JPS5818367A - ニトロソピリミジン誘導体の製造方法 - Google Patents

ニトロソピリミジン誘導体の製造方法

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JPS5818367A
JPS5818367A JP56116365A JP11636581A JPS5818367A JP S5818367 A JPS5818367 A JP S5818367A JP 56116365 A JP56116365 A JP 56116365A JP 11636581 A JP11636581 A JP 11636581A JP S5818367 A JPS5818367 A JP S5818367A
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JP
Japan
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aminopyrimidine
nitrite
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nitrosopyrimidine
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JP56116365A
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Jiro Suzuki
次郎 鈴木
Toshiyuki Hashimoto
橋本 敏之
Mitsunori Matsushima
松島 光則
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Kohjin Holdings Co Ltd
Kojin Co Ltd
Original Assignee
Kohjin Holdings Co Ltd
Kojin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はP11&性が良好でかつ乾燥したものが軟aで
粉砕が谷易なニトロソピリミジン誘4体を製造する方法
に関する。
/但し式中Yは01(、NH2およびS11 を示す〕
で示される閉環剤と一般的に金属アルコラードの様ナア
ルカリ触媒存在下反応させ4−アミノピリミジン誘導体
を形成させ9次いで生成した4−アミノピリミジン誘導
体を単離することなく亜硝酸塩でニトロソ化するに当り
4−アミノピリミジン誘導体を含む反応液系のり(を一
旦アルカリ性がら酸性にて亜硝酸塩を添加することを特
徴とするニトロソピリミジン誘導体の製造方法に関する
4−アミノ−5−ニトロソピリミジン誘導体はプリン誘
導体およびプテリジン誘導体を製造する際の中間体と[
2て工業的に重要な化合物であることは良く知られてい
る。
4I−アミノ−5−ニトロソピリミジン誘導体の製造法
は4・−アミノピリミジン誘導体を亜硝酸塩と反応させ
る方法(例えばOrg、 5ynth、 Co11. 
Vol4 P、247.Ann、、381.64(19
04))  またはニトロソシアノ酢酸誘導体と閉環剤
を反応させる8 、 521 (195B) )が公知
である。
これらの公知の製造方法のうち前者は4・−アミノピリ
ミジンを単離してから酢酸中あるいは鉱酸中で亜硝酸塩
によってニトロソ化するものである。
しかし実際工業的に4.−アミノ−5−ニトロンピリミ
ジン誘導体を製造する場合に、わざわざ4−アミノピリ
ミジン誘導体を単離する方法は採用されず、4.−アミ
ノピリミジン誘導体を形成させた反応系を適当な処理例
えば溶媒の回収を行った復水で希釈し亜硝酸塩を加え9
次いで酸で中和する方法が採用されている。ところがこ
の方法で傅ら扛た4−アミノ−5−ニトロソピリミジン
誘導体を単離するために涙過しようとすると著しく濾過
性が悪くその為濾過時間が長くかかるばかりでなく水洗
が困難であるため庁有する無機物を主体とする不純物の
除去が著しく難しく純度の良いものが「与帷〈、更に乾
燥した場合非常に硬い塊を形成具い出し本発明を完成さ
せた。
本発明を更に詳しく説明する。一般式 NCCH2C0X〔但し式中Xは炭素数が1〜4・の低
級アルコキシ基、アミン基、お上び)・ロゲノ基を示す
〕で示されるシアノ酢酸誘導体を一般式〇2NC=NF
([但し式中YはOH,NH2,SHを示す〕で示され
る閉環剤との反応によって4−アミノ−6−ヒドロキシ
ピリミジン誘導体を得る反応は従来から良く知られてい
る反応で9例えば。
Org、 −8ynth、 Co11. Vol 4 
 r)、 245 、 Ann、、  881 。
64(19(14)、  Get、 Pat、 156
,055 工業化学雑誌55.406 (1952)、
U、S、P、2.678,204号等がある。これら公
知の方法は痣て金属アルコラード−アルコール、水酸化
アルカリ−水および水酸化アルカリのみという様な強ア
ルカリ性で閉環反応ルコールの系はほとんど定量的に反
応が進行するため工業的にはほとんどこの方法が採用さ
れているので好ましい。
本発明方法の特徴は閉環反応後溶媒のアルコールを適当
な方法で回収し、残渣に水を加え4I−アミノピリミジ
ン誘導体を溶解せしめ硫酸、塩酸の様な鉱酸あるいは酢
酸等の有機酸を加えて声を4以下好1しくは1.5〜2
.5まで下げることにある。
この操作の途中pH10〜11の間で結晶が析出しその
後は終始懸濁状帽である。声の調整が終了したら、一般
的に亜硝酸ソーダである亜硝酸塩の水溶液を添加してニ
トロン化を行う。ニトロソ化の反応温度は特に限定する
必要はないが大概20〜80”Cが好捷しい。特に高温
での反応は生成するNOxが系外に放出され易く亜硝酸
ソーダの効率は低下する。
得られたニトロソ体1rJ、8〜5時間室温で熟成をこ
とが出来る装置であればよい。充分水洗し水射性の堰類
およびその他の不純物を除き脱水後乾燥すれば軟質の粉
砕し易い塊状物が得られる。
これに比べて工業的に良く行われる閉環反応後アルコー
ルを回収し残渣に水を加えて溶解させ。
次いで亜硝酸ソーダを加え、酸で田を中性にするニトロ
ン化の方法では得ら扛たニトロソ体は非常に濾過性が悪
く、そのため生産性が悪いばかりでなく、水洗がどうし
ても不充分となり、水溶性不純分の除去が困難となる。
そしてその物を乾燥すると非常にし1つた硬佃の塊状を
呈し粉砕は非常にやっかいになる。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例12,6−ジアミツー5−ニトロソ−4−ピリミ
ジノールの場合。
228%ソジウムメチラート198.(lにグアニ酢酸
メチル49.59を添加し水浴上で2時間加熱還佛1シ
た。余剰のメタノールを常圧蒸留して回収L/ 、iり
+i俵渣に水1zを加え溶かした。この液に49) %の硫酸を少量づつ加えて声を1.7にした。これに亜
硝酸ソーダ845vを水70m1″′c済解した溶液を
36〜40°Cを保ち滴下した。滴下終了したら20%
苛性ソーダでpHを4.5に調整し8時間室温で熟成し
た後ヌソテエで吸引濾過(アスピレータ−)した。濾過
は約10分間で終了し次いで水800 mlづつで8回
洗浄した。充分脱水し、固型物をトレーに移し棚段式の
熱風乾燥器で70゛Cで乾燥した。乾燥した物の塊は手
で簡単に崩すことの出来る軟質のものであった。取得量
?2.(1(928%)。この唆1の純度は0.1N苛
性ソーダ4゜×l0−4%溶液の波長820nmの吸光
劇を標準品と比較することによって行い994%であっ
た。
比較例1 4.9%硫酸を加える前壕では実施例1と同様に処理し
、得られた水溶液に亜硝酸ソーダの結晶81.畿’;t
’tヵ1.ええ。1□1カカ5う、。〜40’。□′1
1.ノ つ様に4・9%硫酸を少量づつ加えた。pH10付近工
で吸引濾過(アスピレータ−)した。濾過は困難を極め
同相を分離するだけで約7時間を要し800m1づつ三
回の水洗に合計約82時間を経過した。取り出した物は
水分の多い粘本状のものであった。トレーに薄く拡げ7
0℃の熱風乾燥器で乾燥した。乾燥したものは手ではと
うてい崩すことの出来ない非常に硬い塊であった。
取得量71.? f (92,4・%)。純度950%
比較例2 300rnlづつ3回の水洗をしない以外は比較例1と
同様に処理して2,6−ジアミツー5−ニトロノー4−
ピリミジノールを78.5 f (94+。7%)得た
。本島の純度は850%であった。
実施例26−アミノ−5−ニトロソ−2,4−ピリミジ
ンジオンの場合。
28%ソジウムメテラー)198.Orに尿素8002
とシアノ酢酸メチル4.9.5fを加え41時間この懸
濁液を60°Cに加温し亜硝酸ソーダ水溶液(亜硝酸ソ
ーダ84.5fを水70−に溶かした)を少量づつ滴下
した。反応温度は60〜70“Cを保ちニトロソ化を行
った。滴下終了後室温1で冷却し20%苛性ソーダでジ
(を4.5に調整し3時間熟成した後ヌッチェで吸引濾
過(アスピレータ−)シタ。濾過は約10分間で終了し
1次いで水8001nlづつ8回洗浄した。充分脱水し
、固型物をトレーに移し70”Cの熱風乾燥器で乾燥し
た。得(9) られた塊は手で簡単に崩すことが出来る軟質のものであ
った。取得量705グ(90,8%)。純度は波長81
2nmの吸光度を1票準品と比較して992%であった
比做例8 49%硫酸を滴下する前捷では実施例2と同峰に処理し
、得られた水溶液に亜硝酸ソーダの結晶845fを加え
た。攪拌しながら60〜70°C−’frた紅紫色のス
ラリー液をヌッチェで吸引濾過(アスピレータ−)した
。濾過は非常に困難で母液を分離するのに約10時間を
要した。実施例2で行った水洗は取りやめにして、得ら
れたケーキをトレーに広げて70°Cの熱風乾燥器で乾
燥した。乾燥したものは非常に硬い塊であった。
取得量72.1 f (92,4%)。純度は83.8
%であった。
実施例86−アミノ−5−ニトロソ−2−メルカプト−
4,−ピリミジノールの場 (10) 合n 28%ソジウムメチラー)100.09にチオ尿素88
.1yを加え1次いでシアノ酢酸メチル49゜52を加
え3時間加熱還流した。反応終了後常圧蒸留で余剰のメ
タノールを回収し残渣に水10100Oを加え溶解した
。4・9%硫酸を少量づつ滴下しジ(を1.0に調整し
た。この液に20〜80゛Cで熟成した。得られたスラ
リー液をヌッテエで吸引濾過(アスピレータ−)した。
濾過は約10分で終了し次いで水B OOmeづつで8
回洗浄した。充分脱水し固型物をトレーに広げて70”
Cの熱風乾燥器で乾燥した。得られた塊は手で簡単に崩
すことが出来る軟質のものであった。取得:f#r80
.14(980%)。純度は波長8601mの吸光度を
標準品と比較して985%であった。
比較例4 49%硫酸を滴下する前1では実施例8と同様(11) に処理し、4られた水溶液に亜硝酸ソーダの結晶84、
、5 fを加えた。次いで反応温塵を20〜8゜°Cに
保ち49%硫酸を少量づつ加えpHを4・5にした。8
時間熟成復ヌッチェで吸引濾過(アスピレータ−)した
。濾過は非常に困難で母液の分離だけで約20時間を要
した。実施例8で実施した水洗は中止し、得られたケー
キをトレーに広げて711シ□、ν。純度は80.5%
であった。
実施例4 無水エタノール250ゴに金属ナトリウム1152を溶
かしグアニジン塩酸堰5U、8rを室l席で加え次いで
シアノ酢酸エチル56.61i’を加えて2時間加熱し
た。その後の処理は実施例1と同様に行い、濾過性良好
かつ乾燥後は粉砕し易い2.4−ジアミノ−6−ヒドロ
キシ5−二トロンピリミジン’& 7 ]、、8 f 
(9,]、、99%得た。本市の純度は1002%であ
った。
特許出願人  株式会社 興 人 (12)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 NCCH2C0X 〔但し式中Xは炭よ
    びSHf示す〕で示される閉環剤とアルカリ性で閉環さ
    せて4.−アミノピリミジン!導体を形成させ1次いで
    生成した4−アミノピリミジン誘導体を単離することな
    く亜硝酸塩でニトロソ化するに当り4−アミノピリミジ
    ン誘導体を含む系の世を一旦アルカリ性から酸性にして
    亜硝酸塩を添加することを特徴とする濾過性良好かつ乾
    燥後粉砕容易なニトロソピリミジン誘導体の製造方法。
  2. (2)ニトロソ反応時のpHが41以下であるQ5許請
    氷範囲(1)のニトロソピリミジン誘導体の製造方法。
JP56116365A 1981-07-27 1981-07-27 ニトロソピリミジン誘導体の製造方法 Granted JPS5818367A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59141566A (ja) * 1983-01-28 1984-08-14 ロンザ リミテツド 2−置換−5−ニトロソ−4,6−ジアミノピリミジンの製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2673204A (en) * 1950-09-16 1954-03-23 Wickhen Products Inc Processes for the syntheses of leucopterin and the intermediates thereof and of 2, 4, 5-triamino-6-hydroxy pyrimidine sulfite and the alkali salts thereof

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JPH0549666B2 (ja) * 1983-01-28 1993-07-26 Lonza Ag

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JPH052672B2 (ja) 1993-01-13

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