JPS58155365A - 二次電子スペクトロメ−タ - Google Patents
二次電子スペクトロメ−タInfo
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- JPS58155365A JPS58155365A JP58026134A JP2613483A JPS58155365A JP S58155365 A JPS58155365 A JP S58155365A JP 58026134 A JP58026134 A JP 58026134A JP 2613483 A JP2613483 A JP 2613483A JP S58155365 A JPS58155365 A JP S58155365A
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- electrode
- electron spectrometer
- electrons
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/02—Details
- H01J37/244—Detectors; Associated components or circuits therefor
-
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- H01J37/02—Details
- H01J37/04—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the discharge, e.g. electron-optical arrangement or ion-optical arrangement
- H01J37/05—Electron or ion-optical arrangements for separating electrons or ions according to their energy or mass
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- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/26—Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes
- H01J37/266—Measurement of magnetic or electric fields in the object; Lorentzmicroscopy
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- H—ELECTRICITY
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Electron Tubes For Measurement (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子線機器用の二次電子スペクトロメータに関
する。
する。
電子線を用いて電位を定性的、もしくは定量的に測定す
るために、二次電子スペクトロメータが使用される(
H,P、 Feuerbaumll @Scannin
gElectron Microscopy ’ 、シ
カゴ、IITResearch In5titute
、 1979年、I、285〜296ページ、 D、
Ranasinghe他著@FailureAnaly
sis on Custom LS 工C1rcuit
a Usinga Modofied Scannin
g Electron Microscopeto D
isplay Voltage Waveforms
’ Microci−rcuit Engineeri
ng r 1981年、ローザンヌ(前刷り)参照)。
るために、二次電子スペクトロメータが使用される(
H,P、 Feuerbaumll @Scannin
gElectron Microscopy ’ 、シ
カゴ、IITResearch In5titute
、 1979年、I、285〜296ページ、 D、
Ranasinghe他著@FailureAnaly
sis on Custom LS 工C1rcuit
a Usinga Modofied Scannin
g Electron Microscopeto D
isplay Voltage Waveforms
’ Microci−rcuit Engineeri
ng r 1981年、ローザンヌ(前刷り)参照)。
この二次電子スペクトロメータの助けによって、後備す
べき、あるいは測定すべき試料電位に関する情報を伝え
る二次電子が取り出される。
べき、あるいは測定すべき試料電位に関する情報を伝え
る二次電子が取り出される。
上述したH、 P、 Feuerbaum の公知の装
置においては、二次電子スペクトロメータおよび二次電
子検出器の電界が周囲から完全に遮蔽されないという欠
点がある。この電界は検出器の表面上に二次電子をフィ
ルタリングしたり後備したりするための電子光学装置を
形成する。しかしながら、この電界は周囲の電極幾何形
状に敏感に影響されるので、この公知の装置はそれぞれ
の走査電子顕微鏡毎に特性が異なり、走査電子顕微鏡に
応じて異なったスペクトロメータ特性曲線を示し、この
スペクトロメータ特性曲線は周囲の電位分布が変化する
とさらに変化する。また、試料の後備あるいは電位測定
について伺の働きもなさない二次電子も検出器に達して
しまうという害がある。このようにして、たとえば、試
料から後方散乱した、高エネルギーの電子が電極および
そのほかの表面に新しい別の二次電子を発生させてしま
うことがある。この新しい別の二次電子は同様に検出器
に達し、そして測定信号に誤差を含ませてしまうことに
なる。
置においては、二次電子スペクトロメータおよび二次電
子検出器の電界が周囲から完全に遮蔽されないという欠
点がある。この電界は検出器の表面上に二次電子をフィ
ルタリングしたり後備したりするための電子光学装置を
形成する。しかしながら、この電界は周囲の電極幾何形
状に敏感に影響されるので、この公知の装置はそれぞれ
の走査電子顕微鏡毎に特性が異なり、走査電子顕微鏡に
応じて異なったスペクトロメータ特性曲線を示し、この
スペクトロメータ特性曲線は周囲の電位分布が変化する
とさらに変化する。また、試料の後備あるいは電位測定
について伺の働きもなさない二次電子も検出器に達して
しまうという害がある。このようにして、たとえば、試
料から後方散乱した、高エネルギーの電子が電極および
そのほかの表面に新しい別の二次電子を発生させてしま
うことがある。この新しい別の二次電子は同様に検出器
に達し、そして測定信号に誤差を含ませてしまうことに
なる。
本発明は、二次電子スペクトロメータおよび二次電子検
出器の電界が周囲の環境から実用上完全に遮蔽されるよ
うにした、冒頭で述べた種類の二次電子スペクトロメー
タを提供することを目的とする。
出器の電界が周囲の環境から実用上完全に遮蔽されるよ
うにした、冒頭で述べた種類の二次電子スペクトロメー
タを提供することを目的とする。
この目的は本発明によれば、検出器と共に、外へ向(漂
遊電界(漏洩電界)のない一つのユニットにまとめるこ
とによって達成される。外へ漏洩する電界を遮蔽する結
果、二次電子スペクトロメータおよび二次電子検出器が
、外部の乱れている電界あるいは電極によってもはや不
利な影養を受けないような電子光学ユニットを構成する
ことになる。
遊電界(漏洩電界)のない一つのユニットにまとめるこ
とによって達成される。外へ漏洩する電界を遮蔽する結
果、二次電子スペクトロメータおよび二次電子検出器が
、外部の乱れている電界あるいは電極によってもはや不
利な影養を受けないような電子光学ユニットを構成する
ことになる。
本発明によるスペクトロメータの実施態様は特許請求の
範囲第2項以下に記載され、本発明の利点は以下の説明
および図面に示されている。本発明((よる装置におい
ては、二次電子スペクトロメータおよび二次電子検出器
は外へ向く漂遊電界のないコンパクトな一つのユニット
にまとめられる。
範囲第2項以下に記載され、本発明の利点は以下の説明
および図面に示されている。本発明((よる装置におい
ては、二次電子スペクトロメータおよび二次電子検出器
は外へ向く漂遊電界のないコンパクトな一つのユニット
にまとめられる。
本発明による装置は光学的に密に構成される。すなわち
、走査電子顕微鏡または試料室のカラム内における漏洩
あるいは拡散に起因する低エネルギーの外来電子は二次
電子スペクトロメーター検出器系統内に達することがで
きない。このようにして、外部の低エネルギーの漂遊電
子は排除され、それゆえ測定信号の有害なバックグラウ
ンドが回避される。プローブから後方散乱された高エネ
ルギーの電子は同様に本発明による装置においては排除
され、それゆえこのような後方散乱された高エネルギー
の電子が測定信号を乱す別の新しい二次電子を発生させ
るようなことは生じない。
、走査電子顕微鏡または試料室のカラム内における漏洩
あるいは拡散に起因する低エネルギーの外来電子は二次
電子スペクトロメーター検出器系統内に達することがで
きない。このようにして、外部の低エネルギーの漂遊電
子は排除され、それゆえ測定信号の有害なバックグラウ
ンドが回避される。プローブから後方散乱された高エネ
ルギーの電子は同様に本発明による装置においては排除
され、それゆえこのような後方散乱された高エネルギー
の電子が測定信号を乱す別の新しい二次電子を発生させ
るようなことは生じない。
次に、従来の二次電子スペクトロメータおよび本発明の
一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図はたとえばH,P、 Feuerbaumの上述
した刊行物に示されている従来の二次電子スペクトロメ
ータ装置の概略図である。この従来の二次電子スペクト
ロメータ装置においては、二次電子は試料PRから吸引
網G1の助けにより加速されて吸引され、その後逆電界
格子02によって再び減速される。その場合に、低エネ
ルギーの二次電子は逆電界格子G2によって取り除かれ
る。さらにその後、二次電子は偏向格子G・3によって
偏向させられ、吸引格子04に振り向けられ、最後にシ
ンチレータG5に向けて再度加速され、そこで検出され
る。この二次電子検出器DTによって検出された二次電
子の個数は、逆電界格子G2の電位が一定の場合には、
試料PRの電位に対する尺度となる。今まで述べてきた
従来の二次電子スペクトロメータ装置においては、スペ
クトロメータspは3つの電極Gl 、G2 、G3を
含んでおり、吸引電極G1は約+600vの電位に、逆
電界格子G2は約−8vの電位に、そして偏向格子G3
は約+120vの電位にそれぞれある。二次電子検出器
DTの吸引格子G4は+300Vの電位にあり、そして
シンチレータG5は約+104vの電位を有している。
した刊行物に示されている従来の二次電子スペクトロメ
ータ装置の概略図である。この従来の二次電子スペクト
ロメータ装置においては、二次電子は試料PRから吸引
網G1の助けにより加速されて吸引され、その後逆電界
格子02によって再び減速される。その場合に、低エネ
ルギーの二次電子は逆電界格子G2によって取り除かれ
る。さらにその後、二次電子は偏向格子G・3によって
偏向させられ、吸引格子04に振り向けられ、最後にシ
ンチレータG5に向けて再度加速され、そこで検出され
る。この二次電子検出器DTによって検出された二次電
子の個数は、逆電界格子G2の電位が一定の場合には、
試料PRの電位に対する尺度となる。今まで述べてきた
従来の二次電子スペクトロメータ装置においては、スペ
クトロメータspは3つの電極Gl 、G2 、G3を
含んでおり、吸引電極G1は約+600vの電位に、逆
電界格子G2は約−8vの電位に、そして偏向格子G3
は約+120vの電位にそれぞれある。二次電子検出器
DTの吸引格子G4は+300Vの電位にあり、そして
シンチレータG5は約+104vの電位を有している。
このような従来の二次電子スペクトロメータ装置におい
ては、偏向格子G3と吸引格子G4との間の電界は周囲
の環境の影醤を敏感に受ける。さらに、試料から後方散
乱した電子は従来の二次電子スペクトロメータ装置の種
々の格子電極およびスペクトロメータ壁に望ましくない
二次電子を発生させてしまう。
ては、偏向格子G3と吸引格子G4との間の電界は周囲
の環境の影醤を敏感に受ける。さらに、試料から後方散
乱した電子は従来の二次電子スペクトロメータ装置の種
々の格子電極およびスペクトロメータ壁に望ましくない
二次電子を発生させてしまう。
第2図ないし第4図は電子線機器用の本発明による二次
電子スペクトロメータを示し、この本発明による二次電
子スペクトロメータにおいては、従来の二次電子スペク
トロメータ装置の今まで述べて来た欠点が現われないよ
うになされている。
電子スペクトロメータを示し、この本発明による二次電
子スペクトロメータにおいては、従来の二次電子スペク
トロメータ装置の今まで述べて来た欠点が現われないよ
うになされている。
第2図には管状電極の軸に対して平行な側面の断面図が
示されている。従来の二次電子スペクトロメータ装置の
吸引電極G1および逆電界格子G2はエネルギーフィル
タEFによって置き換えられており、このエネルギーフ
ィルタEFは主とじて2つの電極E、 、 E2によっ
て構成されている。これらの電極E、 、 E、は別の
絞り駆動部BT上に設けられており、調整のために一次
電子線PEに対して相対的に移動することができる。電
極E、は吸引絞りとして構成され、約+500Vの電位
にある。
示されている。従来の二次電子スペクトロメータ装置の
吸引電極G1および逆電界格子G2はエネルギーフィル
タEFによって置き換えられており、このエネルギーフ
ィルタEFは主とじて2つの電極E、 、 E2によっ
て構成されている。これらの電極E、 、 E、は別の
絞り駆動部BT上に設けられており、調整のために一次
電子線PEに対して相対的に移動することができる。電
極E、は吸引絞りとして構成され、約+500Vの電位
にある。
電極E2は制動絞りとして構成され、約−8Vの電位に
ある。エネルギーフィルタEFによって、試料PRに発
生した低エネルギー°の二次電子は取り除かれる。エネ
ルギーフィルタEFO後の吸引電界は%電圧の導かれて
いるシンチレータE、と、内部にシンチレータE、が光
導体LRと共に設けられている管状電極E4と、変位可
能な逆電極GEとによって規定される。シンチレータE
、と光導体LRとは検出器DTの構成要素である。シン
チレータE3は約+104vの電位にあり、管状電極E
4に対しては絶縁体ISによって電気的に絶縁されてい
る。管状電極E4は約−30Vの電位にあり、たとえば
テフロングラファイトから成る高抵抗材料HOによって
一部分が取囲まれている。この高抵抗材料HOは、たと
えば、エネルギーフィルタEFと管状電極E、との間の
絶縁体としても役立っている。管状電極E4は一次電子
線PEの通過のために孔があけられている。このように
して、本発明による二次電子スペクトロメータにおいて
は、スペクトロメータおよび検出器DTは漂遊電界のな
いコンパクトな一つのユニットにまとめられている。従
来の二次電子スペクトロメータ装置において使用されて
いるような偏向格子G3および吸引格子G4は1本発明
による二次電子スペクトロメータにお(・ては省略され
る。管状電極E4の一方の管開口部は光導体LRと絶縁
体ISとともにシンチレータE3によって閉鎖され、−
次電子線PEのためにあけられている管状電極E、の孔
の向こう側にある管状電極E4の反対側管開口部は逆電
極GEによって閉鎖されている。その逆電極GEは一次
電子線PEの中心に対して距離aを有している。/ンチ
レータE3は管状電極E4の他方の側から開成電子#i
!PEの中央に対して距離すを有している。これらの距
離aおよびbを適当に選定することにより、二次電子に
対する偏向電界の強度および不均一性は管状電極E4の
内部で調整することができる。管状電極E4は負電位に
あるので、低エネルギーの二次電子は一次電子線PEの
入射する方向から二次電子スペクトロメータ内に侵入す
ることができなし・。試料PRから後方散乱した高エネ
ルギーの電子REはエネルギ“−フィルタEFの絞りに
よって抑止されるが、あるいはエネルギーフィルタEF
に向がい合っている管状電極E、の孔を通って二次電子
スペクトロメータがら出て行く。
ある。エネルギーフィルタEFによって、試料PRに発
生した低エネルギー°の二次電子は取り除かれる。エネ
ルギーフィルタEFO後の吸引電界は%電圧の導かれて
いるシンチレータE、と、内部にシンチレータE、が光
導体LRと共に設けられている管状電極E4と、変位可
能な逆電極GEとによって規定される。シンチレータE
、と光導体LRとは検出器DTの構成要素である。シン
チレータE3は約+104vの電位にあり、管状電極E
4に対しては絶縁体ISによって電気的に絶縁されてい
る。管状電極E4は約−30Vの電位にあり、たとえば
テフロングラファイトから成る高抵抗材料HOによって
一部分が取囲まれている。この高抵抗材料HOは、たと
えば、エネルギーフィルタEFと管状電極E、との間の
絶縁体としても役立っている。管状電極E4は一次電子
線PEの通過のために孔があけられている。このように
して、本発明による二次電子スペクトロメータにおいて
は、スペクトロメータおよび検出器DTは漂遊電界のな
いコンパクトな一つのユニットにまとめられている。従
来の二次電子スペクトロメータ装置において使用されて
いるような偏向格子G3および吸引格子G4は1本発明
による二次電子スペクトロメータにお(・ては省略され
る。管状電極E4の一方の管開口部は光導体LRと絶縁
体ISとともにシンチレータE3によって閉鎖され、−
次電子線PEのためにあけられている管状電極E、の孔
の向こう側にある管状電極E4の反対側管開口部は逆電
極GEによって閉鎖されている。その逆電極GEは一次
電子線PEの中心に対して距離aを有している。/ンチ
レータE3は管状電極E4の他方の側から開成電子#i
!PEの中央に対して距離すを有している。これらの距
離aおよびbを適当に選定することにより、二次電子に
対する偏向電界の強度および不均一性は管状電極E4の
内部で調整することができる。管状電極E4は負電位に
あるので、低エネルギーの二次電子は一次電子線PEの
入射する方向から二次電子スペクトロメータ内に侵入す
ることができなし・。試料PRから後方散乱した高エネ
ルギーの電子REはエネルギ“−フィルタEFの絞りに
よって抑止されるが、あるいはエネルギーフィルタEF
に向がい合っている管状電極E、の孔を通って二次電子
スペクトロメータがら出て行く。
というのは、この後方散乱した電子REはそのエネルギ
ーが高いために管状電極E4の内部の偏向電界の影響を
ほとんど受けないからである。エネルギーフィルタEF
は管状電極E4と光学的に密に結合されている。このエ
ネルギーフィルタEFは一次電子線PEのために管状電
極E4の、試料PRの一番近くに位負する孔の直ぐ近(
で、しかもこの管状電極E4の下情の孔と試料PRとの
間に置かれて(・る。
ーが高いために管状電極E4の内部の偏向電界の影響を
ほとんど受けないからである。エネルギーフィルタEF
は管状電極E4と光学的に密に結合されている。このエ
ネルギーフィルタEFは一次電子線PEのために管状電
極E4の、試料PRの一番近くに位負する孔の直ぐ近(
で、しかもこの管状電極E4の下情の孔と試料PRとの
間に置かれて(・る。
第3図には、光学軸に対して垂直な断面図が示されて℃
・る。変位可能な逆電極GEは管状電極E4と同じ電位
にあり、−次電子線PEの中央に対して距離aを有して
いる。シンチレータE、は一次を子&PEの中央に対し
て距離すを有している。距離すが上述した観点に従って
固定されている場合ゲには、逆電極GEは検出器DT内
の二次電子の信号が最大になるまで移動される。この二
次電子スペクトロメータはケースG内に設けられる。
・る。変位可能な逆電極GEは管状電極E4と同じ電位
にあり、−次電子線PEの中央に対して距離aを有して
いる。シンチレータE、は一次を子&PEの中央に対し
て距離すを有している。距離すが上述した観点に従って
固定されている場合ゲには、逆電極GEは検出器DT内
の二次電子の信号が最大になるまで移動される。この二
次電子スペクトロメータはケースG内に設けられる。
第4図には、管状電極の軸に対して垂直な断面図か示さ
れている。エネルギーフィルタEFの電極E、 、 E
2は別の絞り駆動部BTに設けられ、調整のために一次
電子線PEに対して相対的に移動することができる。検
出器DTの光導体LRは管状電極E、に対して同心的に
配置されている。二次電子スペクトロメータはケースG
内に設ケラれて(・る。エネルギーフィルタEFは管状
電極E4と光学的に密に結合されており、その結果試料
PRからも、望ましくない後方散乱電子REは二次電子
スペクトロメータ内に入ることができない。
れている。エネルギーフィルタEFの電極E、 、 E
2は別の絞り駆動部BTに設けられ、調整のために一次
電子線PEに対して相対的に移動することができる。検
出器DTの光導体LRは管状電極E、に対して同心的に
配置されている。二次電子スペクトロメータはケースG
内に設ケラれて(・る。エネルギーフィルタEFは管状
電極E4と光学的に密に結合されており、その結果試料
PRからも、望ましくない後方散乱電子REは二次電子
スペクトロメータ内に入ることができない。
第1図は従来の二次電子スペクトロメータ装置の概略図
、第2図ないし第4図は本発明による二次電子スペクト
ロメータの一実施例を示し、第2図はその管状電極の軸
に対して平行な側面の断面図、第3図はその光学軸に対
、して垂直な断面図、第4図はその管状電極の軸に対し
て垂直な断面図である。 DT・・検出5.EF・・・エネルギーフィルタ、BT
・・絞り駆動部、GE・・・逆電極、E、・・・吸引室
i、 E2・・・制動電極Th E3・・・シンチレー
タI F4・・・管状電極、PE・・・−次電子線、R
E・・・後方散乱電子。 30 FIGl FIG4 1PE
、第2図ないし第4図は本発明による二次電子スペクト
ロメータの一実施例を示し、第2図はその管状電極の軸
に対して平行な側面の断面図、第3図はその光学軸に対
、して垂直な断面図、第4図はその管状電極の軸に対し
て垂直な断面図である。 DT・・検出5.EF・・・エネルギーフィルタ、BT
・・絞り駆動部、GE・・・逆電極、E、・・・吸引室
i、 E2・・・制動電極Th E3・・・シンチレー
タI F4・・・管状電極、PE・・・−次電子線、R
E・・・後方散乱電子。 30 FIGl FIG4 1PE
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)検出器と共に、外へ向く漂遊電界のない一つのユニ
ットにまとめたことを特徴とする二次電子スペクトロメ
ータ。 2)エネルギーフィルタおよび二次電子のための偏向電
界の発生装量が光学的に密に構成されていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の二次電子スペクトロ
メータ。 3)高エネルギーの後方散乱電子のための妨害のない通
路を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項また
は第2項記載の二次電子スペクトロメータ。 4)二次電子のためのエネルギーフィルタは吸引電極と
制動電極とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第
1項ないし第3項のいずれかに記載の二次電子スペクト
ロメータ。 5)吸引電極および制動電極を調整するための絞り駆動
部を有することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
の二次電子スペクトロメータ。 6)エネルギーフィルタの後の二次電子のための吸引電
界は、電圧の導かれている検出器と、管状電極と、変位
可能な逆電極とによって規定されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載
の二次電子スペクトロメータ。 7)管状電極は電子の通過のために孔があけられている
ことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の二次電子
スベクトロメ一708)管状電極は負電位にあることを
特徴とする特許請求の範囲第6項または第7項記載の二
次電子スペクトロメータ。 9)エネルギーフィルタは管状電極と光学的に密に結合
されていることを特徴とする特許請求の範囲第4項ない
し第8項のいずれかに記載の二次電子スペクトロメータ
。 10)シンチレータと逆電極との間の距離を、検ロメー
タ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19823206309 DE3206309A1 (de) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | Sekundaerelektronen-spektrometer und verfahren zu seinem betrieb |
DE32063091 | 1982-02-22 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58155365A true JPS58155365A (ja) | 1983-09-16 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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JP (1) | JPS58155365A (ja) |
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DE3032013A1 (de) * | 1980-08-25 | 1982-04-08 | Europäische Atomgemeinschaft (EURATOM), Kirchberg | Sekundaerelektronendetektor zur analyse bestrahlter proben fuer elektronenrastermikroskope und mikrosonden |
-
1982
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-
1983
- 1983-02-18 JP JP58026134A patent/JPS58155365A/ja active Pending
- 1983-02-21 EP EP19830101650 patent/EP0087152A2/de not_active Withdrawn
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