JPS58152192A - 揺動型コンプレツサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフラップが一定の区間上往復動する揺動型コン
プレッサに胸する。

一般にベーン蓋のコンプレッサは、第１図にも示すよう
に１円形のハウジング１の内部に、その中心から偏心し
た回転軸２にロータ３が取付けられ、ロータ３の外周に
は放射状に多数のベーン４が伸縮自由に配設されていて
、ロータ３の回転に伴ってぺ一７４がハウジング１の円
周壁ＩＡＫ摺接し表から出入りすることにより１、ベー
ン間に形成される作動室５が、ロータ３の回転によシ拡
細し、このとき吸入口６から拡張行程で吸い込んだ気体
を、その収縮行程で吐出ロアから吐出するように力って
いる。（例えば１日本機械学会、昭和３５年６月発行「
機械工学便覧ＪＰ９−６８）なお、ベーン４は遠心力で
外方に突出するが。

その底部にスプリングを介在させ九シ、あるいは吐出圧
の一部會導くなどして、常にノ１ウジングｌの円周壁Ｉ
ＡＫ密接させる。

ところで、ロータ３はベーン４の出入９ｖＩ−許容　。

する関係上、その直径をそれほど小さくすることができ
ず、この九め、ノ為つジングｌの容積に対し−ｌ。

てロータ３の占める割合が大きく、コンプレッサ吐出量
に関係のある容積変化部分（行程容積に相当）が小さく
なってしまい、吐出流量を増大させるには回転軸２の軸
方間にベーン４やノ１ウジング１【拡張する必ｌ！かあ
った。

しかし、このよう圧すると、ぺ一７４と７１ウジング１
の円周壁ＩＡとの摺接部のシール長が大きくな）、それ
だけ圧縮気体（流体）の漏れも生じやすく、ポンプ効率
の高いものが得られないという問題があった。

また、ぺ一７４は四−夕３に対して常に出入９ｔ−ｍｌ
）返すため、摩耗が大きく耐久性の点からも問題があっ
た。

本発明はこのような問題を解決する九めに提案されたも
ので１円形断面ｔもつノ１ウジングの内部に、同軸的な
回転中心ｔもつフラップ會配設し。

所定の回転角の範囲で７ラツプ奮往復回動させることに
よシ、扇形の作動室に流体を吸入、吐出させるようにし
て、小屋でありながら吐出流量が大きくかつ吐出効率の
高い揺動型コンプレッサ會提供することｔ目的とする。

以下１本発明の冥施例會図面にもとづいて説明する。

第２図〜第６図に示すように１円形断面ｔもつ円筒形の
ハウジング１０の両側面には、サイトノ・ウジング１１
Ａ、１１Ｂが、締付ボルト１２によって気密的に締着さ
れる。

ハウジング１０の中心部に位置してコンプレツナ駆動軸
１３が、サイドハウジングＩＩＡ、１１ｆ３の軸受１４
會介して回転自由に支持され、この駆動軸１３にはフラ
ップ１５Ａ、１５Ｂが一体的に取付けられている。

一方、ハウジング１０の内部には、この実施例では、７
字型の仕切壁１６Ａ、１６Ｂが対称的な位置に配設され
、ハウジング円に扇形の作動室１７Ａと１７Ｂ’ｉ−区
画形成している。

そして７字型の仕切壁１６Ａには吸込ボート２０Ａ、２
１Ａと吐出ボー）２０Ｂ、２１Ｂとが並列に開口し、同
様に他方の仕切壁１６Ｂの部分にも、吸込ボー）２２Ａ
、２３Ａと吐出ボート２２Ｂ、２３Ｂが並列に開口する
。

そして、ハーウジング１０の吸込口２５には、仕切壁１
６Ａ＠において、各作動室１７Ａと１７Ｂに連通させる
吸込ボート２０Ａ、２１Ａが開口し。

同じく吐出口２６にも１作動１！１７Ａと１７Ｂに連通
する吐出ボート２０Ｂ、２１Ｂが開口する。

同様にして仕切壁１６Ｂ＠の吸込口２５に１作動ｍ１７
Ａ、１７ＢＫ連遍する吸込ボー）２２Ａ。

２３　Ａｉｒ、ま九同じく作動！１７Ａ、１７Ｂに連通
する吐出ボート２２Ｂ、２３１１１吐出口２６と連通す
る。

そして前記フラップ１５Ａ、１５Ｂが作動室１７Ａ、１
７Ｂの内部で、仕切壁１６Ａと１６８間の所定の回転角
θの範囲で反転回動することにより、各吸込ポート２０
Ａ、２１Ａ、２２Ａ。

２３Ａから作動！１７Ａ、１７Ｂに＠い込んだ気体（流
体）ｌそれぞれ吐出ボー）　２０　Ｂ　、　２１Ｂ。

２２Ｂ、２３Ｂから吐出する。

吸込ボート２０Ａ、２１Ａ、２２Ａ、２３Ａと吐出ボー
ト２０Ｂ、２１Ｂ、２２Ｂ、２３ｆｌｌ：は逆止弁が夫
々装着されるが、この実施例では構造の簡単なリード弁
が採用されている。

上記フラップ１５Ａと１５Ｂは駆動軸１３に固着され次
ボス部２８から一体的に延び、ノ・ウジング１０の内周
面と摺接し、同様にサイトノ）ウジングＩＩＡ、ＩＩＢ
の同壁面とも摺接すること忙よ）１作動室１７Ａ、１７
Ｂの容積を変化させる。

駆動軸１３に上記所定の回転角の範囲０で往復回動させ
るために１駆動軸１３の突出端にスイングアーム２９が
取付けられ、このアーム２９にコネクティングロッド３
０’にビン結合し、コネクティングロッド３０の他端に
クランクアーム３１が同じくビン結合し、クランファー
五３１金モータなどの動力源で回転させることによシ、
アーム２９、が揺動運動奮起こすようにしてあゐ。

次に作用圧ついて説明すると、り２ンクアーム３１の１
回転に伴ってスイングアーム２９は駆動軸１３を、所定
の角度範囲θ、すなわちフラップ１５Ａと１５Ｂが仕切
壁１６Ａと１６Ｂとによシ画成され九扇形の作動ｍ１７
Ａと１７ＢのＰ３１！Ｉｓでｌ往復するように回転させ
る。

第４図の状態からフラップ１５Ａと１５Ｂが時計方向へ
回転を始めると、フラップ１５Ａ、１５．１により押し
縮められる作動！１７Ａの気体は吐出口２６の吐出ボー
ト２２Ｂへと送ｐｔ５され、同時に作動室１７Ｂの気体
も吐出口２６の他方の吐出ポート２１Ｂへと送夛出され
る。

このとき、フラップ１５Ａと１５Ｂの背面側では、フラ
ップ１５Ａと１５Ｂの回動に伴って容積が拡大するため
、＠込口２５．２５の吸込ポート２０Ａと２３Ａからそ
れぞれ気体が吸入される。

フラップ１５Ａ、１５Ｂが角度θだけ回動すると１時計
方向回動による吐出行程と吸込行程が共に終了し１次い
で駆動軸１３が反転を開始すると。

こんどは上記吸込ボート２２人及び吐出ポート２０Ｂと
並列する他方の吸込ボート２１Ａと吐出ボー）２３Ｂと
から、気体の吸入、吐出がそれぞれ吸込口２５．吐出口
２６會介して行われ、フラップ１５Ａと１５Ｂの戻シ行
程でも同様にして吸込作用と吐出作用が行われるのであ
る。

すなわち、フラップ１５Ａと１５Ｂは１往復すると作動
！１７Ａ、１７Ｂの各２倍づつの容積変化を生じるので
あシ、これによシ外径寸法に比較して著しく大きな行程
容積（実行程容積〕のもとての、コンプレッサ加圧（吐
出９作用が得られる。

なお、吸込口２５に比べて吐出口２６は圧縮された気体
が通るので、その容量（有効面積）を小さくしてもよい
。

また、フラップ１５Ａ（１５Ｂ）は、その軸方向長と半
径方向長とをほぼ等しくすると１作動室１７Ａ（１７Ｂ
）の同−容積１得るのに必要なシール部（摺接部）の長
さ全最小にでき、それだけ洩れの少々い効率の良いもの
Ｋできる。

ま九、フラップ１５Ａ、１５Ｂは軽量の合成樹脂でつく
ると、ハウジング円周との潤滑も容易で。

加工性も良くなる。

以上のように本発明によれば、ハウジングの円部に形成
した扇形の作動室内で、フラップを往復回動させるよう
にしたので、ハウジングの外形寸法の割には極めて大き
な行程容積をとることができ、しかもシール部分の長さ
も小さくでき、したがって漏れ流量の少ない高い容積効
率のコンプレッサが得られる。

また、構造的にも簡明で作動部分の動きも単純な友め、
故障などの心配も少なく耐久性も高められる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のベーン型コンプレッサの断直図である。 第２図は本発明の実施例を示す正面図、第３図は第２図
のＡ−Ａｌｌ！ｌｌ−，第４図は第３図のＢ−Ｂ線断面
図、第５図、第６図はそれぞれボート部分の正面図であ
る。 １０．１１Ａ、１１Ｂ・・・ハウジング、１３・・・駆
動軸、１５Ａ、１５Ｂ・・・フラップ、１６Ａ、１６Ｂ
・・・仕切壁、１７Ａ、１７Ｂ−・・作１１１！、２０
Ａ。 ２１Ａ、２２Ａ、２３Ａ・・・吸込ボー）、２０Ｂ。 ２１Ｂ、２２＆、２３Ｂ・・・吐出ボー）、２５＝・・
吸込０．２６・・・吐出０．２９・・・スイングアーム
。 ３０・・・コネクティングロッド、３１・・・クランク
アーム。 特許出願人　　日産自動車株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円形断面をもつハウジングの内部を、少なくとも２つの
   仕切壁で雇形作動宣に区画形成し、ノ１ウジ／グの中心
   に設は丸部動軸に前記作動室の周壁面近傍まで延長され
   九フラップ會取付け、このフラップが仕切壁間で往復運
   動するように駆動軸全反転させるクランク機構を備える
   一方、前記仕切壁に流体の吸込口と吐出口全開口させた
   ことを特徴とする揺動型コンプレッサ。