがで
きる。
そのため、作業員や車等が帯状シートを押し分けて通過
した後も、各帯状シートがその自重によって垂直に垂れ
下ると同時に、その両側縁部が互いに重合し、ドアを閉
塞するものである。
従って、本考案の自在ドアによれば、ドアの閉塞時には
、各帯状シートが互いに重なり合い、帯状シート間に隙
間がか形成されることがないため、ドアの気密性が充分
保持され、また保温、防塵、防音効果等も優れている。
その上、本考案は帯状シートとしては、単なる平板状シ
ートを用い、従来型の如きリブを形成した帯状シートを
使用したものではないから、重なり合った帯状シートも
作業員の身体や運搬車の車体が触れるだけで簡単に左右
に押し分けることができ、ドアの開閉を円滑に行い得る
効果もある。
更にまた、取付ヒンジを支持シャフトに対し廻動自在に
取付けた場合には、ドアの開閉時において、帯状シート
が取付ヒンジの下端で屈曲することなく、帯状シートと
取付ヒンジが共に遊動するから、帯状シートが破損する
おそれがなくなり、ドアの耐久性が向上し得る利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案たる帯状シートを用いた自在ドアの斜視
図、第2図は第1II −II線の断面図、第3図は同
上lll−III線の断面図、第4図は同上IV−IV
線の断面図、第5図は各帯状シートの重合状態を拡大し
て示す斜視図、第6図は本考案の他の実施例を示す断面
図である。 1:取付枠、2:“ブラケット、3:ボルト、4:座金
、5:支持シャフト、6:取付ヒンジ、7:帯状シート
、8:シャフト挾持部、9:シート挾持部、10:押え
板、11:ボルト、12:カラー、13:エンドボス、
14:取付金具、15:ボルト、16:折曲片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数枚の柔軟性を有する帯状シートを、その両側縁部が
    互いに重なり合うように縦方向に配設すると共に、帯状
    シートの重なり合った部分の上端を、真円状または真円
    近くの円弧状に曲成したシャフト挟持部と、該挾持部の
    下端にとりつけた平板状のシート挟持部とを有する取付
    ヒンジによって吊下げ、かつ前記取付ヒンジのシャフト
    挟持部を出入口の鴨居部分に配設した支持シャフトに装
    架したことを特徴とする帯状シートを用いた自在ドア。
JP1980153414U 1980-10-29 1980-10-29 帯状シ−トを用いた自在ドア Expired JPS5819248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980153414U JPS5819248Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29 帯状シ−トを用いた自在ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980153414U JPS5819248Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29 帯状シ−トを用いた自在ドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5778362U JPS5778362U (ja) 1982-05-14
JPS5819248Y2 true JPS5819248Y2 (ja) 1983-04-20

Family

ID=29512669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980153414U Expired JPS5819248Y2 (ja) 1980-10-29 1980-10-29 帯状シ−トを用いた自在ドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5819248Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427067U (ja) * 1977-07-27 1979-02-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427067U (ja) * 1977-07-27 1979-02-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5778362U (ja) 1982-05-14

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