JPS58188047A - 放電灯シ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放電灯シール装置に関するものであり、特に外
部振動に対する強度を補強し、しかもコスト低減も実現
することのできる放電灯シール装置に関するものである
。

キセノンや水銀などを、内部に高圧で新入した石英ガラ
ス封体を有する放電灯では、そのシーノレ部分の機械的
強度が十分でないために、輸送中や使用中にシール部分
にクラックを生じたり，破損したりし易い欠点がある。

Ｃのために、今ＩでＩＣも、外部振動に対して強い耐振
構造のシール装置が種々提案ざれてＧ）る。

第１図および第２図は、このような耐振構造翫目的とし
た従来の放電灯シール装置を示す断面図である。

第１図において、１はその内部に放電灯電極２が収納さ
ね、また細径の筒状ネック部ＩＡを有するガラス封体、
ｌ６は前記ネツクｉｌＡの内部に配設された、はり柱状
のガラスロッドである。前記ガラスロッド１６は、その
前後湖面に、その中心軸と一ａｔる支持用盲孔１１　、
　１２を穿設さむている。

１４Ａ　および　１４Ｂは前記ガラスロッドｌ６の前後
端面に固着さわ、そわぞわ、前記盲孔１１　　。

１２と一致する中心孔を穿設ざわた金属キャップ（モリ
ブデン、タングステン、タンタノレなど）、５は、前記
ガラスロツドｌ６の局面にそって配設さね、その両端を
金属キャップ１４Ａ　および１４Ｂに導ｔ＊続さねた導
電箔（モリブデンなど）である。

また、３は、前記金属キャップ１４Ａの中心孔を貫通し
て、その後方端を前記支持用盲孔１１に圧入ざれ、その
前１熾に電極２が固着さねている支持用導電棒，７は、
前記金属キャップ１４Ｂ　のの中心孔を貫通して、その
藺方靖を前記支持用盲孔１２に圧入さわた外部リード棒
である。

なお、第１図においては、支持用導電棒３と金属キャッ
プ１４Ａ，および外部リード棒７と金属キャップ　１４
Ｂは、それぞれ溶接などによって固着されている。また
、ガラスロッドｌ６、導電箔５およびネック部ＩＡは、
加熱加圧シールされている。

Ｍｌ図のシール装置では、支持用導電棒３や外部リード
棒７がガラスロッドｌ６の支持用盲孔１１。

１２に圧入さわ、かつ金属キャップ　１４Ａに固着さわ
ているので、前記導竃伸３や外部リード＄１１１７の中
心軸力向の振動や外力に対する耐損性は相当ＩＣ強化さ
わる。

しかし、中心軸と直角方向の振動や外力が加わった場合
に（ｊ，前記盲孔１１　、　　１２の底部および開口部
に応力が集中的に加わり、この部分で破損し易いという
欠点がある。

前記の欠点を改善するためのシール装置として、第２図
ＩＣ示Ｃような構成が考えられる。同図において、第１
図と同一の符４は同一または同等部分をあらわしている
。１５はステム部であり、例えば、金属キャップ１４Ａ
の曲力の、ネック部ＩＡの内部ｆζ、封体１と同種のガ
ラスを充填することによって形成される。

第２図の場合には、ステム部１５が設けられているため
に、明らかなように、導電棒３の中心軸と直角方向の振
動や外力に対する耐振性は大幅に改善される。

しかし、この場合１１．ステム部１５と電極２との間に
介在する支持用導電棒３の長さが短かくなるので、電極
２が高温に加熱８ｔ′Ｉたとき、ステム部１５の温度が
上昇し、その部分を構成しているガラスが失透して弱体
化するおそれがある。このように、ガラスが失透すると
、周知のように機械的強度が大幅に劣化し、耐振性が低
下することになる。

さらに、第１図および第２図のいずれの場合にも、ガラ
スロッド１６に盲孔１１，１２を精密に芽設しなければ
ならないので、その加工が面倒であり、歩留りが低下し
てコス）Ａとなる欠点がある。

本発明は１述の事情に鑑みてなきねたものであり、その
目的とするところは、どのような方向の振動や外力に対
しても、十分に大きい耐振性をもち、しかもガラス等に
対して精密加工する必要のない放電灯シール装置を提供
することにある。

前記目的を達成するためｌζ、本発明においては、放電
灯ノール部をネック部の内部断面形状とはゾ等しい外形
を有し、後方に向けて開口するように、前記ネック部内
に配置さね、その中心軸上には電極支持用導電棒が、前
方に向って延長するように固着きねた金属キャップと、
前記金属キャップの開口４情から、こねに挿入されたガ
ラス増体と、１ＩＩｌ記ガラス墳体の背後に配装置ざわ
た集電用ディスクと、前記ガラス導体の周面にそって配
設され、その両端が前記金属キャップおよび集電用ディ
スクｔＣ導電接続された複数の導電箔とで構成している
。

さらに、本発明においては、必要−ζ応じて、前記の構
成に、前記金属キャップの前方に配置され、そのはゾ中
心に設けられた孔に前記電極支持用導電棒が貫挿され、
その周縁が前記ネック部内面に圧接されＣいる補強用支
持ディスクとを付加すること＼している。

以下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第３
図は本発明の一実施例の断−図である。

図において、第１，２図と同一の符号は同一または同等
部分をあられしている。

第３図において、６１ｊネック部１の内部に配設された
ガラス増体、４は齢記ガラス春体６の前側に、その開口
を後向きに、かつ前記開口内に前記ガラス増体６が挿入
された状態で配設ざわた金属キャップ（タングステン、
モリブデン、タンタルなど）である。

また、９は、ガラス導体６の背後に配置された集電用デ
ィスクである。図に明示したように、支持用導電棒３お
よび外部リード棒７は、金属キャップ４および集電用デ
ィスク９の中心にそれぞれ設けられた孔に貫通され、か
つ、溶接などの手段（ζよってそわぞわに固着されてい
る。

ｌＯは金属キャップ４の底部ディスクの周囲に形成さね
た凹溝であり、また８は加熱加圧シール時ｉζ、金属キ
ャップ４の紬方端において、ネックＩＩＩＡが引込まね
て形成される凹部である。

なお、後述するところからも明らかなように、削記凹＠
１０および四部８は必ずしも必要でなく、雀略すること
ができる。

第３図の実施例＃ｅ置（ｊ、例えば、つぎのような１程
４こよって組立てらねる。

１１）前方端１こ電極２を固着された支持用導電棒３の
後端を、金属キャップ４の底部ディスクの中心孔に挿入
し、Ｉｌｉ！接などによって固着する。

（２）　　金属キャップ４の開口４貴へ延びるように、
複数枚のストリップ状導電箔５を、金属キャップ４の外
部または内側、あるいは底部に溶接などによって固着す
る。

（３）新体ｌと同種の石英ガラスなどからなるガラス連
体６を、前記金属キャップ４の開口端側から一杯に挿入
し、前記導電箔５がガラス連体６の局面に沿って延長す
るように整形配列する。

（４）　　その中心孔に外部リード棒７が挿入固着され
た集電用ディスク９を、ガラス連体６の背面に当接させ
、集電用ディスク９の一縁に導電箔５を、溶接などによ
って固着すゐ。

（５）　　紡記の工程（１）〜（４）Ｉζよって構成ざ
わた電極２−支持用導電棒３−　金属キャップ４−導電
箔５−　ガラス連体６−集電用ディスク９−外部リード
棒７の組立体を、ガラス封体ｌのネック部ＩＡ内に挿入
し、位置決めする。

（６）前記組立体とネック部ＩＡとを、外部より加熱加
圧し、ネック部ＩＡ、導電箔５およびガラス連体６を浴
着一体化し、加熱加圧シールを完成する。

本実施例は、以上の構成であるので、電極２および支持
用導電棒３は、金属キャップ４１ζよって十分強固に支
持されることができ、支持用導電棒３の中心軸方向の振
動や外力に対しては、従来技術による場合と同等または
そわ以上の耐振性をもたせることができる。

また、中心軸と直角方向の振動や外力が加えられる場合
でも、ガラス連体６に直接応力が加えら喀 ねることがなくなり、ざらに金属キャップ４の外周面と
ネック部Ｉ人の内面が当接または圧接（溶着また（Ｊ固
着ざわていない）状態であるので、振動や外力による応
力が、金属キャップ４の外周面のはり全面にわたって分
散されることになる。したがって、シール部の耐振性が
改善され、その破損が大幅に減少される。

第４図は本発明の他の実施例の断面図であり、第３図と
同一の符号は同一または同等部分をあられしている。第
３図との対比から明らかなように、この実施例は、第３
図の実施例Ｋ、補強用支持ディスク１５Ａをさらに追加
したものである。

補強用支持ディスク　１５Ａは、その中心孔の部分で支
持用導電棒３を貫通して相互に固着８ｔ′Ｉると共に、
その周縁部でネック部ｌムの内面に圧接している。

したがって、この実施例によりば、支持用導電棒３の中
心軸と直角方向の振動や外力に対する耐振性を、なお−
要改善することかでｈｈ。

以上の説明から明らかなように、本発明によりは、外部
から加えられる振動や力に対して十分な強度をもった放
電灯シール装置が実現される。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の放電灯シール装置の一例を示す断面図、
第２図は従来の放電灯シール装置の他の例を示す断面図
、第３図は本発明の一実施例の断面図、第４図は本発明
の他のｌｌＩ施例の断面図である。 １・・・ガラス封体、ＩＡ・・・筒状ネック部、２・・
・放電打電−１３・・・支持用導電棒、４・・・金属キ
ャップ、５・・・導電箔、６・・・ガラス連体、７・・
・外部リード棒、９・・・集電用ディスク、１５・・・
ステム部代理人弁理士　平　木　道　人 外１名 湧了Ｌ １ ４Ｅ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）は望筒状のネック部を有するガラス封体と、前記
   ネック部の内部断面形状とはゾ等しい外形を有し、後方
   に向けて開口するように、前記ネック部内に配置さね、
   かつその中心軸上には電極支持用導電棒が、前方に向っ
   て延長するように固着された金属キャップと、前記金属
   キャップの開口端側から、こねに挿入されたガラス連体
   と、前記ガラス連体の背後に配置された集電用ディスク
   と、前記ガラス連体の周面にそって配設さね、その両端
   が前記金属キャップおよび集電用ディスクに導電接続さ
   れた複数の導電箔とを具備し、前記ガラス連体、導電箔
   およびネック部が溶着されたことを特徴とする放電灯シ
   ール装置。 （２）前記金属キャップの外周面に凹溝が形成されたこ
   とを特徴とする特許 載の放電灯シール装置。 ｛３｝　　曲記東電用ディスクに、後方に向って延長す
   る外部リード棒が固着さねたことを特徴とする前記特許
   請求の範囲第１または第２項記載の放電灯シール装置。 （４）　　はり筒状のネック部．を有するガラス封体と
   、前記ネック部の内部断面形状とほソ等しい外形を有し
   、後方に向けて開口するように、前記ネック部内に配置
   さね、その中心軸上に（１電極支持用導電棒が、前方に
   向って延長するように固着ざれた金属キャップと、前記
   金属キャップの開口端側から、こねに挿入２！ねたガラ
   ス連体と、前記ガラス連体の背後に配置された集電用デ
   ィスクと、前記ガラス連体の周面にそって配設２！わ、
   その両端が前記金属キャップおよぴ集電用ディスクに導
   電接続された複数の導電箔と、前記金属キャップの前方
   に配置さね、そのほり中心に前記電極支持用導電棒が貫
   挿固着さね、そのＷＲ縁が前記ネック部内面に圧接され
   ている補強用支持ディスクとを具備し、酌記ガラス連体
   、導電箔およびネック部が溶着されたことを特徴とする
   放電灯シール装置。 （５）箭記金属キャップの外局面に凹溝が形ｅ、ざわた
   ことを特徴とする特許 載の放電灯シール装置。 （６）前記集電用ディスクに、後方に向って延長する外
   部リード棒が固着ざれたことを特徴とする前記特許請求
   の範囲第４または＠５項記載の放電灯シール装置。