JPS581748A - 建築土木用シリコ−ンシ−リング材 - Google Patents

建築土木用シリコ−ンシ−リング材

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Publication number
JPS581748A
JPS581748A JP9838581A JP9838581A JPS581748A JP S581748 A JPS581748 A JP S581748A JP 9838581 A JP9838581 A JP 9838581A JP 9838581 A JP9838581 A JP 9838581A JP S581748 A JPS581748 A JP S581748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicone
sealing material
civil engineering
sericite
mineral powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9838581A
Other languages
English (en)
Inventor
Zuisho Ito
伊藤 瑞章
Takayuki Adachi
隆之 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIKAWA KOGYO KK
R D KOSAN KK
Original Assignee
HIKAWA KOGYO KK
R D KOSAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIKAWA KOGYO KK, R D KOSAN KK filed Critical HIKAWA KOGYO KK
Priority to JP9838581A priority Critical patent/JPS581748A/ja
Publication of JPS581748A publication Critical patent/JPS581748A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はPC造およびカーテンウオール構法などの外
壁の目地に充填される建築土木用シリコーンシーリング
材に関するものである。
最近の建築に於けるンーリング材の需要は急激な伸びを
示し、特に耐疲労性耐候性の良くそして亦GPC(花崗
岩打込みPC)やタイル打込PCのカーテンウオールに
於て地震時の層間変位に追随すべくンーリング材として
の7リコーンシーリング材が認識され需要増加の一途を
辿り、昭和55年には年間4800tにまで延びている
。所がPC造及びカーテンウオール構法等の外壁の目地
に、シリコーンシーリング材を充填した場合、外装材の
種類に依っては、充填後半年から2年程度経過すると、
薄黒い汚染が発生し、これは目地に沿って帯状に伸びて
、その巾は数m以上となる。この汚染は、メンテナンス
フリーでしかも重量感のある外装訝として好まれる、高
価な石材等で顕著に現われて、美観を著しく損ねている
にもか〜わらず、今の所、事前事後の対策がなく、大き
な問題となっている。
シリコーンシーリング材の外装汚染の原因については、
文献例えば月刊誌「建築の技術施工」1980年8月号
臨時増刊、92〜93頁に記載された「シーリング材に
よる外装材の汚染」(小野正、松本洋−著ンによれば、
この汚染部分には赤外分光分析法でシリコーンが認めら
れて居り、これはシリコーンシーリング材にわずかに含
まれる低分子量のシリコーンが外装材に移行した結果と
して、その部分が撥水作用を呈したり、塵埃が付着して
薄黒く汚れたりするものとされている。7リコーンシー
リング材には、−成分形と二成分形があるが、いづれに
も汚染の原因となる低分子量のシリコーンを含有してい
る。尚汚染が問題となっている外装材の種類としては、
実態調査より、石材、外装タイル、模様吹付材、塗装、
メタルカーテンウオール、等であると報告されて居る。
これらはいづれも微細な有孔性のものであるから、低分
子量シリコーンがこれらの外装材に伝播、浸透、飛散し
、これに塵埃が付着し、汚染の原因となるものと考えら
れてし・る。尚シリコーンシーリング材自身微生物の発
生で汚染する場合もある。
この発明はこのような事情に鑑みなさねたもので、充填
後に目地に沿った薄黒い汚染が発生することがな(、防
水性、電気絶縁性、接着性、弾力性などに優れた建築土
木用シリコーンノーリング材を提供することを目的とす
る。
この発明はこの目的のためシリコーンゴムを主体とする
母材に層状鉱物粉末および硬化剤を混入するように構成
し、低分子量シリコーンをシーリング材内に固定させる
ようにしたものである。
層状鉱物粉末としては弁開微粒セリサイト(絹雲母)、
雲母などを用いることができる。
セリサイト(絹雲母)は白雲母と同じ鉱物性を有し、天
然で微細な結晶として産するものを云う。これには、堆
積岩の動力変成岩である絹雲母片岩として産するものと
、火成岩の熱水変成作用で生成されるものがある。前者
は弾力がない事と界面性質が悪くて、適当と云えない。
後者は学問上は (X)0−1  (Y、)2−3  (Z)4  (0
)to  (OH)2但し x=に、 NaC,。
y=A4  p;8. M;う Fど ’l=8..Al。
の一般式を有する三層構造の鉱物で、概括的にはセリサ
イトと呼ばれる。
所がこの意味で鉱物的にはセリサイトであっても、母岩
の種類、熱水溶液の成分、生成条件、(温度、圧力)に
依って、使用目的からは甚だしくその性能を異にする。
比較研究の結果、母岩としては、酸性深成岩(例、花崗
岩、花部閃緑岩)で生成条件は、高温高圧、結晶成長良
好なものがよ(、亦結晶学的には、三層構造中の中央八
面体の中に、AZ +8をF吉2. M、”、で置換し
たタイプのものが、界面活性が良好であり、亦単に結晶
を純粋分離したり、このものを単純に粉砕した程度では
、効果の良いものは出来なかった。単純粉砕でも弾力あ
るフレークの粉砕は容易ではないが、無理に粉砕しても
、微細になる程アスペクト比(長さ対厚さの比)が小さ
くなるので、適切に骨間して、少くともアスペクト比を
100以」二にすること、及び粒径6μ以下のものを9
0係り、上にする事が好ましい。母岩の選定と生成条件
並に結晶構造は界面活性をよくする事と一致し、上記の
如く微粒とする事は、コロイド的性格が出て、吸着性能
をよくし、アスペクト比を大きくする事は、累層数を多
くして、水1.油、イオン等の遮断に偉効を示すからで
ある。所が上記の如き微粒でしかも、アスペクト比を1
00以上とする為には厚さをOO5μから01μにする
工業的生産が必要であり、これが最も至難であって、多
年研究の結果これに成功した事が本発明の基礎となって
いる。
実施例に 液性ンリコーンシーリング材を使用 配合(重量比) シリコーンゴム母材   100 セリサイト         20 硬  化  剤             10先づシ
リコーン本体100に対してセリサイト20を徐々に加
えながら、ニーダ−で長時間練り均一に分散させると、
作業性よく、粘性が元と変らなくなる。この時硬化剤を
加える。これを浸透性があり着色された厚い紙に平た(
塗る、一方セリサイトを加えな(・ものを同様行い両者
を比較する。(これは一般に行はれる方法である。
硬化状況は両者共変らない、セリサイトを加えた方は、
表面光沢が全くなくて、低分子量シリコーンの遊離が認
められない。尚硬化後紙より剥離出来ない程よく接着し
て居る。一方セリサイトを配合しない方は、光沢が強く
て、オイル状物質の遊離が認められ、硬化後の紙への接
着が悪く容易に剥離出来る。そして紙の方への浸透が明
らかに認められる程大きい。セリサイトの配合量は、シ
リコーンの本体100に対して、5.10,15.20
,25、と変えて実験すると、配合量を増す程効果が顕
著となり、15と20は効果の差が少なかったから、1
5〜20が実用上適当と考えられる。
実施例2 上記の文献に依れば、石材の表面に滴下した水の接触角
を、パラメーターとして測定し目地からの距離の関係で
表示すると、この距離が大きくなるに従って、接触角が
少くなる傾向があり、接触角と低分子量シリコーンの量
と比例している。そしてこの値が20度以下では、塵埃
の付着が殆んど起らない事が報告されている。
この方法と目で判定する方法を併用して、石(花部閃緑
岩)で、セリサイト配合20(上記実施例と同じく重量
比)とじて−ケ年後の結果を示すと図面に示すようにな
る。
この発明は以上のようにシリコーンゴム母材に層状鉱物
粉末および硬化剤を混入したので、層状鉱物粉末の微粒
に依る吸着性に依り、低分子量シリコーンを吸着固定し
、更にアスペクト比の大きいセリサイトなどのフレーク
を配向した数多い累層の遮断効果に依って、低分子量シ
リコーンを外部に出さないのみか、他から水分の浸入も
防ぐ。この結果目地から低分子量シリコーンが外装材に
伝播したり、浸透したり飛散したりすることを有効に防
ぐことができるので、外装材が汚染されることがなくな
る。またこのシーリング材には水分が浸入しないので、
微生物も発生せず、微生物による変色も有効に防ぐこと
ができる。
尚セリサイトは、電気絶縁性の強い鉱物であるから、帯
電による塵埃吸着を防ぐ。亦セリサイトは化学的安定で
あるから硬化剤の作用を防臀しない、亦その特性たる滑
性は、シーリング材の作業性をよりよ(し、他鉱物には
類例ない弾力の強い事は、シーリング材の性能に大きく
貢献する。
【図面の簡単な説明】 図面はこの発明の一実施結果を示すグラフである。 特許出願人  斐川砿業株式会社 (ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  シリコーンゴムを主体とする母材に層状鉱物
    粉末および硬化剤を混入したことを特徴とする建築土木
    用シリコーンシーリング材。 (2)層状鉱物粉末を骨間微粒セリサイトとした特許請
    求の範囲第1項記載の建築土木用シリコーンシーリング
    材。 (良)層状鉱物粉末を雲母とした特許請求の範囲第1項
    記載の建築土木用シリコーンシーリング材。 (4)母材とセリサイトとの重量比を100:15〜2
    0とした特許請求の範囲第2項記載の建築土木用シリコ
    ーンシーリング材。
JP9838581A 1981-06-26 1981-06-26 建築土木用シリコ−ンシ−リング材 Pending JPS581748A (ja)

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JP9838581A JPS581748A (ja) 1981-06-26 1981-06-26 建築土木用シリコ−ンシ−リング材

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JPS581748A true JPS581748A (ja) 1983-01-07

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ID=14218393

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1990005761A2 (en) * 1988-11-21 1990-05-31 Battelle Memorial Institute Enhancement of mechanical properties of polymers by flake additions
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