JPS58162531A - 細菌莢膜由来の多糖類−蛋白質複合体の製法、その生成物およびそれを含有する免疫原組成物 - Google Patents
細菌莢膜由来の多糖類−蛋白質複合体の製法、その生成物およびそれを含有する免疫原組成物Info
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- JPS58162531A JPS58162531A JP58031714A JP3171483A JPS58162531A JP S58162531 A JPS58162531 A JP S58162531A JP 58031714 A JP58031714 A JP 58031714A JP 3171483 A JP3171483 A JP 3171483A JP S58162531 A JPS58162531 A JP S58162531A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は細菌莢膜由来の多糖類−蛋白質複合体の製法、
その生成物およびそれを含有する免疫原組成物に関する
。
その生成物およびそれを含有する免疫原組成物に関する
。
ある種の細菌の病毒力は外側膜を包む、種々の成分、と
りわけ、多糖類および蛋白質からなる莢膜の存在による
。
りわけ、多糖類および蛋白質からなる莢膜の存在による
。
かかる莢膜を有する細菌の例としては、ナイセリア自メ
ニン ジチジス(Neisseriameningi
tidis)、ナイセリア・ゴノーレア(Neisse
ria gonorrhea) −ヘモフィルズーイン
フルセンザ(Haemophilusinfluenz
ae )およびエシェリヒア・コリ(Escheric
hia coli )が挙げられる。
ニン ジチジス(Neisseriameningi
tidis)、ナイセリア・ゴノーレア(Neisse
ria gonorrhea) −ヘモフィルズーイン
フルセンザ(Haemophilusinfluenz
ae )およびエシェリヒア・コリ(Escheric
hia coli )が挙げられる。
本発明の複合体およびその製法は、出発微生物がただ莢
膜を有する細菌であることが必要なたけで、特定の種の
特定の株を用いることに関するものではない。すなわち
、出発微生物は臨床的感染症例から当業者が容易に得る
ことができ、識別することかできるものである。
膜を有する細菌であることが必要なたけで、特定の種の
特定の株を用いることに関するものではない。すなわち
、出発微生物は臨床的感染症例から当業者が容易に得る
ことができ、識別することかできるものである。
例えは、ナイセリア属のものは典型的な臨床的感染症例
から容易に単離できるよく知られた微生物である。これ
らは非運動性、ダラム陰性の小球菌(約06μm×10
μm)で、単一で増殖するが、しばしば扁平側が隣接し
た一対で、あるいは、場合により、四裂体または集合体
で増殖する。
から容易に単離できるよく知られた微生物である。これ
らは非運動性、ダラム陰性の小球菌(約06μm×10
μm)で、単一で増殖するが、しばしば扁平側が隣接し
た一対で、あるいは、場合により、四裂体または集合体
で増殖する。
ナイセリア属のものは基本的に好気性菌であるが、微好
気性条件下でも増殖する。これらのうち、ナイセリア・
メニングチジス8群はいくつかの国における髄膜炎菌疾
患の原因の重大な部分を占めるものである。
気性条件下でも増殖する。これらのうち、ナイセリア・
メニングチジス8群はいくつかの国における髄膜炎菌疾
患の原因の重大な部分を占めるものである。
ダブリュー・ディ・ゾリンガーら(W、 D。
Zollinger et al、 、J、 Cl1
n、 Invest、53 :836−848.197
9)は−1培養物から得られたナイセリア・メニングチ
ジス8群の部分精製多糖類を同じ条件下で培養した第2
の培養物から得られた外側膜蛋白質と合した後、この混
合物T!:さらに加工してリポ多糖類を除去した調製物
がヒトにおいて免疫原性であることを報告している。
n、 Invest、53 :836−848.197
9)は−1培養物から得られたナイセリア・メニングチ
ジス8群の部分精製多糖類を同じ条件下で培養した第2
の培養物から得られた外側膜蛋白質と合した後、この混
合物T!:さらに加工してリポ多糖類を除去した調製物
がヒトにおいて免疫原性であることを報告している。
ヘモフィルス・インフルエンザもよく知られたダラム陰
性の病原菌で莢膜のないものと、莢膜を有するものがあ
る。莢膜を有するヘモフィルス・インフルエンザは1〜
6型の莢膜多糖類を含み(a−1〕、このうち、b型が
ことに若年の小児に対して特に激しい影響を及ぼす病原
菌である。事実、ヘモフィルス・インフルエンザb 型
(Hi、 b)は6オ以下の小児における細菌性髄膜炎
のもつとも一般的な原因菌の1つである。
性の病原菌で莢膜のないものと、莢膜を有するものがあ
る。莢膜を有するヘモフィルス・インフルエンザは1〜
6型の莢膜多糖類を含み(a−1〕、このうち、b型が
ことに若年の小児に対して特に激しい影響を及ぼす病原
菌である。事実、ヘモフィルス・インフルエンザb 型
(Hi、 b)は6オ以下の小児における細菌性髄膜炎
のもつとも一般的な原因菌の1つである。
を髄液のような病理試料に見られる微生物は一般に、小
さな、かつ、莢膜を有するダラム陰性の非運動性の球界
菌性〜桿菌(0,2μm−0,3μm×0、5 ’tr
m 〜2.0 μm )である。莢膜を有しない株は著
しく多形性で、糸状である。
さな、かつ、莢膜を有するダラム陰性の非運動性の球界
菌性〜桿菌(0,2μm−0,3μm×0、5 ’tr
m 〜2.0 μm )である。莢膜を有しない株は著
しく多形性で、糸状である。
莢膜を有する病原菌株は固体培地上で小さす[−露玉」
コロニーとして現われ、レビンタール(LevinLh
al )寒天のような透明培地上では斜めにさす光の中
で特徴的な真珠光を生じる。24〜48時間後に莢膜お
よび゛真珠光が消滅し、自己溶解および一定しないダラ
ム染色反応が起る。明らかに、自己溶解よび莢膜破壊は
共に菌体内酵素の作用により起る。同様に、液体培地中
で、莢膜は培1%の初期に消失する。
コロニーとして現われ、レビンタール(LevinLh
al )寒天のような透明培地上では斜めにさす光の中
で特徴的な真珠光を生じる。24〜48時間後に莢膜お
よび゛真珠光が消滅し、自己溶解および一定しないダラ
ム染色反応が起る。明らかに、自己溶解よび莢膜破壊は
共に菌体内酵素の作用により起る。同様に、液体培地中
で、莢膜は培1%の初期に消失する。
ヘモフィルス・インフルエンザは通性嫌気性菌で、血中
に存在する2つの生長因子、熱安定性Xおよび不安定性
■を要求する。
に存在する2つの生長因子、熱安定性Xおよび不安定性
■を要求する。
a〜[の6型は、特異抗血清を用いて行なわれる凝集、
沈澱または膨化(quellung)テストにより血清
学的に同定されることが記載されている。
沈澱または膨化(quellung)テストにより血清
学的に同定されることが記載されている。
ヒトにとってもつとも重大な病原菌であるb型において
、莢膜多糖類はリボース、リビトールおよびリン酸塩を
含有しており、本明細書ではこのポリリボシルリビトー
ル・リン酸塩をPkk′Pと称する。
、莢膜多糖類はリボース、リビトールおよびリン酸塩を
含有しており、本明細書ではこのポリリボシルリビトー
ル・リン酸塩をPkk′Pと称する。
ヘモフィルス・インフルエンザb型の培養法オよびその
莢膜多糖類であるポリリボシルリビトール・リン酸塩の
単離法はエル・ビイ・ロドリゲスc、 (L、 P、
Rodrigues et al、 、J、1mmun
ol、 107: 1071〜1080.1971 J
により記載されており、ヘモフィルス・インフルエンf
b型のポリリボシルリビトール・リン酸塩の単離、精製
法が米国特許第4220717号に開示されている。
莢膜多糖類であるポリリボシルリビトール・リン酸塩の
単離法はエル・ビイ・ロドリゲスc、 (L、 P、
Rodrigues et al、 、J、1mmun
ol、 107: 1071〜1080.1971 J
により記載されており、ヘモフィルス・インフルエンf
b型のポリリボシルリビトール・リン酸塩の単離、精製
法が米国特許第4220717号に開示されている。
ヘモフィルス・インフルエンザb型株は米国、メリーラ
ンド、ロックビルのジ・アメリカン・タイプ・カルチャ
ー・コレクション(A’rにC)にATCC9745お
よびATCCIU211の番号で寄託されており、これ
らの株はAT(Cから入手できる。また、前記のとおり
、ヘモフィルス・インフルエンザb型株は典型的な感染
症例から容易に単離できる。これらのいずれの株も、ま
た、前記したような該微生物のいずれの培養法も本発明
の免疫原性ポリリボシルリビトール・リン酸塩−蛋白質
複合体の製造に使用できる。
ンド、ロックビルのジ・アメリカン・タイプ・カルチャ
ー・コレクション(A’rにC)にATCC9745お
よびATCCIU211の番号で寄託されており、これ
らの株はAT(Cから入手できる。また、前記のとおり
、ヘモフィルス・インフルエンザb型株は典型的な感染
症例から容易に単離できる。これらのいずれの株も、ま
た、前記したような該微生物のいずれの培養法も本発明
の免疫原性ポリリボシルリビトール・リン酸塩−蛋白質
複合体の製造に使用できる。
非常に若年の小児、すなわち、2才以十の小児に対スる
ヘモフィルス・インフルエンfbuワクチンの開発は未
だ初期の段階にある。精製多糖類ワクチンは励みになる
予備的結果を与えたが、後に、2才以下の小児には非常
に貧弱な免疫しか誘発しflイコとが示された( P、
Anderson et al、。
ヘモフィルス・インフルエンfbuワクチンの開発は未
だ初期の段階にある。精製多糖類ワクチンは励みになる
予備的結果を与えたが、後に、2才以下の小児には非常
に貧弱な免疫しか誘発しflイコとが示された( P、
Anderson et al、。
J、lnf、Dis、 136 :557−62 .
1977)。
1977)。
また、ヘモフィルス・インフルエンザb型からのポリリ
ボシルリビトール・リン酸塩−蛋白質複合体の免疫原性
は乳離れしたばかりのウサギにおいてピー・アンダーソ
ンおよびディ・エイチ・スミスによって研究されている
(P、 Anderson and D。
ボシルリビトール・リン酸塩−蛋白質複合体の免疫原性
は乳離れしたばかりのウサギにおいてピー・アンダーソ
ンおよびディ・エイチ・スミスによって研究されている
(P、 Anderson and D。
Il、Sm1th、J、Int、Dis、、136 :
S63〜70゜1977)。この研究において、著者
はPRR’Pが細菌に付随している万が精製したよりも
より効力のある免疫原性を有することを示している。彼
等はへモフィルス・インフルエンザb型かう高分J′−
撤の可溶性複合体を単離し・た。この複合体は、1”R
R’Pが蛋白質と合体していると考えられ、該複合体の
発熱性およびリムラス(limulus )溶解質ゲル
化活性は少量のリポ多糖類の存在を示している。
S63〜70゜1977)。この研究において、著者
はPRR’Pが細菌に付随している万が精製したよりも
より効力のある免疫原性を有することを示している。彼
等はへモフィルス・インフルエンザb型かう高分J′−
撤の可溶性複合体を単離し・た。この複合体は、1”R
R’Pが蛋白質と合体していると考えられ、該複合体の
発熱性およびリムラス(limulus )溶解質ゲル
化活性は少量のリポ多糖類の存在を示している。
単離した多糖類−蛋白質複合体の免疫原性が、発熱性で
あり、それ故、望ましくない成分であるリポ多糖類の存
在に依存するものではな(、そこに存在する蛋白質の櫨
および性質に依存することが判明した。また、多糖類と
蛋白質の間の非共有結合が、莢膜細菌性多糖類複合体調
製に通常用いられる臭化セトリモニウムやエタノールの
ような物質の存在する液体培地中で非常に不安定である
ことが判明した。
あり、それ故、望ましくない成分であるリポ多糖類の存
在に依存するものではな(、そこに存在する蛋白質の櫨
および性質に依存することが判明した。また、多糖類と
蛋白質の間の非共有結合が、莢膜細菌性多糖類複合体調
製に通常用いられる臭化セトリモニウムやエタノールの
ような物質の存在する液体培地中で非常に不安定である
ことが判明した。
本発明は、例えば−莢膜を有する細菌の野性病原性単離
物の全培養液のような水性培地中に@濁した細菌からリ
ポ多糖類を含まない免疫原性の細菌莢膜多糖類−蛋白質
非共有結合複合体を製造する方法を提供するものである
。この方法は第4級アンモニウム塩(例えば、臭化セト
リモニウム)の添加により細菌を不活化し、ついで、直
ちに、不溶性フラクションを集め、塩化ナトリウム、塩
化カルシウムまたは塩化マグネシウム、好ましくは、塩
化カルシウムのような非毒性アルカU金Mttまたはア
ルカリ土類金属塩の0.2〜2N水性溶液にとり、5〜
40%(v / v )の水相温性アルコール(好まし
くは、25%エタノール)の添加により汚染物質(王と
して核酸〕を沈澱させ、該第4級アンモニウム塩をその
不溶性塩の形成、例えば、水石性ヨウ化物、スルホシア
ン化物または安息香酸塩、好ましくは、アルカリ金属塩
の添加により溶液から除去し、沈澱を分離して水性溶液
を得、これから、例えば、限外p過による濃縮および凍
結乾燥により該複合体を単離することからなる。
物の全培養液のような水性培地中に@濁した細菌からリ
ポ多糖類を含まない免疫原性の細菌莢膜多糖類−蛋白質
非共有結合複合体を製造する方法を提供するものである
。この方法は第4級アンモニウム塩(例えば、臭化セト
リモニウム)の添加により細菌を不活化し、ついで、直
ちに、不溶性フラクションを集め、塩化ナトリウム、塩
化カルシウムまたは塩化マグネシウム、好ましくは、塩
化カルシウムのような非毒性アルカU金Mttまたはア
ルカリ土類金属塩の0.2〜2N水性溶液にとり、5〜
40%(v / v )の水相温性アルコール(好まし
くは、25%エタノール)の添加により汚染物質(王と
して核酸〕を沈澱させ、該第4級アンモニウム塩をその
不溶性塩の形成、例えば、水石性ヨウ化物、スルホシア
ン化物または安息香酸塩、好ましくは、アルカリ金属塩
の添加により溶液から除去し、沈澱を分離して水性溶液
を得、これから、例えば、限外p過による濃縮および凍
結乾燥により該複合体を単離することからなる。
実施例から明らかなように、複合体中の蛋白質の蹟は本
発明を損うことなく、実際の操作条件、例えは、用いる
非心性アルカリ金属またはアルカリ土類金属の濃度およ
び/または性質によって変えることができる。
発明を損うことなく、実際の操作条件、例えは、用いる
非心性アルカリ金属またはアルカリ土類金属の濃度およ
び/または性質によって変えることができる。
ヒトに投与するに適した免疫原調製物を製造するには、
凍結乾燥した複合体を、例えば、生理食塩水に浴解し、
例えば、セファロース2B−CL〔スウェーデン、ウプ
サラのファルマシア・ファイン−ケミカルス(Phar
macia Fine Chemicals。
凍結乾燥した複合体を、例えば、生理食塩水に浴解し、
例えば、セファロース2B−CL〔スウェーデン、ウプ
サラのファルマシア・ファイン−ケミカルス(Phar
macia Fine Chemicals。
Uppsale 、 Sweden)の製造、販売する
製品〕上でゲル沖過し、非遅延フラクションを水に対し
て透析し、例えば、単糖類または三糖類(例えば。
製品〕上でゲル沖過し、非遅延フラクションを水に対し
て透析し、例えば、単糖類または三糖類(例えば。
乳糖)のような安定剤を補足する。ついで、この溶液を
5dガラス薬瓶に1用直当り5μg(またはその倍数)
の複合体を含有するように分注し、凍結乾燥し、薬瓶を
密封する。筋肉内または、好ましくは、皮下経路で投与
する前に(好ましくは、1または2回くり返す)、その
場で発熱因子を含ませない生理食塩水を添加してワクチ
ンを復元させる。
5dガラス薬瓶に1用直当り5μg(またはその倍数)
の複合体を含有するように分注し、凍結乾燥し、薬瓶を
密封する。筋肉内または、好ましくは、皮下経路で投与
する前に(好ましくは、1または2回くり返す)、その
場で発熱因子を含ませない生理食塩水を添加してワクチ
ンを復元させる。
また、本発明はへモフイルス・インフルエンサb型のリ
ポ多糖類を含まない免疫原性の莢膜多糖類−蛋白質非共
有結合複合体からなるヘモフィルス・インフルエンザb
型感染によって起る髄膜炎に対する免疫を生じさせるに
有用な組成物を提供するものである。該複合体の多糖類
部分はポIJ IJボシルリビトール・リン酸塩(PR
RP)であり、蛋白質部分は1分子当り1個のメチオニ
ン残基を含み、ドデシル硫酸ナトリウム・ポリアクリル
アミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)で、各々、複
合体中に存在する蛋白質とみfA Eれるポリペプチド
の90および10%(w / w )に対沁し、分子蓋
約40000の主要疎水性サブユニットおよび分子量約
27000の微少親水性サブユニ゛ントニ対応する2つ
のスポットを示し、複合体中の蛋白質の総量は複合体の
重量に基き30%以上、好ましくは一約40〜90%で
ある。
ポ多糖類を含まない免疫原性の莢膜多糖類−蛋白質非共
有結合複合体からなるヘモフィルス・インフルエンザb
型感染によって起る髄膜炎に対する免疫を生じさせるに
有用な組成物を提供するものである。該複合体の多糖類
部分はポIJ IJボシルリビトール・リン酸塩(PR
RP)であり、蛋白質部分は1分子当り1個のメチオニ
ン残基を含み、ドデシル硫酸ナトリウム・ポリアクリル
アミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)で、各々、複
合体中に存在する蛋白質とみfA Eれるポリペプチド
の90および10%(w / w )に対沁し、分子蓋
約40000の主要疎水性サブユニットおよび分子量約
27000の微少親水性サブユニ゛ントニ対応する2つ
のスポットを示し、複合体中の蛋白質の総量は複合体の
重量に基き30%以上、好ましくは一約40〜90%で
ある。
本発明の好ましい態様によれは、PRR’P−蛋白質複
合体含有ワクチンは安定剤(例え4よ、単糖類または二
糖類(例えは、乳糖))を補足した凍結乾燥形で提供さ
れ、このワクチンは発熱因子のない生理食塩水の添加に
より復元される。得られた医薬組成物は皮下または筋肉
内経路で投与される。
合体含有ワクチンは安定剤(例え4よ、単糖類または二
糖類(例えは、乳糖))を補足した凍結乾燥形で提供さ
れ、このワクチンは発熱因子のない生理食塩水の添加に
より復元される。得られた医薬組成物は皮下または筋肉
内経路で投与される。
本発明のPRλ°P−蛋白質複合体Gl成人および6才
以上の小児において免疫原性であるば力)りでナク、臨
床試験で示されるように非常に若年の小県、すなわち、
2才以下の小児におし)ても免疫11性テする。該複合
体はモルモットまた+1マウスにおいて何の毒性徴候も
示さず、ウサギにおし)てテストしても0.125μg
/mt/即の用量レベルで非発熱性であり、リムラス溶
解質ゲル化活性も0125μ7/rnl の用量で陰
性である。
以上の小児において免疫原性であるば力)りでナク、臨
床試験で示されるように非常に若年の小県、すなわち、
2才以下の小児におし)ても免疫11性テする。該複合
体はモルモットまた+1マウスにおいて何の毒性徴候も
示さず、ウサギにおし)てテストしても0.125μg
/mt/即の用量レベルで非発熱性であり、リムラス溶
解質ゲル化活性も0125μ7/rnl の用量で陰
性である。
かくして得られたワクチンは1回または複数回の注射で
ヒト、ことに、2才以下の小児におけるヘモフィルス・
インフルエンザによって起る感染症に対して充分な保護
を与える。
ヒト、ことに、2才以下の小児におけるヘモフィルス・
インフルエンザによって起る感染症に対して充分な保護
を与える。
1回の用量レベルは5μ7〜100μグであり、また2
〜12週、例えば、8週間隔て2または3回かかる注射
を行なうことも好ましい。
〜12週、例えば、8週間隔て2または3回かかる注射
を行なうことも好ましい。
つぎに実施例を挙げて本発明をざらに詳しく説明するが
、これらに限定されるものではなし)。
、これらに限定されるものではなし)。
実施例1
(a) P RR’P−蛋白質複合体の単離ビイ−1シ
ダーソンら(P、Anderson et al、+I
nfect、and 1trrnun、 13 :58
1〜589 +1976 )の記載のように、ヘモフィ
ルス・インフルエンザb型の病原性単離物を静止期に到
達するに適した条件下、液体培地201中で増殖させる
。
ダーソンら(P、Anderson et al、+I
nfect、and 1trrnun、 13 :58
1〜589 +1976 )の記載のように、ヘモフィ
ルス・インフルエンザb型の病原性単離物を静止期に到
達するに適した条件下、液体培地201中で増殖させる
。
ついで、臭化セトリモニウム20グを加えて細菌を不活
化し、培地を7UOOGで7分間遠心分離する。たまっ
たペレットを水300rnlにとり、この懸濁液を70
00Gで7分間遠心分離する。
化し、培地を7UOOGで7分間遠心分離する。たまっ
たペレットを水300rnlにとり、この懸濁液を70
00Gで7分間遠心分離する。
沈澱を水中1.8N塩化力ルシウム400m/iことり
、その中でよく分散させて懸濁液とし、4℃で1時間、
激しく振とうする。ついで、95%エタノール130m
1を加え、さらに1時間振とつする。
、その中でよく分散させて懸濁液とし、4℃で1時間、
激しく振とうする。ついで、95%エタノール130m
1を加え、さらに1時間振とつする。
懸濁液を20υOOGで10分間遠心分離し、上澄液に
水1860−を加えて稀釈する。
水1860−を加えて稀釈する。
ヨウ化カリウム9,095’を加えて該第4級アンモニ
ウム化合物を沈澱させ、4℃で1時間攪拌する。ついて
、4℃にて20000Gで遠心分離してヨウ化セトリモ
ニウムを捨て、上澄液を5ooo。
ウム化合物を沈澱させ、4℃で1時間攪拌する。ついて
、4℃にて20000Gで遠心分離してヨウ化セトリモ
ニウムを捨て、上澄液を5ooo。
ダルトン・カット・オフ・カートリッジ付ホロー(I−
〇口ow)限外濾過装置(Amicon Corpor
ation。
〇口ow)限外濾過装置(Amicon Corpor
ation。
Lexington 、 Mass、U S A )中
で最初の容置のVO2に濃縮する。保持物をビスキング
(Visking)透析チューブ(Serva Fei
nbiochemica +11eidelberg、
)’ed、Rep、 of Germany)で透析
し、3つのメンブレン・フィルター(0,8,0,45
および022μm)で連続的に許過し、ガラス薬瓶質 に分注し、凍結乾燥して粗製のPRR’P−i白複△ 合体を得る。
で最初の容置のVO2に濃縮する。保持物をビスキング
(Visking)透析チューブ(Serva Fei
nbiochemica +11eidelberg、
)’ed、Rep、 of Germany)で透析
し、3つのメンブレン・フィルター(0,8,0,45
および022μm)で連続的に許過し、ガラス薬瓶質 に分注し、凍結乾燥して粗製のPRR’P−i白複△ 合体を得る。
(b) p tt R・P−蛋白質複合体の精製および
ワクチンの調製 粗製複合体170W9を水中0.4N塩化ナトリウム1
00mjに溶解し、この溶液をセファロース2B−にL
ゲルの水中0.4N塩化ナトリウムで平向にした21カ
ラ云にかける。非遅延フラクション(複合体90.22
”li!’)を水に対して透析し、3%(w / v
)の乳糖で補足し、この溶液を0745および0.22
μのメンブレン・フィルターで濾過して滅菌し、各々、
複合体5μIi(またはその倍数)を含有するように5
m/ガラス薬瓶に分注し、凍結乾燥する。ついで、薬瓶
を密封する。
ワクチンの調製 粗製複合体170W9を水中0.4N塩化ナトリウム1
00mjに溶解し、この溶液をセファロース2B−にL
ゲルの水中0.4N塩化ナトリウムで平向にした21カ
ラ云にかける。非遅延フラクション(複合体90.22
”li!’)を水に対して透析し、3%(w / v
)の乳糖で補足し、この溶液を0745および0.22
μのメンブレン・フィルターで濾過して滅菌し、各々、
複合体5μIi(またはその倍数)を含有するように5
m/ガラス薬瓶に分注し、凍結乾燥する。ついで、薬瓶
を密封する。
投与前に、薬瓶当り、0.25%フェノールヲ補足した
生理食塩水0.5〜5−を加えてワクチンを復元させる
。
生理食塩水0.5〜5−を加えてワクチンを復元させる
。
[C)精製複合体の物理化学的特性
精製複合体の蛋白質部分は王に疎水性である。
従来記載されている複合体に比して、レムリ(Laem
li、 Nature227 : 680〜685 )
の方法に従い、ポリアクリルアミF・ゲルの濃度J1%
(W/V、lの3#厚ゲルおよびP)18.3のトリス
−グリセリン緩衛液を洛出液として用いて行なった51
)S−PAGE分析は該蛋白質の成分とみなされるただ
2つのポリペプチド、すなわち、41000ダルトン・
フラクションの主要成分(約□□□%w/ W)および
27000ダルトン・フラクションの微少成分(約1o
%w / w )の存在を示す。
li、 Nature227 : 680〜685 )
の方法に従い、ポリアクリルアミF・ゲルの濃度J1%
(W/V、lの3#厚ゲルおよびP)18.3のトリス
−グリセリン緩衛液を洛出液として用いて行なった51
)S−PAGE分析は該蛋白質の成分とみなされるただ
2つのポリペプチド、すなわち、41000ダルトン・
フラクションの主要成分(約□□□%w/ W)および
27000ダルトン・フラクションの微少成分(約1o
%w / w )の存在を示す。
複合体中の総蛋白質含量は54%である。
つぎの第1表の5DS−PAGEにおける種々の濃度に
おいての分子量分布は蛋白質部分の著しい同質性を示し
ている。
おいての分子量分布は蛋白質部分の著しい同質性を示し
ている。
第1表
該蛋白質は1分子当り1個のメチオニンを含み、メチオ
ニン部位のCNBr法による開裂は、各々、約3000
0およびi o o o−oダルトンの2つのフラグメ
ントを生じる。
ニン部位のCNBr法による開裂は、各々、約3000
0およびi o o o−oダルトンの2つのフラグメ
ントを生じる。
実施例2
実施例1の方法に従い、ただし、野性単離物の代りにイ
ーガニ/ (Eagan )株(P、AnderSOn
et al、 、、J、 にfin、 Invest
、5 l 、 p 31〜38゜1972)を用い、蛋
白含量62%(w/W)の、実施例1で得られた複合体
と同様な特性を示す精製複合体を得る。
ーガニ/ (Eagan )株(P、AnderSOn
et al、 、、J、 にfin、 Invest
、5 l 、 p 31〜38゜1972)を用い、蛋
白含量62%(w/W)の、実施例1で得られた複合体
と同様な特性を示す精製複合体を得る。
実施例3
実施例1の方法に従い、ただし、1.8N塩化カルシウ
ムの代りに054N塩化カルシウム、IN塩化カルシウ
ム、1.8N塩化マグネシウム、0.2N塩化ナトリウ
ムまたは1.8N塩化ナトリウムを用いる。
ムの代りに054N塩化カルシウム、IN塩化カルシウ
ム、1.8N塩化マグネシウム、0.2N塩化ナトリウ
ムまたは1.8N塩化ナトリウムを用いる。
これらの条件において、各々、蛋白質含量34.55.
58.22オヨU 70 % (w / w ) 0)
p RR’P−蛋白質複合体を得る。
58.22オヨU 70 % (w / w ) 0)
p RR’P−蛋白質複合体を得る。
実施例4
莢膜を有するナイセリア・メニンフチジス8群2型から
の多糖類−蛋白質複合体の調製米国特許第3.6361
92号の記載に従って、ナイセリア・メニンフチジス8
群2型の病原性単離物を静止期に到達するに適した条件
下、液体培地中で増殖させる。
の多糖類−蛋白質複合体の調製米国特許第3.6361
92号の記載に従って、ナイセリア・メニンフチジス8
群2型の病原性単離物を静止期に到達するに適した条件
下、液体培地中で増殖させる。
全培養液の21!部分に、臭化セトリモニウム0゜1%
(w / v )を添加して不活化し、7000Gで7
分間遠心分離する。不活化後、たまったペレットを一夜
−20℃に保持し、ついで、4℃の1゜8N塩化カルシ
ウム40−にとり、得られた懸濁液をよく均質化し、7
000Gで7分間遠心分離する。沈澱物を捨て、激しく
攪拌しながら25%(v / v )エタノールを上澄
液に加える。エタノールの添加完了後、4℃でさらに1
時間振とつする。沈澱を分離し、上澄液を、塩化カルシ
ウムの水 最終濃度が0.4Nになるように稀釈し一氷浴中で△ 冷却する。
(w / v )を添加して不活化し、7000Gで7
分間遠心分離する。不活化後、たまったペレットを一夜
−20℃に保持し、ついで、4℃の1゜8N塩化カルシ
ウム40−にとり、得られた懸濁液をよく均質化し、7
000Gで7分間遠心分離する。沈澱物を捨て、激しく
攪拌しながら25%(v / v )エタノールを上澄
液に加える。エタノールの添加完了後、4℃でさらに1
時間振とつする。沈澱を分離し、上澄液を、塩化カルシ
ウムの水 最終濃度が0.4Nになるように稀釈し一氷浴中で△ 冷却する。
ついで、ヨウ化カリウム1.5M (3,66m/)を
加え、4℃で1時間攪拌し、20000Gで遠心分離す
る。10000ダルトン・カット・オフ・カー) IJ
ッジ付ホロー限外濾過装置で最終容重50rnlまで濃
縮し、4℃で水に対して透析する。
加え、4℃で1時間攪拌し、20000Gで遠心分離す
る。10000ダルトン・カット・オフ・カー) IJ
ッジ付ホロー限外濾過装置で最終容重50rnlまで濃
縮し、4℃で水に対して透析する。
この溶液をセファロース4B−にLカラム上で許過し、
0.4N塩化ナトリウムで溶出して非遅延フラクション
を水に対して透析し、5%(w / v〕の乳糖を補足
し、滅菌許過し、凍結乾燥して蛋白質含量60%(w
/ w)の複合体を得る。
0.4N塩化ナトリウムで溶出して非遅延フラクション
を水に対して透析し、5%(w / v〕の乳糖を補足
し、滅菌許過し、凍結乾燥して蛋白質含量60%(w
/ w)の複合体を得る。
実施例5
莢膜を有するナイセリア・メニンジチジスB群15型か
らの多糖類−蛋白質複合体の調製米国特許第36361
92に記載の方法に従って、ナイセリア・メニンジチジ
スB群15型の病原性単離物を、静止期に到達するに適
した条件F、液体培地中で増殖させる。
らの多糖類−蛋白質複合体の調製米国特許第36361
92に記載の方法に従って、ナイセリア・メニンジチジ
スB群15型の病原性単離物を、静止期に到達するに適
した条件F、液体培地中で増殖させる。
全培養液の31邪分に臭化セトリモニウム01%(W/
V)を加えて不活化し、7ooocでto0分間遠心離
する。不活化後、ペレットを一20℃に一夜保持し、4
℃の0.9M塩化カルシウム60−にとり、得られた懸
濁液を充分に均質化する。激しく攪拌しながら懸濁液に
25%(v / v〕エタノールを加える。エタノール
の添加完了後4℃でさらに1時間振とつする。沈澱をJ
離し、上澄液を、塩化カルシウムの最終濃度が0.2M
になるように稀釈し、氷水浴中で冷却する。
V)を加えて不活化し、7ooocでto0分間遠心離
する。不活化後、ペレットを一20℃に一夜保持し、4
℃の0.9M塩化カルシウム60−にとり、得られた懸
濁液を充分に均質化する。激しく攪拌しながら懸濁液に
25%(v / v〕エタノールを加える。エタノール
の添加完了後4℃でさらに1時間振とつする。沈澱をJ
離し、上澄液を、塩化カルシウムの最終濃度が0.2M
になるように稀釈し、氷水浴中で冷却する。
ついで、ヨウ化カリウム1.5M(5,5m/)を加え
、4℃で1時間攪拌し、20000Gで遠心分離する。
、4℃で1時間攪拌し、20000Gで遠心分離する。
上澄液をセファクリル51000(1’harmaci
a Fine Chemicalsの製造、販売する製
品〕カラムで沖過し、トロメタモール/塩化カルシウム
0.2M緩衝液(PH7)で溶出して非遅延フラクショ
ンを得−これを水に対して透析し、乳糖315%(W/
V)で補足する。滅菌濾過し、凍結乾燥して蛋白質含量
60%(w/w )の複合体を得る。
a Fine Chemicalsの製造、販売する製
品〕カラムで沖過し、トロメタモール/塩化カルシウム
0.2M緩衝液(PH7)で溶出して非遅延フラクショ
ンを得−これを水に対して透析し、乳糖315%(W/
V)で補足する。滅菌濾過し、凍結乾燥して蛋白質含量
60%(w/w )の複合体を得る。
実施例6
1) RR’ P−蛋白質複合体の免疫原特性へウサギ
におけるPRR’P−蛋白質複合体の免疫原性 2才以下のヒト小児と同様に、該多糖類単独に対して抗
体反応を生じることのできないウサギに対して投与する
ことによりPRR’P−蛋白質複合体の免疫原性を評価
した。
におけるPRR’P−蛋白質複合体の免疫原性 2才以下のヒト小児と同様に、該多糖類単独に対して抗
体反応を生じることのできないウサギに対して投与する
ことによりPRR’P−蛋白質複合体の免疫原性を評価
した。
この目的のため、PRR’P−蛋白質複合体をlup’
i/Kpの用量で6尾のウサギに第0日、第4日お詰び
第88目に順次3回静脈内注射した。この複合体は前記
の方法を用いて得られたもので−その蛋白質含量は45
%(w/w )であった。
i/Kpの用量で6尾のウサギに第0日、第4日お詰び
第88目に順次3回静脈内注射した。この複合体は前記
の方法を用いて得られたもので−その蛋白質含量は45
%(w/w )であった。
第28日、第32日および第36日月に増強投与をした
。
。
各ウサギから定期的番こ採血し、56℃で30分間予備
不活化した血清の殺菌および抗PRR’P血球凝集抗体
力価を測定した。
不活化した血清の殺菌および抗PRR’P血球凝集抗体
力価を測定した。
結果を第2表に示す。この結果は抗体反応のピーク(殺
菌抗体または抗PRR’P抗体)は第150目近辺で発
現し、その後、抗体力価が速やかに低下することを示し
ている。複合体の増強投与は血球凝集抗体力価にのみ少
しの一時的増加を生じている。
菌抗体または抗PRR’P抗体)は第150目近辺で発
現し、その後、抗体力価が速やかに低下することを示し
ている。複合体の増強投与は血球凝集抗体力価にのみ少
しの一時的増加を生じている。
第2表
ウサギにおけるPRR’P−蛋白質複合体の抗原性
対照として、同じ用量のPRR’P単独(米国特許第3
636192号において、イー・シー・ゴシュリ7 ヒ
(E、C,Gotschl 1ch)がナイセリアーメ
ニンジチジスのA群および6群多糖類について記載して
いる方法を用いて調製)を同様なスケジュールで2尾の
ウサギに投与し、採血し、抗体力価を測定したが、抗体
反応は全く検知されなかった。
636192号において、イー・シー・ゴシュリ7 ヒ
(E、C,Gotschl 1ch)がナイセリアーメ
ニンジチジスのA群および6群多糖類について記載して
いる方法を用いて調製)を同様なスケジュールで2尾の
ウサギに投与し、採血し、抗体力価を測定したが、抗体
反応は全く検知されなかった。
蛋白質含量と複合体の免疫原性の相関関係を評価するた
め、1群3尾のウサギからなる5群に4日間隔でPRR
′P2.5μシ弯体重に対応する用量のPRR′P−蛋
白質複合体を3回静脈内投与したつ複合体の蛋白質濃度
は、各々、11,30,48゜69および86%CW/
AN)であった。
め、1群3尾のウサギからなる5群に4日間隔でPRR
′P2.5μシ弯体重に対応する用量のPRR′P−蛋
白質複合体を3回静脈内投与したつ複合体の蛋白質濃度
は、各々、11,30,48゜69および86%CW/
AN)であった。
第6群3尾のウサギを対照として同様なスケジュールで
用いた。ただし、対照群にはp RR’ P −蛋白質
複合体の代りに同用量のP RR’ P (2,5μy
)を投与した。
用いた。ただし、対照群にはp RR’ P −蛋白質
複合体の代りに同用量のP RR’ P (2,5μy
)を投与した。
全てのウサギから同じ時間間隔で採血し、エリザ(El
isa)法により抗PRR/P抗体力画を評価した。結
果を第3表に示す。
isa)法により抗PRR/P抗体力画を評価した。結
果を第3表に示す。
第3表
PRR′P−蛋白質複合体の免疫原性と蛋白質含量の相
関関係 第3表から、PRR’P単独または蛋白質含量が30%
より少ないPR−R’P−蛋白質複合体の投与後では抗
PkLR/P抗体力価に少しの増加しか見られないこと
が明らかである。これに対して、48千以上の蛋白質含
量の複合体は高い免疫原性を有し、蛋白質含量48%と
86%の複合体の間には免疫原性において何ら実質的な
差異が見られない。
関関係 第3表から、PRR’P単独または蛋白質含量が30%
より少ないPR−R’P−蛋白質複合体の投与後では抗
PkLR/P抗体力価に少しの増加しか見られないこと
が明らかである。これに対して、48千以上の蛋白質含
量の複合体は高い免疫原性を有し、蛋白質含量48%と
86%の複合体の間には免疫原性において何ら実質的な
差異が見られない。
該複合体に対する反応にどのような抗体が包含されるか
を明らかにするため、5尾のウサギに、第0日、第4日
および第8日日にPRR’P−蛋白質複合体(実施例1
の方法を用いて得られた蛋白質含量45%(W/W)(
7)もの)を10 ttf//V?体重の用量で順次3
回静脈内投与し、第43日日および第46日日に同用量
で静脈内増強投与して免疫付与した。ついで、抗P R
R’ P抗体力価を0.1M2−メルカプトエタノール
(すなわち、IgMをそのモノマーに解離させ、IgG
を損傷させずに保つとして知られる試薬)の存在下また
は非存在下に同時に種々の回数血球凝集反応を行なって
評価した。つぎの第4表に1尾のウサギから得られた結
果を示す。他のウサギの反応パターンも同様であり、主
として反応強度が異なる。
を明らかにするため、5尾のウサギに、第0日、第4日
および第8日日にPRR’P−蛋白質複合体(実施例1
の方法を用いて得られた蛋白質含量45%(W/W)(
7)もの)を10 ttf//V?体重の用量で順次3
回静脈内投与し、第43日日および第46日日に同用量
で静脈内増強投与して免疫付与した。ついで、抗P R
R’ P抗体力価を0.1M2−メルカプトエタノール
(すなわち、IgMをそのモノマーに解離させ、IgG
を損傷させずに保つとして知られる試薬)の存在下また
は非存在下に同時に種々の回数血球凝集反応を行なって
評価した。つぎの第4表に1尾のウサギから得られた結
果を示す。他のウサギの反応パターンも同様であり、主
として反応強度が異なる。
第4表
抗PRR’P血球凝集抗体力価に及ぼす2−メルカプト
エタノール(2−ME)の影響 第4表の数値は、メルカプトエタノール処理後、血清の
血球凝集特性が消失しているので、最初の3回の注射後
に観察される血球凝集力価の大部分はIgMによるもの
であることを示している。にもかかわらず、わずかに血
球凝集反応が残ることは第38目から少量のIgGが存
在していることを示している。
エタノール(2−ME)の影響 第4表の数値は、メルカプトエタノール処理後、血清の
血球凝集特性が消失しているので、最初の3回の注射後
に観察される血球凝集力価の大部分はIgMによるもの
であることを示している。にもかかわらず、わずかに血
球凝集反応が残ることは第38目から少量のIgGが存
在していることを示している。
最後の注射後、メルカプト処理にも、非処理にも増強効
果が観察され、第2の一連の注射後、IgGおよびIg
Mの両方が生成したことを示している。
果が観察され、第2の一連の注射後、IgGおよびIg
Mの両方が生成したことを示している。
−しかし、IgG反応は最初の注射後よりも増強投与後
の方が大きい。
の方が大きい。
したがって、第4表の数値はP RR’ P−蛋白質複
合体で免疫付与後に■(およびIgMの両方が生成して
いることを示しており、PILfl、′P −i白質複
合体がチモ依存性(thymodependent )
抗原であることを示唆している。
合体で免疫付与後に■(およびIgMの両方が生成して
いることを示しており、PILfl、′P −i白質複
合体がチモ依存性(thymodependent )
抗原であることを示唆している。
チモ依存性はPRR/P−蛋白質を第0日月および2週
後に静脈内投与して得られる反応パターンによって確認
される。
後に静脈内投与して得られる反応パターンによって確認
される。
第0日および第15日にPRR’P−蛋白質複合体(蛋
白質含量45%W/W)30μyをウサギに静脈内投与
して得られる抗PRR1P抗体力価(工リザ単位)を第
5表に示す。
白質含量45%W/W)30μyをウサギに静脈内投与
して得られる抗PRR1P抗体力価(工リザ単位)を第
5表に示す。
第5表
PRR′P−蛋白質複合体で免疫付与後の抗PR艮′P
抗体反応の挙動 B、in vitroにおけるウサギ胛臓細胞の刺激(
リンパ芽球変態) 3尾のウサギにPRR/P−i白質複合体(蛋白質含隈
45%W/W)または該多糖類単独で免疫付与した(前
記のスケジュールに従って、第0日、第4日および第8
日にPRR’P−i白質複合体またはPREL’P10
μシ却体重を順次3回注射した)。PRR’P−i白質
複合体を注射したウサギの最高血清抗体力・価に相当す
る第15白目に各ウサギの拌臓を摘出した。ついで、R
PMI 1640培地(G、EoMoore et a
l、、J、A、M、A、199 : 519〜524.
1967参照)を用い、L−グルタミ72m M 、
ヘニシリンc 1001U/m/、 2−メルカプト
エタノール5.10−5Mおよび正常なウサギ血清10
%を補足し、1〜100μグ/−の種々の濃度のP R
R’、P−i白質複合体または該多糖類単独の存在下、
眸臓細胞を5日間培養した(5%CO2を含有する湿潤
雰囲気下、37°C1細胞密度3.106#l胞/−)
。培養終了時に培養物に11−チミジン5μCiを加え
、細胞を回収し、18時間後、自動採集機77 シ(M
ash)II(FlowLaboratories I
nc、、Rockville、MarylandUSA
)を用いて洗浄した。
抗体反応の挙動 B、in vitroにおけるウサギ胛臓細胞の刺激(
リンパ芽球変態) 3尾のウサギにPRR/P−i白質複合体(蛋白質含隈
45%W/W)または該多糖類単独で免疫付与した(前
記のスケジュールに従って、第0日、第4日および第8
日にPRR’P−i白質複合体またはPREL’P10
μシ却体重を順次3回注射した)。PRR’P−i白質
複合体を注射したウサギの最高血清抗体力・価に相当す
る第15白目に各ウサギの拌臓を摘出した。ついで、R
PMI 1640培地(G、EoMoore et a
l、、J、A、M、A、199 : 519〜524.
1967参照)を用い、L−グルタミ72m M 、
ヘニシリンc 1001U/m/、 2−メルカプト
エタノール5.10−5Mおよび正常なウサギ血清10
%を補足し、1〜100μグ/−の種々の濃度のP R
R’、P−i白質複合体または該多糖類単独の存在下、
眸臓細胞を5日間培養した(5%CO2を含有する湿潤
雰囲気下、37°C1細胞密度3.106#l胞/−)
。培養終了時に培養物に11−チミジン5μCiを加え
、細胞を回収し、18時間後、自動採集機77 シ(M
ash)II(FlowLaboratories I
nc、、Rockville、MarylandUSA
)を用いて洗浄した。
細胞にとりこまれた放射能をパラカード・トリカーブ(
Packard Tri−Carb)液体シンチレーシ
ョン−カウンター(Packard Ins t r
、Go 、、 DownersGrove、l1lin
ois、USA)で計数した。
Packard Tri−Carb)液体シンチレーシ
ョン−カウンター(Packard Ins t r
、Go 、、 DownersGrove、l1lin
ois、USA)で計数した。
結果を第6表に示す。
第6表はPRR’Pで免疫付与されたウサギの肺臓細胞
が該複合体にも、該多糖類にも応答しないことを示して
いる。このことは、該多糖類午独で免疫付与したウサギ
の血清において抗PRR’P抗体のないことと一致する
。一方、高しベルノ30−チミジンを伴なうPLR′P
−蛋白質複合体で免疫付与されたウサギの肺臓細胞はP
RR’P−i白質の存在で高率の増殖を示す。増殖は抗
原濃度に相関する。PRR′P−i白質複合体の代りに
PRR’P単独を加えても肺臓細胞は増殖しない。
が該複合体にも、該多糖類にも応答しないことを示して
いる。このことは、該多糖類午独で免疫付与したウサギ
の血清において抗PRR’P抗体のないことと一致する
。一方、高しベルノ30−チミジンを伴なうPLR′P
−蛋白質複合体で免疫付与されたウサギの肺臓細胞はP
RR’P−i白質の存在で高率の増殖を示す。増殖は抗
原濃度に相関する。PRR′P−i白質複合体の代りに
PRR’P単独を加えても肺臓細胞は増殖しない。
この実験から、PRR/P単独に対して、P RR′P
−蛋白質複合体はそれで免疫付与されたウサギの肝臓に
おいて1群のT細胞増殖を誘導できると結論づけられる
。このT細胞群はin vitroでPRR′P−i白
質複合体によって刺激されることができるが、PRR’
P単独では刺激されず、T細胞によって認識される決定
因子が該複合体の蛋白質部分に存在することを示唆して
いる。
−蛋白質複合体はそれで免疫付与されたウサギの肝臓に
おいて1群のT細胞増殖を誘導できると結論づけられる
。このT細胞群はin vitroでPRR′P−i白
質複合体によって刺激されることができるが、PRR’
P単独では刺激されず、T細胞によって認識される決定
因子が該複合体の蛋白質部分に存在することを示唆して
いる。
また、リンパ芽球変態テストをPRR’P−蛋白質複合
体による免疫付与数ケ月後のウサギ肝臓中における記憶
の存在を調べるために用いた。
体による免疫付与数ケ月後のウサギ肝臓中における記憶
の存在を調べるために用いた。
この目的のため、前記のスケジュールに従ってウサギを
PRR’P複合体(蛋白質含量45%W/W)で免疫付
与した(PRR’P−蛋白質複合体10μ7膚体重で順
次3回静脈注射、第43〜46白目に増強投与)。該増
強投与は抗PRR’P抗体の速かな増加を誘導したが、
予期されたように、つぎの15日間で力価は速かに低下
した。
PRR’P複合体(蛋白質含量45%W/W)で免疫付
与した(PRR’P−蛋白質複合体10μ7膚体重で順
次3回静脈注射、第43〜46白目に増強投与)。該増
強投与は抗PRR’P抗体の速かな増加を誘導したが、
予期されたように、つぎの15日間で力価は速かに低下
した。
最後の増強投与20日後、抗体力価は50日間に達した
力価の1/4以下になった。
力価の1/4以下になった。
結果を第7表に示す。
第7A表
肝臓における記憶細胞の持続性:抗体反応の挙動
最初の免疫付与100日・後、肝臓摘出時1こさらに抗
体力価の減少が実験的に示された。
体力価の減少が実験的に示された。
肝臓から単離した細胞(6,105) を、自己熱不
活化ウサギ正常血清10%で補足し、種々の濃度(10
0μり/rnIまで)のPRR−′PまたはP RR’
P−蛋白質複合体(蛋白質含量45%W/W)を含有す
る良PM11640培地を用い、5%CO2を含有する
湿潤雰囲気中、37°Gで5日間培養した。第58目、
細胞を53H−チミジンlμCiで18時間照射し、細
胞の放射能を測定した。
活化ウサギ正常血清10%で補足し、種々の濃度(10
0μり/rnIまで)のPRR−′PまたはP RR’
P−蛋白質複合体(蛋白質含量45%W/W)を含有す
る良PM11640培地を用い、5%CO2を含有する
湿潤雰囲気中、37°Gで5日間培養した。第58目、
細胞を53H−チミジンlμCiで18時間照射し、細
胞の放射能を測定した。
結果を第7B表に示す。この結果は肝臓細胞がpgg′
p−蛋白質複合体に応答して増殖するが、PRR′P単
独には応答しないことを示している。
p−蛋白質複合体に応答して増殖するが、PRR′P単
独には応答しないことを示している。
これから、3.5ケ月前に免疫付与され、最初の免疫付
与1.5ケ月後、血清に何らの抗体も検出されなかった
ときに増強投与したウサギの肝臓に記憶細胞(T細胞)
が残存していると結論される。
与1.5ケ月後、血清に何らの抗体も検出されなかった
ときに増強投与したウサギの肝臓に記憶細胞(T細胞)
が残存していると結論される。
100日目(前記に示したと同様)に摘出した肝臓細胞
の1nvitroにおける第2の抗体反応発現能力をつ
ぎのとおり評価した。
の1nvitroにおける第2の抗体反応発現能力をつ
ぎのとおり評価した。
丸底プラスチック試験管を用い、グルタミン2−nM1
メルカプトエタノール5.10−5M、ベニシリアG
10010/m1.、ストレプトマイシン10100a
97および熱不活化ウサギ正常血清10%を補iした艮
PM11640培地1−中、肝臓細胞を3.106細胞
/−の濃度で、5%CO2を含む湿潤雰囲気中、37°
Cで6日間培養した。抗原(PRR′Pまたは複合体)
を25μグ汐までの種々の濃度で培地に加えた。
メルカプトエタノール5.10−5M、ベニシリアG
10010/m1.、ストレプトマイシン10100a
97および熱不活化ウサギ正常血清10%を補iした艮
PM11640培地1−中、肝臓細胞を3.106細胞
/−の濃度で、5%CO2を含む湿潤雰囲気中、37°
Cで6日間培養した。抗原(PRR′Pまたは複合体)
を25μグ汐までの種々の濃度で培地に加えた。
6日後、遠心分離により細胞をfLPMI培地で洗浄し
て抗原を除き、抗原を含まない同様な培地中で1日、つ
いで、10%ウシ胎児血清を補足した該培地でさらに1
日培養してウサギ血清蛋白を余去したつついで、細胞を
洗浄し、ウシ胎児血清を含有する該培地でさらに3日培
養した。培養終了時、細胞を沈澱させ、上澄液を集め、
ベルオキシターゼーラベル・ヤシ抗ウサギIgGを用い
、工リプ法によって抗PRR′P抗体を測定した。
て抗原を除き、抗原を含まない同様な培地中で1日、つ
いで、10%ウシ胎児血清を補足した該培地でさらに1
日培養してウサギ血清蛋白を余去したつついで、細胞を
洗浄し、ウシ胎児血清を含有する該培地でさらに3日培
養した。培養終了時、細胞を沈澱させ、上澄液を集め、
ベルオキシターゼーラベル・ヤシ抗ウサギIgGを用い
、工リプ法によって抗PRR′P抗体を測定した。
結果を第7C表に示す。これらの結果は、明らかに、肝
臓細胞をPRR′P−蛋白質複合体と共に培養すると、
それらが1nvitroで抗PRR’P抗体を生成でき
ることを示している。この反応は用量依存性で、該多糖
類に対する反応では抗P RR’ P抗体の生成は何ら
観察されない。
臓細胞をPRR′P−蛋白質複合体と共に培養すると、
それらが1nvitroで抗PRR’P抗体を生成でき
ることを示している。この反応は用量依存性で、該多糖
類に対する反応では抗P RR’ P抗体の生成は何ら
観察されない。
実施例7
■、未成年における臨床テスト
未成年の男女(15〜16オ)82人を1群41人の2
群に分けた。
群に分けた。
ワクチン投与前の血清を採取して抗体の測定を行ない、
第1群には実施例1で得られたPRRP−蛋白質ワクチ
ンを皮下投与し、また、第2群にはPRIL’Pワクチ
ンを皮下投与した。
第1群には実施例1で得られたPRRP−蛋白質ワクチ
ンを皮下投与し、また、第2群にはPRIL’Pワクチ
ンを皮下投与した。
用量は第1群にはPRR’P−蛋白質複合体21μ7、
第2群にはPRR’P13.7μmで、最初の注射4週
間後、各群に増強投与を行なった。
第2群にはPRR’P13.7μmで、最初の注射4週
間後、各群に増強投与を行なった。
テストは二重盲検条件下で行なった。
PRR’P−蛋白質複合体ワクチンを投与した被験者で
は、最初の投与後、2人が軽い局所紅斑を、また、1人
が軽い頭痛を訴え、増強投与後、2人が軽い全身的およ
び局所的症状および1人が局所反応を訴えた。
は、最初の投与後、2人が軽い局所紅斑を、また、1人
が軽い頭痛を訴え、増強投与後、2人が軽い全身的およ
び局所的症状および1人が局所反応を訴えた。
PRR’P・ワクチンを投与した被験者では、最初の投
与後、1人が軽い局所的および全身的反応を示し、増強
投与後、同じ被験者が軽い局所的痛みを示した。
与後、1人が軽い局所的および全身的反応を示し、増強
投与後、同じ被験者が軽い局所的痛みを示した。
エリザ法によって得られた血清学的結果は、PRR′P
−蛋白質複合体ワクチン投与の被験者の71%、また、
PRR′Pワクチン投与の被験者の50%において血清
転換の2倍以上の増加を示した、各々、75%および6
3%の被験者において殺菌抗体の2倍の増加が観察され
た。
−蛋白質複合体ワクチン投与の被験者の71%、また、
PRR′Pワクチン投与の被験者の50%において血清
転換の2倍以上の増加を示した、各々、75%および6
3%の被験者において殺菌抗体の2倍の増加が観察され
た。
■ノ」・児における臨床テスト
男女の小児(6オ)71人を、各々、32人および39
人の2群に分けた。
人の2群に分けた。
ワクチン投与前の血清を採取して抗体の測定を行ない、
第1群には実施例1で得られたPRR’P複合体ワクチ
ンを皮下投与し、第2群には同じ経路でPRIL’Pワ
クチンを投与した。
第1群には実施例1で得られたPRR’P複合体ワクチ
ンを皮下投与し、第2群には同じ経路でPRIL’Pワ
クチンを投与した。
用量単位は第1群に複合体10μグ、第2群にPRR’
P5.35μK、最初の注射4週間後に増強投与した。
P5.35μK、最初の注射4週間後に増強投与した。
テストは二重盲検条件下で行なった。
PRR’P−蛋白質複合体ワクチンを投与した小児では
、最初の投与後、2人が軽い局所紅斑を訴え、増強投与
後、2人が軽い痛みを訴えた。
、最初の投与後、2人が軽い局所紅斑を訴え、増強投与
後、2人が軽い痛みを訴えた。
PRR′Pワクチンを投与した小児では、最初の投与後
、1人が軽い痛み、1人が頭痛および1人が発熱し、増
強投与後、3人が軽い痛みを訴えた。
、1人が軽い痛み、1人が頭痛および1人が発熱し、増
強投与後、3人が軽い痛みを訴えた。
エリザ法によって得られた血清学的結果は、最初のPR
R’P−i白質複合体ワクチン注射後、68.8%の小
児で、また、増強投与後625%の小児で、一方、PR
R′Pワクチン投与した小児では、各々、71.8%お
よび76.9%の小児で抗PRR′P抗体力価の2倍以
上の増加を示した。
R’P−i白質複合体ワクチン注射後、68.8%の小
児で、また、増強投与後625%の小児で、一方、PR
R′Pワクチン投与した小児では、各々、71.8%お
よび76.9%の小児で抗PRR′P抗体力価の2倍以
上の増加を示した。
殺菌抗体については、各々、第1群で66%および75
%、第2群では79%および82%の結果であった。
%、第2群では79%および82%の結果であった。
111、fL児における臨床テスト
実施例1に従って得られたPRR’P−i白質複合体ワ
クチンを前記のワクチン投与スケジュールに従って4人
の乳児(4〜8月令)に皮下経路で投与した。用量単位
は1人当り13.5μ7であったっワクチンの投与前後
に、エリザ法によりld当り32μyの抗PRR’P沈
降抗体を含有するヒトの標準品を用いて抗体力価(Ig
G% IgAおよびIgM)を評価した。結果を第8表
に示す。この結果中、カッコ内の値は第1の投与後(ポ
スト−1)および増強投与後(ポスト−2)の増加倍数
を示す。
クチンを前記のワクチン投与スケジュールに従って4人
の乳児(4〜8月令)に皮下経路で投与した。用量単位
は1人当り13.5μ7であったっワクチンの投与前後
に、エリザ法によりld当り32μyの抗PRR’P沈
降抗体を含有するヒトの標準品を用いて抗体力価(Ig
G% IgAおよびIgM)を評価した。結果を第8表
に示す。この結果中、カッコ内の値は第1の投与後(ポ
スト−1)および増強投与後(ポスト−2)の増加倍数
を示す。
これらの値は、第1の投与後、2人の乳児のIgGおよ
び1人の乳児のIgAまたはIgMに2倍の増加かある
ことを示している。増強投与後、4人の乳児のIgG、
2人の乳児のIgAおよび1人の乳児のIgMに2倍の
増加が見られる。
び1人の乳児のIgAまたはIgMに2倍の増加かある
ことを示している。増強投与後、4人の乳児のIgG、
2人の乳児のIgAおよび1人の乳児のIgMに2倍の
増加が見られる。
これらの結果から、本発明のPRR’P−蛋白質複合体
とPRR′Pワクチンは実質的に副作用なく成人および
小児に対して免疫付与するのに同等に有用であることが
わかる。さらに、PRRP−i白質複合体ワクチンは若
年の乳児(18ケ月以下)においても有効である。
とPRR′Pワクチンは実質的に副作用なく成人および
小児に対して免疫付与するのに同等に有用であることが
わかる。さらに、PRRP−i白質複合体ワクチンは若
年の乳児(18ケ月以下)においても有効である。
実施例8
ナイセリア・メニンメロジス8群多糖類−蛋白質複合体
に対するウサギの抗体反応 実施例4で得られたナイセリア・メニングチジス8群2
型の多糖類−蛋白質複合体を複合体10μに〜体重の用
量で第0日、第4日および第8日に3尾のウサ・ギに静
脈内注射した。対照として、第2群の3尾のウサギに同
じ経路で第0日、第4日および第8日1こナイセリア・
メニングチジメロ群多糖類2型(PSB)を5μ7A体
重の用量で注射した。両群のウサギから4日間隔で採血
し、エリザ法により順次血清中の抗PSB抗体カ価を測
定した。該多糖類−蛋白質複合体を得た菌株(血清型抗
原2または5TA2を含有する菌株)または8群の菌株
ではあるが、血清型が異なる菌株(血清型抗原6または
5TA5)を用いて殺菌抗体を同じ血清で評価した。こ
の分析は抗PSB殺菌抗体と他の特異抗体の識別を可能
にする。結果を第9表に示す。この結果は該多糖類幣独
ではなく、複合体が抗PSB抗体反応を発現できること
を明らかにしている。抗体レベルは第8日〜第12日で
最高となり、その後、ゆっくりと低下し、第1回の投与
′3θ日後には有意ではなくなる。また、殺菌抗体は複
合体の免疫付与によっても発現する、いくつかは5TA
2を有する菌株と共に、PSBしか持たない5TA5を
有する菌株に対しても殺菌性であり、抗PSB抗体と同
様な挙動を示す。
に対するウサギの抗体反応 実施例4で得られたナイセリア・メニングチジス8群2
型の多糖類−蛋白質複合体を複合体10μに〜体重の用
量で第0日、第4日および第8日に3尾のウサ・ギに静
脈内注射した。対照として、第2群の3尾のウサギに同
じ経路で第0日、第4日および第8日1こナイセリア・
メニングチジメロ群多糖類2型(PSB)を5μ7A体
重の用量で注射した。両群のウサギから4日間隔で採血
し、エリザ法により順次血清中の抗PSB抗体カ価を測
定した。該多糖類−蛋白質複合体を得た菌株(血清型抗
原2または5TA2を含有する菌株)または8群の菌株
ではあるが、血清型が異なる菌株(血清型抗原6または
5TA5)を用いて殺菌抗体を同じ血清で評価した。こ
の分析は抗PSB殺菌抗体と他の特異抗体の識別を可能
にする。結果を第9表に示す。この結果は該多糖類幣独
ではなく、複合体が抗PSB抗体反応を発現できること
を明らかにしている。抗体レベルは第8日〜第12日で
最高となり、その後、ゆっくりと低下し、第1回の投与
′3θ日後には有意ではなくなる。また、殺菌抗体は複
合体の免疫付与によっても発現する、いくつかは5TA
2を有する菌株と共に、PSBしか持たない5TA5を
有する菌株に対しても殺菌性であり、抗PSB抗体と同
様な挙動を示す。
これらの結果はウサギにおいて該複合体により誘発され
る抗PSB抗体が殺菌性であることを示している。さら
に、第30日において、S1’A2を含む菌株に対する
殺菌抗体が有意な濃度で存在し、5TA6を含む菌株に
対してはそうでないことは、ある種の殺菌抗体が複合体
の蛋白質成分に対して向けられていることを示している
。
る抗PSB抗体が殺菌性であることを示している。さら
に、第30日において、S1’A2を含む菌株に対する
殺菌抗体が有意な濃度で存在し、5TA6を含む菌株に
対してはそうでないことは、ある種の殺菌抗体が複合体
の蛋白質成分に対して向けられていることを示している
。
向けられているのか、他の体細胞抗原に向けられている
のかを検討するため、前記と同様に、実施例4の方法に
従って得られた蛋白質含酸79%の多糖類−蛋白質複合
体で免疫付与されたウサギの血清を用い、種々の血清型
抗原を含有するナイセリア・メニンジチジスB群の数珠
に対する該血清中の殺菌抗体の含量をテストした。該複
合体の第1の投与29日後に得られた血清はエリザ法で
示されるような抗PSB抗体を含有しなかった。この血
清は複合体を調製した菌株(STA2含有ンおよび5T
A2を含有するナイセリア・メニンジチジスB群または
0群の数種の菌株に対して殺菌性である。
のかを検討するため、前記と同様に、実施例4の方法に
従って得られた蛋白質含酸79%の多糖類−蛋白質複合
体で免疫付与されたウサギの血清を用い、種々の血清型
抗原を含有するナイセリア・メニンジチジスB群の数珠
に対する該血清中の殺菌抗体の含量をテストした。該複
合体の第1の投与29日後に得られた血清はエリザ法で
示されるような抗PSB抗体を含有しなかった。この血
清は複合体を調製した菌株(STA2含有ンおよび5T
A2を含有するナイセリア・メニンジチジスB群または
0群の数種の菌株に対して殺菌性である。
しかし、該血清は他の血清型抗原(すなわち、5−rA
1+4+6+8+9.11.12および14)を有する
細声を殺菌することはできなかった。 ・したか
って、血清型抗原2(STA2)が実施例4に記載した
複合体の蛋白質部分の少なくとも1つの成分であると結
論することができる。
1+4+6+8+9.11.12および14)を有する
細声を殺菌することはできなかった。 ・したか
って、血清型抗原2(STA2)が実施例4に記載した
複合体の蛋白質部分の少なくとも1つの成分であると結
論することができる。
第9表
PSB−蛋白質複合体またはPSB単独で免疫付与した
ウサギにおける抗体反応 米:これらの値は3尾のウサギから得られた数値の幾何
平均(エリザ抗体)または算術平均(殺菌抗体)である
。
ウサギにおける抗体反応 米:これらの値は3尾のウサギから得られた数値の幾何
平均(エリザ抗体)または算術平均(殺菌抗体)である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)細菌を第4級アンモニウム塩の添加により不活化
し、ついて、直ちに不溶性フラクションを集め、非毒性
のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩の0.2〜
2N水浴液にとり、5〜40%V/〜パの水相溶性アル
コールの添加により汚染物質を沈澱させ、水溶性ヨウ化
物、スルホシアン化物または安息香酸塩の添加により該
第4級アンモニウム塩を除去し、沈澱物を分離して水溶
液を得、これから所望の複合体を単離することを特徴と
する水性培地中に懸濁した細菌からのリポ多糖類を含ま
ない免疫原性の細菌莢膜多糖類−蛋白質非共有結合複合
体の製造。 (21M 細菌がへモフィルス・インフルエンザ(1−
1aemophilus in[1uenzaeJ b
型である前記第(1)項の製法。 (3)該細菌がナイセリア・メニンジチジス(Neis
seria meningitidis) B群である
前記第(1)項の製法。 (4)該水性培地が全培養液である1riI記第(1)
項〜第(3)項いずれか1つの製法。 (51第4級アンモニウム塩が臭化セトリモニウムであ
る前記第(11項〜第(4)項いずれか1つの製法。 (6)非毒性の金属塩が塩化カルシウムであるaiI記
第(1)項〜第(5)項いずれか1つの製法。 (7)水相温性アルコールがエタノール25%V/Vで
ある前記第(1)項〜第(6)項いずれか1つの製法。 (8)水浴性ヨウ化物がアルカリ金属塩である前記第(
1)項〜第(7)項いずれか1つの製法。 (9)該水溶液からの単離を限外沖過および凍結乾燥で
行なう前記第(1)項〜第(8)項いずれか1つの製法
。 (101多糖頬部分がポリリボシルリビトール・リン酸
塩で、蛋白質部分に1分子当り1つのメチオニン残基を
有し、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミド・
ゲル電気泳動でテストすると、へ合体中に存在する蛋白
質のポリペプチドの90%φおよび10%φに相当する
2つのスポットを示し、主要フラクションが疎水性で4
1000ダルトンの分−+mを有し、複合体中の蛋白質
の総量が複合体重量に基き、少なくとも30%であるこ
とを特徴とするヘモフィルス・インフルエンザb型のリ
ポ多糖類を含まない免疫原性の細菌莢膜多糖類−蛋白質
非共有複合体。 (11)蛋白質含量が複合体に基き40〜90%w/w
である前記第(]■項の複合体。 (121多糖類部分がポリリボシルリビトール・リン酸
塩で、蛋白質部分に1分子当り1つのメチオニン残基を
有し、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミド・
ゲル電気泳動でテストすると、複合体中に存在する蛋白
質のポリペプチドの90%W / Wおよび10%w
/ wに相当する2つのスポットを示し、主要フラクシ
ョンが疎水性で41000ダルトンの分子量を有し、複
合体中の蛋白質の総量が複合体重量に基き、少なくとも
30%であるヘモフィルス舎インフルエンザb型のりポ
多糖類を含まない免役原性の細菌莢膜多糖類−蛋白質非
共有複合体の宵装置の凍結乾燥物と安定剤からなること
を特徴とする髄膜炎ワクチン。 (131該複合体の蛋白質含量が複合体に基き40〜9
0%W / Wである前記第(121項のワクチン。 (11莢膜を有するナイセリア・メニングチジス8群細
菌を第4級アンモニウム塩の添加により不活化し、つい
で、直ちに不溶性フラクションを集め、非毒性のアルカ
リ金属塩またはアルカリ土類金属塩の0.2〜2N水浴
液にとり、5〜40%v / vの水相2性アルコール
の添加により汚染物質を沈澱させ、水溶性ヨウ化物、ス
ルホシアン化物または安息香酸塩の添加により該第4級
アンモニウム塩を除去し、沈澱物を分離して水溶液を得
、これから単離することにより得られるナイセリア・メ
ニンジチジスB群のリポ多糖類を含まない免疫原性の莢
膜多糖類二°蛋白質非共有複合体。 α5第4級アンモニウム塩が臭化セトリモニウムである
前記第(141項の複合体。 叫非毒性金属塩が塩化カルシウムである前記第、I41
項または第05)項の複合体。 +171水相浴性アルコールがエタノール25%V/V
である前記第圓項〜第(1G1項いずれか1つの複合体
。 叩水溶性ヨウ化物がアルカリ金属塩である前記第圓項〜
第q71項いずれか1っの複合体。 (191水浴液からの単離を限外許過および凍結乾燥で
行なう前記第(141項〜第t181項いずれか1つの
複合体。 (2υ)莢膜を有するナイセリア・メニングチジス8群
細菌を第4級アンモニウム塩の添加により不活化し、つ
いで、直ちに不溶性フラクションを集め、非毒性のアル
カリ金属塩またはアルカリ土類金属塩の0.2〜2へ水
浴液にとり、5〜4o%v / vの水相溶性アルコー
ルの添加により汚染物質を沈澱させ、水浴性ヨウ化物、
スルホシアン化物または安息香酸塩の添加により該第4
級アンモニウム塩を除去し、沈澱物を分離して水溶液を
得、これから弔離することにより得られるナイセリア・
メニンジチジスB群のリポ多糖類を含まない免疫原性の
莢膜多糖類−蛋白質非共有複合体の有効用からなる髄膜
炎ワクチン。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US354878 | 1982-03-04 | ||
US06/354,878 US4451446A (en) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | Process for the preparation of polysaccharide-protein complexes from bacterial capsules, obtained products and immunogenic compositions containing them |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58162531A true JPS58162531A (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=23395289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58031714A Pending JPS58162531A (ja) | 1982-03-04 | 1983-02-26 | 細菌莢膜由来の多糖類−蛋白質複合体の製法、その生成物およびそれを含有する免疫原組成物 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4451446A (ja) |
EP (1) | EP0088303B1 (ja) |
JP (1) | JPS58162531A (ja) |
AT (1) | ATE17082T1 (ja) |
AU (1) | AU553185B2 (ja) |
CA (1) | CA1199599A (ja) |
DE (1) | DE3361598D1 (ja) |
DK (1) | DK84083A (ja) |
ES (1) | ES8403724A1 (ja) |
GR (1) | GR78462B (ja) |
IE (1) | IE54602B1 (ja) |
PT (1) | PT76325B (ja) |
ZA (1) | ZA831451B (ja) |
Cited By (2)
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