JPS58163816A - 加工ロ−ル支持調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は板紙、段ボール紙、プラスチックシート、メタ
ルラミネートシート等のシート材を加工する回転型加工
機のボトム加工ロール支持調整装置の改良に関するもの
である。

ロータリダイカッタ等の回転型シート加工機のボトムロ
ールは、従来、スイングアームに固定したベアリングに
軸受けされ、そのベアリングには外周に偏心ギヤが回転
自在にはめられ、その偏心ギヤはビニオンにより支持さ
れ、そのビニオンは対偶リンクの一端に取付けられてい
た・。ボトムロ−ルの高さ調整は歯車列を介してビニオ
ンを駆動し、偏心ギヤを回わしてスイングアームを上下
させることにより行われていた。又、不使用時には流体
シリンダを作用させて対偶リンクを折り、ボトムロール
を一挙に降下させていた。

このように、従来の装置は多くの歯車を介してボトムロ
ールを上下させるため、バックラッシュの影響が大きく
、駆動元の歯車の回転角によりボトムロールの高さを正
確に表示させることができなかった。又、ビニオン、偏
心ギヤ、ベアリングクース咎が、加工中にボトムロール
の大きな荷重を受けるため、破損しやすく、保守に手間
がか−るという欠点もあった。

本発明の＠親は上記欠点を持たかい装置を提供すること
にあり、この課題を達成するため本発明の装置は、機枠
に昇降可能に取付けたボトムロールベアリングケースと
、そのケースの底辺に固定し九斜板カムの従動体と、機
枠に水平摺動可能に設けた斜板カムの原動体と、その原
動体の駆動装置からなシ、駆動装置により原動体を水平
方向に摺動させると、斜板カム機構を介してボトムロー
°　ルが昇降する。斜板カム機構には遊隙が全く存在し
ないので、原動体の移動量により一義的にボトムロール
の高さ表示することが可能である。

本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて駁、明する
。第１図及び第２図に示すように、ロータリダイカッタ
のボトムロール１の段状軸端部２に軸受部３を彫成し、
その軸受部にロールベアリング５をはめる。ロールベア
リング５を外形ハ角形の軸受箱ツにはめ、その軸受箱の
底面に斜板カムの従動体９を固定する。従動体９と係合
する斜板カムの原動体１０を機枠４に泪って水平に摺動
軸に設ける。原動体Ｎｏの底面を案内する受台１ユを機
枠４に固定し、その受台に案内板１２を取付けて原動体
１０の先端部の前面を案内する。ケースフの両側面に泪
う案内爪１３．１３を機枠４に固定し、軸受箱７を垂直
方向にのみ移動させる。　　　　　　、ｉ。

原動体１０の突出部を水平に貫通するねじ孔をあけ、そ
のねじ孔にボルト１５をねじばめする。

ボルト１５を機枠４に取付けた減速機付モータ１６の出
力軸に直結する。モータ１６を回転させると、その回転
方向により原動体１０は機枠４と案内板１２の間の受台
１１の上面を前進又は後退し、斜板カム機構を介して従
動体９と一体の軸受箱マを垂直に上下させる原動体１０
と従動体９の係合する斜面の傾斜角は８／ユ０００程度
であるから、軸受箱フの昇降すなわちボトムロールｌの
高さは微細に調整される。

第３図ないし第４図に示すように、機枠４の一部２０の
表面にボトムロールの高さを表示するパネル２ユを固定
し、そのパネルの内部に原動体に固定したレバー２２を
導入し、そのレバーによシリミツトスイッチ２３を切っ
てモータ１６（第２図）を停止させると、ボトムロール
の高さの設定を容易に行うことができる。パネル２１に
二本のポル）２４，２５を回転自在に軸受けし、各ボル
トに固定した歯車２６．２’／をかみ合わせてボルト２
５の回転数をボルト２４の二倍に拡大する。

ボルト２５に目盛板１９に沿って移動する指針２８をね
じ係合させ、ボルト２４にクレードル泌９をねじ係合さ
せ、そのクレードルにモータ停止用リミットスイッチ２
３を固定する。つまみ３０を回わして指針２８を目盛板
１９の所定のボトムロール高さに合わせると、クレード
ル２９もそれに応じた原動体１０（第２図）の位置にリ
ミッ）＆インチ２３と共に移動する。ボトムロールが下
限にあるとき、レバー２２は下限リミットスイッチ３１
に当たる。クレードル２９にＷ報用マイクロスイッチ３
２を付設し、レバー２２がリミットスイッチ２３に作片
してもモータが停止しないときに警報を出すようにする
ことが望ましい。

次に、本発明の装置の操作について説明する。

先ず、つまみ３０を回わして指針２８を目盛Ｗ１９上の
設定位置目盛に合わせる。ついで、モータ１６を起動す
ると、ボルト１５が回転ねじ係合金倉してｐ動体１０を
前進させる。原動体１０の前進に伴い斜板カム係合を介
して従動体９と一体の軸受箱７が上昇しボトムロール高
を持ち上げる。

原動体ｌＯと一体のレバー２２も前進し、指針２８に対
応する位置にあるリミットスイッチ２３に当りスイッチ
を開く、その結果、モータ１６と共に原動体ＩＣ＋の前
進も軸受箱７の上昇も停止し、ボトムロールｌは所定の
高さに設定される。指針２８はボトムロール１の昇降距
離を約２００倍に拡大して表示するので、ボトムロール
１の設定位置の微調整は極めて容易に行うことができる
。休止するときはモータ１６の逆転スイッチを入れ、原
動体１０を後退させて軸受箱７を下降させるが、ボトム
ロール１が下限まで下がると、レバー２２が下限スイッ
チ３１に当たりモータ１６を停止させる。

上記の通り、本発明の装置は従来の装置とは異なシ、ボ
トムロールの支持に偏心ギヤやビニオンを介在させない
ので、ボトムロールの位置の微調整が歯車のバックラッ
シュにより不円滑になったり不正確になったシすること
はなく、常に正確かつ円滑な微調整を行うことができる
。本発明の装置には偏心ギヤもビニオンもないため、そ
れらが破損するおそれもなければその保全に手間がかか
ることもない。さらに、従来の装置はバックラッシュに
伴う再設定時のずれを防止するため、休止時に偏心ギヤ
はそのままにしてシリンダでリンクを折ってボトムロー
ルを降下させていたが、本発明の装置は再設定も正確に
なされるので、休止時のボトムロールの降下にも使用可
能である。したかって、休止時にボトムロールを降下さ
せる流体シリンダとそれに関係する装置は不要である。

【図面の簡単な説明】

シ、１図は本発明の一実施例の装置を備えたロータリダ
イカッタの要部を断面で示す立面図、第２図は同じく側
面図、第３図は第１図のパネルを拡大して示す側面図、
第４図は同じく正面図である。 １：ボトムロール　４：機枠　　　７：軸受箱９：従動
体　　　ｌＯ：原動体　１５：ボレト１６：減速機付き
モータ　　　　　　２１：パネル２２ニレバー　　　　
２３：リミットスイッチ屹２５：）ｙｘ）　　　２６・
盪歯車°°：指針　　　　　　　　　　　　　１怨−ク
レードル 出願人松尾正治′ 代理人　川　上　　　肇― 第１図 第２図 ｔｏ　　１１　　’５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）加工ロールの軸端部軸受の軸受箱を機枠に垂直昇降
   可能に案内し、前記軸受箱の底面に斜板カムの従動体を
   一体に設け、前記従動体と係合する斜板カムの原動体を
   前記機枠に水平摺動可能に案内し、前記機枠に前記原動
   体を水平に摺動させる駆動装置を設けたことを特徴とし
   てなる加工ロール支持調整装置。 ２）　　＊動体に水平に貫通するねじ孔をあけ、前記ね
   じ孔にねじ係合するボルトを通し、前記ボルトを減速機
   付きモータの出力軸に連結したことを特徴としてなる特
   許請求の範囲第１項記載の加工ロール支持Ｐ１整装置。 ３）機械にパネルを設け、原動体に固定したレバーを前
   記パネルに移動可能に引き込み、前記パネルに減速機付
   きモータの電源回路を切るリミットスイッチと指針を目
   盛に沿って位置ｖ＃・整可能に設け、前記レバーにより
   前記リミットスイッチを作動させるようにしたことを特
   徴としてなる特許請求の範囲第２項記載の加工ロール支
   持調整装置。 ４）パネルに二本のボルトを目盛に沿って軸受けし、前
   記ボルトの一方に指針を他方にリミットスイッチと一体
   のクレードルをねじばめし、前記二本のボルトを歯車を
   介して指針側のボルトの回転数を拡大可能に連動させた
   ことを特徴としてなる特許請求の範囲＠３項記載の加ロ
   ロール支持ｖＩ１１１Ｐ装置。