JPS5817004Y2 - 昇降機用ホッパの荷受台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、袋詰めされた穀物等の被搬送物を昇降機の
ホッパに投入する際に、該被搬送物の収容袋を一時載置
し得るようにした昇降機用ホッパの荷受台に関するもの
である。

従来では被搬送物の収容袋を、ホッパの縁部に一時載置
して該被搬送物をホッパ内に投入していた。

これは、ホッパの縁部が狭小であることから、上記収容
袋が不安定となって被搬送物のホッパへの投入が困難に
なったり、あるいは収容袋がホッパの縁部に引掛かり、
損傷したりすることがあったＯ これの対策として、ホッパに隣接させて荷受台を配設す
ることが考えられるが、単一に荷受台を配設したのでは
、該荷受台が本体から局部的に外方に突出して作業環境
を悪くすることがある。

この考案は上記実情に鑑みなされたもので、袋に収容さ
れた被搬送物のホッパへの投入を容易に行なえるように
するとともに、作業環境が損なわれないようにした昇降
機用ホッパの荷受台を提供することを目的とする。

以下この考案を図面に従って説明する。

昇降機１は、乾燥機の本体２の前壁面２ａに泊って立設
し、該前壁面２ａにはホッパ３を昇降機１と並列装置す
る。

上記ホッパ３は昇降機１の正面１−１ａにねじ４により
固定され、該正面壁１ａ下部に形成した流入口１ｂとシ
ャッタ５を介して連通ずる。

さらにホッパ３はその前端縁３ａが昇降機１の前壁１ｃ
よりも大きく前方に突出している。

昇降機１の前壁１ｃよりも前方に突出したホッパ３の昇
降機１側の側壁３ｂ上部には、該側壁３ｂの上記前方へ
の突出長さを一辺とし昇降機１の前壁１ｃの幅員□を他
の辺とする平面視長方形状の荷受台６をねじ４ａにより
固定する。

７は投入時に被搬送物がホッパ３から外部に散逸するの
を防止する防散板、８は昇降機１側から荷受台６を支持
するステーである。

この構成によ５れば、荷受台６の前端縁６ａはホッパの
前端縁３ａの延長線上１で突出し、また荷受台６の反ホ
ッパ３方向への側端縁６ｂは昇降機１の背面壁１ｄの延
長線上１でとなる。

従って荷受台６は本体２に対し単独で局部的に外方に突
出することがなく、シかもその平面面積は大きく確保す
ることができる。

即ちホッパ３の平面面積はその機能上、昇降機１の平面
々積よりもはるかに大きく必要とすることから、ホッパ
の昇降機１の前壁１ｃから前方への突出長さを一辺とし
、その前壁１ｃの幅員を他辺とする荷受台６としたこと
により十分な面積を確保できる。

以上説明したように、この考案はホッパの近傍に、被搬
送物の収容袋が安定して載置し得る荷受台を設けること
により被搬送物のホッパへの投入が容易に行なえるとと
もに、荷受台の本体からの局部的な突出を防止して、作
業環境の低下を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の実施状態を示す斜視図である。 １・・・昇降機、１ｂ・・・流入口、１ｃ・・・前壁、
２・・・本体、２ａ・・・前壁面、３・・・ホッパ ３
ａ・・・前端縁、６・・・荷受台。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 昇降機と、該昇降機の流入口に接続されるホッパとを、
   互いに近接させて本体の一壁面に対して並列配置すると
   ともに、ホッパの反本体側に位置する前端縁を昇降機の
   反本体側に位置する前壁よりも前方に突出させてなるも
   のにお偽で、上記ホッパの上縁と略等高位置であって、
   かつ昇Ｍの前壁からホッパの前端縁の略延長線位置に至
   る１で前方に向かって突出する荷受台を設けてなる昇降
   機用ホッパの荷受台。