JPS58170764A - N−置換イミダゾ−ル類の製造法 - Google Patents
N−置換イミダゾ−ル類の製造法Info
- Publication number
- JPS58170764A JPS58170764A JP5324282A JP5324282A JPS58170764A JP S58170764 A JPS58170764 A JP S58170764A JP 5324282 A JP5324282 A JP 5324282A JP 5324282 A JP5324282 A JP 5324282A JP S58170764 A JPS58170764 A JP S58170764A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- imidazole
- triphenylmethanol
- sulfuric anhydride
- compound
- reacting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトリフェニルメタノール類とイミダゾールとを
無水硫酸の存在下に反応させることを特徴とするl−ト
リフェニルメチルイミダゾール類の製造法に関する。
無水硫酸の存在下に反応させることを特徴とするl−ト
リフェニルメチルイミダゾール類の製造法に関する。
トリフェニルメタノール類としては置換または非置換の
フェニル基を有するトリフェニルメタノールである。置
換フェニル基の置換基としては。
フェニル基を有するトリフェニルメタノールである。置
換フェニル基の置換基としては。
塩素、臭素等のハロゲン原子、メチル、エチル。
プロピル等の低級アルキル基、メトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ等のアルコキシ基、アリール基があげられ具体
的置換フェニル基としてm−メチルフェニル、0−クロ
ルフェニル、P−メトキシフェニル、P−ニトロフェニ
ル等があげられる。
ロポキシ等のアルコキシ基、アリール基があげられ具体
的置換フェニル基としてm−メチルフェニル、0−クロ
ルフェニル、P−メトキシフェニル、P−ニトロフェニ
ル等があげられる。
本発明において得られる1−トリフェニルメチルイミダ
ゾール類は抗菌性を有するものとして知られている(
Chew、 Ber、 93 P、 576 (+9
60) ;特公昭47−18752号公報、特公昭4
7−20015号公報〕号 公報上り、1−トリフェニルメチルイミダゾール類の製
法としては種々の方法が知られている。すなわち、
(A))リフェニルメチルハライド類とイミダゾール化
合物を反応させる方法(たとえば特公昭48−1530
7号;特公昭47−’18752号;特開昭54−15
1970号;特開昭54−17741号)。
ゾール類は抗菌性を有するものとして知られている(
Chew、 Ber、 93 P、 576 (+9
60) ;特公昭47−18752号公報、特公昭4
7−20015号公報〕号 公報上り、1−トリフェニルメチルイミダゾール類の製
法としては種々の方法が知られている。すなわち、
(A))リフェニルメチルハライド類とイミダゾール化
合物を反応させる方法(たとえば特公昭48−1530
7号;特公昭47−’18752号;特開昭54−15
1970号;特開昭54−17741号)。
(B)トリフェニルメタノール類とイミダゾールあるい
は活性化したイミダゾール化合物、たとえばトリー(1
−イミダゾリル)ホスフ″イン、ベンター(l−イミダ
ゾリル)ホスホランあるいはイミダゾールマグネシウム
ハライドとを反応させる方法(たとえば、特公昭47−
20015号;特公昭47−32982号;特開昭54
−157561号;特開昭55−2644号) 。
は活性化したイミダゾール化合物、たとえばトリー(1
−イミダゾリル)ホスフ″イン、ベンター(l−イミダ
ゾリル)ホスホランあるいはイミダゾールマグネシウム
ハライドとを反応させる方法(たとえば、特公昭47−
20015号;特公昭47−32982号;特開昭54
−157561号;特開昭55−2644号) 。
(C) トリフェニルメタノール類とイミダゾールとを
反応促進剤の存在下に反応させる方法で、促進剤として
は、たはえばリンオキシ酸エステル。
反応促進剤の存在下に反応させる方法で、促進剤として
は、たはえばリンオキシ酸エステル。
塩化チタン、塩化アルミニウム(特開昭55−6206
7号;特開昭55−62068号)、が知られている。
7号;特開昭55−62068号)、が知られている。
しかし、上記(A)の方法は原料がハライドであり、取
扱い上手安定である。かつ、衛生管理上特別の配慮を払
わなければならない1等の欠点を有している。(B)、
(C)法ではトリフェニルメチルハライドを原料と
しない有利性はある。しかし、ハライドに比して不活性
なトリフェニルメタノール類を原料とすることから、一
般に高温を要している。一方、イミダゾールを活性な誘
導体に導くためには複雑な操作が加わってくる。さらに
反応促進剤を添加する場合でも反応温度が高い。
扱い上手安定である。かつ、衛生管理上特別の配慮を払
わなければならない1等の欠点を有している。(B)、
(C)法ではトリフェニルメチルハライドを原料と
しない有利性はある。しかし、ハライドに比して不活性
なトリフェニルメタノール類を原料とすることから、一
般に高温を要している。一方、イミダゾールを活性な誘
導体に導くためには複雑な操作が加わってくる。さらに
反応促進剤を添加する場合でも反応温度が高い。
しかも目的生成物の1−トリフェニルメチルイミダゾー
ル類のほかに副生物が生じ精製収率が悪い等の欠点を有
している。
ル類のほかに副生物が生じ精製収率が悪い等の欠点を有
している。
これらのことから、工業的には化学的に安定な原料を使
用し、かつ工場の衛生管理に特別の配慮の必要のないし
かも収率よく容易に実施しつる方法の開発が望まれてい
た。
用し、かつ工場の衛生管理に特別の配慮の必要のないし
かも収率よく容易に実施しつる方法の開発が望まれてい
た。
本発明者らは上記の従来法のもつ欠点を克服し。
工業的に収率よく、容易に実施しうる1−トリフェニル
メチルイミダゾール類の製法を開発すべく。
メチルイミダゾール類の製法を開発すべく。
種々研究した。その結果、不活性有機溶媒中でトリフェ
ニルメタノール類と無水硫酸を反応させ。
ニルメタノール類と無水硫酸を反応させ。
ついでイミダゾールを作用させることにより高品質の1
−トリフェニルメチルイミダゾール類を簡単に、かつ収
率よく製造しうることを見い出した。
−トリフェニルメチルイミダゾール類を簡単に、かつ収
率よく製造しうることを見い出した。
本発明はこの知見に基づいて完成したものである。
本発明について、以下さらに詳細に説明する。
本発明においては、不活性有機溶媒中にトリフェニルメ
タノール類を溶解させて、無水硫酸を加える。ついでイ
ミダゾールを反応させる。この際必要であれば酸結合剤
の存在下で反応してもよい。
タノール類を溶解させて、無水硫酸を加える。ついでイ
ミダゾールを反応させる。この際必要であれば酸結合剤
の存在下で反応してもよい。
無水硫酸の使用量としては溶媒の種類あるいは反応温度
により任意に選択できるが、好ましくは原料トリフェニ
ルメタノール類に対して0.2〜5倍重量が好適である
。
により任意に選択できるが、好ましくは原料トリフェニ
ルメタノール類に対して0.2〜5倍重量が好適である
。
反応溶媒として用いられる不活性有機溶媒としては、メ
チレンクロライド、ジクロルエタン、クロロホルム、ト
リクロルエタン、トリクレン等カニ業的に有利に使用さ
れる。必要に応じて反応に使用される酸結合剤として好
ましいものは過剰のイミダゾールである。
チレンクロライド、ジクロルエタン、クロロホルム、ト
リクロルエタン、トリクレン等カニ業的に有利に使用さ
れる。必要に応じて反応に使用される酸結合剤として好
ましいものは過剰のイミダゾールである。
反応温度は反応溶媒の411!tlあるいは無水硫酸の
使用量により異なるが、−50℃から140’Cの範囲
で選ぶことができるが、好ましくは一20℃〜−80℃
である。
使用量により異なるが、−50℃から140’Cの範囲
で選ぶことができるが、好ましくは一20℃〜−80℃
である。
このようにして得られた反応液から目的物質の1−トリ
フェニルメチルイミダゾール類を取得する場合、たとえ
ばっぎの方法により得ることができる。
フェニルメチルイミダゾール類を取得する場合、たとえ
ばっぎの方法により得ることができる。
を加え、ついでクロロホルムあるいはメチレンクロライ
ドを加えて生成物を抽出する。抽出液を濃縮することに
よって、粗l−トリフェニルメチルイミダゾール頬を得
ることができる。つぎにこのものを3 たとえばアセト
ニトリルによる再結晶。
ドを加えて生成物を抽出する。抽出液を濃縮することに
よって、粗l−トリフェニルメチルイミダゾール頬を得
ることができる。つぎにこのものを3 たとえばアセト
ニトリルによる再結晶。
またはカラムクロマトグラフィーなどによって精製すれ
ば高純度の目的物質が得られる。
ば高純度の目的物質が得られる。
以下に実施例を示す。
実施例1゜
ジクロルエタン2251にトリフェニルメタノール5.
21g (0,02モル)を室温で溶解し、無水硫酸3
.20gを加え、ついでイミダゾール5.45g(0,
08モル)を添加し、15分反応する。反応終了後、水
501で洗浄し分岐したのち、有機層を減圧下で留去す
る。残金にエタノール451を加えて晶析する。濾過水
洗uklトリフェニルメチルイミダゾール4.84gが
得られる(収率78%)。
21g (0,02モル)を室温で溶解し、無水硫酸3
.20gを加え、ついでイミダゾール5.45g(0,
08モル)を添加し、15分反応する。反応終了後、水
501で洗浄し分岐したのち、有機層を減圧下で留去す
る。残金にエタノール451を加えて晶析する。濾過水
洗uklトリフェニルメチルイミダゾール4.84gが
得られる(収率78%)。
得られた結晶をエタノールで再結晶すれば一、p、22
6℃(文献値226〜227℃)の1−トリフェニルメ
チルイミダゾールが得られる。
6℃(文献値226〜227℃)の1−トリフェニルメ
チルイミダゾールが得られる。
元素分析値
CH,N
計算値 85.13% 5.84% 9.02%
実測値 85.10% 5.65% 9.00%
実施例2゜ 実施例1と同様の方法にて、0−クロロフェニルジフェ
ニルメタノール5.90g (0,02モル)をトリフ
ェニルメタノールのかわりに使用する。反応終了後、水
501で洗浄し分岐したのち、有機層を減圧下で留去し
、残金にアセトニトリル20■lを加えて晶析する。濾
過水洗後1−〔0−クロロフェニルジフェニルメチルコ
イミダゾール5.19gが得られる(収率7.53%)
。得られた結晶をエタノールで再結晶すれば−、p、
142〜143℃(文献値−142〜145℃)の1−
(0−クロロフェニルジフェニルメチルコイミダゾール
が得られる。
実測値 85.10% 5.65% 9.00%
実施例2゜ 実施例1と同様の方法にて、0−クロロフェニルジフェ
ニルメタノール5.90g (0,02モル)をトリフ
ェニルメタノールのかわりに使用する。反応終了後、水
501で洗浄し分岐したのち、有機層を減圧下で留去し
、残金にアセトニトリル20■lを加えて晶析する。濾
過水洗後1−〔0−クロロフェニルジフェニルメチルコ
イミダゾール5.19gが得られる(収率7.53%)
。得られた結晶をエタノールで再結晶すれば−、p、
142〜143℃(文献値−142〜145℃)の1−
(0−クロロフェニルジフェニルメチルコイミダゾール
が得られる。
元素分析値
CHN
計算値 76.63% 4.97% 8.12%
実測値 76.60% 4.82% 8.01%
手 続 補 正 書 昭和57年J月2g日 特 ハ 庁 長 官 殿 1、事P1の表示 昭和57年特許願第53242号 2、発明の名称 N−置換イミダゾール類の製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住 所 東京都千代田区大手町−丁■6番1号名 称
(102)協和醗酵工業株式会社明細書の発明の詳
細な説明の欄 5、M正の内容 別紙のとおり 口) 明細書路4頁20行目 「〜−80℃」を「〜+80’CJに訂正する。
実測値 76.60% 4.82% 8.01%
手 続 補 正 書 昭和57年J月2g日 特 ハ 庁 長 官 殿 1、事P1の表示 昭和57年特許願第53242号 2、発明の名称 N−置換イミダゾール類の製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 郵便番号 100 住 所 東京都千代田区大手町−丁■6番1号名 称
(102)協和醗酵工業株式会社明細書の発明の詳
細な説明の欄 5、M正の内容 別紙のとおり 口) 明細書路4頁20行目 「〜−80℃」を「〜+80’CJに訂正する。
(2) 明細書路5頁1行目の上に
「反応液を減圧下に溶媒を留去して、残留物に水」を加
入する。
入する。
(3) 明細書第5頁16行目
rl)リフェニルメチ」を四−トリフェニルメチ」に訂
正する。
正する。
(4) 明細書lll6頁9行目
「(収率7.53%)」を「(収率75.3%)」に訂
正する。
正する。
Claims (1)
- トリフェニルメタノール類とイミダゾールとを無水硫酸
の存在下に反応させることを特徴とする1−トリフェニ
ルメチルイミダゾール類の製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324282A JPS58170764A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5324282A JPS58170764A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58170764A true JPS58170764A (ja) | 1983-10-07 |
Family
ID=12937319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5324282A Pending JPS58170764A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58170764A (ja) |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5324282A patent/JPS58170764A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05125051A (ja) | 立体構造の均一な置換された(キノリン−2−イル−メトキシ)−フエニル酢酸の合成方法 | |
HU182636B (en) | Process for producing pyrazolo-imidazol derivatives | |
US6388091B1 (en) | Process for the preparation of 1,2,3,9-tetrahydro-9-methyl-3-{(2-methyl-1H-imidazol-1-yl)methyl}-4H-carbazol-4-one | |
JPS58170764A (ja) | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 | |
JPS6317077B2 (ja) | ||
JP2578797B2 (ja) | N−(スルホニルメチル)ホルムアミド類の製造法 | |
JP3477631B2 (ja) | 1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの精製方法 | |
HU194857B (en) | Process for production of 4-amin-6-fluor-cromane-4-carbonic acid and its 2/r/ methilesther | |
JP3823385B2 (ja) | 2,4,5−トリフルオロ−3−ヨ−ド安息香酸およびそのエステル類の製造方法 | |
US4585880A (en) | Process for the preparation of 1-(4-chlorobenzoyl)-5-methoxy-2-methyl-3-indoleacetoxyacetic acid | |
JPS58170766A (ja) | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 | |
Lichtenthaler et al. | Sugar enolones, XI. 2‐Halopentopyranosyl halides: Preparation, configurational elucidation, and conversion into enantiomeric dihydropyranones | |
JPS58170765A (ja) | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 | |
JPS58198471A (ja) | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 | |
JPS60120859A (ja) | Pge↓2類似体のエステルの製法 | |
JPS58189167A (ja) | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 | |
JPS58198470A (ja) | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 | |
JP2965182B2 (ja) | β−ケトエステルの製法 | |
JPS58216166A (ja) | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 | |
JPS58170767A (ja) | N−置換イミダゾ−ル類の製造法 | |
HU208954B (en) | Process for producing 1-(3-mercapto-(2s)-methyl-1-oxo-propyl)-l-prolyn | |
JPH10310567A (ja) | 3−アミノ−2−(n−アルコキシカルボニル)アミノプロピオン酸エステル・置換ベンゼンスルホン酸塩の晶析方法 | |
JPS58148870A (ja) | 2−〔4−(2−チアゾリルオキシ)フエニル〕プロピオン酸の工業的製造法 | |
FI68830C (fi) | Dl- eller d-trans-8-fluor-5-(p-fluorfenyl)-2,3,4,4a,5,9b-heksahydro-1h-pyrido(4,3-b)indol som anvaends som mellanprodukt vid framstaellning av terapeutiskt anvaendbara 2-substituerade dl- och d-trans-8-fluor-5-(p-fluorfenyl)-2,3,4,4a,5,9b-heksahydro-1h-pyrido(4,3-b)indoler | |
FI85375B (fi) | Nytt foerfarande foer framstaellning av apovinkaminolderivat. |