JPS58151443A - 乾式焼結摩擦材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発＠は、銅系の乾式焼結＊＊材料ＫＭＬ、特に高原Ｉ
Ｉ系数が安定して得られるように改善されたものである
。

従来、乾式焼結摩擦材料は、ＪＩ１１擦停数および耐焼
付性が高いこと、摩擦係数の減少として現れる熱フエー
ド現象、水フェード現象等が生じにくいことなどが請求
されている。

しかしながら、従来の銅系の焼結＊＊材料では、前記要
求をすべて満足するまでには至って２らず、さらに成分
組成の面からの開発が費望されている７本発明は、この
要望ｔ−満たすためになされたもので、銅系の焼結合金
からなる乾式焼結摩擦材料において、前記焼結合金は、
重量比で、鋼６０〜８０　％、錫３〜１０％、亜鉛１５
−以下、硬質粒子からなる金−酸化物を３〜２０−１黒
鉛３〜１０−１二硫化モリブデン１〜５％およびマンカ
ン１５−以一トを含む乾式焼結＊＊材料を提供するもの
である。

以下、本発明乾式焼結摩擦材料について、その概念を説
明する。

本発明の乾式焼結摩擦材料は、マトリックス成分として
銅、錫および亜鉛からなる焼結合金を適用している。そ
の成分組成祉、焼結摩擦材料全体に対して、重量比（以
下同じ）で、銅６０〜８〇−１錫３〜ｌｏｓおよび亜鉛
１５チ以）の範囲を選択している。この範囲の選択基準
は、＊＊＆１ｉの安定性からである。脣に、これらのマ
トリックス材は材料強度に％わりｔもち、制動時の摩擦
係数を安定させ１、しかも−手板との間の発熱で、表面
に硬質Ｏ１１！化鋼皮膜會形成することから、この硬質
酸化皮膜が水フェード現象に対して抵抗性を示す、また
熱７エード現象に対しても優れ次抵抗性を有し、安定し
た摩−面が得られる。この場合亜鉛は、錫に対する置換
の意味があり、性能ｔ−落さな％Ａ聰囲内としてｍ加さ
れたものである。

さらに、本発明の乾式焼結ｓｉｎ材料では、アル２す（
ムｔｚｏｓ　）、シリカ（５ｔｏ２）、ムライト（３ム
ｔｓｏｓ・２ｓ１ｏ雪）勢の硬質粒子からなる金属酸化
物を３〜２〇−富有させている。この含有量の選択基準
は、高貴荷、高温の摩ｌＩ摺動に耐えられることｔｌ安
としている。したがって、相手材に対する攻撃性に応じ
て、その含有蓋が３〜２０％の範囲内で決定される。こ
の場合、これらの金属酸化物は、摩擦係数を高め、また
そのｌ＃銀において発生する移着物中反応生成４Ｂｔ−
かき落す効果を有する。そして、量的に少なすぎると、
この効果が少なく、量的に多ｒぎると相手材を過激に攻
撃するため、３〜２０％の範囲が好適する。なお、金属
酸化物の一度は、ダイヤモンドをｌＯとするモ」ス硬度
で４以上のものが好適する。

また、本発明の乾式焼結摩擦材料は、黒鉛３〜１０−１
二硫化モリプデｙ　（Ｍｏｓｇ　）　　１〜１５％を含
有している。これらは、一般にそれぞれの温に域で祠ｒ
ｆ！性を兄揮し、それぞれの温度域を超えるとＪ１１１
ｆＩＡ９Ｉ％数同上剤として慟〈ものてめる。そして、
本発明の乾式焼結摩擦材料は、その摩擦係数が約０．４
〜０６でるり、高摩擦係数の部類に属する。

さらに、木兄−ｆ３ｖ）乾式焼結摩擦材料では、時にマ
ンガンに一１５ｆｉ以下添加している。マンガンの添加
は、焼結中也金嬌の酸化皮膜を還元し、焼結性ｔ１１ｉ
ｉ６める作用かめるからでろる。またマン力／の一部は
、Ｍｎ０Ｉ　Ｋなり摩擦＝１安定させる有効な作用を有
することからである。

したがって、本発明の乾式焼結摩擦材料は、嶋摩線係数
ｔ−１ｒする材料であって、熱フェード現康、水フェー
ド現象に対する抵抗性が高く、他方相手材に対する攻撃
性が改善されているものである。

次に１本発明乾式焼結摩擦材料における一実施例につい
て説明する。

試料としては、本発明の乾式焼結摩擦材料およるものが
１〜Ｇで、それぞれ次表に示すような成分組成（単位重
量囁）を有する。

表 次に上記ム〜ＧＫついて、定速弐Ｓ＊試験機で、性能比
較した。これは、２つの試験片を、ＰＣ！−２０からな
る相手板に押付けたものであり、そのときの条件は、摺
速が２０ｍ／ｓｅａ、、面圧が５％である。

この結果、本発明のＡ−Ｄは、いずれも高岸擦係ａｔ４
！−するとともに、相手板を攻撃することがなく、また
耐熱フェード性においても優れるものであった。

これに対し、促米ｖＩｌのＸは、相手板を攻撃しないが
、耐熱フェード性でや＼劣る結果を示し、ｙは、耐熱フ
ェード性で良好であるが、相手板を大きく攻撃するもの
でめった。さらに、Ｇは、耐熱フェード性で皺４１６も
のでるるか、相手板を非電に攻撃した。

なお、本発明り乾式焼結摩擦材料では、Ｍｎの添加効果
が融着であり、Ｍｔｌ）添ｎｌ１ｌ量について、別途に
％楓の試験音したが、その結果１５−以ドが好適範囲で
あることも判明した。゛特に１５−を超えるものは、焼
結時に浸出しが起り、焼結の作業性を悪くすることから
排除した。

また、会！４＃ＩＩ化物５ｃ関して、別途試験したが、
モース硬度で４以上のものが好適し、ムライト等の金属
噴化物についても適用できることが判明した。

本発明は、以上説明したように、銅系の乾式焼結摩擦材
料について、マンガン全添加した籍定の成分組成にする
ことによって、以下に示す効果が得られるものでめる。

ｉｌｌ　　高摩ｌｌ係数金有する乾式焼結摩擦材料が提
供されること。本発明では約０．４〜０．６の高摩操係
数が祷られ、耐熱フェード性も優れるものである。

これは、特に高迩摺励化でも安定した＊＊面が得られる
ことｔ−重体し、自動車には、％に好適なものといえる
。

（２）　　相手板に対する攻撃性が改善された乾式焼結
＊＊材料が提供されること。一般的には、摩擦係数が高
ければ、摩耗量が多くなり、これに伴って相手板に対す
る攻撃性も増加ｒる。しかし、本発明では、摩擦係数が
高い反面、その厚耗蓋率も抑えられているものである。

したがって、攻撃性に対する改善からいわ、ｐるＱきの
減少にもつながるものである。

（３）水フェード現象に対しても改善された乾式焼結摩
擦材料が提供されること。本発明では、銅糸のマトリッ
クスをベースにしていることおよびマンガンを添加した
ことにより、水フェード現象に対しても抵抗性があり、
特に露出形の二輪自動車には好適する。この場合相手板
としてステンレスｗ４を使用すれば、錆の問題も同時に
所犬される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １１）　　銅系の焼結合金からなる乾式焼結摩擦材料に
   おいて、 前記焼結合金は、重量比で、銅６０〜８０−１錫３〜１
   ０−１亜＠１５襲以下、硬質粒子からなる金属酸化物を
   ３〜２０嘩、黒鉛３〜１０−１二硫化モリブデン１〜５
   ｓおよびマンガン１５饅以下管含むことを特徴とする乾
   式焼結＊＊材料。 （，２３前記金属酸化ｑＩＩＪは、モース硬度て４以上
   の硬質粒子からなっていることｔ％黴とする特許請求の
   ＠ＩＩ＠１項記−の転記−結摩擦材料。