JPS5816857Y2 - 透明複合板 - Google Patents
透明複合板Info
- Publication number
- JPS5816857Y2 JPS5816857Y2 JP1978018007U JP1800778U JPS5816857Y2 JP S5816857 Y2 JPS5816857 Y2 JP S5816857Y2 JP 1978018007 U JP1978018007 U JP 1978018007U JP 1800778 U JP1800778 U JP 1800778U JP S5816857 Y2 JPS5816857 Y2 JP S5816857Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- protective layer
- substrate
- transparent composite
- composite board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は透明板材を複数層に接合一体化した透明複合板
の新規な構造に関する。
の新規な構造に関する。
従来この種の透明複周板として合せガラスが知られてい
る。
る。
合せガラスは二枚の同一の大きたのガラス板をポリビニ
ルブチラール等透明接着層を介して接合したものであり
、強度が高くかつ割れた場合にガラス破片が飛散しない
という利点をもっているが、一方極く小面積の部分に破
損衝撃を受けた場合においてもこの部分を起点として割
れ目(クラック)が長距離に進行してしまい、広範囲に
わたり透視性が損われる結果を招くという欠点がある。
ルブチラール等透明接着層を介して接合したものであり
、強度が高くかつ割れた場合にガラス破片が飛散しない
という利点をもっているが、一方極く小面積の部分に破
損衝撃を受けた場合においてもこの部分を起点として割
れ目(クラック)が長距離に進行してしまい、広範囲に
わたり透視性が損われる結果を招くという欠点がある。
本考案は従来の透明複合板の有する上記欠点を無くした
新規な透明複合板を提供せんとするものである。
新規な透明複合板を提供せんとするものである。
すなわち本考案は、剛性を有する透明基板と、該基板面
に透明接着層を介して一体的に接合された薄板からなる
透明保護層とで構成される透明複合板であって、前記保
護層がほぼ一定幅の目地をおいて複数セクションに分割
されていることを特徴とする透明複合板である。
に透明接着層を介して一体的に接合された薄板からなる
透明保護層とで構成される透明複合板であって、前記保
護層がほぼ一定幅の目地をおいて複数セクションに分割
されていることを特徴とする透明複合板である。
本考案によれば、基板表面に貼着された保護層が目地を
おいて複数セクションに分割されているため、万一保護
層が損傷した場合でも基板が破損しない限りはクラック
が広範囲に進行することがなく最大限損傷を受けたセク
ションの保護層内に止まる。
おいて複数セクションに分割されているため、万一保護
層が損傷した場合でも基板が破損しない限りはクラック
が広範囲に進行することがなく最大限損傷を受けたセク
ションの保護層内に止まる。
したがって本考案品は、保護層が多くのセクションに亙
って損傷を受は全体としての透視性が大きく損われるま
で長期間にわたり取扱えの要なく使用でき経済的であり
、特に、道路あるいは鉄道線路沿いに設けられる防音壁
の如く飛来物による損傷を受゛け易い場所に用いる大型
の透明壁材として好適である。
って損傷を受は全体としての透視性が大きく損われるま
で長期間にわたり取扱えの要なく使用でき経済的であり
、特に、道路あるいは鉄道線路沿いに設けられる防音壁
の如く飛来物による損傷を受゛け易い場所に用いる大型
の透明壁材として好適である。
以下本考案を図面に示した実施例につき説明する。
第1図は本考案に係る透明複合板の平面視を示し、第2
図は同横断面視を示し、第3図は同拡大視を示す。
図は同横断面視を示し、第3図は同拡大視を示す。
図において1が剛性を有する透明基板−例として厚み3
〜5m/m程度のポリカーボネート樹脂板であり、この
基板1の両面に、保護層2として厚み0.55〜2mm
程度のガラス薄板が透明接着層3を介して一体的に接合
しである。
〜5m/m程度のポリカーボネート樹脂板であり、この
基板1の両面に、保護層2として厚み0.55〜2mm
程度のガラス薄板が透明接着層3を介して一体的に接合
しである。
そしてガラス板保護層2はほぼ一定幅の目地4をおいて
複数セクション2A、2B、2C・・・・・・に分割さ
れている。
複数セクション2A、2B、2C・・・・・・に分割さ
れている。
すなわち基板1に比して十分に小さい寸法(−例として
30 cm角)のガラス薄板2A、2B、2C・・・・
・・が小間隔をおいて多数隣接して基板1は両面に貼着
しである。
30 cm角)のガラス薄板2A、2B、2C・・・・
・・が小間隔をおいて多数隣接して基板1は両面に貼着
しである。
なお透明接着層3としてはポリビニルブチラル、光硬化
性樹脂等が用いられる。
性樹脂等が用いられる。
上記実施例に示した透明複合板は冒頭に述べた損傷時の
クラック発達抑止効果に加え次のような利点を有する。
クラック発達抑止効果に加え次のような利点を有する。
複合板に剛性を与える基板1としてプラスチック材を用
いているため、合せガラスに比し大幅に軽量化できる。
いているため、合せガラスに比し大幅に軽量化できる。
基板1表面をガラスで被覆しているのでプラスチック単
板に比べてキズが付き難く汚れの除去が容易で且つ遮音
性に優れている。
板に比べてキズが付き難く汚れの除去が容易で且つ遮音
性に優れている。
プラスチック基板に対して熱膨張率の大きく異なる保護
層ガラス板は間隔をおいて小区画に分割されているため
、周囲環境の寒暖変化に伴なってガラスに発生する歪は
小さく抑えられ、したがって大型の透明複合板も製作可
能である。
層ガラス板は間隔をおいて小区画に分割されているため
、周囲環境の寒暖変化に伴なってガラスに発生する歪は
小さく抑えられ、したがって大型の透明複合板も製作可
能である。
次に第4図、第5図に本考案の他の実施例を示す。
すなわち第4図は保護層2の目地4に弾性コーキング剤
5を充填した例であり、第5図は白地隠し用弾性化粧帯
6を目地4に施した例であり、このような構造とするこ
とにより保護層2板の露出エツジ部が保護され且つ変化
に富んだ意匠的効果も得られる。
5を充填した例であり、第5図は白地隠し用弾性化粧帯
6を目地4に施した例であり、このような構造とするこ
とにより保護層2板の露出エツジ部が保護され且つ変化
に富んだ意匠的効果も得られる。
本考案は以上に説明した実施例に限定されることなく種
々の変形が可能であり、例えば保護層2の分割された各
セクション2A、2B、2C・・・・・・の形状は矩形
に限らず他の種々の形状をとることができ、また保護層
2は厚み方向に複数層とすることも可能である。
々の変形が可能であり、例えば保護層2の分割された各
セクション2A、2B、2C・・・・・・の形状は矩形
に限らず他の種々の形状をとることができ、また保護層
2は厚み方向に複数層とすることも可能である。
さらに用途によっては、例えば片面側が他の壁材等によ
って保護される個所に使用されるものでは保護層2を基
板1の片面のみに貼着した構造とすることができる。
って保護される個所に使用されるものでは保護層2を基
板1の片面のみに貼着した構造とすることができる。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示すそれぞれ
平面図、横断面図、拡大横断面図であり、第4図、第5
図は本考案の他の実施例を示す要部横断面図である。
平面図、横断面図、拡大横断面図であり、第4図、第5
図は本考案の他の実施例を示す要部横断面図である。
Claims (3)
- (1)剛性を有する透明基板1と、該基板1面に透明接
着層3を介して一体的に接合された薄板からなる透明保
護層2とで構成される透明複合板であって、前記保護層
2はほぼ一定幅の目地4をおいて複数セクション2A、
2B、2C・・・・・・に分割されていることを特徴と
する透明複合板。 - (2)基板1がポリカーボネート樹脂板であり、保護層
2がガラス板であることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の透明複合板。 - (3)目地4に弾性材料が充填されていることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載の透明複合板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978018007U JPS5816857Y2 (ja) | 1978-02-14 | 1978-02-14 | 透明複合板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978018007U JPS5816857Y2 (ja) | 1978-02-14 | 1978-02-14 | 透明複合板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54121964U JPS54121964U (ja) | 1979-08-25 |
JPS5816857Y2 true JPS5816857Y2 (ja) | 1983-04-05 |
Family
ID=28844451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978018007U Expired JPS5816857Y2 (ja) | 1978-02-14 | 1978-02-14 | 透明複合板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816857Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015174216A1 (ja) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | 旭硝子株式会社 | 複合体、積層体および電子デバイス、ならびに、それらの製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2020044705A1 (ja) * | 2018-08-27 | 2021-08-26 | 株式会社小糸製作所 | 車両用の樹脂製窓部材および車両用の樹脂製複合モジュール |
-
1978
- 1978-02-14 JP JP1978018007U patent/JPS5816857Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015174216A1 (ja) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | 旭硝子株式会社 | 複合体、積層体および電子デバイス、ならびに、それらの製造方法 |
JPWO2015174216A1 (ja) * | 2014-05-14 | 2017-04-20 | 旭硝子株式会社 | 複合体、積層体および電子デバイス、ならびに、それらの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54121964U (ja) | 1979-08-25 |
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