JPS5817019B2 - ネツカソセイジユシパイプ ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

ネツカソセイジユシパイプ ノ セイゾウホウホウ

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Publication number
JPS5817019B2
JPS5817019B2 JP49042871A JP4287174A JPS5817019B2 JP S5817019 B2 JPS5817019 B2 JP S5817019B2 JP 49042871 A JP49042871 A JP 49042871A JP 4287174 A JP4287174 A JP 4287174A JP S5817019 B2 JPS5817019 B2 JP S5817019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
shape
sheet
thermoplastic resin
heating
Prior art date
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Expired
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JP49042871A
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JPS50135182A (ja
Inventor
小林幹郎
中野勇
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US05/544,665 priority patent/US4009069A/en
Priority to IT47864/75A priority patent/IT1032219B/it
Priority to DE2503382A priority patent/DE2503382C3/de
Priority to FR7502637A priority patent/FR2258947B1/fr
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、比較的厚みのある熱可塑性樹脂シートを筒状
にし、その両端面同志を溶着して保温パイプ等のような
筒状体を成形するための熱可塑性樹脂パイプの製造方法
に関するものである。
かかる熱可塑性樹脂パイプの製造方法として、外部応力
を解除したとき原形に復する性質を有する、例えば発泡
ポリエチレン等からなる熱可塑性樹脂シートの両側面を
対向せしめる様に折り曲げ、この対向面が互いに押圧さ
れる圧力をかけつつその面を加熱溶融し2この加熱溶融
後の筒状体の断面形状を、その溶融面が冷却する間その
溶融面を□密着状態に保つために、外部応力によってそ
の溶融面に押えつけ応力が生じるように扁平状に維持し
ておいて、パイプを製造する方法が特公昭47−464
63号公報にみられる。
この方法によるときは、溶融面が冷却する間その溶融部
附近を扁平状に維持するが故、成形されたパイプは扁平
状に変形された形状になって、所定の断面円形状のパイ
プを得難いものであり、殊に扁平状維持は前記熱可塑性
樹脂シートの持つ原形復帰の性質を前提として構成され
るものであるから、この方法によって得るパイプには元
のシート状への復元力が潜在しているものであり、而し
てこの成形パイプの管壁をその長さ方向で切欠いて、こ
れを配管にかぶせるような配管保温工事にあっては、シ
ート状に開いたものを筒状に彎曲させながら元のシート
状に戻らないように粘着テープ等で巻付は施工しなQプ
ればならないもので1前記原形復帰の性質を利用するこ
とが逆に使用上の欠点として現われるものであった3 本発明は、このような点に着目してなしたものであって
、熱可塑性樹脂シートに対して、その原形復帰のは質を
減衰させる加熱工程と、所期形状を維持する冷却工程と
を施こし、かつ、その加熱工程と冷却工程の中間に両端
縁の溶着接合を伴なう成形工程を有せしめ、さらに、そ
の成形工程におけるシート接合形状を特異な構成とする
ことによって、完成された成形パイプが所定形状に成形
固化されていて、既設配管に対する保温等の施工を行な
い易く、また、確実に所定形状に形成されたものとして
成形パイプを得やすい熱可塑性樹脂パイプの製造方法を
提供せんとするものである。
次に、本発明方法実施の態様を例示図に基づいて詳述す
れば、1がパイプの成形装置で、この成形装置1の前方
にはガイドパイプ2、加熱装置3ならびにガイドロール
4が順に配置され、且つ成形装置1の後方には、ピンチ
ロール5と定尺カッター6とが順に配置されている。
前記成形装置1は、ロール7に巻付けられた比較的厚み
があり、且つ外部応力を解除したとき原形に復する性質
を有する、例えば発泡ポリエチレン等の熱可塑性樹脂シ
ート8を順次的に筒状に成形する成形具9と加熱具10
、およびこれに引続いて冷却域Aを形成する冷却部11
とからなり、前記成形具9の内面上方には、扁平部分1
2が有せしめられ、この扁平部分12の適当箇所に、1
〜10mm程度の厚みを持った比較的薄い板状の加熱具
10が、前記成形具9の内側に突出する状態で設けられ
ているのである。
また冷却域Aは、第3図に示すように成形具9の前記扁
平部分12に引続く順次的な真内部分に穿設の孔13・
・・・・・による空冷構造の冷却部11から構成され、
また加熱具10の後方には、前記冷却域Aとは異なる空
冷構成の冷却部分14が設けられている。
そして前記ガイドパイプ2の内側には、第4図に示すよ
うに回転ロール15が軸架されていて、ロール15から
繰出される熱可塑性樹脂シート8を、予め半円状に曲げ
ておくように構成され、またピンチロール5は、第5図
に示すように中央部が凹入した形状に形状されていて、
成形された筒状体を上下から抱えるようにして案内すべ
く構成されているのである。
上記装置構造は本発明方法の実施に使用するものの一例
であり、次に上記装置を用いて熱可塑性樹脂パイプを製
造する方法について説明する。
先ず製造第1工程において、ロール7に巻付けられた熱
可塑性樹脂シート8を強制的に繰出して成型装置1に対
して相対移動させ、この繰出しシート8の表面を加熱装
置3によって加熱する。
この加熱状態は、外部応力を解除したときに原形に復す
る性質を有する熱可塑性樹脂シート8が、外部応力を解
除したとき原形に復する性質を減衰する程度に加熱する
ものである。
次いでこのシート8はガイドパイプ2内に送り込まれる
のであるが、この場合、前記回転ロール15は完全に水
平に調整されているから、シート8の両側縁の対向面が
、次の工程における加熱具10の両側面に確実に当接す
るように半円形に曲げられるのである。
この構成にあって、前記回転ロール15の取付は角を変
更可能に構成しておき、適宜レベル調整を行ない得るよ
うにしておけば便利である。
そして前述の加熱装置3による加熱下にあるシート8を
順次的に筒状にしながら、その両端面を対向させて半円
形に曲げたシート8は成形具9に送込まれ、徐々に成形
されながら両側縁の対向面カ≦衝合するのである。
この衝合状態は、前記扁平部分12の作用によってシー
ト8の両端縁部が平坦面となる状態に全体が断面略半円
状に成形され。
シート8の両対向面は互いに平行な状態で衝合されるも
のであり、この対向面同志が衝合する直前において、こ
れら両対向面は予め適描な温度に加熱されている加熱具
10の両側面に摺接して、その表面が溶融されているの
で、対向面同志は互いに平行な状態でその全面にわたっ
て完全に衝合溶着されるものである。
この溶着後においては、冷却部分14の空冷作用で溶着
箇所は直ちに冷却される。
この対向面同志を溶着した第2工程に引続く第3工程で
は、筒状に成型されたパイプは、前記扁平部分12に引
続いての順次的な真内部分の冷却域Aを通過する間に、
残存の原形に復する性質と真内部分によって所定の形状
に矯正され、且つ前記第1工程での加熱装置3によっで
ある程度加熱された・ぐイブ内面が冷却されて、この結
果、このパイプは所定の形状に固化されるものである。
このように成形されたパイプは、前記ピンチロール5を
介して定尺カッター6側に送られて適当長さに切断され
るものである。
この製造方法によって得られた熱可塑性樹脂パイプは、
所定の形状に固化されているからして、このパイプを保
温材として既設配管に保温を施こすに当って、パイプの
管壁をその長さ方向で切欠いても、このものはシート状
の原形に復帰しようとする残存する復元力が小であるか
ら、その断面形状は略々円形か若しくはCの字状を呈す
るものであり、従って既設配管に装着するに、その装着
状態はパイプ自体の保形力で抱付き保持し得るもので、
保温工事が極めて楽に行なえるものである。
尚1本発明方法を実施する装置形態にあって、加熱具1
0を比較的薄い板状構造としたが、これは加熱具10を
厚く構成すると、加熱された対向面が衝合するまでに長
く外気と接触するによって熱効率が悪くなり、且つ対向
面のみならず深部まで加熱溶融されるによって、それだ
け冷却域を多く必要とするものであって、これに対処す
るものである。
また、成形具9の扁平部分12は、そのパイプ内面同志
が接触されない状態であれば、その扁平状態は略々扁平
であっても又楕円状であっても良い。
更に冷却域部分を略真円形状とするも良い。第7図は別
の冷却域構造を示すもので、冷却空気噴出管16をガイ
ドパイプ2側からパイプ内部に挿通位置し、その空気噴
出構造を、噴出空気が加熱具10側にまわらないように
カッター側に向けて構成したもので、前記加熱装置3に
よるシート加熱部を、その加熱表面から直接冷却すべく
構成したものである。
この場合、成形具9に穿設の孔13・・・・・・による
冷却構造を省略しても良い。
また第6図に示すは、上述の方法によって得た成形パイ
プに対して可撓シート17を粘着し、更に粘着テープ1
8の一部に剥離紙19を粘着したパイプを示すもので、
パイプを既設管に装着するに際して、パイプの局部をそ
の長さ方向で切欠いた箇所を、前記剥離紙19を剥離し
た粘着テープ18で粘着し得るべく構成した一製品の形
態を示すものである。
上記装置においては、シート端縁同志の溶着後にパイプ
を積極的に冷却して所定形状に固化させたが、特別に冷
却装置によって冷却するまでもなく自然冷却によっても
良い。
また冷却部の形成にアラて、管周部を適当に切欠いてこ
の間を通過するパイプとの摩擦抵抗を少なく構成しなが
ら冷却域を形成しても良く、更に成形具9や冷却部11
のシート通過内面を滑性の良い樹脂等で内面処理したり
、成形具9や冷却部11を滑性良好なる材質で構成する
も良い。
更にまた、これらを焼結金属の如き多孔性材料で構成し
てシートとの接触面に気体や液体を噴出させ、摩擦抵抗
を減するべく構成しても良い。
以上要するに本発明は、熱可塑性樹脂シートの持つ原形
復帰の性質を減衰させて、成形パイプを所定形状に固化
させる点に一つの特徴があり、この思考をもとにして、
比較的厚みがあり1且つ外部応力を解除したとき原形に
復する性質を有する熱可塑性樹脂シート8を連続的にパ
イプに成形するものであって、先ず外部応力を解除した
とき原形に復する性質を減衰する程度に加熱し、次に。
この加熱下にあるシート8を順次的に筒状にしながら、
その両端面を対向させて、対向面同志を溶着し、加熱溶
着後に、その筒形状を所定の形状に矯正しながら冷却し
て、所定の形状に固化せしめるにより、既設管に対する
装着施工性の極めて良好なパイプを成形し得るもので、
熱可塑性樹脂パイプの製造上において極めて有効なる製
造方法を提供するに至ったものである。
そしてまた5本発明は、成形工程でのシート8端面の衝
合時に、シート8全体を断面略半円状の)筒体に形成し
てシート端面どうしを接合させる点に第2の特徴を有し
、これによって、シート8の両端面を互に略平行する状
態に対向位置させてその溶着接合を両端面の全域に亘っ
て均一に且つ確実に行なえるものであり乍ら、その溶着
接合される両端面位置と対向する位置にあるシート8に
よる半円状筒体の内面との間には、適当空間が形成され
ていることとなり、この空間の存在によって、前記接合
される両端面部分の溶融樹脂が前記半円状筒体内面に付
着することを免かれ、成形される;パイプ内面に樹脂の
付着による形状変化をもたらすることなく所定形状のパ
イプを得やすいものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る熱可塑性樹脂パイプの製造方法を実
施する装置態様を例示し、第1図は成型装置の側面図、
第2図は要部の縦断正面図、第3図は要部の横断底面図
、第4図および第5図は要部の縦断正面図、第6図は製
品の一形態を示す斜視図、第7図は第3図に相当する別
構造の横断底・面図である。 8・・・・・・熱可塑性樹脂シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の各工程の結合からなる熱可塑性樹脂パイプの製
    造方法。 (1)比較的厚みがあり、且つ外部応力を解除したとき
    原形に復する性質を有する熱可塑性樹脂シート8を連続
    的にパイプに成形するものであって、先ず外部応力を解
    除したとき原形に復する性質を減衰する程度に加熱する
    第1工程。 (2)次に、この加熱されたシート8を順次的に筒状に
    変形させると共に、その両端縁部が平坦面となる状態と
    して断面略半円状の筒体を形成し、且つ前記平坦面部分
    で対向するシート8の両端面どうしを溶着する第2工程
    。 (3)加熱溶着後に、その筒形状を所定の形状に矯正し
    なり′Sら冷却して、所定の形状に固化せしめる第3行
    程。
JP49042871A 1974-01-28 1974-04-16 ネツカソセイジユシパイプ ノ セイゾウホウホウ Expired JPS5817019B2 (ja)

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JP49042871A JPS5817019B2 (ja) 1974-04-16 1974-04-16 ネツカソセイジユシパイプ ノ セイゾウホウホウ
GB3268/75A GB1488934A (en) 1974-01-28 1975-01-24 Method and apparatus for producing synthetic resin tube
US05/544,665 US4009069A (en) 1974-01-28 1975-01-27 Method and apparatus for producing synthetic resin tube
IT47864/75A IT1032219B (it) 1974-01-28 1975-01-27 Dispoitivo e procedimento per la produzione di tubi in resina sintetica
DE2503382A DE2503382C3 (de) 1974-01-28 1975-01-28 Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Kunststoffrohres
FR7502637A FR2258947B1 (ja) 1974-01-28 1975-01-28
US05/741,129 US4065342A (en) 1974-01-28 1976-11-11 Method and apparatus for producing synthetic resin tube

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