JPS58155303A - 鉄道車両用車輪のタイヤフラット検出装置 - Google Patents

鉄道車両用車輪のタイヤフラット検出装置

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JPS58155303A
JPS58155303A JP57038175A JP3817582A JPS58155303A JP S58155303 A JPS58155303 A JP S58155303A JP 57038175 A JP57038175 A JP 57038175A JP 3817582 A JP3817582 A JP 3817582A JP S58155303 A JPS58155303 A JP S58155303A
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JP
Japan
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wheel
sensors
tire flat
tire
vehicle
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Pending
Application number
JP57038175A
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English (en)
Inventor
Akio Shiotani
塩谷 明男
Kakutaro Wada
和田 覚太郎
Asaji Sekine
朝次 関根
Hisashi Ando
久 安藤
Yoshiro Haitani
灰谷 義郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPANESE NATIONAL RAILWAYS<JNR>
KYOWA DENGIYOU KK
Japan National Railways
Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Nippon Kokuyu Tetsudo
Original Assignee
JAPANESE NATIONAL RAILWAYS<JNR>
KYOWA DENGIYOU KK
Japan National Railways
Kyowa Electronic Instruments Co Ltd
Nippon Kokuyu Tetsudo
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/20Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring contours or curvatures, e.g. determining profile

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 出装置に関するものである。
走行中の鉄道車両にブレーキをかけて停止させる場合に
おいて、該車両の車輪に作用するブレーキ力が車輪とレ
ールの間の粘着限界力(粘着係数と輪重の積)に比し過
大となると、車輪の回転が停止されたまま車両が進行す
るいわゆる滑走現象を生じ、車輪とレールとの接触部が
摩耗し平面状に削られることがある。このようにして、
発生した第1図に示すような車輪の平面状部TFをタイ
ヤフラットと称している。このようなタイヤフラットが
車輪に存在すると、騒音、振動等を惹起し、鉄道沿線の
住民等から苦情が持ち込まれる事態を生ずる。殊に、近
来、車両の高速運転に伴なって増圧ブレーキの使用やA
TO(自動列車制御装置)が採用されるようになったた
め、タイヤフラットの発生はますます増大する傾向にあ
り、これが原因となって振動公害、あるいは騒音公害と
いわれるような社会問題にもなってきている。従って、
このような問題に対処すべくタイヤフラットの早期発見
と修復のための適切ムタイヤフラット検出装置の開発が
切望されていた。
しかして、この種のタイヤフラットの検出装置としでは
従来からいくつかの方式が提案されており、例えば第2
図に示されるようなものが特公昭52−48361号公
報に開示されている。
第2図に基づいて、従来のタイヤフラット検出装置を説
明するに、lはレール、2a、2bは枕木、3a、3b
はレールの2点A、B点の剪断力を検出するセンサであ
り、具体例としてはレール腹部の剪断歪をひずみゲージ
等により検出する。4は加算器でありセンサ3aの出力
と3bの出力の差を検出する。5は増幅器、6は入力の
うちフラット衝撃により生じた振動成分のみを取り出す
ためのバイパスフィルタである。7は入力と予め定めた
基準値とを比較する比較器であり入力が基準値より犬な
る場合に出力8を出し、この出力によって図示しない表
示装置あるいは記録装置によりタイヤフラットが存在す
る旨表示ないし記録される。
9は車輪、Pは軸重である。第2図では車輪9のみ図示
しているが、この装置の特徴は、車両から輪軸を取り外
さないで通常使用されている状態で車両を装置が設置さ
れているレール上を走行せしめることによって車輪のタ
イヤフラットを検出できることである。
さて、車輪9が左方から静かに矢示のように右方向に転
動する場合、A点のレールの剪断力Qaは第3図のQa
のように車輪の位置に対して変化し、同様にB点のレー
ルの剪断力Qbは第3図Qbのように変化する。従って
、Qa−qbは第3図示のQa−QbのようにAB間で
ほぼ一定値となりAB間の外側ではほぼ零となる。その
ため、タイヤフラットが無い車輪が転動した場合の増幅
器5の出力は、′第4図(a)のように車輪がAB間の
外側にあるときはほぼ零で、AB間にあるときは軸重P
に比例したほぼ一定の値となる。
次に、タイヤフラットを有する車輪が転動した場合には
、フラット衝撃が生じPは衝撃荷重となり第4図(b)
のように高周波振動成分が生ずる。実測によると、Pが
衝撃荷重の場合にも同一荷重に対する増幅器5の出力は
、AB間では荷重の作用点にかかわらずほぼ一様であり
、AB間の外側に荷重が作用したときの増幅器5の出力
はAB間に作用した場合に比べ十分率さい。この高周波
振動成分をバイパスフィルタ6により抽出し、第4図+
C)の波形を得て前記のようにタイヤフラットを検出す
るものである。
しかしながら、上記従来例は、センサ3a、3bの受感
帯が車輪の円周長よりも短いために、車両走行中にタイ
ヤフラットTFがその受感帯に衝撃を与えないことがあ
り、このためにタイヤフラットTFを確実に検出できな
いという問題がある。
また車両速度が所定値以上の場合には、センサ3aと3
bとの間の領域以外において、タイヤフラットTFがレ
ールlに衝撃を与えたときに、センサ3a、3bが出力
し、これによって車両のどの軸でタイヤフラットTFが
発生しているのかを特定できないという問題がある。
本発明は、かかる従来装置の有する問題を解決すべくな
されたもので、その第1の目的とするところは、タイヤ
フラットを確実に検出し、そのタイヤフラットが車両の
どの軸で発生しているかを正確に特定し得る鉄道車両用
車輪のタイヤフラツト検出装置を提供することにある。
本発明の第2の目的とするところは、タイヤフラットが
発生している車両の軸をより一層正確に特定し、且つタ
イヤフラットの程度を判定し得る鉄道車両用車輪のタイ
ヤフラット検出装置を提供することにある。
この第1の目的は、車両がレール上を走行中にタイヤフ
ラットを検出する鉄道車両用車輪のタイヤフラット検出
装置において、レール上における車輪の円周長以上の領
域内に、車両の輪重または軸重を検出するセンサを複数
組設け、これらセンサの受感帯を互いにラップさせて配
置したことにより達成される。
更に上記第2の目的は、車両がレール上を走行中にタイ
ヤフラットを検出する鉄道車両用車輪のタイヤフラット
検出装置において、レール上における車輪の円周長以上
の領域内に、車両の輪重または軸重を検出するセンサを
複数組設け、これらセンサの受感帯を互いにラップさせ
て配置し、前記センサの出力信号をそれぞれ増幅する動
ひずみ測定器を設け、この動ひずみ測定器の出力信号の
うち輪重または軸重成分のみを通す第1フイルタを設け
、前記動ひずみ測定器の出力信号のうちタイヤフラット
の衝撃によって生じる高周波振動成分および輪重または
軸重成分のみを通す第2フイルタを設け、前記第1.第
2フイルタのそれぞれの出力波形のピークをホールドす
るピークホールド回路を設け、各ピークホールド回路の
出力をそれぞれA/D変換するp、 / D変換器を設
け、一方列車の走行速度を検出する列車速度検出器の検
出部を前記センサの配置領域以外の前方または後方に設
け、前記A / D変換器の出力に基づきタイヤフラッ
トによる衝撃比を求めると共に前記列車速度検出器によ
り得た列車速度が所定値以下のときにのみ、輪重値また
は軸重値と衝撃比と車両速度とによりタイヤフラットの
程度、および位置を演算する計算機を設けたことにより
達成される。
以下添付図面に示す実施例に基づいて本発明を詳述する
。尚、同一部材には同一符号を付しである。第5図は、
本発明の一実施例を示すセンサ配置図である。レールl
上にX印で示した部分に、従来装置と同様の剪断力検出
方式のひずみゲージG1−1〜G7−2が設けられてい
る。ひずみゲージG1−1とG1−2.G2−1と02
−2.G3−1と03−2.G4−1と04−2.G5
−1と05−2゜G6−1と06−2.G7−1と07
−2で、それぞれ車両の輪重を検出するセンサ81,8
2,83,84゜85.86.87を構成している。そ
してセンサS1とS2とが間隔lで設置され、これらの
後方にある距離離間してセンサS3〜S7 がその受感
帯を互いにラップさせて配置されている。センサS3か
らS7までの距離をLとすれば、この距離りは、車輪の
円周長と同じかまたはそれよりも長いものである。また
センサS3 を構成するひずみゲージ03−1と03−
2 とは枕木2を挾むように配置され、他のセンサS4
〜S7 も同様に枕木を挾むように配置されている。
そしてひずみゲージG1−1は、第6図(a)に示すよ
うに、レール1の両側面に接着等の手段により添着され
第6図(b)に示すように、4枚のひずみゲージ&1 
、A2.DI 、D2によって作られるホイートストン
ブリッジであり、同様にひずみゲージG1−2はひずみ
ゲージA3.A4.D3.D’4によって作うレるホイ
ートストンブリッジであり、これら2つのホイートスト
ンブリッジは並列に接続されてセンサ81 を構成して
いる。他のセンサS2〜s7もセンサS1 と同様に構
成されている。
次に上記実施例の動作について説明する。
まず第5図の左方から列車が進入したとする。
センサS1 から82の車両通過時間をtとすれば、そ
の車両の速度■はV −t / t  で求められる。
またセンサ81,82により車両の進入を検出できる。
つまりセンサ81,82は後述の列車速度検出器の検出
部を構成する。
そして列車の車両がセンサS3〜s7 の設置領域に進
入すると、第7図に示すようにセンサs3〜S7の各出
力波形が現われる。ここでセンサS3〜S7 までの距
離りを車輪の円周長とほぼ同じ長さにしであるとする。
例えば、新製車輪の場合、その直径が91on である
から、その円周長は2859龍であり、L−3300m
としである。従って、その車輪がタイヤフラットTPを
有していれば、センサS3〜s7 のいずれがか必らず
タイヤフラットTFを検出し、その出力波形に高周波成
分を含むことになる。第7図の場合、センサS3の出力
波形に高周波成分を含むから、ゲージG3−1と04−
1 との間に車輪が乗ったときに高周波振動が発生した
ことになる。もしタイヤフラットTFが少し遅くレール
1に接触すれば、その高周波成分はセンサs4またはs
5で発生し、タイヤフラットTFが少し早くレール1に
接触すれば、その高周波成分はセンサs7またはs6で
発生し、その接触タイミングがどのように変化してもセ
ンサs3〜s7 のいずれかに必らず発生する。
従って、タイヤフラットTFを確実に検出できる。
尚、その高周波成分が何両目の何軸目で発生したかを知
るには、各センサs3〜s7の何回目の波形中に高周波
成分を含むかによって判断できる。
またその高周波成分の大きさ、すなわちタイヤフラット
TFの大きさは、その高周波成分をフィルタによって分
離し、その大きさを調べることによって検出できる。そ
して、各センサ83〜S7は枕木2を挾んで配置されて
いても正確にタイヤフラットTFを検出できる。
第8図は本発明の他の実施例を示すブロック図である。
センサS1〜S7は第5図と同様に接続され、センサ8
1,82の出力信号及び距離lを基に列車進入・速度検
出回路21が列車信号及び列車速度信号を入出力インタ
ーフェース61に送るようになっている。また列車番号
設定回路nも入出力インターフェース61に信号を送る
ようになっている。尚、列車速度検出回路とセンサ81
,82とにより列車速度検出器を構成している。
またタイヤフラットTFを検出するためのセンサS3〜
S7 の出力信号は、それぞれ5つのチャンネルにわた
り動ひずみ測定器23−27.第1フイルタ(たとえば
カットオフ周波数fe −40Hs ) 33〜37を
介してピークホールド回路50〜58に送られ、一方動
ひずみ測定器23−27の出力信号は、それぞれ第2フ
イルタ(たとえばカットオフ周波数fe −160HI
I) 43〜47を介してビークホー11回路51〜5
9にも送られるようになっている。ここで第1フイルタ
33〜37は輪重または軸重成分のみを通すものであり
、第2フイルタ43〜47はタイヤフラットの衝撃によ
って生じる高周波振動成分および輪重または軸重成分の
みを通すものである。またマルチプレクサh A / 
D変換器60は、各ピークホールド回路の出力信号を順
次走査し、A / D変換して入出力インターフェース
61に信号を送るものである。計算機62は、入出力イ
ンターフェース61から信号を受けて、タイヤフラット
TFの衝撃比△P/Pを計算し、ディスプレー63.フ
ロッピーディスク64.タイプライタ65を作動させる
ものでおる。また計算機62は、車両速度が所定値以下
の場合にのみ、タイヤフラットTFの演算を行なうよう
にするものである。ここで、PlはセンサS3〜S7 
の出力信号に基づいて動ひずみ測定器羽〜rが出力した
信号のうち、第1フイルタお〜37を通った軸重成分の
ピーク値であり、△Pは動ひずみ測定器°3〜27が出
力した信号のうち、第2フイルタ43〜47を通った軸
重成分PおよびタイヤフラットTFの衝撃によって生じ
る高周波振動成分から軸重成分Pを減算した値、すなわ
ちタイヤフラットTFによる高周波成分のピーク値であ
る。
次に上記実施例の動作について、第9図のフローチャー
トに沿って説明する。列車進入・速度検出回路21によ
り、列車進入が確認されると、総てのピークホールド回
路50〜59を初期リセットし、列車速度信号および列
車進入時刻を計算機62が記憶する。続いて、総ての動
ひずみ測定器23〜27の零点を、第1.第2フイルタ
33〜37 、43〜47.ピークホールド回路50〜
59を介してマルチプレクサ61で順次走査しながらA
 / D変換し、計算機62に取込み、その後の測定の
基準点(−列車の測定基準点)とする。
一方、測定系全体のスパンも予め較正しておく必要があ
るので、計算機62の指令に基づいて、総ての動ひずみ
測定器羽〜n内の較正回路が作動して正確な等価軸重信
号が入力され、前記零点の場合と同様に、各チャンネル
の感度が記憶された後、ピークホールド回路50〜59
がリセットされる。これにより、車両各軸のタイヤフラ
ット測定の準備が終了する。
この状態で先ず列車の最先の車両がセンサS3〜S7を
通過すると、第7図に示したような波形がセンサS3〜
S7 に発生し、−車両(4軸)分の測定を終了する。
この場合、データ読取りのタイミングは第10図(b)
にDI’で示す各軸重波形の立下り点で行なわれ、その
後当該ピークホールド回路50〜59がリセットされる
これを第2両目以後の車両につき繰り返して列車−編成
分のフラット測定を終了すると、計算機62内の記憶装
置に、列車進入時刻、列車番号、進入速度、タイヤフラ
ットの有無、その程度、号車番号、軸番号等が多次元の
データ配列として記憶される。
次に計算機62において、タイヤフラットTFによる衝
撃比ΔP/Pが求められる。
ところで、この衝撃比ΔP / P は、同一タイヤフ
ラット長であっても、第10図(C)に示すように、車
両の速度が速くなるに従って小さくなる。これは、同一
タイヤフラット長であっても、速度が速くなるに従って
、高周波成分が小さくなることと同じであり、タイヤフ
ラットTFの検出が確実に行なわれにくくなることを意
味する。従って、その検出を確実に行なうため、車両速
度が所定値以下の場合にのみ、フラットの有無判断を行
なうようにしである。
そして、車両速度が所定値以下の場合には、タイヤフラ
ットTFの有無判定が行なわれ、タイヤフラットTPが
存在する場合には、その程度を犬、中、小に分類すると
ともに、何号車のどの軸にタイヤフラットTFが存在す
るかの情報および他の情報をタイプ出力する。尚、タイ
ヤフラットTFが犬、中の場合は、警報を発して、注意
を喚起するようになっている。従って車両速度が所定値
以下の場合にのみタイヤフラットTFの有無判定を行な
うようにしたために、車両高速時にセンサの受感帯以外
の場所において発生した高周波成分を、そのセンサが誤
って検出することがなくなる。
尚、第1フィルタ33〜37.第2フイルタ43〜47
によって、上記実施例においては、160Hm以上の高
周波成分が通過しないので、第10図(a)に示すよう
な不要なノイズが出力されない。
また本発明の変形例として次のものが考えられる。
例えば、第11図に示すようにひずみゲージを両側のレ
ールに分散配置したセンサ83’〜87’  としても
よく、この場合センサは軸重値を計ることになる。また
センサS3〜S7 の組合わせを2つ以上設けて・タイ
ヤフラットTFの検出精度をより向上させてもよい。更
に、センサは5組以外の組数でもよい。また、第1.第
2のフィルタのカットオフ周波数を適宜変更してもよい
。更にまた、列車速度検出器の検出部としてのセンサ8
1.82はタイヤフラット検出用のセンサS3〜S7 
の配置領域以外の後方にある距離離間させて配置しても
よし、またひずみゲージ以外のもの(例えば、光センサ
、磁気センサなど)を用いてもよい。
以上詳述したように第1の発明によれば、レール上にお
ける車輪の円周長以上の領域内に車両の輪重または軸重
を検出するセンサを複数組設け、これらセンサの受感帯
を互いにラップさせて配置したために、車両の走行中に
タイヤフラットを確実に検出し、そのタイヤフラットが
車両のどの軸に発生しているかを正確に特定し得る鉄道
車両用車輪のタイヤフラット検出装量を提供することが
できる。
更に、第2の発明によれば、第1の発明と同様にセンサ
を配置しタイヤフラットを検出するセンサの出力信号か
ら輪重または軸重成分とタイヤフラットの衝撃によって
生じる高周波振動成分とを汁離し、輪重値または軸重値
、衝撃比下を求めると共に、列車速度検出器により列車
速度を求め、列車信号が所定値以下のときにのみ、上記
輪重値または軸重値、衝撃比および列車速度等の相関関
係を利用してタイヤフラットの程度および位置を演算に
より求めるように構成したので、車両(列車)速度が速
すぎることによるセンサの誤検出を防止し得ると共に、
タイヤフラットの程度の自動判定を実現し、タイヤフラ
ットの発生している軸をより一層正確にしかも迅速に特
定し得る鉄道車両用車輪のタイヤフラット検出装置を提
供オることかできる。
因に、列車の進入時点において、自動的にシステム全体
の零点及び較正値のチェックを行なうようにすれば、周
囲温度の変化、時間経過等による測定誤差が無くなる。
また列車の進入時点でシステム全体の零点および較正値
を自動的にチェックすることにより、ひずみゲージと動
ひずみ測定器の動作を自動診断することができ、常に安
定した状態で計測システムを作動できるので、高い信頼
性を得られる。
尚、本発明によれば、車両の走行中にタイヤフラットの
検出ができることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はタイヤフラットを説明するための鉄道用車輪の
斜視図、第2図は従来装置の構成を示す説明図、第3図
および第4図は上記従来装置の動作を説明するための特
性図、第5°図は本発明の一実施例を示すセンサの配置
図、第6図(a)はひずみゲージの添着状態を示す配置
図、第6図(b)はひずみゲージの結線例を示す回路図
、第7図は上記実施例の動作を説明するための特性図、
第8図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第9図
は第8図の実施例のフローチャート、第10図(a) 
、 (b) 。 (C)は同実施例の動作を説明するための特性図、第1
1図は本発明の別の実施例を示すセンサの配置図である
。 l・・・・・・レール、  2・・・・・・枕木、21
・・・・・・列車進入・速度検出回路、22・・・・・
・列車番号設定回路、 23〜27・・・・・・動ひずみ測定器、 33〜37
・・・・・・第1フイルタ、 43〜47・・・・・・
第2フイルタ、50〜59・・・・・・ピークホールド
回路、60・・・・・・マルチプレクサ& A / D
変換器、62・・・・・・計算器、81〜87.83’
〜87’・・・・・・センサ。 特許出願人 日本国有鉄道 第  10  図 実効タイマフラットE 第  11  図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両がレール上を走行中にタイヤフラットを検出
    する鉄道車両用車輪のタイヤフラット検出装置において
    、レール上における車輪の円周長以上の領域内に、車両
    の輪重または軸重を検出するセンサを複数組設け、これ
    らセンサの受感帯を互いにラップさせて配置したことを
    特徴とする鉄道車両用車輪のタイヤフラット検出装置。
  2. (2)  車両がレール上を走行中にタイヤフラットを
    検出する鉄道車両用車輪のタイヤフラット検出装置にお
    いて、レール上における車輪の円周長以上の領域内に、
    車両の輪重または軸重を検出するセンサを複数組設け、
    これらセンサの受感帯を互いにラップさせて配置し、前
    記センサの出力信号をそれぞれ増幅する動ひずみ測定器
    を設け、この動ひずみ測定器の出力信号のうち輪重また
    は軸重成分のみを通す第1フイルタを設け、前記動ひず
    み測定器の出力信号のうちタイヤフラットの衝撃によっ
    て生じる高周波振動成分および輪重または軸重成分のみ
    を通す第2フイルタを設け、前記第1.第2フイルタの
    それぞれの出力波形のピークをホールドするピークホー
    ルド回路を設け、各ピークホールド回路の出力をそれぞ
    れA / D変換するA / D変換器を設け、一方列
    車の走行速度を検出する列車速度検出器の検出部を前記
    センサの配置領域外の前方または後方に設け、前記A 
    / D変換器の出力に基づきタイヤフラットによる衝撃
    比を求めると共に前記列車速度検出器により得た列車速
    度が所定値以下のときにのみ、輪重値または軸重値と衝
    撃比と車両速度とによりタイヤフラットの程度、および
    位置を演算する計算機を設けたことを特徴とするタイヤ
    フラット検出装置。
JP57038175A 1982-03-12 1982-03-12 鉄道車両用車輪のタイヤフラット検出装置 Pending JPS58155303A (ja)

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