JPS58182099A - 熱交換器を浄化する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は気体を加熱または冷却するだめの熱交換器系
の浄化方法に関する。

気体の加熱または冷却のため桶種の熱交換器系が知られ
ている。広く行き渉っているのは例えばユングストロー
ム（Ｌｊｕｎｇｓｔｒ′６ｍ　）原理に従う回転熱交換
器であって、これは定置の形状板、管または薄板の形の
熱貯蔵物を備え、これが測温気体流から低温気体流へ循
環的に動いてその際に熱を吸収しまた放出する。管また
はその他の中空体の中を高温媒体または低温媒体（例え
ば蒸気まだは水）が流過し、その外面のまわシを気体が
流れるような熱交換器もしばしば利用される。

塵を多量に保持する気体の加熱まだは冷却に公知の熱交
換器を使用した際には沈積物が熱交換面上に容易に形成
される。露点以下になる場合または湿式で浄化された煙
−道ガスのように水滴またはエアゾルが気体に伴なわれ
る場合には、熱交換器系においてかさぶた状外皮の形成
およびねば）付きを除くことが極めて困難である。

このような熱交換器糸に形成されたかさぶた状外皮は熱
交換器における圧力損失を尚め、さらに気体と熱交換面
の間の熱伝達を妨害する。

そのためこのような系に配備される周知の熱交換器は部
分的に極めて複雑な浄化装置を装着する。

そして熱交換面を蒸気、空気または水の吹付けで掃除す
ることが知られている。この際には大抵は著しく高い圧
力と極めて高い装置費用とが必要である（ドイツ連邦共
和国特許公開第２９４８２０１号公報）。蒸気罐の領域
では例えば熱交換面を１鋼球の雨」で周期的に清掃する
ような機械的浄化方法も知られている。

例れば球のような分離した粒子の堆積層を汚れ捕捉手段
として本来の熱交換面の前方に配備すること（例えば米
国％許第７９３６４８号明細書）も知られているが、こ
の解決では堆積層における沈積物によって圧力損失が著
しく高くなり従ってこれが周期的に交換されまたけ浄化
されなければならない。米国特許第３８７２９１８号明
細書に記載されている別の方式では回転熱交換器が堆積
層の形の多くの可動の要素で充たされ、これら要素が熱
を管壁に伝達しその運動によって熱交換面を浄化する。

この解決では装置費用が比較的高くなると考えられ、堆
積層において圧力損失が大きく、さらにこのような層で
の比較的小さい運動は浄化効果を著しく限定する。

この発明の目的は、長い作動時間に渉って熱伝達および
圧力損失が一定に保持できる↓うにして気体の加熱また
冷却に使用される熱交換器を簡単かつ有効に浄化する方
法を提供することにある。

この目的はこの発明によれば、定常的にまたはときどき
渦動層を形成するような気体の中で自由に動くことがで
きる多くの球、中空の球またはサドル形状体などの要素
を熱交換器の危険な部分に配備することによって達成さ
れる。

詳しく言えばこの発明によって、回転熱貯蔵物または回
転気体通路を有し若しくはその代シに高温または低温の
気体が流入する室を有し、気体を通す隔壁が気体流に横
向きに配置される気体−気体−熱交換器を浄化する方法
において、熱貯蔵物それ自身によっても形成できる少く
とも２つの前記隔壁の間に、上方から下方への気体の流
入によって堆積層を形成し下方から上方への気体の流入
によって渦動層を形成するような多くの態別に動くこと
ができる要素を収容し、かかる渦動層を駆動の際に熱交
換器の少くとも１つの区域で保持し、渦動層を形成する
前記要素の相互衝突および相互摩擦によって沈積物を定
常的に除去することを特徴とする方法が提供される。ま
た気体が管、ひれ付き管またはその他の中空体を流過す
る第２の媒体によって加熱または冷却されるような熱交
換器を浄化する方法において、気体空間の中に多くの分
離した要素を収容し、これによって熱交換器の駆動の際
に渦動層を形成しその衝突および摩擦によって熱交換面
を定常的に沈積物なしに保持することを特徴とする方法
も提供される。これらの実施例として、要素が球、中空
の球またはサド形状体として形成され、まだ要素が潜熱
貯蔵物または熱容量の高い材料を備えまたはこれらで形
成される。この浄化方法は半径向きに気体が流入するよ
うな回転熱交換器に利用できる。

回転熱交換器において、渦動層の中の要素は衝突まだは
摩擦によって熱交換面の定常的な浄化を達成する。回転
熱交換器では、湿気と含有塵の共同作用によって形成さ
れるかさぶた状外皮および沈積物が特に低温気体の流入
区域に生成されることが見出されている。この流入区域
側はこの発明によれば自流で作動し垂直の軸線を有する
回転熱交換器の際に要素が堆積層の形で汚れ捕捉手段の
役をするからこの要素によってねばυ付きのないように
保護され、回転体の回転（甘だけ別の公知の熱交換器系
の際の気体通路の回転または移動）の際には要素は渦動
層に変化しこれにおいて衝突および摩擦によって沈積物
を自動的に除去する。

特定の利用面ではこのような装置を熱交換器の両側すな
わち低温気体流入側および高温気体流入側に配備するこ
とが有利である。直流で駆動される熱交換器の場合には
要素が流入側に配置され、この流入は要素が熱交換器の
両側で渦動層になるように行なわれる。

この方法は半径向き流入の公知の回転熱交換器にも難な
く適用できる。

この発明の浄化方法に適した要素および公知の熱交換器
系へのこれの配備の実施例を第１図から第４図に示す。

第１図は浄化のだめの球形状（中空のまたは中空でない
球）の要素１を示す。

第２図はサドル形状物体として形成された浄化のための
要素１ａを示す。

第６図はユングストローム（Ｌｊｕｎｇｓｔｒ葛ｍ）原
理に従って回転体２、ハウジング６および垂直軸４を有
しこの発明の方法に適した熱交換器をボす。

要素１．１ａはかさぶた状外皮の形成の危険がある低温
気体８の流入側で汚れ捕捉手段の作用をする堆積層７を
形成し、この要素は高温気体９の流出側で渦動層乙の中
で浄化される。

第４図は加熱媒体または冷却媒体１１が流過する管７を
有し渦動層の中に存する要素１．１ａを持つ気体１０を
加熱−まだは冷却するだめの管熱交換器を示す。

【図面の簡単な説明】

第１図は球状の要素の斜視図、第２図はサドル形状の要
素の斜視図、第６図はユングストローム原理による熱交
換器を略示する斜視図、第４図は別の熱交換を略示する
斜視図である。 図面において、１と１ａは要素、２は回転体、３はハウ
ジング、６は渦動層、７は堆積層、７′は管、８は低温
区域、９は高温区域、１１は高温または低温の媒体を示
す。 図面の浄書（内容に変更なし） 第１図 第２図 手続補正書（方式） 昭和　　年　　月　　日 特許庁長官殿 １、事件の表示 昭和５７年　特許願　第　９７８８’／ロ１ 、発明の名称 熱交換器を浄化する方法 ３、補正をする者 事件との関係　　　特許出願人 住所　ｒ手漕齋シ乙τでパ５４ｙｐ７　）。 ４、代理人 〒１０５　　住所　東京都港区西新橋１丁目１番１５号
物産ビル別館　電話（５９１）　０２６１４５９−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　回転熱貯蔵物または回転気体通路を有し若しくは
   その代りに高温または低温の気体が流入する室を有し、
   気体を通す隔壁が気体流に横向きに配置される気体−気
   体−熱交換器を浄化する方法において、熱貯蔵物それ自
   身によっても形成できる少くとも２つの前記隔壁の間に
   、上方から下方への気体の流入によって堆積層を形成し
   下方から上方への気体の流入によって渦動層を形成する
   ような多くの態別に動くことができる要素を収容し、か
   かる渦動層を駆動の際に熱交換器の少くとも１つの区域
   で保持し、渦動層を形成する前記要素の相互衝突および
   相互摩擦によって沈積物を定常的に除去することを特徴
   とする方法。 ゛２．半径向きに気体が流入するよう斤回転熱交換器に
   利用される特許請求の範囲第１項に記載の方法。 ６、要素が球、中空の球またはサド形状体として形成さ
   れる特許請求の範囲第１項または第２項に記載の方法。 ４、要素が潜熱貯蔵物または熱實量の高い材料を備えま
   たはこれらで形成される特許請求の範囲第１項、第２ｍ
   、第３項のいずれか１項に記載の方法。 ５、　気体が管、ひれ付き管またはその他の中空体を流
   過する第２の媒体によって加熱または冷却されるような
   熱交換器を浄化する方法において、気体空間の中に多く
   の分離した要素を収容し、これによって熱交換器の駆動
   の際に渦動層を形成しその衝突およびＪＩ！擦によって
   熱交換面を定常的に沈積物なしに保持することを特徴と
   する方法。 ６　要素が球、中空の球またはサド形状体として形成さ
   れる特許請求の範囲第５項に記載の方法。 Ｚ　要素が潜熱貯蔵物まだは熱答量の筒い材料を備えま
   たはこれらで形成される特許請求の範囲第５項または第
   ６項に記載の方法。