JPS5815691B2 - ジドウカネツソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主電磁弁を介して制御される主バーナと、熱
電点大安全装置を介して制御される点火バーナとを備え
、この場合該熱電点火安全装置の当接調整部材がメーク
接点を有し、該メーク接点および遅延素子により電気点
火装置が接続されるようにし、前記当接調整部材はさら
に第２接点を有し、該第２接点は点火バーナの点火炎が
生じている際に閉成されるように接続構成されかつ該第
２接点の閉成の際主電磁弁および熱供給スイッチと直列
に接続されるようにした、バーナの制御装置ないし自動
加熱装置に関する。

この種の改良が行われる以前の装置において、熱交換器
の燃焼室内に点火可能なガス／空気混合気が存在する場
合、装置の操作者が自動装置の従来の制御装置に無関係
に点火装置を作動することにより重大な事態を生ずる。

これは主ガス弁ないし点火ガス弁が沈殿物のために完全
に閉じない場合に生ずる。

本発明の課題は自動加熱装置の点火装置の無関係な作動
を除去することにある。

さらに本発明の課題は自動加熱装置の始動のために何個
の過程の自動操作を達成できる装置を提供し、その際点
火操作はその時間的な制限も含めて制御系の適当な個所
で行われる。

この課題の解決法は次のようにして行われる。

すな朴ち送風機が熱供給スイッチと直列に接続されて作
動電圧に接続されるようにし、該熱供給スイッチと並列
にメーク接点が接続されており、第２接点と主電磁弁と
の直列接続体に、遅延素子および電気点火装置がそれぞ
れ並列に接続されており、該並列接続体と熱供給スイッ
チとの間に空気不足安全装置のメーク接点が設けられる
ようにしたのである。

それによって自動加熱装置を始動させる調整部材の作動
から点火までの期間を、熱電点大安全装置のトリガから
復旧までの期間よりも長く定められるという利点を有す
る。

従って予期せざる点火操作が燃焼室に対して都合の悪い
結果をもたらすことなしに保持されるようになる。

以下図示の実施例を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図のガス自動加熱装置は主バーナであるガスバーナ
１を有し、このガスバーナは磁石弁２により支配される
ガス供給管３からガスの供給を受けている。

ガス供給管３から点火ガス弁５を有する点火ガス供給管
４が分岐し、これは点火バーナ６に連結されている。

点火バーナ６の点火フレーム７は熱電素子８によって検
知され、との熱電素子は導線９を介して熱電点火安全装
置１０に接続されている。

点火安全装置は操作部材１１を有し、この部材は旋回点
１３を中心に旋回可能なレバー１２に装着されている。

レバー１２によって当接調整部材１４、点火ガス弁ピン
１５ならびに接触ピン１６が制御されるようになってい
る。

点火ガス弁５の弁体１７を点火ガス弁ピン１５によって
弁座から復帰ばね１８のばね作用に抗して引外すことが
できる。

接触ピン１６は接触橋絡体１９を支持し、この橋絡体を
ばね２０の復帰作用に抗して接点２１から引外すことも
できる。

この場合この接触橋絡体１９と接点２１は第２接点を形
成する。

点火バーナ６に点火電極２２が配置され、この点火電極
は点火装置２３から給電される。

この点火装置は点火変圧器から成り、この変圧器は導線
２４を介して点火電極２２に接続され、また導線２５を
介して給電線２６に接続されている。

導線２６は導線２７によって磁石弁２の励磁巻線２８に
接続され、この分岐線２９は接点２１に接続されている
。

この場合磁石弁２と励磁巻線２８は主電磁弁を構成する
。

さらに導線２６は導線３０に接続され、この導線３０は
遅延素子３１に接続されている。

遅延素子３１は他方で導線３２に接続されている。

導線３２は遅延素子３１の接点３４の配置された導線３
３に接続され、この導線３３は点火装置２３に接続され
るようになっている。

そのほか導線２６は加熱ポンプ３５の一方の端子ならび
に送風機モータ３６に接続されている。

送風機モータ３６は他方で熱供給スイッチとしての室内
サーモスタットの接点３８および主スィッチ３９の配置
された導線３７を介して電源Ｒ，ＭＰに接続されている
。

導線３７から導線４０が分岐し、この導線４０は接点４
１を介して空気不足安全装置４３の接点４２に接続され
ている。

モータ３６の送風ファンがバーナ１に対して十分な空気
流を供給する場合、空気不足安全装置の接触橋絡体４４
が作動される。

第２接点４５から導線４６が分岐し、この導線は接点２
１に接続されている。

接点４２から導線４７が導線３７に接続されている。

当接調整部材１４は押圧カップ４８および斜面４９を有
し、この斜面４９の終端に突出部５０を有する。

斜面４９によってロッド５１が相応して移動され、この
ロッド５１はメーク接点としての接触橋絡体５２に連結
されている。

ばね５３は接点の復帰のために使用される。

ポンプ３５は導線２６だけでなく、導線５４を介して接
点２１にも接続されている。

以下第１図の自動加熱装置の動作について詳細に説明す
る。

遮断状態、すなわち点火バーナおよび主バーナが消滅し
、相応する弁が閉じられていて自動加熱装置を作動準備
状態にする必要がある場合、主スィッチ３９を閉じる。

接点４１，５２が開らかれているので、自動加熱装置は
室内サーモスタット３８の開放の際作用しない。

これに反して接点３８が閉じた場合、導線３７．２６を
介して送風機モータ３６に電圧が加えられ、その結果送
風ファンが回転する。

送風ファンの作動は押圧ノブ４８の操作、すなわち当接
調整部材の抑圧によっても行える、なぜなら電源相Ｒは
導線３７，４０，４７を介して送風モータに供給される
からである。

その際同時にレバー１２は旋回点１３を中心にして旋回
し、従って点火ガス弁５，１７が開放される。

これによって点火ガスは導管３，４を介して点火バーナ
６に供給される。

さらに接触ピン１６が作動され、その結果接点１９．２
１が開放される。

それによってポンプおよび主ガス弁に作動電圧が加わる
のを阻止する。

その期間中回転する送風ファンが空気量不足安全装置４
３を作動し、その結果定格流入空気量に到達の際接点４
４，４２，４５が閉じる。

それによって作動電圧は導線４６を介して接点１９に接
続され、また導線３３を介して時限素子３１に接続され
る。

セット−間（はぼ２０ｓｅｃ、）後、接点３４が閉じ、
その結果点火装置２３に作動電圧が印加される。

電極２２と点火バーナ６との間のスパークが点火バーナ
を点火し、それにより発生する炎７は熱電素子８を加熱
し、その結果熱起電力が導線９を介して熱電点火安全装
置に供給される。

熱電点大安全装置はばね５５の復帰作用に抗してレバー
１２を押圧位置に固定し、押圧ノブ４８は解除され、当
接調整部材１４゜はばね５６の復帰作用下に出発位置に
復帰する。

それによってロッド５１は斜面４９から下方へ滑走し、
接点４１が遮断される。

室内サーモスタットが熱を必要とし、換言すれば接点３
８が閉じるかまたはすでに閉じられていた場合、作動電
圧は導線３７，４７および点４５の閉じられた接点４４
に加わり、その結果作動電圧は導線４６およびその間に
再び閉じられる接点２１を介して一方で導線５４を介し
てポンプ３５に印加供給され、他方で導線２９を介して
主ガス磁石弁２８に供給される。

なお、その場合その間に再び閉成された接点２１とレバ
ー１２の動きとの関連に就いて説明すると、レバー１２
０当接の際（即ち押圧ノブ４８の押圧操作によりレバー
１２が旋回されると）、ブレーク接点である当該接点１
９．２１は開放されるが、圧カップ４Ｂの解除の際（即
ち圧カップ４Ｂから手を離して押圧操作を止めると）、
熱電点火装置１０でレバー１２が保持されているにも拘
らず再び閉成されるよう（な程度）に接触ピン１６のス
トローク（変位量）が小さいように構成されている。

上記のようにしてポンプ３５と主ガス磁石弁２８に作動
電圧が印加供給されると、バーナ１はガス流の供給を受
け、加熱ポンプが始動する。

接点３８の開放の際ガスバーナ１およびポンプ３５が遮
断される。

調整ビン５７（第２図）によって熱電点火安全装置１０
をトリガでき、その結果点火ガス弁５，１７は熱電素子
８の冷胛期間後閉じる。

熱電点火安全装置のこのような復旧時間は時限素子３１
と空気不足安全装置４３によって定められ、しかもこの
復旧時間は自動加熱装置の始動時間よりも短かい。

その際バーナ１の燃焼室は点火が行われる以前に十分に
新鮮な空気で洗浄されるようになっている。

第２図の実施例の際ロッド５１に接点５２だけでなく、
もう１つの接点５８も設けられている。

この接点５８は導線５９（空気不足安全装置４３の接点
４４を有する）に接続されるようになっている。

さらに接点５８に導線３３が接続されている。

さらに第２図の実施例の場合熱電点火安全装置が詳細に
図示されているので、何個のレバーの動作は明らかであ
る。

この熱電点火安全装置１０は吸引磁石６０を有する。

この吸引磁石は導線９の接続されたコイル６１を有する
。

ばね５３はケーシング１０に対して支持され、他方で連
行体６２′を介してレバー１２に作用する。

当接調整部材１４に突起６２が設けられ、この突起は阻
止部材６３の後側に係止される。

阻止部材は時限素子、６４に所属する。

時限素子６４に導線６５，６６を介して作動電圧が印加
される。

押圧ノブ４８の押圧の際阻止部材６３は突起６２後方に
移行し、突起６２は時限素子６４のセット期間中この当
接位置に保持される。

熱電点大安全装置はこのセット期間中点火フレームを安
全に保証し、その結果阻止部材６３の釈放後当接調整部
材１４が休止位置に移行するか、もしくはすべての点火
安全装置１０が再び出発位置へ復帰するかのうちのいず
れか一方をとり、その際新たな点火過程が必要となる。

この実施例の利点は装置の操作者が当接の期間中押圧ノ
ブ４８を抑圧状態のまま保持する必要がないという点に
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明による装置の路線図と回路図を
示す。 １０…熱電点火安全装置、１４…当接調整部材、２２…
点火電極、２３…点火装置、３１…遅延素子、３６…送
風機モータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 主電磁弁を介して制御される主バーナと、熱電点火
   安全装置を介して制御される点火バーナとを備え、この
   場合該熱電点火安全装置の当接調整部材がメーク接点を
   有し、該メーク接点および遅延素子により電気点火装置
   が接続されるようにし、前記当接調整部材はさらに第２
   接点を有し、該第２接点は点火バーナの点火炎が生じて
   いる際に閉成されるように接続構成されかつ該第２接点
   の閉成の際主電磁弁および熱供給スイッチと直列に接続
   されるようにした、自動加熱装置において、送風機３６
   が熱供給スイッチ３８と直列に接続されて作動電圧Ｒ，
   ＭＰに接続されるようにし、該熱供給スイッチ３８と並
   列にメーク接点５２が接続されており、第２接点１９．
   ２１と主電磁弁２８゜２との直列接続体に、遅延素子３
   １および電気点火装置２２．２３がそれぞれ並列に接続
   されており、該並列接続体と熱供給スイッチ３８との間
   に空気不足安全装置４３のメーク接点４４が設けられて
   いることを特徴とする自動加熱装置。