JPS58177644A

JPS58177644A - 義歯取付具

Info

Publication number: JPS58177644A
Application number: JP58049082A
Authority: JP
Inventors: ヘルム−ト・ハダ−
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1982-03-31
Filing date: 1983-03-25
Publication date: 1983-10-18
Also published as: GB8306249D0; GB2117643A; DE3311444A1; DE3311444C2; US4556388A; GB2117643B; CH646046A5

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、義歯固定用留め具に関する。義歯固定用と
して従来用いられている手段は充填すべきすき間の両側
の健全な歯の上にはめ込まれる人工歯冠をかぶせること
が必要で、と九によって橋義歯をつくりかつ部分入れ歯
さえも冠義歯上に固定する。この方法では入れ歯を担持
するのに用いる健全な歯を切削する作業を含み、このた
めこれら健全な癩を感染にかかり易くまた腐敗に傷みや
すくさせる。このことは好ましくないことは明らかで、
スイス特許第６１９８５６号に記載のように、健全な歯
の中に固定されるための２つの乳頭状要素を含む固着部
材を用いかつ義歯を固定するのに用いるねじ山付きスタ
ッドを取り付けたねじ山付き棒部材を担持するものであ
る。

この装置は、乳頭状要素を受は入れるために２つの厳密
に平行な空洞を穿孔する必要があり、かつこのことは実
際の状態では達し得ないから、満足できるものではない
。事実この装置はまた、所要の位置に固着具を取り付け
るために、固着具を担持するのに用いる健全な歯に可成
りの孔を形成することが必要である。そのうえ、取り外
しができないねじ山付き棒は特に取外し可能なユニット
を固定する場合に使用者にとって問題を起させる。

この発明によれば、義歯を健全な歯に固定する歯科取付
具を提供し、該取付具は、健全な歯に強固Ｋ１１ｄ定さ
れる雄部分および義歯に剛接される雌部分を含み、雄部
分は２つの独立したピンを含み、これらのピンはそれら
の一方の端で健全な歯Ｋかつ他方の端で義歯に取り付け
られるためのもので、および前記雄部分はまた下面にお
いてかつ横匈面に孔をもって一つの空洞或は開口をもつ
結合部材を含み１．この組立体は、ピンの球形結合部材
がこの空洞或は開口内に収容かつ密封されかつピンが前
記孔を通して結合部材から延びるように配置される。

附図を参照しつつ２つの実施例についてこの発明を以下
に述べる。

図示の取付具は健全な歯に固定するための雄部分１、お
よび義歯に組み込み或は取り付けるための雌部分２を含
む。

第１．２．３および７図に示す実施例において、雄部分
１は、実質的に円錐形外側表面および丸形上方部をもつ
本体３を含み、本体３は、丸形上方部からその底端へ外
向きに広がっている。本体３は、円筒形上方部４および
下向きに開口する広がった下方部５をもつ空洞或は開口
を有している。

横側孔６は本体３の肯部において開口４，５に接近する
ためのものである。

雄部分１は、さらに開口４．５内に配置されるための球
形頭部８をもつ２つの栓或はピン７を含み、頭部の直径
は孔６０幅よりも大きい。

各ピン７の自由端は健全な歯に穿孔された各穴内に密封
される。

ピン７は、互いに角度的Ｋかつ軸方向に移動可能で、そ
の頭部８は、常に開口４．５内に留まり、従って本体３
に対して係合される。

この装置によって、歯科医はピン７を受は入れるために
、ピン７の直径に対応する直径の２つの***或は凹部な
健全な＊に穿孔する。＊に穿孔された穴或は凹部は、そ
のサイズは小さくかつ互いに平行である必要はなくかつ
予め定めた距離で間隔を保つ必要もない。事実、ピン７
は並進的に運動できかつ角度運動が可能であるから、ピ
ンは２つの穿孔内に容易に嵌装できかつその中に密封で
きる。開口４．５はまた義歯を所定位置に同定させるた
めに本体３が正しく向けられたとき密封材料で充填され
る。

対応する雌部分２（第７図）は、円錐形キャップ部材９
によって形成され、その内側形状は円錐形本体３の外側
形状と対応しかつ横側孔１０をもつ。キャップ９は、ひ
とたび本体３が、ビン７によって前述のように口の中の
歯に固定されると、円錐形本体３の上に嵌装される。

円錐形キャップ９は、下方唇状部分１１を有し、これは
円錐形本体３の下縁部と協働してキャップ９を使用係合
位置に・本体３上に固定する。

キャップ９は、プラスチック材料のような僅かに弾性を
もつ材料で造られる。

雌部分２は、任意既知の方法で義＊１２内に取り付けら
れる。

第１．４．５および６図に示す第２実施例において、雄
部分ｌは空洞或は開口４．５をもつ本体１２を含み、前
記開口は孔６によって本体１２の後側を通って接近可能
でありかつ２つの２７７０球形頭部８を受は入れるため
のものである。

雄部分の本体１２は、さらに互に平行な軸線をもつ３つ
の円錐形７ライス孔或は穿孔１４．１５゜１６をもつ継
手部分１３を有する０円錐形穿孔１４、Ｉｓおよび１６
は雄部分ｌの本体１２の上面に向って外方へ広がる。

継手部分１３は第５図および第６図に示すように取付具
の雌部分２と協働するように構成され、この部分は孔２
１をもつプラスチック材の一体部分内に取り付けられる
３つのピン１７．１８および１９を含む。

ビン１７．１８および１９は、また円錐形でかつ上向き
に外方へ広がり、かつそれらの下方端に保持唇状部或は
把捉具２２を有している。

雌部分１２は、義歯内に取り付けられる。この堰付けは
、例えば、雌部分２の義歯２０のプラスチック材料部２
０の形状に対応する空洞或は開口を義歯に設けることに
よって実施される。次に雌部分２は圧入スタッドを用い
て義歯内の空洞或は開口内に受は入れられる。雌部分は
、義歯に形成された空洞或は開口の壁と協働する肩部２
０ａによって義歯内の所定位置に保持される。

義歯を固定するたｉ＜は、穿孔１４．１５および１．６
内にビア１７．１Ｂおよび１９を係合すれば十分であり
、これはピンおよび穿孔が円錐形態をもつから極めて容
易である。ピンを正しい位置に挿入することによって、
保持唇状部分２２は、継手部分１３の下側の位置に移動
されて雌部分２および雄部分１を結合位置に保持する。

この取付具は次の理由から特に魅力がある。

（１）　　担持部材として用いられる健全な歯との干渉
が、穿孔が小さく、かつその位置がそれらの向きととも
に厳密でないから最小に済ませることができる。

（２）義歯が取外し可能に固定される。

（３）義歯を固定するのに用いられる２つ或はそれ以上
の雄部分が、雌部分についてと同様に、本体およびキャ
ップの穿孔およびビンそれぞれのテーパ付き形態のため
Ｋ、および雌部分のプラスチック材料部が弾性をもちこ
れにより義歯が所定位置に配設されたときこれらの部分
に自動的に適切な位置をとらせるから重要な考慮を払う
必要がなζ１゜（４）　　多量生産方式に乗せることができ、かつその
費用も極めて低く維持できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明による歯科取付具の雄部分をそれぞ
れ有する２つの健全歯を示し、右方の歯は第１実施例、
左方の歯は第２実施例を構成し、第２図は、取付具の雄
部分の第１実施例、第３図は、第２図に示す雄部分の部
分切断側面図、第４図は、雄部分の第２実施例の部分の
斜視図、第５図は、第４図に示す雄部分と協働する取付
具の雌部分の斜視図、第６図は、第５図に示す雌部分の
断面図、第７図は、第２図および第３図に示す雄部分と
協働する雌部分の断面図を示す。図中の符号、　　　　１・・・雄部分、２・・・雌部分
、　　　　３・・・本体、４．５・・・開口、　　　６
・・・孔、７・・・ビン、　　　　　８・・・頭部、９
・・・キャップ、　　　１０・・・餞孔、１１・・・唇
状部分、　　１２・・・義歯、１３・・・継手部分、　
　１４，１５．１６・・・フライ２７１゜１７．１８．
１９・・・ピン、２０・・・プラスチック材、２１・・
・孔、　　　　　２２・・・把捉具を示す。

Claims

【特許請求の範囲】１、健全な歯に義歯を固定する歯科用取付具において、
健全な歯に剛接される雄部分および義歯に剛接される雌
部分を含み、雄部分が、一端によって健全歯に固定され
かつ他端において球形頭部をもつように構成された２つ
の独立したピンを含み、かつ前記雄部分が下面におい【
開口しかつその横側面に孔をもつ空洞或は開口をもつ継
手部材を含み、この組立体がシンの球形継手部材が空洞
或は開口内に収容されかつ密封され、ピンが前記孔を通
って結合部材から延びるように配置される義歯取付具。２、継手部材が、各自の軸線が平行な３つの截頭円錐形
穿孔をもち、穿孔が外方へ広がりかつ三角形状に配置さ
れる特許請求の範囲第１項記載の義歯取付具。３、継手部材が円錐形本体を含み、その上端が丸味をも
ちかつその外側表面が下方に向って外方へ広がる特許請
求の範囲第１項記載の義歯取付具。４、雌部分がプラスチック材料体の中に部分的に埋め込
まれた３つの円錐形ピンを含み、前記３つのピンが、平
行な軸線をもちかつ三角形態に配置され、プラスチック
材料体がピンを雄部分の継手部材の截頭円錐形穿孔と係
合させる孔を有する特許請求の範囲第２項記載の義歯取
付具。５．３つのピンのそれぞれの下方端が雄部分の継手部材
の下縁部と協働する固定把捉具或は唇状部をもつ特許請
求の範囲第４項記載の義歯取付具。６、＃ａ部分が継手部材の円錐形本体を受は入れる孔を
もつ円錐形キャップ部材によって形成される特許請求の
範囲第３項記載の義歯服付具。７、　キャップ部材の下方端が連結部材の円錐形本体の
下縁部と協働する固定唇状部或は把捉具をもつ特許請求
の範囲第６項記載の義歯取付具。８、　プラスチック材料体内に部分的に埋め込まれた３
つの円錐形ピンを含み、前記３つのピンが平行なそれ等
の軸線をもちかつ三角形態に配置され、プラスチック材
料体が継手部材の穿孔内にピンが係合されるのを許す孔
をもつ特許請求の範囲第１項記載の義歯取付具の雌部分
。９、　ピンの下方端が固定把捉具或は唇状部をもつ特許
請求の範囲第８項記載の雌部分。１０゛、押しはめスタ、ツド方式で固定され、前記押し
はめ型継手の雄部分を構成する特許請求の範囲第８項或
は第９項記載の雌部分。