JPS5819075Y2 - アツシユトレイ取付装置 - Google Patents

アツシユトレイ取付装置

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JPS5819075Y2
JPS5819075Y2 JP1979004908U JP490879U JPS5819075Y2 JP S5819075 Y2 JPS5819075 Y2 JP S5819075Y2 JP 1979004908 U JP1979004908 U JP 1979004908U JP 490879 U JP490879 U JP 490879U JP S5819075 Y2 JPS5819075 Y2 JP S5819075Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ash tray
fixing plate
screw
screw hole
rear board
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979004908U
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English (en)
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JPS55104536U (ja
Inventor
伊月憲康
高木茂夫
Original Assignee
立川スプリング株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば車輌の室内、特に座席のシートバックに
取付ける樹脂製のアッシュトレイ取付装置に関する。
車輌座席のシートバックの後面にアッシュトレイを取付
けるには、第1図及び第2図に示す如く、座席シートバ
ンクSのフレーム1の縦部材1aにアッシュトレイ2の
本体2aが嵌挿される窓孔3と固定用ネジ孔4,4′を
有する金属製の固定プレート5を取付け、この固定プレ
ート5と相対する後面ボード6には窓孔3及び固定用ネ
ジ孔4゜4′に対応して窓孔1を設け、筐た後面ボード
6の外面側に積層して張設されるクッション材8及び表
皮9に後面ボード6の窓孔7に対応して切破部10を形
成して釦き、表皮9の外面側からアッシュトレイ2の本
体2aを切破部10を通して後面ボード6の窓孔7、固
定プレート5の窓孔3に嵌挿し、周縁枠部2bを後面ボ
ード6の窓孔7の周縁に対応させる。
そこでアッシュトレイ2の周縁枠部2bに設けられた挿
通孔11よシタツピングネジ12を挿通して表皮9、ク
ッション材8を通して固定プレート5のネジ孔4,4′
に螺合し締付けることによりアッシュトレイ2を固定プ
レート5に固着し、シートバックSに対して、アッシュ
トレイ2を取付けていた。
しかし、以上の構成において、後面ボード6は湿度の影
響を受は伸縮(約0.5%)されるため、窓孔1は固定
プレート5の窓孔3より大形に、更に窓孔7の両側縁部
には凹部7aが固定プレート5のネジ孔4,4′を逃げ
るように大きくえぐシ形成されており、そのため第3図
に示す如くアッシュトレイ2を取付けた場合アッシュト
レイ2の周縁枠部2b、特にタッピングネジ12の挿通
孔11の形成部分と固定プレート5との間には後面ボー
ド6とクッション材8、表皮9の厚みの間隙が生じるこ
とになり、アッシュトレイ2のタッピングネジ12によ
る締付が不安定でアッシュトレイ2の確実な固着が行え
ない不都合があり、筐た、樹脂材により成型したアッシ
ュトレイ2においては、タッピングネジ12による締付
時に上述の不安定要素と後面ボード6の伸縮によるうね
り発生のために亀裂が生じ破損するおそれがあり歩留り
が悪い欠点がある。
またこの欠点を解消するために第4図に示す如く固定プ
レート5のネジ孔4の形成部分を膨出させて後面ボード
6の窓孔7の両側縁凹部7aに嵌合し、アッシュトレイ
2のネジ挿通孔11に接近させるようにすることが考え
られるが、このように固定プレート5のネジ孔4の形成
部分を膨出させるにはその周囲から***させることにな
るので膨出部分は大形になり、これに伴い後面ボード6
の凹部1aも大きくえぐり形成する必要があり、またア
ッシュトラ420周縁枠部2bは後面ボード6の大きく
形成される凹部7aを覆うように巾広に形成しなければ
ならず、そのためアッシュトレイ2は機能的に直接関係
のない個所が大形になシ材料費がかさみコスト高になる
と共に体裁が悪くなる欠点がある。
そこで本考案は上述の欠点を改善し得る樹脂製のアッシ
ュトレイ取付装置を提供するものである。
即ち本考案はアッシュトレイを取付部材に取付けるため
に取付部材に固定される固定プレートに形成されるアッ
シュトレイの締付部分を任意方向に変形させることがで
きるようにしたものである。
以下本考案の実施例を第5図以降について説明するに上
述の従来例と同一の部材については同一符号を付して説
明する。
先ず第5図乃至第1図に示す第1の実施例はフレーム部
材1aに固定される固定プレート5の両側ネジ孔4,4
′の形成面14 、14’はネジ孔4及び4′を囲繞す
るように窓孔3から連続してL状切込溝13及び逆り状
切込溝13′を設け、突片状に形成されている。
この突片状のネジ孔形成面14と14′は固定プレート
5の表面部に対して一方の形成面14は上部において、
また他方の形成面14′は下部において連続される。
このように構成される本例の固定プレート5は従来例に
おいて説明した如く、フレーム縦部材1aに固着され、
この表面側に配される後面ボード6には窓孔7に連続し
て固定プレート5のネジ孔形成面14及び14′に対応
して凹部7aが形成されている。
lた、後面ボード6の表面にはクッション材8及び表皮
9が積層貼着され固定プレート5及び後面ボード6の窓
孔3及びTに対応する部分に切破部10が形成される。
そこで樹脂製のアッシュトレイ2を取付けるにはその本
体2aをクッション材8及び表皮9の切破部10を通じ
て連通される固定プレート5、後面ボード6の窓孔3、
Tに嵌挿し、周縁枠部2bをクッション材8及び表皮9
を介して後面ボード6の窓孔7の周縁部に対応させる。
この状態でネジ挿通孔11にタッピングネジ12を挿入
してその先端を固定プレート5のネジ4,4′に螺合し
て締付を行うと突片状のネジ孔形成面14 、14’は
タッピングネジ12の締付により持ち上げられるように
屈曲変位され、タッピングネジ12の締付完了の状態で
はネジ孔形成面14.14’は大きく変位してクッショ
ン材8及び表皮9を介してアッシュトレイ2の周縁枠部
2bs即ちネジ挿通孔11の端縁面に圧着状態となり、
アッシュトレイ2は周縁枠部2bが全周にわたって固定
プレート5とにより後面ボード6、クッション材8及び
表皮9を挾持した状態で固着される。
以上のようにしてアッシュトレイ2を取付ける際、タッ
ピングネジ12を一方ずつ締付ける自動締付工程におい
て、後面ボード6のうねり等の不安定要素が生じている
場合に、アッシュトレイ2が締付側に傾斜され、その傾
斜状態の11締付けが行われても固定プレート5のネジ
孔形成面14又は14′はその傾斜方向に変位されて、
ネジ孔4又は4′はアッシュトレイ2のネジ挿通孔11
と同芯状態を保持することになり、捷た他方側の締付け
においては、一旦変位された一方の突片14又は14′
はアッシュトレイ2と共に正常状態に戻されることにな
るのでアッシュトレイ2には無理な力は加わらずそのた
め亀裂が生じたり、破損することがない。
なお本例においてネジ孔形成面14と14′とは固定プ
レート5の表面部に対して上下部の相反する側が連続状
態にあるので締付固着されたアッシュトレイ2に上方又
は下方からの力が加わっても夫々の力に対し連続側のネ
ジ孔形成面14又は14′が対抗することになり離脱す
るおそれがない。
また左右方向の力に対しては画形成面14゜14′が対
抗する。
また第8図乃至第10図は本考案に適用する固定プレー
トの他の実施例を示すもので、第8図は上述の第1の実
施例に示す固定プレート5においてネジ孔4,4′が設
けられた突片状のネジ孔形成面14 、14’を予めタ
ッピングネジの締付けの際に持ち上げ変位させる方向に
段状に屈曲14a、14a’して形成したものであり、
アッシュトレイの締付工程時の傾斜方向の変位等は第1
の実施例の場合と同様に行われる。
第9図に示す固定プレート5はネジ孔4,4′の周縁部
を残してその外側に窓孔3の側縁と平行な切溝i s
、 i s’を設け、上下方向に連結された状態の細長
い連続状のネジ孔形成面16 、16’が形成されてい
る。
このようにネジ孔形成面16゜16′を形成することに
よりアッシュトレイのタッピングネジによる締付工程に
かいてネジ孔4゜4′の形成面は連結面16 、16’
が細長いため持ち上げ変位され易く、アッシュトレイの
周縁枠側に接近させることができ、またアッシュトレイ
の傾斜に伴って変位が可能となる。
更に第10図に示す固定プレート5はネジ孔44′の形
成面に、そのネジ孔4,4′を挾むように窓孔3の側縁
から略直交方向に二条の切込溝17゜11′を設けて突
片状のネジ孔形成面18 、18’を形成してあり、ア
ッシュトレイのタッピングネジによる締付工程において
は持ち上げ変位させ、またアッシュトレイの傾斜に伴っ
て傾斜変位されるように構成されている。
以上のように本考案によるアッシュトレイの取付装置は
アッシュトレイを固着する固定プレートの締付部を変位
可能に構成したのでアッシュトレイは固定プレートに対
して近接した状態で締付固着することができると共に取
付面側のうねb等の不安定状態においても締付工程時の
締付部の変形によりアッシュトレイに無理な力が作用す
ることなく円滑で確実な締付けが行え、特に樹脂材によ
り成型したアッシュトレイの場合に締付工程において亀
裂が生じたり破損するおそれがほとんどなく、作業工程
上の歩留が著しく向上し、またアッシュトレイは固定プ
レートに確実かつ堅牢に取付けることができることから
固定プレートとアッシュトレイの間に介在される板状体
の止着作用も果し、例えば車輌座席に適用するときはそ
の後面ボードの座席フレームに対する止着具となシ、大
形の後面ボードの場合においては、その効果が大となる
しかも構成が極めて簡単で製作も容易である等実用上の
効果は頗る犬である。
なか、本考案のアッシュトレイ取付装置は車輌用に限る
ことなく他のものにも適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のアッシュトレイ取付装置を車輌用座席
のバックシートに設置した状態の一部載断した斜視図、
第2図は同要部の分解斜視図、第3図は同一部分の拡大
断面図、第4図は従来の他側の一部分の拡大断面図、第
5図は本考案によるアッシュトレイ取付装置に適用する
固定プレートの一例の斜視図、第6図は第5図に示す固
定プレートにアッシュトレイを取付けた状態の一部分の
横断面図、第1図は同縦断面図、第8図乃至第10図は
、本考案によるアッシュトレイ取付装置に適用する固定
プレートの他側の斜視図である。 図中2はアッシュトレイ、2aは本体、2bは周縁枠部
、3は窓孔、4,4′はネジ孔、5は固定プレート、1
2はタッピングネジ、14,14’。 16.16’ 、18,18’はネジ孔形成面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 樹脂製アッシュトレイをボード等を介在し卦ジで締付固
    定する固定プレートに変位可能なネジ孔形成面を設け、
    該ネジ孔形成面をネジ締伺時に上記ボード等に設けたネ
    ジ孔用抜き部を通して、上記アッシュトレイに圧接状に
    近接させ、上記樹脂製アッシュトレイの破損を防止する
    ようにしたことを特徴とするアッシュトレイ取付装置。
JP1979004908U 1979-01-18 1979-01-18 アツシユトレイ取付装置 Expired JPS5819075Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979004908U JPS5819075Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 アツシユトレイ取付装置

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JP1979004908U JPS5819075Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 アツシユトレイ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55104536U JPS55104536U (ja) 1980-07-21
JPS5819075Y2 true JPS5819075Y2 (ja) 1983-04-19

Family

ID=28810283

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JP1979004908U Expired JPS5819075Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 アツシユトレイ取付装置

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS476278U (ja) * 1971-02-13 1972-09-21
JPS4936807U (ja) * 1972-06-30 1974-04-01
JPS5615932Y2 (ja) * 1976-02-29 1981-04-14
JPS601285Y2 (ja) * 1977-06-07 1985-01-16 株式会社東芝 外装壁への部材取付構造

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JPS55104536U (ja) 1980-07-21

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