JPS5815252B2 - ジドウシヤボデ−ニシヤシ−コウゾウオトリツケルソウチ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車ボデー上にシャシ−構造を取付ける装置
に関し、この装置はプラットフォームを含み、このプラ
ットフォームの前端及び後端上にフレームが配置されて
いて、このフレームＪ第動車ボデー支持部及びシャシ−
構造の固定装置を担持しており、この固定装置が前記フ
レーム上に昇降可能に配置されて前記自動車ボデー支持
部に向い、又これから離れるように運動を行う如くなっ
ているものである。

上述の如き装置はスウェーデン国特許願 第６６０７７７２号によって既に知られている。

この公知の装置はフレーム上に配置される横バーを有し
、これらのバーが通常のジヤツキアタッチメントにてボ
デーに取付けられている長手方向の互に連結された支持
ビームより成る支持ビーム装置によってボデーを支持す
るようになっている。

これらの横バーはボデーを受入れるだめの上部位置及び
シャシ−構造の固定装置の直上の下部位置の間を昇降可
能となされている。

この固定装置はシャシ−の相互の組立に適当な作業高さ
の下部位置及びボデー及びシャシ−の組立のだめの上部
位置の間を昇降可能となされている。

このような公知の装置の一つの欠点はボデー及びシャシ
−が共に組立てられた後で組立作業を続けて行うのに固
定装置の下方の楽な作業高さ位置に降下され得ないこと
である。

その上特別のリフト装置によって支持ビームのだめの対
応する横バーを有する下部装置まで動かされなけれがな
らない。

本発明の目的は上述の欠点を排除し、ボデー及びシャシ
−が組立てられた後でボデー及びシャシ−が組立作業を
続ける時の異なる作業に対して最も適当な夫々の高さに
昇降されることができるようになす如き冒頭に述べた種
類の装置を提供することである。

このことは本発明に↓つて、固定装置が直接及び（或い
は）これにより保持されているシャシ−構造により支持
部からボデーの重量を解除する高さに上昇可能となされ
ることにより、又支持部がボデーから取外し可能となさ
れ、これによってボデーがシャシ−構造と共に固定装置
上に降下され得る如くなされることによって達成される
のである。

このようにして、ボデー及びシャシ−構造は支持部から
取外された後で所望の場合固定装置の最低位置に降下さ
れることができ、又は最上部及び最低部の間の夫々適当
な高さに動かすことができるのである。

固定装置自体が支持部からボデーを持上げるのであるか
ら、特別のリフト装置の必要がなくなる。

本発明は添付図面を参照して以下に詳述される。

図示の台車１はスウェーデン国特許願第 ６６０７／７２号に記載されている種類のもので、即ち
組立路に沿って走行する案内ケーブルから発せられる信
号により組立路に沿って遠隔制御されるモーター駆動の
台車である。

台車１の下部フレームは矩形に形成されたプラットフォ
ーム２で、同プラットフォームの四隅に各々前部支柱３
及び後部支柱４のように支柱に形成されるフレームを支
持している。

シャシ−構造の固定装置５は支柱３及び４の前部及び後
部の対の間に伸長している。

固定装置５は長手方向ビームを含み、これらのビームの
両端部は夫々対をなす支柱３及び４０間に伸長する横ビ
ーム７．８に連結されている。

ビーム７．８の端部は夫々の支柱３，４の全長にわたっ
て伸長する開口（図示せず）内に押込まれ、夫々の支柱
内に配置される垂直案内装置及び（或いは）リフト装置
（図示せず）と係合してビーム７．８及びこれにより全
体の固定装置５が支柱３，４の全高さに対応する距離を
昇降可能になっている。

垂直案内装置のみ夫々の支柱３，４に配置されている場
合には固定装置５は上述のスウェーデン国特許願第６６
０７７７２号に示される如き別個のリフト装置によって
昇降されることができる。

これとは異なり案内装置は又若し例えばジヤツキねじで
ある場合はリフト装置を構成し、これがビーム７．８の
端部に配置されるナツトと係合するようになされる。

ねじはギヤを経て共通の駆動軸に連動されることができ
る。

外部駆動モターがこの駆動軸に連結されることができる
。

水平支持アーム９が支柱３，４の上端に配置され、これ
らの支持アーム９は垂直ピン１０上で揺動可能となって
いる。

支持部１１が前部支持アーム９の外端に取付けられ、支
持部１２が後部支持アームの端部に取付けられている。

ボデーは支持部１１．１２上に置かれるように企図され
ており、アーム９はこの場合第２図に最もよく示されて
いる如くプラットフォーム２の中央に向って内方に向け
られる。

支持アーム９に連結されているばね付錠止ボルト１３が
支持３，４の上端に配置されている対応する凹部内に押
込まれ、支持アーム９をこの位置に錠止するようになっ
ている。

支持位置に対する支持アーム９の錠止はボルト１３を手
動で作動させることによって解除でき、然る後に支持ア
ーム９はプラットフォーム２の短い方の側部及び（或い
は）長い方の側部に平行な位置に動かされ、錠止ボルト
１３が対応する凹部に係合するように動かされることに
よってこの位置に錠止されることができる。

本発明による装置は組立作業の間次のようにして使用さ
れる。

ボデーの底部に取付けられるべき構造体及び部品は固定
装置５の固定具に配置され、固定装置５は降下位置に配
置され、これと共にモーター及びギヤ装置が配置具２０
及び配置具２１の後部軸によって固定される。

構造体及び部品の若干の組合せ作業が行われる。

然る後にボデーが固定装置５上の支持部１１及び１２に
置かれ、支持アーム９が第２図に示される位置に挿入さ
れて錠止される。

固定装置５は上部位置に上昇されて、この位置でボデー
が若干のシャシ−構造及び（或いは）固定装置５上の支
持部（図示せず）に接触する如くなされる。

横ビーム７．８の曲つだ形状（第３図参照）により、又
ビームの外端が支柱３，４の上端までの全範囲を上昇さ
れ得ることによって、ボデーはこれと共に支持部１１及
び１２の上方に僅かな距離を上昇され、これによって支
持部１１及び１２は解放即ち荷重を解除されて、支持ア
ーム９が前方に揺動されて外され、前部アームがプラッ
トフォームの短い方の側に平行な位置に錠止され、後部
アームがプラットフォームの長い方の側に平行な位置に
錠止される。

この後で、ボデーはシヤシ−構造と共に固定装置５によ
って許される総ての高さに昇降されることができ、種々
の組立作業に最も適尚なこれら高さにて連続して組立作
業を行い得るのである。

本発明の実施の態様を要約すれば次の通りである。

１）特許請求の範囲による装置に於いて、自動車ボデー
支持部１１，１２が垂直軸１０上に配置される支持アー
ム９によって担持され、前記支持アーム９は夫々の支持
部がボデーの下方にある第１の位置と夫々の支持部がボ
デーの側方に位置する第２の位置との間を揺動可能とな
されていることを特徴とする装置。

２）前記１）項による装置に於いて、前記支持アーム９
が錠止装置１３を設けられていて、との錠止装置によっ
て支持アーム９が錠止装置１３を設けられていて、との
錠止装置によって支持アーム９か夫々前記第１及び第２
の位置に錠止され得る如くなされていることを特徴とす
る装置。

３）前記１）又は２）項による装置に於いて、前記プラ
ットフォーム２が矩形で、夫々の隅部に配置される垂直
支柱３，４を有し、前記夫々の支柱の上端が揺動可能に
軸支される支持アーム９を支持し、前記人々の支柱は前
記固定装置５に連結されるリフト装置を含み、これによ
って固定装置５が支持３，４に沿って動かされ得る如く
なっていることを特徴とする装置。

４）特許請求の範囲及び前記１）乃至３）項の何れかに
よる装置に於いて、前記プラントフオーム２が遠隔制御
モーター駆動台車１の一部を形成していることを特徴と
する装置。

【図面の簡単な説明】

第１図（自動車ボデー上にシャシ−構造を取付けるだめ
の台車上に担持されている装置の側面図。 第２図は第１図の頂部平面図。 第３図は第１図の前面正面図。 １・・・台車、２・・・下部フレーム即ちプラットフォ
ーム、３，４・・・支柱、５・・・固定装置、６・・・
長手方向ビーム、７，８・・・横ビーム、９・・・水平
支持アーム、１０・・・垂直ピン、１１．１２・・・支
持部、１３・・・ばね付錠正ボルト、２０．２１・・・
配置具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ プラットフォームと、同プラットフォームの前端及
   び後端上に設けられ、自動車ボデー支持部とシャシ−構
   造用の固定装置とを担持するフレームからなり、前記固
   定装置が昇降可能にフレームに配置されて自動車ボデー
   支持部に向は且つ同支持部から離れるように移動する自
   動車ボデーにシャシ−構造を取付ける装置において、前
   記固定装置５が直接及び／又は固定装置上に保持される
   シャシ−構造によって前記支持部（ＩＬ、１２）から自
   動車ボデーの重量を解除する如き高さに上昇可能で、更
   に前記支持部がボデーを実際に支持する高さより下の高
   さにボデーとシャシ−構造とを互に固定装置によって降
   下せしめることを許す位置へ前記支持部材（１１，１２
   ）が移動可能であることを特徴とする自動車ボデーにシ
   ャシ−構造を取付ける装置。