JPS58168078A - 偽造防止型情報保持手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、データ、写真および安全記号の如き情報を含
む挿入子と、前記情報を被覆しかつ前記挿入子に対して
堅固に接合された少なくとも１枚のフィルムを含むたと
えば身分証カード（Ｉｎカード）、銀行カード、免許証
カードその他の対応する肉類等の偽造防＋Ｆ用情報保持
手段に関する。

これらの書類の偽造を不可能にするため保有される多く
の安全記号を銀行券、有価証券、免許証カードおよび身
分証（１０カード）またはパスポートの如き書類に提供
することは公知である。

このような安全措置の事例・とじては、例えば。

□ 独国特許明細書第２，８３０，００２号に記載の如きオ
ートタイプ、または書類上の識別線または背量線が台ま
れる。

前記の書類は、しばしば特殊な紙に目に見える即ち“１
別可能な透かしを有する。書類の印刷インクは、しばし
ば写真材料を用いて苦労して再生することができるに過
ぎない、英米−特許第２．０１５，４２９号によれば、
このような再生防１Ｆ即ち偽造防１トの色彩付きの表示
を書類に提供することが公知である。

また、パスポート写真、署名または指紋を身分証カード
の如き書類に提供してこれらの書類をフィルム間に溶着
するすることもまた公知である。

挿入されたパスポート写真の交換を阻止するため、この
挿入子は一片の特殊な写真紙から作ることができ、そし
てデータおよびパスポートの写真が露光され１次いでそ
の層上に現像することができる。更に、この挿入子には
別の印刷線即ちオートタイプを設けることもでき、フィ
ルム間に溶着することもできるのである。

スイス国特許第４，０７７．０８８号は、透かし、放射
線即ち蛍光マークと、中間層に対して添付されカード保
持者のパスポート写真を保持する写真乳剤層が設けられ
た身分証カードを開示している。

Ｖに、仕Ｅがった身分証カード中で接近がもはやできな
い署名欄と、外側の覆いフィルムに添付された浮出しス
タンプが提供される６例えば銀行券における如き細い波
線の形Ｓ（組紐模様）でカード尚武に対する別の刻印が
偽造に対する保護を行なう。

また、写真的な符号を書類に付すことも公知である。従
来周知の別の安全措置は紫外線または赤外線領域の波長
を用いてのみ目に見える染料を使用して書類の内面もし
くは表面の一方を調製することである。

この措置および他の多くの公知の形式の書類の製造は、
これが如何なる種類の潜在的な偽造に対する信頼性のあ
る保護をも行なわず、簡単な手段を用いる人聞による信
頼性の確保を可能にしないという欠点を有する。無為、
多くの安全措置の組合せはこのような書類の偽造を複雑
にするが、同時に書類コストの顕著な増加をもたらすこ
とになる。多くの場合、書類はまた少量の場合は非常に
高価につく標準的でない手法（特殊な構成）を用いて製
造しなければならない。

本発明の目的は、真正なものであることを容易に１別で
き、かつ製造が経済的でありながら偽造防１ト性が非常
に大きな偽造防止情報保持手段の提供にある。

鹸初に述べた形式の情報保持手段に基づいて、前記の目
的は、情報が与えられた挿入子を被覆するフィルムが外
部から付された刻印を有し、その形態が挿入子における
安全記号のそれと同じであってこれらの記号の上に丁度
合うように刻印される本発明によって達成される。

挿入子の安全記号により正確に登録され、かつその丘に
？置されるスタンプによって、驚くべき簡午さで挿入子
からフィルムを分離した後の情報保持手段の偽造を直ち
に調べて検出することを可能にする。このように、情報
保持手段の偽造が実質的不可能となるものである。

正確に形成され正確に合された刻印またはスタンプの製
造に適する方法および道具は公知である。

ある特定の実施態様においては、この挿入子は紙または
プラスチックの基板を有する写真記録材料〒あり、この
基板には数値マークのプリント、例えば組紐模様および
（または）透かしが設けられている。この実施態様にお
いては、保持者の情報および写真が前記挿入子に対して
写真的手法により転写される。この挿入子上の写真乳剤
は、黒白の挿入子を形成するため黒白のノ＼ロゲフ化銀
乳剤か、あるいは色彩を付したカードの調製が可能な色
彩用乳剤でよい。

写真適手法により現像可能な暦は、日光に感光するハロ
ゲン化銀乳剤か、あるいは挿入子を日光の下で調製する
ことができるように銀塩拡散法のための現像核を含む日
光に感光しない受光層のいずれでもよい。

情報データは、ディジタルまたはアナログ、あるいはそ
の両者でよい、このデータは明瞭なテキストおよび（ま
たは）符号として、機械により解読することができるが
、これが更に偽造を複雑にする。

情報保持手段の１つの望まし・い実施態様としては、別
の安全記号、例えばマーク、点、線もしくは表面が写真
的手法により挿入子に対して添付され、対応する安全記
号が目に見え、識別可能な正確に合わさるようにカバー
−フィルムに印刷される点で特色がある。

名前、誕生日、住所、符号番号および他のデータの如き
異なる情報に加えて、各挿入子は記号、マーク、点、線
（組紐模様）もしくは黒白あるいは色彩を付しかつ一旦
固定され、写真的手法により挿入子に対して添付された
表面を有する。この挿入子を被覆するためのフィルムは
挿入子の安全記号と位置および形状において対応する刻
印を有する。このフィルムは挿入子に対してその刻印を
■（確に合わせるように、例えば刻印が正確に挿入子の
露出した安全記号上に定置されるよう接着または溶着に
よって添付されるのである。

この情報保持手段の別の♀ましい実施態様は、写真的手
法により添付された情報に加えて、マーク、点、線また
は表面が、安全記号として目に見えるあるいは目に見え
ないスペクトル範囲の印刷インクを用いて挿入子、ヒに
印刷され、かつ目に見え、識別可能な正確に合致するよ
うにカバー・フィルムに対応する記号を刻印する点で特
色がある。

印刷インクを用いて挿入子りに安全記号を印刷すること
は、実に別の作業サイクルを必要とするが、これを実施
する際、写真的手法によっては再生できない印刷インク
を使用することが可能であるという非常な長所を示すも
のである。赤外線もしくは紫外線でしか識別できないか
、あるいは通常の日光と比較して偏光において異なる色
調もしくは異なる色彩を呈する色彩を使用することがで
きる。このような方法で、偽造は更に複雑となり、信頼
性テストは更に信頼度を増すことができる。無油、異な
る特性を有する印刷インクはまた、例えば、特定の手段
を用いてのみ目に見えるインクに加えて通常のスペクト
ル範囲において目に見える挿入子インク上に反復的に印
刷することによりも塗布することもできる。カバー・フ
ィルムトの１回の印刷は偽造に対して保証するように印
刷毎に割当てられ、この印刷は挿入子Ｆの印刷にＩＦ確
に合わされるものである。

もしその感光乳剤がプラスチックの基板上に注入される
写真フィルムを挿入子として使用するならば、情報を保
持する挿入子の面に安全記号と対応して刻印されるカバ
ー・フィルムを提供すれば充分である。

あるψましい実施態様においては、挿入子はその両面に
カバｍ−フィルムが設けられ、その側の少なくとも一方
には挿入子のこの側における印刷に＋Ｅ確に合致するよ
うに刻印が行なわれる。無油、挿入子の両面に安全記号
を提供すること、従って両方のカバー・フィルムを刻印
することも可能である。このような配置において、両方
のカバー・フィルムには安全記号に対応する同じかある
いは異なる刻印が施される。このカバー・フィルムの両
側の構成はまた、情報保持手段がその対称的な構造の故
に曲らない、従って機械により読取ることが更に容易に
なるという長所を有する。

偽造を更に複雑にする特に有利な実施態様は。

カバー・フィルムが異なる化学的組成の少なくとも２枚
のフィルムからなる複合フィルムであり、スタンプがこ
れらフィルムの各々に延在する点において特異である。

この複合フィルムにおける分離は、刻印がその結果損傷
を受けるため容易に目に見える。また、複合フィルム（
ｅＩｌ数まもは複数）および挿入子間の情報保持手段の
分離は、安全記号を正確に被覆するように後で再び重ね
合わせることができないため快音的な破損となってしま
う。

このように、本発明は偽造防上性の高い情報保持手段の
形成に対する非常に信頼性が高くかつ経済的な戸口を開
くものである０本発明は特に身分証カード即ちＩＤカー
ドの製造に適するものであるが、銀行カードもしくは免
許証の製造にも適するものである。

次に本発明の一実施態様について図面の助けを借りて更
に詳細に説明することにする。

第１図は、身分証カードの一実施例を平面図で示してい
る。この身分証カードは、所持者の写真のための１つの
パネルｌと、カードの所持者についての名前、住所、誕
生日および署名等の詳細事項を有するパネル２と、カー
ドの目的または有効性についての細目を含むパネル３と
、一般に機械が読取れるデータのためのパネル４を含む
、必要に応じて、パネル２乃至４は指紋のための余地を
残すように配置することができる。カードの表面には刻
印８があり、その目的については以下において説明する
。

第２図は、第１図にホした身分証カードの断面を示して
いる。従って、このカードはハロゲン化銀乳剤層７を支
持する基板６を有する。この基板６は、ハロゲン化銀乳
剤層により被覆される前に、例えば組紐模様による保全
用印刷（感光紙）により片面または両面に銀行券の如く
印刷され、および（または）異なる透かしが提供される
。しかし、基板６はまた印刷されたプラスチック・フィ
ルムでもよい。

写ｇｔ、任意に指紋を含む詳細部２乃至４．および他の
安全記号９、ｌＯが調製された基板に対して塗布される
感光性を有するハロゲン化銀乳剤層７上で露光される。

この層は次に定着され、洗浄の後乾燥される。しかし、
詳細部３，４および安全記号９．１０はまた露光および
処理の前または後に印刷インクを用いて印刷することも
できる（第３図）、この印刷作業には従来周知の印刷法
が適している。

もし写真層７が日光に感応しない画像受容層からなるな
らば、基板６および写真層７は日光の下で印刷可能であ
る。１１製された挿入子６．７を、フィルム５に対して
少なくとも感光Ｐａ７を保持する側に、あるいは（第２
図に示されるように）フィルム５に対して両面に剥がれ
ないように接合する。この接合は特定の接着剤、例えば
光の照射、熱または促進剤により活性化可能であり、ま
たこれにより硬化させることができる硬化抑制剤を含む
如きものを用いて積層化することにより行なわれる。こ
のような積層措置は、例えば独国特許明細書第２．１１
５２．３２２号において公知である。このような接着剤
を用いる時は、フィルムおよび挿入子を破壊せずにフィ
ルムを挿入子から剥離することは不可能である。

フィルム５と挿入子６，７間の剥離不能な接合はまた、
フィルム５および表面の挿入子６．７が一体に融着され
る場合、圧力と熱を用いて溶着することにより行なうこ
ともできる。

複合フィルムは第２図においてとしてフィルム５として
示されているが、このフィルムは異なる化学的組成の２
枚のフィルムＡ、Ｂからなる。このフィルムＡおよびＢ
は偽造を更（複雑にするために、僅かに異なる種類の色
調を有してもよい。

第３図は、基板６と写真層７と写真層７に対して堅１ｉ
！ＩＩに接合された複合フィルム５に関する第２図の拡
大部分を示している。安全記号９、ｌＯは、写真ｌと情
報部分２．３，４が設けられた感光層７１−に印刷され
ている。安全記号は１例えばマーク、または面９、また
は細い線（組紐模様）または点１０でよく、挿入子６．
７における特定の点に印刷され、あるいは前記挿入子の
全面に分布される。

フィルム５には印刷された画像９．１０と対応するへに
おいて刻印８が提供され、その結果印刷さ１− れた安全記号９．１０と正確に対応する同様に重なる刻
印８が各々の印刷された記号の上に位置するのである。

フィルム５には、挿入子６．７に付される前に刻印８が
提供され、次いで正確に重なるように挿入子６．７上に
添付することができる。

しかし、刻印８はまたフィルム５が添付された後に設け
ることもでき、この場合には情報保持手段はスタンプ具
に対して正確に合わさるように供給されるのである。

この構成においては、スタンプ操作は、複合フィルム５
の両方のフィルムＡとＢが刻印８を受容するような深さ
まで矢印の方向に上方から実施される。この刻印はフィ
ルムＡからＢに向けて延在する。従って、複合フィルム
５を分離しようとする試みは直ちに明らかとなる。

挿入子６．７上に印刷されたパターンと同じであるフィ
ルムＡとＢの刻印パターン８の故に、挿入イ・６．７−
からのフィルムＢの分離を検出することは直ちに可能で
あり、このような試みは後では修復することができない
。

情報保持手段の読易さを任意に確保するため、印刷イン
クとして不透明なインク詐りでなく透明なインクも使用
することができる。同様に、用具なしにｎ（視スペクト
ル範囲においては識別不可能なインクを用いることがで
きる。一般には、従来の顔料の印刷インクを使用するこ
とが可能である。

安全記号を印刷する代りに、適当な露光および現像によ
り、および（または）マーク、細い線または点、背景パ
ターンを挿入子の写真層に与えることも０■能であり、
例えば、フィルムに対して行なった刻印と一致するよう
に露光することもまたｕ（能である（第２図）。

【図面の簡単な説明】

第１図は身分証（ＩＤ）カードを示す平面図、第２図は
第１図における身分証カードの断面図、および第３図は
身分証カードの断面図の一部を示す拡大図である。 １・・・写真、２〜４・・・情報保持域、５・・・複合
フ十ルム、６．７・・・挿入子、８・・・刻印パターン
、９．１０・・・安全記号。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、データ、写真および安全記号の如き情報を含む挿入
   子と、該挿入子の表面を゛覆いかつこれと堅ＩＭに接合
   させられた少なくとも１枚のフィルムを含む偽造防１Ｆ
   型情報保持手段において、前記の覆いフィルムは外部か
   ら与えられた刻印部を有し。 その形状は前記挿入子上の安全記号の形状と同じであり
   、かつ前記安全記号上に正確に合致するように刻印され
   ることを特徴とする情報保持手段。 ２、前記挿入子が数値を示すマーク・プリント（組紐模
   様）を有する写真紙またはフィルムであり、前記情報デ
   ータおよび所持者の写真が挿入子に対して写真的手法に
   より転写されることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の情報保持手段。 ３、前記情報データがディジタルおよび（または）アナ
   ログ・データであることを特徴とする特許請求の範囲ｗ
   ４２項記載の情報保持手段。 ４、前記挿入子に対して別の安全記号が写真的手法によ
   り添付され、刻印は露光と正確に一致する方法で前記カ
   バーφフィルムに目に見えるように刻印されることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載の情
   報保持手段。 ５、写真的手法により添付された画像と情報データに加
   えて、可視および（または）不可視スペクトル範囲の印
   刷インクを用いて前記挿入子上に安全記号が印刷され、
   刻印は安全記号と正確に一致する方法でフィルムに目に
   見えるように刻印されることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項一または第２項に記載の情報保持手段。 ６、前記挿入子がその両面にフィルムが提供され、また
   少なくとも片面に挿入子上の安全記号とＩＦ確に一致す
   る方法で刻印を有することを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の情報保持手段。 ７、前記フィルムは、異なる化学的組成の少なくとも２
   枚のフィルムＡおよびＢからなる複合フィルムであり、
   前記刻印はフィルムＡ、Ｈの各々に延在することを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の情報保持手段。