JPS58186482A - 選別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は形状の異なる薄板状の複数種類の部材、例えば
紙片、金属片、硬貨等をその形状に従って大小を判別し
、その形状ごとに部材を分離９選択することができる選
別装置に関し１％に、選別ドラムの回転方向を変えるこ
とで複数種の部材を選別できる選別装置に関する。

形状の小さく、かつ、異った形状が複数種類混じり合っ
た多数の部材をその形状に従って選別するのは手作業で
は時間が掛るとともに娯選別が生じ易い吃のである。従
って、従来から機械的、電気的に複数種類の部材をその
形状に従って分類。

選択する自動選別機構が各積用いられていた。しかしな
がら、従来の自動選別機構では硬貨、ナツト等の重量が
あり、かつ、成る程度の厚みがある部材であってはその
選別機構は比較的容易に構成することができるが、軽量
で、かつ、薄い部材では形状による選別が困難であシ、
完全に複数種類の部材をその形状ごとに選択する装置は
開発されていなかった。例えば、切符尋の紙片、端切れ
等の布片、薄肉の金属片などではその選別を手作業に頼
らざるを得ないものであった。このため、内部中空の円
筒形状をした選別ドラムの外周に特定の形状をした通口
を貫通開口させ、選別ドラム内に収納した複数種の部材
のうち特定形状の部材のみを通口より放出させ、この部
材を選び出す選別装置も提案されている。しかし、この
方法では通口は同一種類の形状のものしか設けることが
できず、選別できる部材は一種類に限定され、用途が狭
いものとなっていた。

本発明は上述の欠点に鑑み、軽量かつ薄肉の部材をその
形状に従って選別することができ、しかも、回転方向に
よって選別する部材の程類を異ならせることができる選
別装置を提供するものである。

以下、本発明の一実施例を図面によシ説明する。

本実施例では部材を四角形の紙片、つまり切符をその形
状の大小によって選別するものについて説明する。

第１図は本実施例の選別装置の外観を示すもので、長方
形状をした本体１の下部には間隔を置いて一対の脚体２
が垂直に連結してあり、この一対の脚体２の間には内部
が空胴で上方が開口した回収箱３が進退自由に設けであ
る。本体１の側面の一部にはスイッチ、ランプ尋を設け
た制御パネル４が設けてあり、本体１の上面端部でその
短辺にはヒンジ６によって投入体５が連結しである。投
入体５は上方が台形状に開口し、下方に向って三角形状
に絞り込んだ外形をしておシ、本体１側に接近した側面
には投入ロアが大きく開口させてあり、投入体５の内部
下部にはこの投入ロアより本体１内部に突出したシュー
ト８が傾斜して設けである。まだ、第２図は第１図にお
ける回収箱３を前方に引出し、投入体５をヒンジ６によ
って本体１の上面に回動させた状態を示すものである。

本体１の投入体５を設けた側面には円形状をした開口９
が形成してあシ、この開口９によって本体１の内外部が
連通させてあシ、開口９には本体ｌ内に収納した選別ド
ラム１０の側部開口端を接近させである。

次Ｋ、第３図はこの選別ドラム１０を詳しく説明するも
ので１選別ドラムｌＯは薄肉の金属性材料をパイプ状圧
巻いて形成してあシ、内部は中空であり、その一端（図
中左＠）は大きく開口させであるが他端（図中右＠）は
閉鎖してあシ、その他端の中心には駆動軸１１が連結し
てあり、駆動軸１１はモータ１２に接続しである。選別
ドラムｌＯはその軸線が水平に々るよう設置してあり、
選別ドラム１０の上部及び下部左右には間隔を置いて支
持軸１３．１４．１５が軸支してあり、この各支持軸１
３．１４．１５の左右にはそれぞれローラ１６．１７．
１８が固定してあυ、各ローラ１６．１７．１８は選別
ドラム１０の外周に接触させて選別ドラム１０を回転自
在に保持している。この選別ドラム１０Ｇ外ｍｍｍその
軸方向に対して２種の形状選別機構１９．２０が一列ず
つ間隔を置いて設けてあり、この実施例では形状選別機
構１９は一列に対して４個、形状選別機構２０は３個が
それぞれ設けられている。第４図はこの形状選別機構１
９．２０の一部を拡大して示したもので、各形状選別機
構１９．２０は選別ドラム１０の外周を打抜いて、との
打抜い九部分に薄肉細長形状の帯板を接着することによ
って形成されており、画形状選別機構１９．２０はその
大きさは相違するが同一構造となっており、それぞれの
形状選別機構１９．２０は対称に配置しである。

選別ドラム１０には各一つの形状選別機構１９゜２０に
対してやや台形状に打抜で切断して富士山形状の摺動部
２１．２２と先端が鋭角である砲弾形の分岐部２３．２
４とが加工されており、摺動部２１．２２はその両側辺
がそれぞれ接近する方向に放物線状に湾曲されて形成さ
れて、選別ドラム１００円形の外周より外方に傾斜しな
がら曲げられている。各摺動部２１．２２の両側忙ある
放物線状の切断部分にはその全長にわたって細長い帯状
の案内板２５．２６が固着してあり、摺動部２１と案内
板２５．摺動部２２と案内板２６によって双曲線状をし
た切符のシュータ−が形成されることになる。すなわち
、案内板２５．２６のそれぞれの一端は富士山形になり
た摺動部２１　、２２の山頂両側部に位置し、案内板２
５．２６の他端は摺動部２１．２２の切断しである最大
開口部に位置させてあシ、これによシ案内板２５．２６
の一端と摺動部２１．２２の頂部で長方形状をした通口
である排出口２７．２８を形成させ、案内板２５．２６
の他端の下部は選別ドラム１０の内周に起立させである
。そして、隣り合った選別機構１９．２０の案内板２５
．２６の他端はそれぞれ連結し、分岐部２４．２５の周
囲を囲む様にＶ字形状となっている。前述の排出口２７
．２８はそれぞれの幅ｖ、Ｗが所定の長さに設定してあ
わ、幅Ｖは小さい切符Ａの幅Ｘよシ大きく中位の切符Ｂ
の幅Ｙよりも小さく設定してあシ、幅Ｗは中位の切符８
０幅Ｙよシも大きく大きい切符Ｃの幅２よシも小さくな
るように設定しである。そして、排出口２７．２８の開
口は選別ドラム１０の接線に対して垂直であシ、排出口
２７．２８はそれぞれ開口方向を対向させて互い違いに
設置しである。

次に１本実施例の作用を説明する。

本実施例で形状の異った大中小の切符Ａ、Ｂ。

Ｃを選別させる場合に付いて説明する。まず、小さい切
符Ａを選び出すには、選別装置を第１図の状態に設定し
、混ぜ合った大小の切符Ａ、Ｂ、Ｃを投入体５の上部開
口よシ投入すると切符Ａ、Ｂ。

Ｃはシュート８に案内され本体１内にある選別ドラム１
０の内部に収納される。所定量の切符Ａ。

Ｂ、Ｃを選別ドラム１０に収納させた々ら、制御パネル
４のスイッチを投入するとモータ１２は始動して駆動軸
１１を回転させて選別ドラム１０を図中矢印Ｆ方向に回
転させる。このため選別ドラム１０は形状選別機構１９
の分岐部２４のＶ字形の頂部を回転の先端とし、排出口
２７を後端として回転することになシ、混合した切符Ａ
、Ｂ、Ｃを選別ドラム１０内局面で摺動、攪拌させるこ
とになる。このため、切符Ａ、Ｂ、Ｃは選別ドラム１０
０回転によって摺動し、その重量によって常に選別ドラ
ム１０の下方に位置し、案内板２５に接触することによ
シ排出ロ２７方向にかき集められることになる。す々わ
ち、切符Ａ、Ｂ、Ｃはその形状の大中小Ｋかかわシなく
選別ドラム１ｏ内周面を滑シ、左右に大きく開口した案
内板２５によりその流れ方向が規制され、その流れは案
内板２５の狭められた中央方向に向けられる。こうして
、切符Ａ、Ｂ　、Ｃは各形状選別機構１９の中央方向に
向けて流動することＫなり、切符Ａ、Ｂ。

Ｃは必らず一対の案内板２５０関に集められる。

この案内板２５０間に集められた切符Ａ、Ｂ、Ｃは摺動
部２１を流れて排出口２７Ｋまで流動するが、この排出
口２７は予め所定の大きさに形成してあり、形状の一番
小さい切符Ａのみが排出口２１を通過して選別ドラム１
０の外方に排出される。

しかし切符Ａより形状の大きい切符Ｂ、Ｃはこの排出口
２７の断面形状より大きいため忙排出口２７の手前で両
側の案内板２５に引掛かるか、流動して排出口２７上方
にはね上げられるため、排出口２７を通過せずに選別ド
ラム１０内に残留するこ−とになる。所定時間選別ドラ
ム１０を矢印Ｆ方向に回転させ、小さい切符人が全て排
出されたときＫはタイマー等によってモータ１２の駆動
を停止させて１回収箱３を手前に引き出して切符Ａを他
の箱に保管して回収箱３を空にし、再度回収箱３を本体
１の下部に挿入設定する。そして制御パネル４を操作し
てモータ１２を駆動し、選別ドラム１０を矢印Ｇ方向に
逆回転させ、切符Ｂ、Ｃを選別ドラム１０内で摺動、攪
拌させる。このだめ。

切符Ｂ、Ｃは前述と同様に形状選別機構２０の中央方向
へ向けて流動し、切符Ｂ、Ｃは一対の案内板２６０間に
集められ、中位の切符Ｂは排出口２８を通過して選別ド
ラム１０の外方忙放出されることになり、大きい形状の
切符Ｃのみが選別ドラム１０内に残ることになる。所定
時間モータ１２を駆動させた後タイマー等でモータ１２
の駆動を停止し１選別ドラム１０の回転を停止させると
、回収箱３内には切符Ｂが収納され、選別ドラム１０内
には切符Ｃが残留することになる。そして、回収箱３を
手前に引出すことで内部に収納しである切符Ｂは他の保
管器具に移すことができる。また、投入体５を第２図の
様にヒンジ６を中心にして回動させることで開口９を露
出させ、この開口９より選別ドラム１０内に手を挿入す
るか、真空吸引機を用いて切符Ｃをこの選別ドラム１０
より外部に取出し、切符Ａとは区別して保管させること
ができる（本実施例では切符Ａ、Ｂ、Ｃはその表示価格
の大小によって形状の大小を設定してあり。

その形状の種類は３種類である。、）。

この様にして、形状の異なる３種類の切符Ａ。

Ｂ、Ｃは選別ドラム１０の排出口２７．２８によって分
離１選別され、それぞれを区別して保管収納することが
できることになる。

本発明は上述の様に構成したので、従来では選別するこ
とが出来なかった軽量で、薄い部材をその形状の大小に
従って分類９選択してそれぞれの形状ととに区分けをす
ることができ、手作業によらず短時間で効果的な選別を
行うことができる。

また、選別ドラムの回転方向を変化させるだけで異った
形状の部材を複数種選別することができ。

利用分野６作業効率を広めることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は同上
の回収箱を引出し、投入体を上方にはね上けた状態を示
す斜視図、第３図は選別ドラムの外観を示す斜視図、第
４図は選別ドラムの一部を示す拡大斜視図である。 １０・・・選別ドラム、　　１９．２０・・・選別機構
。 ２７．２８・・・通口としての排出口。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 内部に選別する複数種の形状の部材を収納する中空円筒
   形の選別ドラムと、この選別ドラムの周囲に設けられて
   部材の特定の形状によシその部材を選別ドラム外周に通
   過させる形状選別機構とから成り、選別ドラムを回転さ
   せることで特定の形状をした部材のみを形状選別機構か
   ら選別ドラム外に放出させて複数種の部材を選別できる
   選別装置において、形状選別機構は特定の部材の形状に
   合せた選別ドラムの内外を連通させる通口を有し。 この通口の開口面を選別ドラムの接線に対してや゛　　
   　や垂直に位置させてあシ、特定の形状の通口を有する
   一つの種類の形状選別機構をその開口方向を選別ドラム
   の一つの回転方向く合わせて設け、前述の通口とはその
   形状が異った形状の他の種類の形状選別機構をその開口
   方向を選別ドラムの他の回転方向に合わせて設けたこと
   を特徴とする選別装置。