JPS58184016A - テンシヨンリ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明扛テンションリールの改良に関し、竪牢で保守の
必要が少なくしかも構造が簡単な庵のである、 銅帯を取扱うプロセス設備や圧延設備弊においては、そ
の出側にテンションリールと呼ばれる銅帯巻取機が設置
され、このテンションＩＪ　−ルにより成品となった銅
帯をコイル状に巻取る。

従来のテンションリールの構造はその平面状ｌｌを表わ
す第１図に示すように、鋼帯が巻織られたコイル０１が
支持されるドラム０２ｔｉその一端部が軸受０３で支持
され、減速機０４を介して電動機０５に連結されて回転
駆動される。

そして、ドラム０２１！コイル０１の巻取りあるいは巻
＊り後の交換を行なうためその外径を拡縮可能とされ油
圧シリンダ０６で操作される、との拡縮機構は、第２図
および第３図に示すように、ドラムシャフト０７の最外
周に径方向に四分割されたセグメント０８が設けられセ
グメント０８の内側中央部にドラムシャフト０７の中心
に向う突起部が形成されこの突起部に断面Ｔｆｊｌｉで
軸方向に対して傾斜したテーパ面ｔ−３個有するｍ０９
が形成しである。そしてこの３個のテーパ面と対応した
テーパ面が形成されるとともに各セグメント０８と対応
して外周４箇所に凸部が形成されたスプレッダ０１０が
ドラムシャフト０７とセグメント０８との間に設けられ
ドラムシャフト０７のＩＩｌ′ｒ面ＴＩ！の溝０１１に
沿って摺動可能かつテーパ面同士が接触し。

さらにセグメント０８の溝０９とも摺動可能に嵌め込ん
である。そして、このスプレッダＯ１゜の先端部がドラ
ムシャツ）０７の中心ｉ６に設けられたロッドＯ１２と
シフティングヨーク０１３を介して連結されロッド０１
２基端部の油圧シリンダ０６で操作される。したがって
、ｆｆＢ圧シリンダ０６でロッド０１２を弓１Ｇすけス
プレッダ０１０のテーバＩｆ］ｔ−介してその倹作用に
よってセグメント０８が拡径しＩ！３図の左半分の状態
となる一万、ｃＩツド０１２を押し出すとセグメント０
８が縮径して＠３凶の右半分の状態となる。

このようにしてテンションリールのドラムはドラム拡径
時にコイルの内径に圧着されコイルをドラムに固着して
銅帯を一敗ｖ、銅帯の巻取９終了時にドラムを縮径して
コイルをドラムから嘔外す。

また、このテンションリールのドラムにコイルの大重量
が作用した９鋼帯に大きな張力が作用しドラムの変形や
装置が問題となる場合には。

その対策としてドラムシャフト０７の先端部に短い軸部
分を有するドラム命ヤツプ０１４をボルトＯ１５で取付
け、このドラム今ヤツプ０１４の軸部分にベアリング０
１６ｔ−介してアウトボード０１７を装着レサボータ０
１８により回転可能に支持するよう構成しである。

かようなテンションリールの機構においては次のような
欠点がある。

■　コイルの喉外し等に伴うスプレッダの繰り返し操作
によってセグメントとスプレッダとの接触部の偏摩耗が
著しい。

■　ロッド先端のシフティングヨークを介して４個のセ
グメントに力を伝達するためシフティングヨークの破損
がよく起こると共（ロッドがシフティングヨーク取付部
近傍で破損しやすい。

■　大型ａｔ−支えるドラムキャップを般社た場合に嬬
その取付ボルトの破損が起こりやすい。

■　その他、工作上ドラムシャフト、スグレッダ、セグ
メント等の加工が非常に豪華であり。

高度の加工技術中特殊工具等を必要とし１組立や分解も
豪華で保守も難しい。

本発明はかかる従来の欠点を解消し、Ｉｌ牢で保守の必
要が少なくしかも構造の簡単なテンションリールの提供
を目的とする。かかる目的を達成する本発明の構成は、
銅帯の巻取９に使用されるテンションリールにおいて、
ドラムシャフトの外周に半径方向に摺動可能な複数個の
セグメントを設け、仁のセグメントをそれぞれ摺動させ
セグメントを拡縮する流体圧シリンダを前記ドラムシャ
フト内に設ける一方、この流体圧シリンダに供給する圧
力流体を制御し縮径が同期するよう制御すると共に圧力
流体の漏洩を補償し得る流体圧制御装置を具えた仁とを
特徴とする。

以下１本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明する
。

本発明のテンションリールは、＠４図に示すように、銅
帯が巻取られて得られるコイルｌを支持するドラム２が
その中間部を軸受３で回転可能に支承されるとともに基
端部が減速機４を介して電動機５に連結され回転駆動さ
れる。このドラム２は銅帯の巻取りあるい扛＊轍９終了
後のコイルｌの取外しのためその外径が拡縮可能とされ
、この拡縮を制御する流体圧制御装置（第７図参照）が
設けである。

このドラム２の拡縮機構はｖＩＩ！１５図および第６図
に示すように、ドラムシャフト６の外周に径方向に４分
割されたセグメント７が設けられ。

ドラムシャフト６０半径方向等間隔でしかも４個長手方
向に形成した案内ｖＩＢにそれぞれのセグメント７０内
側中央部の突起部７＆がスライド可能に嵌まりセグメン
ト７０半径方向の摺動による拡縮を案内する。ま喪、ド
ラムシャフトされ対称位置のシリンダ穴９同士が一平面
内に位置しこれと直交するシリンダ穴９１同士が加工を
容易とするためずらして配置しである。尚。

同一平面円に４個設けても良いわそして、これら各シリ
ンダ穴９．９１にそれぞれピストン１０が装着されピス
トンロッド１１が球面軸受１２を介してセグメント７の
凹部でナツト１３によってルーズに問屋しである。この
球面軸受１２はセグメント７の摺動にともなう変動を吸
収し円滑なピストンｌＯの動きを確保するものである、 そして、シリンダ穴９，９ａの外側にはシリンダ蓋１４
が取付けられピストン１００両鯛にそれぞれシリンダ室
が形成される。そして、ドラムシャフト６の中心部に形
成された拡径用油路１５がピストン１０中心側のシリン
ダ室と連通する一方、拡径用油路１５の外側に各セグメ
ント７に対応して４本の縮径用油路１６が形成されピス
トン１０の外側のシリン、ダ室と連通する。これら拡径
用油路１５および縮径用油路１６の基端部にはディスト
リビュータ１７が設けられドラムシャフト６の停止中は
もちろん回転中にもこれら油路１５，１６への作動油の
給排を可能とする。

また、ドラム２にかかる負荷が大きくアウトボードによ
りドラム２の先端を支持する必要がある場合には、第５
図に示すようにドラムシャフト６の先端部に一体に小径
の軸部分６ａを突き出して形成し、この軸部分６ａにベ
アリング１８を介してアウトボード１９を回転可能に取
付ける。このように一体とすることによって従来のボル
トで連結するのに比べ強度が格段に向上し破損のおそれ
もない。

次にテンションリールの特性として、銅帯の巻＄Ｖはド
ラム拡径後行われるためドラム拡径時各セグメント７に
作用する負荷が小さく負荷を均一とするための各セグメ
ント７の同期駆動は必要としないが、ドラム２の縮径時
にはコイルｌの重量が作用しセグメント７に無理な力が
作用するおそれかあＶ、各セグメント７ｔ−同期して収
縮するのが望ましい。

そこで、谷セグメント７のシリンダ９，９ａ群に同量の
作動油を供給するようにした油圧制御装置の油圧回路を
第７図に示した。同油圧回路でＦｉ、説明の便宜上告セ
グメント７に設けられる４個のシリンダおよびピストン
を１個だけ図示した奄のである。

それぞれのシリンダ穴９，９ａに連通する縮径用油路１
６にはディストリビュータ１７を介してチェック斧２０
が設けられて同期シリンダ２１に接続される。この同期
シリンダ２１は４個のシリンダのピストンが１本のロッ
ドで連結されて同期作動するものであり、２つのソレノ
イド２２ｍ、２２ｂｖｔ有するソレノイドｆｆ２２より
供給される圧油（油圧供給源社図示せず）でピストンを
作動させ同期シリンダ２１０４個のシリンダから同一量
、１ｉｉｌ−圧力の作動油を送り出しチェック升２０．
ディストリビュータ１７゜縮径用油路１６を介してピス
ト７１０を押し戻す。この結果、各セグメント７轄摺動
じて縮径しコイルｌとの密着が解かれる。ま良拡径の場
合には、特に各セグメント７を同期作動する必要がない
ことからソレノイド＊２２より直接圧油がディストリビ
ュータ１７および拡径用油路１５を介してピスト２１０
を押し出し拡径する。。

このような油圧制御装置では作動油の漏れが全熱なけれ
ば上記油圧回路で十分であるが、実際の回路では僅かな
漏れが生ずることがある。

この僅かな油漏れは、セグメント７の拡径時は各シリン
ダにはソレノイド５？２２を介し一本の拡径用油路１５
から圧油が供給されるので問題とならない。一方、セグ
メント７の縮径時は４本の縮径用油路１６のどれかに油
漏れがあると同期シリンダ２１がドラム拡径準備完了の
位置にリセットされないという不具合があるやそこで、
これを補償するためチェック斧２０の上流側にディスト
リビュータ１７と連通する補償用油路２３が設けられ、
チェック升２４を介してソレノイド２５ｍ、２５ｂを有
するソレノイド９ｆ２５に接続してＴｏｆｆ、このソレ
ノイド５Ｐ２５に低圧の圧油（油圧供給源は図示せず）
が供給される。そして、このソレノイド２５　ｍ　、　
２５ｂに扛同期シリンダ２１の縮径完了側ピストンのス
トロークエンド近傍で作動するリミットスイッチ２６の
信号で励磁もしく轄消磁されるよう電気的に接続しであ
る。したがって、同期シリンダ２１にソレノイド弁２２
から圧油が供給されピストンが押されストロークエンド
近傍にくるとリミットスイッチ２６がＯＮとなり、その
信号が補償用のソレノイド弁２５のソレノイド２５ｍに
送られてこれを励磁し、補償用油路２３、チェック９Ｐ
２４を介して低圧の圧油を補充する。

この結果、油の漏れは補充され同期シリンダ２１は正し
くドラム（セグメント）拡径準備完了位置にリセットさ
れる。

かように本実施例のテンションリールによればセグメン
トを拡縮する油圧シリンダがドラムシャフト円に設けら
れ、これ管油圧制御装置で制御するようにしたので従来
−比べ構造が簡単でしかも堅牢とすることができる。し
友がって。

保守等の必要が少なくなる。また、アウトボードを必要
とする場合扛ドラムキャップをドラムシャフトと一体と
したので破損のおそれが極めて少ない。

尚、上記実施例ではセグメントを４分割しそれぞれのセ
グメントを４個の油圧シリンダで拡縮するようにしたが
、４分割および４個に駆足するものでは表〈、銅帯の巻
取り量、すなわちコイルの大きさ等によって適宜選択す
れば良い。

また、油圧シリンダとせず他の流体１例えば。

空気圧等の気体圧あるいは液圧で作動するシリンダとし
ても良い。

以上、実施例とと４に具体的に説明したように本発明に
よれば堅牢で保守の必要が少なく。

しかも構造の簡単な−ｊ　＋　ｊ：ｆＶリールを提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜＠３図は従来のテンションリールにかかり、第
１図は全体平面図、第２図は第３−１ のｌ−１１断面図、第３図は第２図の腸−１断面図で左
半分は拡径状態を、右半分は縮径状態をそれぞれ示す。 第４図〜第６図は本発明のテンションリールの一実施例
にかかり、第４図は全体平１ｆＩａｉ！！、第番図ａｍ
　６　ｔｏｏ　ｖ　−ｖ断面図、第６図は第５図のｖｔ
−■断面図で右半分は拡径状態を、１！１半分は縮径状
態をそれぞれ示す。第７図轄油圧制御装置の一実施例に
かかる油圧回路図である。 図面中。 ｌ扛コイル。 ２社ドラム。 ３杜軸受。 ４社減速機。 ５は電動機。 ６Ｆｉドラムシヤフト。 ７はセグメント。 ８社業円Ｓ。 ９．９ａはシリンダ穴。 ＩＯはピストン。 １１はピストンロッド。 １２扛球面軸受。 １４杜シリンダ蓋。 １５は拡径用油路。 １６は縮性用油路、 １７はディストリビュータ。 １９嬬アウトボード。 ２１は同期シリンダ。 ２２．２５Ｆｓ、：／ｉ／ノイド５Ｆ。 ２３は漏洩補償用油路である。 特許出願人 三菱重工業株式会社 復代理人 弁理士　元　石　士　部（他１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 銅帯の巻取９に使用されるテンションリールにおいて、
   ドラムシャフトの外周に半径方向に摺動可能な被数個の
   セグメントを設け、このセグメントをそれぞれ摺動させ
   セグメントを拡縮する流体圧シリンダを前記ドラムシャ
   フト内に設ける一方、この流体圧シリンダに供給する圧
   力流体を制御し縮径が同期するよう制御すると共に圧力
   流体の漏洩を補償し得る流体圧制御装置を具えたことを
   特徴とするテンションリール。