JPS5818900B2 - エラストマ−ザイリヨウオセイケイスルソウチ - Google Patents

エラストマ−ザイリヨウオセイケイスルソウチ

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JPS5818900B2
JPS5818900B2 JP4904575A JP4904575A JPS5818900B2 JP S5818900 B2 JPS5818900 B2 JP S5818900B2 JP 4904575 A JP4904575 A JP 4904575A JP 4904575 A JP4904575 A JP 4904575A JP S5818900 B2 JPS5818900 B2 JP S5818900B2
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JP
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secondary chamber
mold
elastomeric material
chamber
piston
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ランバート・マチアス・パツシユ
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Uniroyal AG
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Publication date
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Publication of JPS5818900B2 publication Critical patent/JPS5818900B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/02Transfer moulding, i.e. transferring the required volume of moulding material by a plunger from a "shot" cavity into a mould cavity

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的にトランスファ成形、射出成形、及び圧
縮成形に係り、特に射出ユニット等から多・キャビティ
金型へエラストマー材料を移転する装。
置の一改良であって射出ユニットと、断熱板を閉込める
室との間に一方弁部ち逆止弁を配設されたものに関する
前記逆止弁は射出ユニットの室から断熱板を閉込めてい
る室の内部へエラストマー材料が一方向に流れることを
許す。
しかし、前記逆止弁は、例えば射出ユニットと金型が互
いに固締状態に保持されている硬化サイクル間に材料再
補給等のために射出ユニットのピストンが後退されるこ
とによって前記射出ユニットの室の内部の圧力が減じて
も前記断熱板が閉込められている室から前記射出ユニ人
トの室へ前記エラストマー材料が逆流するのを阻止する
本発明は複数回の射出サイクルの過程において成形製品
を製造するのに必要とされる時間量を減少させる。
このことは、金型と射出ユニットが互いに固締保持され
ている硬化サイクルの後にではなく該硬化サイクルの間
にエラストマー材料を実質的に空の射出室内へ再補給す
ることによって達成される。
従って、そのような再補給作業に従来必要とされた時間
は省かれ得る。
例数ならば、該再補給作業は、規定回数の射出サイクル
の後に独立の作業として行われることを必要とせず、エ
ラストマー材料が金型キャビティにおいて硬化する時間
の間に行われ得るからである。
この点に関連して、本発明は射出ユニットのピストンが
、金型と射出ユニットとを互いに固締された状態に保持
するために射出室内のエラストマー材料に対して連続的
に圧力(供給する必要を無くする。
従って、射出ユニットのピストンは例えばエラストマー
材料供給目的のために金型から独立して制御され得、こ
れと同時に、型硬化サイクル間に金型を閉鎖作動状態に
保つために必要な固締圧力が維持される。
本発明は、エラストマー材料を成形するための装置であ
ってエラストマー材料をキャビティの形に成形して硬化
させる多キヤビテイ金型を有するものとして簡略に説明
され得る。
エラストマー材料射出ユニットが金型に結合され、これ
によって、エラストマー材料を釜型の空のキャビティに
循環的に射出して最終的に硬化させ得る。
金型と射出ユニットとの間には、好適には断熱板の形式
にされた複数個の穴を形成された板が配置される。
該板は射出ユニットの室に直接連通した室に閉込められ
る。
可動板が閉込められる室(以下、−次室と呼称する)と
射出室(以下、二次室と呼称する)との間には、エラス
トマー材料の流れを前記−次室から二次室の内部へ一方
向にのみ許す弁が配置される。
可動板は金型に係合してそれと共に分離線を画成し得る
金型は可動板に対して運動して該可動板を二次室の内方
へ移転させ、これによって、エラストマー材料を二次室
から前記可動板の穴に対して整合された各金型キャビテ
ィ内へ押入れ得る0 前記弁は次ぎのように可動板に組合わされる。
即ち、可動板の内向運動間、例えば、複数回の白抜の金
型キャビティ詰込サイクルを続けるため前記−次室に追
加のエラストマー材料を再補給する目的を以って射出ユ
ニットのピストンが後退される期間に前期−次室に圧力
低下が生じても前記弁が二次室から一次室へのエラスト
マー材料の逆流を阻止するように可動板に組合わされる
本発明は添付図面を参照して以下述べる詳細な説明を検
討することによって−そう明瞭に理解されるであろう。
添付図面のうち特に第1図を参照すると、本発明は参照
番号10を以て示されるトランスファ成形、射出成形ま
たは圧縮成形装置に係る。
成形装置10は台12を有し、台12上には複数個の水
平の案内ロッド16を担持する直立の支持ブロック14
が設けられ、且つ、台12に隣接して、トグルリンク装
置支持0炸動機構18が配置されている。
該機構18は、案内ロンド16の反対端部25に結合さ
れてそれらを支持する定置された射出ユニット24に対
して近づきあるいは遠ざかるように、水平の案内ロッド
16に沿って金型組立体22を運動させるための在来形
式のトグルリンク仕掛アレー20に作動的に結合されて
いる。
前記射出ユニット24には、エラストマー材料送入給源
26が作動的に結合されており、前記給源26は射出シ
リンダ28を介して射出ユニット24に連通し、射出シ
リンダ28内には可動のピストン30が閉込められてい
る(第2図)。
ピストン30は、のちに明らかにされる如く、射出シリ
ンダ28の内部に相対して運動するように、支持ブロッ
ク・ピストン作動装置32に組合わされている。
射出シリンダ28はアダプタ34を有し、該アダプタ3
4の内部は射出シリンダ28内のピストン閉込め室36
に対して軸線方向に連通している。
室36と、アダプタ34の拡張された内部との間には中
間室即ちくびれ38が画成されてそれらと互いに連通し
ている。
前記中間室即ちくびれ38には運動自在の玉39または
その同類が閉込められており、前記玉39は前記くびれ
38の最も狭い区域よりも大きく且つ前記くびれ38の
より広い反対の区域において端フランジ41に形成され
た開口よりも大きい直径を有する。
前記端フランジ41それ自体はその中心その他において
開口され、これによって、玉39が端フランジ41と係
合するとき、前記アダプタ34の拡張された室と前記く
びれ38との間に連続的に連通を可能にする。
これに就ではさらに詳しく後述する。
端フランジ41は前記くびれ38からの玉39の脱出を
防ぐ機能を果たす。
前記アダプタ34は円筒形のフランジ即ち壁40を有し
、膣壁40は概ね円錐台形の外方へ漸開する壁42と内
部において接続し、膣壁42は中心において前記中間室
部ちくびれ38と連通し、該くびれ38は前記ピストン
閉込め室36の端部の一点から前記アダプタ34の内部
へ漸開している。
アダプタ34の壁42は複数個の加熱通路43を形成さ
れ、これら加熱通路43内には適当な加熱媒質、例えば
蒸気、電気加熱コイル等が配置されている。
拡大された露出されたフランジ46を有する耐熱可撓の
端部断熱板44が前記アダプタ34に作動的に装架され
るとともに、金型組立体22に対向配置されている。
第2図に図示される如く、断熱板44の前記露出された
フランジ46は、互いに円周方向に離されて軸線方向に
延在する凹所48を列設され、各凹所48内には各取付
用のボルト52の頭部50が摺動可能に収容されている
各取付用のボルト52は反対端部54において終端し、
前記反対端部54はアダプタ34の円筒形の壁40に螺
着またはその他の方法を以て固定されている。
断熱板44のかくされた径本体部分56はアダプタ34
の円筒形のフランジ即ち壁40の画域円内に摺動自在に
受容されている。
あるいは、これに代えて、断熱板44はフランジ46を
設けられることなしに、単に、第3図〜第6図に図示さ
れる如く、アダプタ34によって、その周縁に沿って摩
擦によって保持され得る。
前記断熱板44は、可撓の石綿繊維と熱硬化樹脂例えば
フェノール樹脂との混合物を以て構成される。
さらに、断熱板44は複数個の開口58を列設され、こ
れら開口58内には、それぞれ、低摩擦(例えばテフロ
ン)の環状の挿入片60が閉込められており、これら挿
入片60は概ね丁字形の横断面を有し、前記金型組立体
22と連通している。
金型組立体22は端板62を設けられ、該端板62に沿
って耐熱性の断熱板64が上置されている。
該断熱板64はその上に配置された加熱プラテン66に
よって発生される熱の結果として端板62が加熱するこ
とを防ぐため適切な厚さを有する任意の好適な断熱物質
を以て構成されている。
加熱プラテン66は金型組立体22を加熱するための加
熱通路68を設けられ、断熱板64の端板62と接触す
る表面とは反対の断熱板64の表面に沿って上置されて
いる。
端板62は、ハウジング72内に閉込められた流体作動
されるラム70に取付けられている。
前記ラム70は、流体が入ロア4を通じてハウジング内
へ導入されるとき、後述される如く、軸線方向に移動さ
れる。
前記加熱プラテン66に沿って型板の組立体が上置され
ており、該組立体は底即ち内型板80、該内型板80上
に配置された中型板82、及び該中型板82上に配置さ
れた外型板84を以て構成される。
これら型板80.82.84は、おのおの、複数個の整
列された開口を穿設されており、各整列の開口は、他の
整列の各開口に対して同軸整合されている。
整合された開口の各グループは複数個の内型挿入片86
の各1個、複数個の中心キャビティ画成型挿入片88の
1個、及び複数個の外傷口の型挿入片90の1個に対す
る受けとして働らき、これら各挿入片は互いに重なり合
ってそれぞれの型キャビティを画成し、これら型キヤビ
テイ内にエラストマー材料が射出されて硬化せしめられ
うる。
前記型挿入片86.88.90は、ばり無しの、または
局部的に撓まされ得る性質のグループとして配列され、
互いに僅かに相対的に運動することによって、それらの
間の全ての分離線を密封するように働らく。
複数個の互いに円周方向に離されたボルト92は、内型
板80を加熱プラテン66に固定し、一方、中型板82
と外型板84は、互いに、且つそれぞれ、内型板80と
穴あきの成板94に着脱自在に結合されている。
成板94は断熱板44に対面係合し、挿入片90の湯道
または開口から、硬化後回時的に全ての湯道スクラップ
を除去するために使用される。
一作動態様において、単に概略的に図示されているトグ
ルリンク仕掛アレー20は、一般に理解される如く、越
心錠止位置へ運動されうる複数個のリンクを以て構成さ
れ、金型組立体22を射出シリンダ28へ向かって運動
させるごとく作用する。
前記トグルリンク仕掛アレー20が完全に延伸されたと
き、金型組立体22は、成板94を介して断熱板44と
係合すべく待機する作動位置に配置される。
次いで、エラストマー材料が射出シリンダ28のピスト
ン閉込め室36内へ導入される。
その量は、金型キャビティの全てを満たすのに必要とさ
れる量を超えたそれである。
加熱通路43内の加熱媒質は、エラストマー材料がピス
トン30によって作用されるときアダプタ34の内部を
満たすとともに断熱板44に対して均一の圧力を及ぼし
てそれをその軸線方向最外位置(第3図)へ移動させる
程度の流動性を前記エラストマー材料を付与するごとく
作用する。
ピストン30が突出されるとき玉39は前記くびれ38
から離れ去り、これによって、エラストマー材料がアダ
プタ34の室を満たすことを許すことは理解されるであ
ろう。
断熱板44は、その軸線方向最外位置へ移動されたとき
、金型組立体22上に装着された成板94に係合してそ
れに対して同様に均一の圧力を及ぼす。
次いで、ラム70は成板94を介して断熱板44に対す
る圧力を増加させるように僅かに突き出される。
成板94は成る程度可撓であるから、型挿入片86.8
8.90のおのおのに対して圧力を伝達供給し、これに
よって、これら型挿入片を互い相対して局部的に撓ませ
てそれらの間の分離線における全ての画成されるかもし
れないギャップを閉じるように作用する。
型挿入片86 、8890間の分離線におけるギャップ
が小さくされるのに応じて、金型キャビティ内へ移転さ
れたエラストマー材料の部分上にパリの形成される可能
性も同様に小さくされる。
断熱板44(第4図)の方向へラム70がさらに運動さ
れることによって、前記エラストマー材料の規定量が低
摩擦の環状の挿入片60を通じて押出されるとともに、
金型キャビティの画域内へ射出される。
次いで、金型キャビティ内へ移転されたエラストマー材
料の部分は加熱プラテン66の加熱通路68内に閉込め
られた加熱媒質によって供給される熱によって硬化せし
められる。
しかし、金型キャビティとアダプタ34の内部との間に
は断熱板44が配置されているから、アダプタ34の画
域内のエラストマー材料の残部分は、加熱された金型組
立体22が固定の射出ユニット24に対して連続して係
合しているにもかかわらず、硬化を防止される。
硬化過程の終りにおいて、または硬化の少くともきわめ
て最終の段階において、金型組立体22は完全に後退さ
れる。
したがって、トグルリンク仕掛アレー20は金型組立体
22を完全に後退させてそれを前記断熱板44から離れ
去らしめるごとく作動し、これによって、金型キャビテ
ィからの成形製品の離脱を可能にする(第6図)。
硬化過程の終りにおいて、成板94は外方の湯口の挿入
片90の湯口の画域内において硬化したエラストマーの
スクラップを同時的に除去するのに使用され得ることと
、次いで、金型キャビティは射出シリンダ28に対して
それを作動的に組合わせる再循環作動のために空にされ
得ることとは理解されるであろう。
空にされたならば、金型キャビティは、回復された成板
94と共に、トグルリンク仕掛アレー20を介して再び
断熱板44の付近へ移動され得る。
次いで、ピストン30はアダプタ34の室を満たすため
僅かに突き出され、これによって断熱板44を前記アダ
プタ34の室の外方へ運動させ、これによって、前記断
熱板44を成板94に係合させる。
前記アダプタ34の室はこれによって次回の金型キャビ
ティ詰込過程のために再注入される。
次いで、ラム70は再び断熱板44をアダプタ34の室
の内方へ運動させるように突き出され、これによって、
それ以上ピストン30を全く運動させることなく、金型
キャビティ内へのエラストマー材料の後行部分の押出し
並びに移転を生じさせうる。
以上のサイクルは、射出シリンダ28のピストン閉込め
室36が殆んど空に近くなる迄、多数回反復される。
閉込め室36が空に近くなる状態は、例えば、ピストン
30が例えば第5図に図示される如き位置を射出シリン
ダ28内において占めるときに生じる。
したがって、ピストン閉込め室36は、それ力相後の金
型キャビティ詰込サイクルを行い得る前にエラストマー
材料を再補給されなくてはならない。
したがって、アダプタ34の前記くびれ38において自
在に運動され得る弁作用する玉39が配設されているか
ら、最終射出サイクルの後、例えば、ラム70がアダプ
タ34の室の内方へ断熱板44を動かして前記室から金
型キャビティ内へエラストマー材料を押出し前記断熱板
44が第4図に概ね図示された如き位置を取った後、・
ピストン30は完全に後退され得、そして空のまたは空
に近いピストン閉込め室36内へのエラストマー材料の
追加供給を、図示されていない在来的手段によって可能
ならしめる。
ピストン30が後退されるとき、金型を作動閉鎖状態に
固締するための圧力は減少しない。
その理由は、ピストン30の後退間、玉39が前記くび
れ38の狭い終端部分へ向かって移動してアダプタ34
の拡張された室内のエラストマー材料が前記くびれ38
を通じて後方へ流れて前記後退されたピストン30によ
って形成された空の空間へ送られるのを阻止するからで
ある。
かくの如く、前記玉39は、前記アダプタ34の拡張さ
れた室内の圧力、従って、金型と射出シリンダ28とを
互いに締結するのに必要とされる圧力、を保持するため
の逆止め弁として働らく。
故に、ピストン30の後退間に圧力は失われないだけで
はなく、射出シリンダ28のピストン閉込め室36が追
加のエラストマー材料を再補給される期間(この期間は
金型キャビティ内の材料の硬化間に生じる)における時
間の損失も無い。
本発明に従った装置の作動の1サイクル間の諸段階、そ
のような踏段階間にそのような装置に関連する踏圧力及
びそのような装置によって達成される時間の経済性は、
以下、第・7図〜第9図を参照することによって−そう
明らかに理解され得る。
これら図面に図示される3個のグラフのおのおのの水平
軸は各作動段階に対する時間間隔を示し、一方、各垂直
軸は各種の装置要素がそのような作λ 動段階間に受ける圧力を示す。
第7図は単一サイクル間にアダプタ34の内部5の拡張
された室に生じる圧力の変化を示すグラフである;第8
図は単一サイクル間にピストン30によって射出シリン
ダのピストン閉込め室36のエラストマー材料に対して
及ぼされる圧力の変化を示すグラフである;第9図は単
一サイクル間にラム70によって断熱板44に対して及
ぼされる圧力の変化を示すグラフである。
第7図〜第9図のグラフ分析は、射出シリンダ28が既
にエラストマー材料を完全に詰込められていることと、
ピストン30が前記くびれ38を通じてエラストマー材
料をアダプタ34の拡張された室内へ射出するため突き
出されていることを最初の仮定とする。
したがって、玉39は前記<びれ38を阻塞する位置か
ら移転されている。
ピストン30によって初めに発揮される圧力は、断熱板
44を外方へ動かして第3図に全般的に示される位置を
取らせるのに充分な程度にされるに過ぎない。
ピストン30の初圧は参照符号P。によって示され、断
熱板44の開口を通じてエラストマー材料の放出を生起
させるには不充分である。
さらに、トグル・リンク仕掛アレー20は第3図に示さ
れる位置へ完全に延伸されていることと、ラム70は完
全に後退された(圧力P。
)状態、即ち、断熱板44のその最外位置への前記外向
運動を可能にし、これによって、アダプタ34の拡張さ
れた室のエラストマー材料詰込体質を最大にする状態に
されていることが仮定される。
ラム70の最初の位置は、金型組立体22を介して、断
熱板44の外向運動の範囲を限定し、従って、初めは当
接要素として機能する。
上記の作動段階は第7図〜第9図のおのおのにおいて時
間間隔t。
−11に生じる。
次ぎの段階はtlから12までのキャビティ詰込段階で
ある。
この段階間、金型組立体22と、断熱板44と、アダプ
タ34の拡張された室内のエラストマー材料とに対して
ラム70によって発揮される圧力は、時点t2において
Plのレベル迄増加し、玉39は前記くびれ38を阻塞
する位置へ戻される。
ラム70によって発揮される圧力の変化は第9図に図示
されており、一方、アダプタ34の拡張された室の内部
のエラストマー材料に対する圧力の変化は第7図に図示
されている。
時点t2において、装置10゛、そして特に断熱板44
は第4図に図示される如き状態に在る。
金型キャビティが満たされたとき、即ち、時点t2にお
いて、これら金型キャビティ内のエラストマー材料の硬
化が加熱プラテン66によって行われうる。
型キャビティにおける硬化は時間間隔13−14におい
てさらに続行されるが、この時間間隔においては、第5
図に図示される如く、もし射出シリンダ28のピストン
閉込め室36が空に近くて追加のエラストマー材料の再
補給を必要するならば、ピストン30が完全に後退され
てピストン閉込め室36への再補給が行われ得る。
ピストン閉込め室36の再補給後、ピストン30は突き
出されてピストン閉込め室36内の新たに再補給された
エラストマー材料を締固める。
ピストン閉込め室36内のエラストマー材料に対してピ
ストン30によって発揮される圧力は、第8図において
実線による波形曲線によって表されている。
しかし、もしピストン30に代えて押出ねじ等が使用さ
れるときは、そのような圧力変化は、t3−t4の時間
間隔において、第8図において破線として表されるであ
ろう。
玉39はピストン30の後退間に前記くびれ3Bを阻塞
して追加のエラストマー材料の再補給を許すから、アダ
プタ34の拡張された室から射出シリンダ28の空のピ
ストン閉込め室鵠内へのエラストマー材料の逆流は生じ
ないことも明らかであろう。
時間の経済性に関して、−そう重要なことに、ピストン
閉込め室36は、硬化期間に、エラストマー材料が金型
キャビティ内において硬化する時間12−1.よりも短
かい時間、追加のエラストマー材料を再補給される。
従って、そのような作動に従来必要とされる時間は本発
明によっては要求されない。
続いて、時点t4において、さらにラム70は第5図に
図示される位置に相当する位置へ復帰され得る。
ラム70の復帰はその圧力をPlからP2へ減じること
によって行われる(第9図)。
これは、ピストン30による対応圧力増加と、アダプタ
34(第7図)の拡張された室における圧力増加によっ
て達成される。
時間間隔14−1.(第8図)におけるピストン30の
突き出しとラム70の復帰とによって、追加のエラスト
マー材料はアダプタ34の拡張された室の内部へ”分配
即ち搾出され、これによって、断熱板44の突き出し即
ち外向運動を生じさせる。
この時間間隔は0分配゛′段階と呼ばれ、該段階におい
て、アダプタ34の拡張された室は少くとも1追加射出
サイクルのために完全に再補給される。
分配圧力Pdはラム70の圧力P2よりも大きいことは
理解されるであろう。
硬化は時点t5迄、または時点t、後僅小の時間に亘っ
て続行され、次いで、第6図に図示される如<、トグル
リンク仕掛アレー20はその完全に延伸された位置から
動かされ、これによって、金型を開くことと金型キャビ
ティを空にすることとを可能にする。
金型キャビティが空にされたとき、トグルリンク仕掛ア
レー20は再び第3図に図示される位置へ移動され、そ
して、次回のサイクルは第7図〜第9図において時点t
に開始されて反復され得る。
以上において本発明は可動の断熱ユニットと共動する、
またはその内向運動に対して応動する、弁に関連して説
明されたが、本発明に依れば、アダプタそれ自体が逆止
弁を配設され該逆止弁はそれが閉込められているくびれ
との連通から射出ユニットが撤退されるときに前記アダ
プタからのエラストマー材料の逆流を防止するようにさ
れている装置も提供され得る。
従って、緊定圧力はアダプタが固定されるクロスヘッド
と金型との間に保持され得、エラストマー材料は前記く
びれを通じて逆流し得ない。
従って、本発明の弁付きのアダプタは可動の断熱ユニッ
トに対する作動的結合に限定されない。
前記弁付きのアダプタは固定された断熱ユニット、即ち
アダプタに相対して、または射出あるいはトランスファ
装置に相対して、軸線方向に運動され得ない断熱ユニッ
ト、に対しても作動的に結合され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う装置の概略側面図;第2図は本発
明に基く装置の拡大された要部断面図;第3図〜第6図
は第2図に概示された装置の作動の順次段階における該
装置の各要部断面図:第7図〜第9図はa可動の端板を
閉込める二次室内における圧力対時間の関係と、b射出
ユニットのピストンにおける圧力対時間の関係と、C可
動の端板に対して金型を近づけあるいは遠ざけるごとく
運動させるラムにおける圧力対時間の関係をそれぞれ図
示したグラフ図である。 以上の諸図面において、10は「成形装置」;22は「
金型組立体1.;24は「射出ユニット」;34は「ア
ダプタ」;36は「ピストン閉込め室」;30は「ピス
トン」;28は「射出シリンダ」;38は「くびれ」;
39は「玉」;41は「端フランジ」;44は「断熱板
」;70は「ラム」;72は「ハウジング」を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エラストマー材料を成形する装置10にして、エラ
    ストマー材料をキャビティの形状に成形して硬化させる
    少くとも1個のキャビティを有する金型22と;エラス
    トマー材料が配置される一次室であって該エラストマー
    材料が圧力を受けてそれから移転され得るものを有する
    エラストマー材料射出ユニット24と:前記一次室に連
    通ずる二次室を画成するアダプタ装置34と:前記−次
    室一と二次室との間に配置された弁装置38,39,4
    1であってエラストマー材料が前記−次室から二次室へ
    一方向に流れるのを許すものと;前記金型に対して対面
    関係を以て前記アダプタ装置によって担持された開口を
    形成された端板44ヤあって、その1個の開口が前記二
    次室を前記金型のキャビティに対し相互連通させ、前記
    二次室に少、くとも部分的に配置され前記二次室の軸線
    方向寸法を減じさせるように前記二次室に相対して軸線
    方向に自在に運動され、前記金型に対して係合され前記
    金型と共に分離線を画成する露出端を有するものと;前
    記金型を前記端板に係合させこれによって前記端板を前
    記二次室の内方へ移転させて前記二次室の軸線方向寸法
    を減じさせるとともにエラストマー材料を前記端板を通
    じて前記金型のキャビティ内へ押出すように前記射出ユ
    ニットと金型とを互いに相対的に運動させる装置とを有
    するものにおいて;前記−次室と二次室との間に配置さ
    れた弁装置38.39,41であってエラストマー材料
    が前記−次室から前記二次室へ一方向に流れるのを許す
    ものを有し、該弁装置が前記端板の内向運動間に前記端
    板と共働し、前記−次室において圧力低下が生じても前
    記二次室から前記−次室へのエラストマー材料の逆流を
    阻止することを特徴とするエラストマー材料を成形する
    装置。
JP4904575A 1974-04-23 1975-04-22 エラストマ−ザイリヨウオセイケイスルソウチ Expired JPS5818900B2 (ja)

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JPS50146655A JPS50146655A (ja) 1975-11-25
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JP4904575A Expired JPS5818900B2 (ja) 1974-04-23 1975-04-22 エラストマ−ザイリヨウオセイケイスルソウチ

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ES (1) ES436879A1 (ja)
FR (1) FR2268623B1 (ja)
GB (1) GB1500816A (ja)
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IE40983L (en) 1975-10-23
NL7504690A (nl) 1975-10-27
DE2419509A1 (de) 1975-11-13
FR2268623B1 (ja) 1977-04-15
DE2419509C3 (de) 1982-03-11
CA1046718A (en) 1979-01-23
FR2268623A1 (ja) 1975-11-21
JPS50146655A (ja) 1975-11-25
CH593788A5 (ja) 1977-12-15

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