JPS5817116Y2 - 自動扉開閉装置の構成部品取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は無目に自動扉開閉装置の構成部品を取り付ける
自動扉開閉装置の構成部品板付装置に係り、特に無目の
両端の状態の如何を問わず、無目に簡単に取り付けるこ
とができ又容易に位置変更ができ、かつ互換性を有する
自動扉開閉装置の構成部品取付装置に関する。

従来無目に自動扉開閉装置の構成部品を取り付ける取付
装置としては、第１図に示すように、無目１の上端横片
の下面又は縦片の後面に係止突起２を突設し、との係止
突起２に対向する位置に係止突起２の方向に開口する係
止溝１１を陥設して構成部品４の一端を係止溝１１に嵌
入すると共に構成部品４の他端を係止突起２に挟着する
ものがある。

係止突起２の挟着にあたっては、係止突起２に対して平
行な面を有し、かつ突設した突起片６を構成部品４と一
体的に形成し、突起片６にビス８にて螺着しておいた抑
圧小片７と突起片６との間に係止突起２を挾み込んでビ
ス８を締め付けるものである。

尚係止突起２及び係止溝１１は無目１の長手方向の全長
に亘って形成される。

これは構成部品４が無目１の長手方向の任意の位置に取
り付けられたことを可能にするためである。

この取付装置においては、突起片６は各構成部品毎に構
成部品４と一体的に形成され、別個に製作された押圧小
片７とビス８によって螺着されているので、突起片６に
互換性がなくその製作には多くの工程を要し、コスト高
になると共に、構成部品４を無目１の長手方向の任意の
位置に取り付は又は移動する場合に突起片６だげを取り
付は又は移動できず、重い構成部品４と一体となって取
り付は又は移動せねばならないので、取り付は又は移動
できず、重い構成部品４と一体となって取り付は又は移
動せねばならないので、取り付は又は移動が困難である
という欠点がある。

他の取付装置としては、第２図に示すように無目１の縦
片の後面上下端に後面に対して略直角に突出し相互に平
行で、かつその各先端が後面に対して略平行で相互に向
い合うボルト頭部収容溝９を形成し、このボルト頭部収
容溝９に無目１の端部からボルト５の頭部を挿入し、無
目１の長手力向の任意の位置で構成部品４をボルト５の
軸部に通してナンド１０で締め付けるものがある。

尚ボルト頭部収容溝９は無目１の長手方向の全長に亘っ
て形成される。

前記と同様の理由による。

ボルト頭部収容溝９を構成部品４の上端取り付げに用い
、前記係止溝１１を構成部品４の下端取り付げに用いる
ものもある。

この取付装置においては、ボルト５０頭部は無目の両端
からしかボルト頭部収容溝９に挿入できないので無目１
の両端が塞がれた場合にはボルト頭部収容溝９の一部を
切り欠かなげればならないという欠点がある。

本考案は前記の従来技術の欠点を無（して、無目の両端
の状態の如何を問わず、無目に簡単に取り付けることが
でき、又容易に位置変更ができ、かつ互換性を有する自
動扉開閉装置の構成部品取付装置を提供することを目的
とする。

以下本考案を第３図により説明する。

無目１はアルミ材等を押出し成形することによって形成
されるものである。

係止突起２は無目１の横片に無目１の長手方向の全長に
亘って突設されたもので、無目１と一体的に形成されて
いる。

係止突起２の形状は無目１の縦片に対して一面が略平行
に他面が略逆く字形である。

このような形状にしたのは、後記の特殊ナツト３を係止
突起２に挾着した時に、特殊ナツト３が自重で係止突起
２から離脱せず、かつ特殊ナツト３が係止突起２を容易
に摺動できるようにするためである。

特殊ナンド３はその上部が係止突起２に挾着されると共
にその下部は構成部品４がボルト５をもって取り付けら
れるものである。

この特殊ナツト３は上部に係止突起２の略平行面に当接
する面３１下部にネジ孔を有する側板３２と上部に係止
突起２の略逆く字形面に当接する面３３下部に透孔な有
する側板３４との下端を前記ネジ孔と前記透孔が対向し
、かつ下部間に適当な空隙があるように底板３５にて一
体的に連結して形成されたものである。

係止突起２の略逆く字形面を無目１の後方向に形成した
場合を図示しであるが、略く字形面な無目１の前方向に
形成したときは、前記ネジ孔を略く字形面の側板に形成
することは当然の事である。

次に本考案に係る取付装置によって構成部品４を無目１
に取り付ける方法について説明する。

特殊ナンド３を無目１の後方向から係止突起２に挾着す
る。

特殊ナツト３と係止突起２の間には遊びがあるので、特
殊ナツト３は係止突°起２を容易に摺動でき、所望の任
意の位置に位置決めができる。

この場合特殊ナンド３から手を離しても、自重により特
殊ナンド３ば係止突起２から離脱しないことは前記の通
りである。

次に特殊ナンド３の透孔な有する側板３４の下部面に構
成部品４を当接し、ボルト５を構成部品４、特殊ナンド
３の透孔な通して、特殊ナンド３のネジ孔に螺合するこ
とによって、構成部品４を特殊ナンド３に取り付ける。

ボルト５の締め込みが不充分である状態では、特殊ナン
ド３と構成部品４を一体として、無目１の長手方向に自
由に移動することができるが、所望の任意の位置でボル
ト５を強く締め、締め込みを完全にすると、特殊ナンド
３の両側板３２．３４間の空隙が狭くなって、特殊ナツ
ト３は係止突起２に強く挾着して完全に固定されると同
時に構成部品４を特殊ナツト３に完全に固定される。

構成部品４を無目１に取り付は後、無目１の長手方向に
移動する場合にはボルト５を弛めることによって容易に
できる。

構成部品４の他端は図示の通り係止溝１１に後方斜め方
向から嵌入しても良いし、又本考案に係る取付装置で固
定しても良い。

以上の説明のように本考案は、特殊な形状を有する係止
突起と特殊ナツトを設けることによって、構成部品の無
目への固定様式の簡単化及び位置変更の容易化を互換性
をもって図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来の構成部品取付装置を示す図、第
３図は本考案に係る構成部品取付装置を示す図である。 １・・・・・・無目、２・・・・・・係止突起、３・・
・・・・特殊ナツト、４・・・・・・構成部品、５・・
・・・・ボルト、６・・・・・・突起片、７・・・・・
・押圧小片、８・・・・・・ビス、９・・・・・・ボル
ト頭部収容溝、１０・・・・・・ナツト、１１・・・・
・・係止溝。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 断面略逆コ字形の無目の横片に無目の長手方向の全長に
   亘って突設された無目の縦片に対して一面が略平行に他
   面が略逆く字形である係止突起に、上部に前記係止突起
   の略平行面に当接する面下部にネジ孔を有する側板と上
   部に前記係止突起の略逆く字形面に当接する面下部に透
   孔な有する側板との下端を前記ネジ孔と前記透孔が対向
   し、かつ下部間に適当々空隙があるように底板にて一体
   的に連結して形成された特殊ナツトを摺動可能に挟着し
   、前記特殊ナツトの透孔を有する側板の下部面に自動扉
   開閉装置の構成部品な当接させ、ボルトをもって固定す
   ることを特徴とする自動扉開閉装置の構成部品取付装置
   。