JPS58144183A - 車両用合成皮革 - Google Patents
車両用合成皮革Info
- Publication number
- JPS58144183A JPS58144183A JP2343182A JP2343182A JPS58144183A JP S58144183 A JPS58144183 A JP S58144183A JP 2343182 A JP2343182 A JP 2343182A JP 2343182 A JP2343182 A JP 2343182A JP S58144183 A JPS58144183 A JP S58144183A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyurethane
- polycarbonate
- synthetic leather
- layer
- based polyurethane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリウレタン系合成樹脂からなる車両用合成
皮革であって一1耐光性、耐加水分解性に優れ、かつ長
時間100〜120 ℃の経時的な耐熱性を有する車両
用合成皮革を提供することを目的とするものである。
皮革であって一1耐光性、耐加水分解性に優れ、かつ長
時間100〜120 ℃の経時的な耐熱性を有する車両
用合成皮革を提供することを目的とするものである。
従来よく知られている一般のポリエステル系ポリウレタ
ン合成皮革は、その風合、外観が天然皮革に酷似してい
るため、主として鞄2袋物。
ン合成皮革は、その風合、外観が天然皮革に酷似してい
るため、主として鞄2袋物。
履物、衣料等の比較的流行サイクルの短いファツション
性素材として多用されているが、耐用期間の長い家具、
車両用内装材としては、2〜3年で脆化する宿命的な加
水分解性の欠点のために本格的には採用されず、各方面
からこれが改良を強く望まれていたことは周知の曲りで
ある。
性素材として多用されているが、耐用期間の長い家具、
車両用内装材としては、2〜3年で脆化する宿命的な加
水分解性の欠点のために本格的には採用されず、各方面
からこれが改良を強く望まれていたことは周知の曲りで
ある。
これがため最近では、(1)ポリエーテル系ポリウレタ
ンを用いて耐加水分解性の改良を試み、または、(2)
ポリカーボネート系ポリウレタンを用いて耐光性および
耐加水分解性を改良したポリウレタン合成皮革が提案さ
れているが、(1)のポリエーテル系ポリウレタンは耐
光性、耐熱性が劣り、(2)のポリカーボネート系ポリ
ウレタンは耐熱性が不充分であるため、これらを用いた
ポリウレタン合成皮革は、たとえ、加水分解性が改良さ
れても室内温度に耐え得る一般家具用程度の経時的耐熱
性しか得られず、100〜120℃の長時間経時的耐熱
性を必要とする車両用合成皮革としては未だ不充分なも
のであった。
ンを用いて耐加水分解性の改良を試み、または、(2)
ポリカーボネート系ポリウレタンを用いて耐光性および
耐加水分解性を改良したポリウレタン合成皮革が提案さ
れているが、(1)のポリエーテル系ポリウレタンは耐
光性、耐熱性が劣り、(2)のポリカーボネート系ポリ
ウレタンは耐熱性が不充分であるため、これらを用いた
ポリウレタン合成皮革は、たとえ、加水分解性が改良さ
れても室内温度に耐え得る一般家具用程度の経時的耐熱
性しか得られず、100〜120℃の長時間経時的耐熱
性を必要とする車両用合成皮革としては未だ不充分なも
のであった。
合成皮革は本来風合(柔軟性)1表面摩擦強度、耐屈曲
性等が天然皮革に酷似していることが最も望ましいもの
であるが、さらに上述のごとき風合等に加えて耐光性、
耐加水分解性およ、1゜ び長時間の耐熱性を合成皮革に付与するためには、定性
的に基材上に形成されるイリウレタン層は、耐光性に関
しては表面層が最も大であるよびその反対面である表面
層の両者に要求され、さらにまた耐熱性に関しては基材
および表面のほかポリウレタン層の中間部においても要
求され、かかる前記の各物性を満足せしめるためには、
一種類のポリウレタン層では側底達成できず、2以上の
複数種の積層体とすることが最も望ましいことが確認さ
れた。
性等が天然皮革に酷似していることが最も望ましいもの
であるが、さらに上述のごとき風合等に加えて耐光性、
耐加水分解性およ、1゜ び長時間の耐熱性を合成皮革に付与するためには、定性
的に基材上に形成されるイリウレタン層は、耐光性に関
しては表面層が最も大であるよびその反対面である表面
層の両者に要求され、さらにまた耐熱性に関しては基材
および表面のほかポリウレタン層の中間部においても要
求され、かかる前記の各物性を満足せしめるためには、
一種類のポリウレタン層では側底達成できず、2以上の
複数種の積層体とすることが最も望ましいことが確認さ
れた。
前記ポリウレタン層はポリウレタンの素材としての各種
のポリオールがあるほか、該ポリオールと反応するイソ
シアネート化合物(以下インシアネートと略す)も各種
のものが知られており、ポリウレタンの特性は前記各素
材によって第1表に示すように異っていることが認めら
れる。
のポリオールがあるほか、該ポリオールと反応するイソ
シアネート化合物(以下インシアネートと略す)も各種
のものが知られており、ポリウレタンの特性は前記各素
材によって第1表に示すように異っていることが認めら
れる。
第 1 表
また、前記第1表の結果、基材上に各種ポリウレタン層
を積層形成した場合の各種物性を示せば、第2表の通り
である。
を積層形成した場合の各種物性を示せば、第2表の通り
である。
第2表の結果、ポリカーボネート系ポIJ ウL/タン
接着剤層、ポリエステル系ポリウレタン中皮層およびポ
リカーボネート系ポリウレタンの3層構造のもの(應6
)が各物性において格段に優れており、特に中皮層を積
層していないものに対して優位性を示しているのが認め
られる。
接着剤層、ポリエステル系ポリウレタン中皮層およびポ
リカーボネート系ポリウレタンの3層構造のもの(應6
)が各物性において格段に優れており、特に中皮層を積
層していないものに対して優位性を示しているのが認め
られる。
本発明は上述の知見の結果達成されたものであって、繊
維基材上に100%モジュラス10〜5 Ovcr!
、厚み30〜150μのポリカーボネート系ポリウレタ
ン接着剤層、100%モジュラスI+O〜100 kq
/era 、厚み10〜50μの+OH2→数4以上の
グリツールジカルボン酸からなるポリエステル系ポリウ
レタン中皮層、1°OO%モジュラス80〜200 b
y/E、I 、厚み10〜50μのポリカーボネート系
ポリウレタンの表皮層が順次積層形成されていることを
特徴とする車両用合成皮革である。
維基材上に100%モジュラス10〜5 Ovcr!
、厚み30〜150μのポリカーボネート系ポリウレタ
ン接着剤層、100%モジュラスI+O〜100 kq
/era 、厚み10〜50μの+OH2→数4以上の
グリツールジカルボン酸からなるポリエステル系ポリウ
レタン中皮層、1°OO%モジュラス80〜200 b
y/E、I 、厚み10〜50μのポリカーボネート系
ポリウレタンの表皮層が順次積層形成されていることを
特徴とする車両用合成皮革である。
さらに本発明の詳細な説明すれば、本発明で使用する繊
維質基材は、綿、羊毛、絹、麻等の天然繊維もしくはレ
ーヨン、ビスコーススフ。
維質基材は、綿、羊毛、絹、麻等の天然繊維もしくはレ
ーヨン、ビスコーススフ。
アセテート等の再生繊維またはポリエステル。
ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニル、ポリアミノ酸
、ポリ塩化ビニリデン等の合成繊維等の単独または各種
混紡繊維あるいはガラス繊維。
、ポリ塩化ビニリデン等の合成繊維等の単独または各種
混紡繊維あるいはガラス繊維。
石綿繊維等の無機質繊維からなる編織布、不織布等であ
る。
る。
本発明は前記繊維質基材上にポリカーボネート系ポリウ
レタン接着剤層、ポリエステル系ポリウレタン中皮層お
よびポリカーボネート系ポリウレタン表皮層を順次積層
形成したものである。
レタン接着剤層、ポリエステル系ポリウレタン中皮層お
よびポリカーボネート系ポリウレタン表皮層を順次積層
形成したものである。
ここに本発明で使用するポリカーボネート系ポリウレタ
ンとは、ポリカーボネート系ポリオ11 一部とイソシアネートおよび鎖伸長剤との重合物であっ
て、前記ポリカーボネート系ポリオールとは次の一般式 %式% (ただし、R−4CH2+pであり・p≧2である。
ンとは、ポリカーボネート系ポリオ11 一部とイソシアネートおよび鎖伸長剤との重合物であっ
て、前記ポリカーボネート系ポリオールとは次の一般式 %式% (ただし、R−4CH2+pであり・p≧2である。
またn−5〜200)
で示されるポリアルキレンポリカーボネート系ポリオー
ルであり、具体的には1,6−ヘキサンポリカーボネー
トポリオールが好ましし1゜また、前記ポリアルキレン
ポリカーボネート系ポリオールの一部をポリオキシアル
キレン変性ポリカーボネートで置換した混答物なども使
用できる・0 また、イソシアネートは、無黄変型として脂肪族もしく
は脂環族のジイソシアネート、例えばテFラメチレンジ
イソシアネート;1,6−ヘキサンシイ、フシアネート
;2t21キートリメチル−1,6−ヘキサンジイソシ
アネート;1−メチルシクロヘキサン−2,キーゾイソ
シアネー);3,3’−ジメチルーキ、l+′−ジイソ
シアネートジシクロヘキシルメタンi4,4’−ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート等が使用できる。
ルであり、具体的には1,6−ヘキサンポリカーボネー
トポリオールが好ましし1゜また、前記ポリアルキレン
ポリカーボネート系ポリオールの一部をポリオキシアル
キレン変性ポリカーボネートで置換した混答物なども使
用できる・0 また、イソシアネートは、無黄変型として脂肪族もしく
は脂環族のジイソシアネート、例えばテFラメチレンジ
イソシアネート;1,6−ヘキサンシイ、フシアネート
;2t21キートリメチル−1,6−ヘキサンジイソシ
アネート;1−メチルシクロヘキサン−2,キーゾイソ
シアネー);3,3’−ジメチルーキ、l+′−ジイソ
シアネートジシクロヘキシルメタンi4,4’−ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート等が使用できる。
さらに、本発明における黄変型としては芳香族のジイソ
シアネート、例えばトリレンジイソシアネート;ジフェ
ニルメタンジイソシアネート;キシリレンジイソシアネ
ート等が使用できる。
シアネート、例えばトリレンジイソシアネート;ジフェ
ニルメタンジイソシアネート;キシリレンジイソシアネ
ート等が使用できる。
また、鎖伸長剤としては第1級または第2級の脂肪族ジ
アミンあるいは低分子グリフールであって、ピペラジン
;ヘキサメチレンシアミン;エチレンシアミン;プロピ
レン−1,2−シアミン;N−メチル−ビス−(3−ア
ミノプロピル)アミン;t、I+−シアミノシクロヘキ
サン;1−アミノ−3−アミノメチル−3,5,5−ト
リメチル−シクロヘキサン;1.LL−プタンゾオール
;エチレングリフール;1,6−ヘキサンジオール;ネ
オペンチルグリコール;P−キシレングリコール等が使
用できる。
アミンあるいは低分子グリフールであって、ピペラジン
;ヘキサメチレンシアミン;エチレンシアミン;プロピ
レン−1,2−シアミン;N−メチル−ビス−(3−ア
ミノプロピル)アミン;t、I+−シアミノシクロヘキ
サン;1−アミノ−3−アミノメチル−3,5,5−ト
リメチル−シクロヘキサン;1.LL−プタンゾオール
;エチレングリフール;1,6−ヘキサンジオール;ネ
オペンチルグリコール;P−キシレングリコール等が使
用できる。
また、本発明で使用するポリエステル系ポリウレタンは
、ポリエステル系ポリオールとイソシアネートおよび鎖
伸長剤との重合物であって、前記ポリエステル系ポリオ
ールは、千〇H2+数ヰ以上のグリコールジカルボン酸
からなるポリエステル系ポリウレタンであって、ジカル
ボン酸としてはアジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、
こはく酸、アゼライン酸等が使用でき、他方グリコール
としてはエチレングリコール;1、I+−ブタンジオー
ル;1,6−ヘキサンジオール;ジエチレングリコール
;ネオペンチルグリコール等が使用できる。なお、該ポ
リエステル系ポリウレタンモ1更用するジイソシアネー
トおよび鎖伸長剤は前述ポリカーボネート系ポリウレタ
ンで使用したものと同一のものが使用できる。
、ポリエステル系ポリオールとイソシアネートおよび鎖
伸長剤との重合物であって、前記ポリエステル系ポリオ
ールは、千〇H2+数ヰ以上のグリコールジカルボン酸
からなるポリエステル系ポリウレタンであって、ジカル
ボン酸としてはアジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、
こはく酸、アゼライン酸等が使用でき、他方グリコール
としてはエチレングリコール;1、I+−ブタンジオー
ル;1,6−ヘキサンジオール;ジエチレングリコール
;ネオペンチルグリコール等が使用できる。なお、該ポ
リエステル系ポリウレタンモ1更用するジイソシアネー
トおよび鎖伸長剤は前述ポリカーボネート系ポリウレタ
ンで使用したものと同一のものが使用できる。
本発明に係る車両用合成皮革は前述繊維質基材上に、1
00%モジュラス10〜50に9ArIのポリカーボネ
ート系ポリウレタンを厚み30〜150μで積層してポ
リカーボネート系ポリウレタン接着剤層を形成する。こ
の場合、使用するポリカーボネート系ポリウレタンはポ
リカーボネート系ポリウレタンのほか、ポリカーボネー
ト系ポリウレタンとポリエーテル系ポリウレタン、例え
ばポリテトラメチレンエーテルグリフールまたはポリオ
キシプロピレングリコール等との共重合体のいずれであ
ってもよい。
00%モジュラス10〜50に9ArIのポリカーボネ
ート系ポリウレタンを厚み30〜150μで積層してポ
リカーボネート系ポリウレタン接着剤層を形成する。こ
の場合、使用するポリカーボネート系ポリウレタンはポ
リカーボネート系ポリウレタンのほか、ポリカーボネー
ト系ポリウレタンとポリエーテル系ポリウレタン、例え
ばポリテトラメチレンエーテルグリフールまたはポリオ
キシプロピレングリコール等との共重合体のいずれであ
ってもよい。
さらに、前記接着剤層の表面に+OH2+数4以上のグ
リコールジカルボン酸からなるポリエステル系ポリウレ
タンの中皮層として、100%00%モジュラス140
〜0 kq/cr!を有するものを厚み10〜50μで
□積層形成し、さらに前記中皮層表面にポリカーざネー
ト系ポリウレタン表皮層として、100%00%モジュ
ラス80〜200ky/crのを10〜50μで積層形
成し、前記繊維質基材を含め4層のものとして積層形成
されているものである。なお、前記表皮層に使用される
ポリカーボネート系ポリウレタンは、ポリカーボネート
系ポリオールと反応するイソシアネートとして黄変型ま
たは無黄変型ジイソシアネートのいずれをも使用できる
が、゛表皮層に要求される変色性を考慮すれば無黄変型
ジイソシアネートを使用することが好ましく、これに適
宜色調と兼ねて遮光性を付与するには、酸化チタン、カ
ーボンブラック、フラバンスイエロー、アンスラキイン
、銅フタロシアニンゾル−等の顔料の1または2以上を
ポリカーボネート系ポリウレタンに対し、5〜50重量
%添加することができる。
リコールジカルボン酸からなるポリエステル系ポリウレ
タンの中皮層として、100%00%モジュラス140
〜0 kq/cr!を有するものを厚み10〜50μで
□積層形成し、さらに前記中皮層表面にポリカーざネー
ト系ポリウレタン表皮層として、100%00%モジュ
ラス80〜200ky/crのを10〜50μで積層形
成し、前記繊維質基材を含め4層のものとして積層形成
されているものである。なお、前記表皮層に使用される
ポリカーボネート系ポリウレタンは、ポリカーボネート
系ポリオールと反応するイソシアネートとして黄変型ま
たは無黄変型ジイソシアネートのいずれをも使用できる
が、゛表皮層に要求される変色性を考慮すれば無黄変型
ジイソシアネートを使用することが好ましく、これに適
宜色調と兼ねて遮光性を付与するには、酸化チタン、カ
ーボンブラック、フラバンスイエロー、アンスラキイン
、銅フタロシアニンゾル−等の顔料の1または2以上を
ポリカーボネート系ポリウレタンに対し、5〜50重量
%添加することができる。
また、これら顔料のほか必要に応じて紫外線吸収剤、紫
外線遮蔽剤、架橋剤その他の充填剤を配合することもで
き、ま・た前記顔料、充填剤等は必要によっては前記中
皮層、接着剤層中に適宜配合することができる。
外線遮蔽剤、架橋剤その他の充填剤を配合することもで
き、ま・た前記顔料、充填剤等は必要によっては前記中
皮層、接着剤層中に適宜配合することができる。
すなわち、本発明は、接着剤層、中皮層および表皮層を
形成するポリカーボネート系ポリウレタン、ポリエステ
ル系ポリウレタンおよびポリカーボネート系ポリウレタ
ンの100%00%モジュラスぞれ10〜50vcr1
140〜100ky/crlおよびF! O〜200
ky/crdとすることによって順次前記ポリウレタン
層を粗から密に形成して天然皮革に類似した構造にする
と共に、ポリエステル系ポリウレタンの優れた耐熱性に
着目し、該ポリエステル系ポリウレタンの有する加水分
解性を、耐加水分解性に優れたポリカーボネート系ポリ
ウレタンたる接着剤層および表皮層で両面を被覆するこ
とによって改善され、ポリカーボネート系ポリウレタン
とポリエステル系ポリウレタンとの相乗効果により天然
皮革に酷似した風合、皺曲性を保持し、しかも耐熱性。
形成するポリカーボネート系ポリウレタン、ポリエステ
ル系ポリウレタンおよびポリカーボネート系ポリウレタ
ンの100%00%モジュラスぞれ10〜50vcr1
140〜100ky/crlおよびF! O〜200
ky/crdとすることによって順次前記ポリウレタン
層を粗から密に形成して天然皮革に類似した構造にする
と共に、ポリエステル系ポリウレタンの優れた耐熱性に
着目し、該ポリエステル系ポリウレタンの有する加水分
解性を、耐加水分解性に優れたポリカーボネート系ポリ
ウレタンたる接着剤層および表皮層で両面を被覆するこ
とによって改善され、ポリカーボネート系ポリウレタン
とポリエステル系ポリウレタンとの相乗効果により天然
皮革に酷似した風合、皺曲性を保持し、しかも耐熱性。
耐加水分解性さらには耐光性に優れた合成皮革たらしめ
ることができる。特に本発明は長時間100〜120℃
の高温度に対する耐熱性を有しており、従って長期耐久
性を必要とする車両用合成皮革として特に優れている。
ることができる。特に本発明は長時間100〜120℃
の高温度に対する耐熱性を有しており、従って長期耐久
性を必要とする車両用合成皮革として特に優れている。
実施例1
絞付き離型紙上に、100%モジュラス120 ki/
crdの1,6−ヘキサンカーボネート系ポリウレタン
樹脂溶液100重量部(酸化チタン15重量部含有)を
ドクターナイフコータシにより乾燥厚みが30μになる
ように塗布し、さらに100℃で加熱乾燥させポリカー
ボネート系ポリウレタン皮膜層を形成し、これを表皮層
とする。
crdの1,6−ヘキサンカーボネート系ポリウレタン
樹脂溶液100重量部(酸化チタン15重量部含有)を
ドクターナイフコータシにより乾燥厚みが30μになる
ように塗布し、さらに100℃で加熱乾燥させポリカー
ボネート系ポリウレタン皮膜層を形成し、これを表皮層
とする。
つぎに前記表皮層表面に100%モジュラス80 ky
/ctのポリエステル系(アゾビン酸系)ポリウレタン
溶液を、前記同様ドクターナイを形成し、これを中皮層
とする。
/ctのポリエステル系(アゾビン酸系)ポリウレタン
溶液を、前記同様ドクターナイを形成し、これを中皮層
とする。
さらに、該中皮層表面に100%モジュラス201cy
/r、Iの1.6−ヘキサンカーボネート−テトラメチ
レンエーテル共重合体ポリウレタン接着剤を目付量20
0り/ばで塗布し、この表面に基材として綿起毛布の起
毛面を貼合せ、120℃で10分間加熱し、接着剤の硬
化後離型紙を剥離し合成皮革を得た。
/r、Iの1.6−ヘキサンカーボネート−テトラメチ
レンエーテル共重合体ポリウレタン接着剤を目付量20
0り/ばで塗布し、この表面に基材として綿起毛布の起
毛面を貼合せ、120℃で10分間加熱し、接着剤の硬
化後離型紙を剥離し合成皮革を得た。
比較例1゜
表皮層および中皮層にポリエーテル系(テトラメチレン
エーテル果)ポリウレタンを用いるほかは、実施例1と
同様に処理して合成皮革とする。
エーテル果)ポリウレタンを用いるほかは、実施例1と
同様に処理して合成皮革とする。
比較例2゜
接N剤層にポリエーテル系(テトラメチレンエーテル)
ポリウレタンを用いるほかは実施例1と同様に処理して
合成皮革とする。
ポリウレタンを用いるほかは実施例1と同様に処理して
合成皮革とする。
前述実施例1.比較例1および比較例2で得られた合成
皮革について下記の条件で耐光性。
皮革について下記の条件で耐光性。
耐熱性および耐加水分解性を試験した結果を第3表に示
す。
す。
(1) 耐光性の測定方法
合成皮革の試料片をブラックパネル温度133℃のフェ
ードメーターに1400時間放置し、その後試料片をテ
ーパ一式摩耗試験機にて荷重1119.摩耗回収200
0回にて表面状態を観察した。
ードメーターに1400時間放置し、その後試料片をテ
ーパ一式摩耗試験機にて荷重1119.摩耗回収200
0回にて表面状態を観察した。
(2) 耐熱性の測定方法
合成皮革の試料片を120℃のギヤ一式老化試験機に4
00時間放置し、その後試料片をテーパ一式摩耗試験機
にて荷重1に9.摩耗回数2000回にて表面状態を観
察した。
00時間放置し、その後試料片をテーパ一式摩耗試験機
にて荷重1に9.摩耗回数2000回にて表面状態を観
察した。
(3) 耐加水分解性の測定方法
合成皮革の試料片を相対湿度95%、温度70℃の条件
下にヰ週間放置2シ、その後試料片をテーパ一式摩耗試
験機にて荷重1kg、摩耗回数2000回にて表面状態
を観察した。
下にヰ週間放置2シ、その後試料片をテーパ一式摩耗試
験機にて荷重1kg、摩耗回数2000回にて表面状態
を観察した。
第 3 表
第3表から明らかなように、本発明の合成皮革は、比較
例1および比較例2の製品に比し、耐光性、耐加水分解
性は何ら遜色がないばかりか、120℃に対する耐熱性
は比較例1および26懺品からは到底得られないすぐれ
た長時間の耐熱性を有することが認められる。
例1および比較例2の製品に比し、耐光性、耐加水分解
性は何ら遜色がないばかりか、120℃に対する耐熱性
は比較例1および26懺品からは到底得られないすぐれ
た長時間の耐熱性を有することが認められる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 +、S維基材上に100%00%モジュラス10〜 k
y/cr/l 、、−厚み30〜150μのポリカーボ
ネート系ポリウレタン接着剤層、100%モジュラス4
0〜100kV′Cr!、厚みlO〜50μの+CH2
+数4以上のグリフールジカルボン酸からなるポリエス
テル系ポリウレタン中皮層、100%モジュラスB O
〜200 vcrl 。 厚み10〜50μのポリカーボネート系ポリウレタン表
皮層が順次積層形成されていることを特徴とする車両用
合成皮革。 2、 ポリカーボネート系ポリウレタンの表皮層中に遮
光性を有する着色顔料、充填剤を含有していることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用合成皮革。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2343182A JPS58144183A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 車両用合成皮革 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2343182A JPS58144183A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 車両用合成皮革 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58144183A true JPS58144183A (ja) | 1983-08-27 |
JPH0314948B2 JPH0314948B2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=12110310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2343182A Granted JPS58144183A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 車両用合成皮革 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58144183A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04176646A (ja) * | 1990-11-13 | 1992-06-24 | Maruyama Kogyo Kk | 無黄変ポリウレタン樹脂シート |
JP2011000721A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Kb Seiren Ltd | 伸縮性シート |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110144738B (zh) * | 2019-05-13 | 2022-03-15 | 浙江禾欣新材料有限公司 | 耐折耐磨及耐老化性能优越的汽车座椅革的制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5782584A (en) * | 1980-11-05 | 1982-05-24 | Kohkoku Chem Ind | Synthetic leather with excellent durability, heat resistance and high frequency fusion property |
-
1982
- 1982-02-16 JP JP2343182A patent/JPS58144183A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5782584A (en) * | 1980-11-05 | 1982-05-24 | Kohkoku Chem Ind | Synthetic leather with excellent durability, heat resistance and high frequency fusion property |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04176646A (ja) * | 1990-11-13 | 1992-06-24 | Maruyama Kogyo Kk | 無黄変ポリウレタン樹脂シート |
JP2011000721A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Kb Seiren Ltd | 伸縮性シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314948B2 (ja) | 1991-02-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS58144183A (ja) | 車両用合成皮革 | |
US4900608A (en) | Flexible epoxy-coated fabric | |
JPH05163684A (ja) | 皮革様シート状物の製造方法 | |
JP4012332B2 (ja) | 耐摩耗性の良好な皮革様シート | |
JPH0493316A (ja) | ポリウレタンおよびそれを用いた皮革様複合シート状物 | |
KR101969324B1 (ko) | 천연피혁의 은면층과 유두층을 구현한 친환경 갑피형 인공피혁의 제조방법. | |
JPH0784711B2 (ja) | 難燃性合成皮革 | |
JP2687131B2 (ja) | 難燃性合成皮革とその製造方法 | |
JPH02264081A (ja) | 難燃性合成皮革 | |
JPS6364553B2 (ja) | ||
JPS58144184A (ja) | 難燃性車両用合成皮革 | |
JPS59100778A (ja) | 高耐久性を有する皮革様シ−ト物 | |
Krishnan | New applications for breathable hydrophilic and non-hydrophilic coatings | |
JPH086265B2 (ja) | 天然皮革様の皺入り可能な合成皮革とその製造方法 | |
JPS58144185A (ja) | 柔軟性車両用合成皮革 | |
JPH0345144B2 (ja) | ||
JPH0233384A (ja) | 風合いに優れた合成皮革 | |
JPH0124916B2 (ja) | ||
KR100270167B1 (ko) | 시트용 합성피혁의 제조방법 | |
JPS6312769A (ja) | 難燃性合成皮革とその製造方法 | |
JP3142097B2 (ja) | 酸性染料により染色可能な銀面を有した皮革様シート状物 | |
JPH04308280A (ja) | 皮革様シート状物およびその製造方法 | |
JPH04108182A (ja) | 防炎性遮光カーテンおよびその製造方法 | |
JPH0115629B2 (ja) | ||
JPH01216828A (ja) | 布地模様を現出した積層シート |