JPS5814406A

JPS5814406A - 集魚灯

Info

Publication number: JPS5814406A
Application number: JP56112511A
Authority: JP
Inventors: 敬森
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1981-07-18
Filing date: 1981-07-18
Publication date: 1983-01-27
Also published as: SG55987G; AU8610182A; US4556930A; MY8700700A; AU535992B2; HK86687A; NZ201244A; EP0070688A1; EP0070688B1; DE3273342D1; KR830008473A; JPS6131924B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、海中に光を放射して海中の魚を所定の区域に
集め、或いは、集めて捕獲するための集魚灯の改良に係
り、特に、光源からの光を効率よくかつ安全に海中に放
射し得るようにした集魚灯に関する。

海上又は海中より海中に光を放射して該光の放射源近辺
に魚を集め、又は、集めて捕獲しようとする技術は既に
周知であるが、海水中に電球を直接投入する方法は、電
球の破損、リード線の切断、　　］漏電等の問題があり
、又、船上から腕木を出し、該腕木の先端に電球を取り
付けて海面を照らす方法は、海水中への光の導入効率が
悪いという欠点があった。

本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に、少数の光源からの光を効果的に多方面に誘導して
、かつ、安全に海上又は海中から放射し得るようにした
ものである。

第１図は、本発明による集魚灯の一実施例を説明するた
めの要部平（側）断面図、第２図は、側（平）断面図で
、図中、１は光源ランプ、２は光源ランプ１からの光を
平行光線に変換して反射するための反射鏡（例えば放物
面鏡）、３は反射鏡２からの平行光線を集束するだめの
レンズ系、４は該レンズ系３によって集束した光を導入
して伝送するための光伝達媒体例えば光導体ケーブル、
光導体ロンド、又は、光導体チューブで、該光伝達媒体
の端部には光漏浅部が形成され、或いは、光ラジェータ
が取シ付けられ、光伝達媒体４を通して伝送されてきた
光は該光漏浅部或いは光ラジェータを通して放射される
。

第３図は、光伝達媒体として光導体ケーブルを用いた場
合の該光導体ケーブル４に設けられた光漏浅部を示す図
で、第３図（ａ）は、光導体ケーブル４の端部を切断し
、該切断箇所４ａから光を漏洩させるようにした例、第
３図（ｂ）は、光導体ケーブル４のクラッド層４′　を
切除し、該切除箇所４ｂからも光を漏洩させるようにし
た例、第３図（ｃ）は、光導体ケーブルの端部４ａ又は
クラッド層切除箇所４ｂに光散乱部材４″を設けた例を
示す。

また、第４図は、光伝達媒体４の端部に光２ジエータ５
を接続した例を示すが、該光ラジェータ５は、例えば、
内部に複数枚の半透明板５ａを有し、前述のようにして
光導体ケーブル４内を伝送されてきた光は、該ラジェー
タ５内において、その一部がこれら半透明板５ａを通過
し、一部がこれらによって反射され、最終的に、全ての
光が該光ラジエ〜りの側壁を通して外部へ放射されるよ
うに構成されている（なお、この光ラジェータに関し、
もし、必要ならば、特願昭５６−６６９４１号を参照さ
れたい）。

第５図は、光ラジェータ５の他の例を示す図で、該光ラ
ジェータは、受光端面側が反射鏡面に形成された反射板
５ｂを有し、該反射板５ｂは、例えば、ピンＰに回動自
在に固着されるとともに、ばね５ｃによって矢印Ａ方向
へ回動するように付勢されておシ、調整紐６によってそ
の角度θが調整できるようになっている。従って、紐６
を引締めて反射板５ｂを図示位置、（θ＝＝４５°）に
すると、光伝達媒体４から放出された光は該反射板５ｂ
によって図示のように略垂直下方向に反射されて海中に
放射され、一方、紐６を緩めて反射板５ｂを図示点線位
置にすると、光伝達媒体４から放出された光は該反射板
５ｂによって反射されることなく直進し、光は水平方向
に放射される。また、この調整紐６の引締め具合を調節
することによって、反射板５ｂを図示実線位置から点線
位置の間で任意に調整することができ、従って、この光
ラジェータによると、光伝達媒体４より放出された光を
該反射板５ｂによって垂直下方向から水平方向の間の任
意の方向に放射するようにすることができる０本発明は、上述のようにして構成された光漏洩部或いは
光ラジェータから光を放射するようにしたもので、この
ようにすると、光源部は船上に、また、光漏洩部又は光
ラジェータは海上又は海中にあり、これらの間は光伝達
媒体によって光学的に連結されているので、海上又は海
中に電球を配設する必要も、また、電線を配設する必要
もなく、従って、漏電の心配はない。なお、海上又は海
中より光を放射して該光の放射源近傍に魚を導く場合、
該光の放射を点滅させたシ、或いは、°海上又は海中に
多数の光放射源を配設し、□例えば、遠い位置に配設さ
れた光放射源から近い位置に配設された光放射源の順に
順次点灯して魚を近い位置に誘導することが行われてい
るが、本発明による集魚灯をそのように使用したい場合
には、レンズ系３を多数個のレンズで構成するとともに
、レンズ系３の前に遮光板７を配設し、該遮光板７を周
期的に挿入、離脱して各光伝達媒体に導入される光を周
期的に点滅させたシ、或いは、該遮光板７を所定の時間
間隔を持って順次深く挿入するようにし、最初、遠くの
位置に光漏洩部又は光ラジェータが配設されている光伝
達媒体に導入される光を遮断し、その後、順次遠い位置
に光漏洩部又は光ラジェータが配設されている光伝達媒
体の順に該光伝達媒体に導入される光を遮断するように
すると、遠い位置の魚を次第に近くに誘導して集め、或
いは、集めて捕獲することができる。なお、その際１、
遮光板７の受光端面側７ａを反射鏡面にするるとともに
、該遮光板７を図示のように平行光線の進行方向に対し
て所定の角度θ。をもって挿入できるようにしておくと
、反射鏡面７ａによって反射された光は光源ランプ１側
に戻シ、反射鏡２で再度反射されるが、この再度反射さ
れた光は、今度は、遮光板７には当らず、該遮光板７の
下側の部分を通してレンズ系３に到達するので、光源ラ
ンプ１からの光を効果的に利用することができ、特に、
前述のようにして順次放射光を消していく場合、放射さ
れている位置の光を強くしていくことができるので、よ
り効果的に魚を誘導することができる。

第６図乃至第８図は、本発明による集魚灯を船上に設置
した場合の例を示す図で、図中、１ｏは船、１１は光伝
達媒体、■２は光放射部を示し、第６図に示した実施例
は、光放射部１２を海中に設けるとともに、該光放射部
より水平方向に光を放射するようにしたもので、このよ
うにすると、遠方にいる魚を船１０の近傍に集めること
ができる。また、第７図の実施例は、光放射部１１を船
１０に近い位置から遠い位置まで配設し、前述のように
して遮光板７を移動させて遠い位置の光放射部から近い
位置の光放射部の順に光放射を順次遮断して遠い位置に
いる魚を順次誘導して船１０の近くに集め、或いは、集
めて捕獲するようにしたものである。また、第８図の実
施例は、船１０のまわシに多数個の光放射部１２を設け
ておき、前述のようにして遮光板７を移動させて光放射
部からの光の放射を例えば第８図に矢印Ｂ方向に順次消
していくようにすると、船１０のまわシにいる魚を矢印
Ｂに沿って誘導して１点に集めて捕獲することができる
。なお、第６図乃至第８図には、光源を船上に設けた例
について示したが、光源は必ずしも船上に設ける必要は
なく、陸上或いは海上の固定物上等に設けてもよく、ま
た、第６図乃至第８図には光放射部を海中に設けた例を
示したが、該光放射部は必ずしも海中に設ける必要はな
く海上に設けてもよい。また、光の放射方向も水平方向
に限らず、垂直方向或いは垂直方向と水平方向の間の任
意角度でよく、これらは捕獲しようとする魚の種類、量
等によって任意に選択し得るものである。

以上の説明から明らかなように、本発明によると、少数
、（図示例においては１つ）の光源ランプからの光を効
果的にかつ安全に多方面に誘導して任意所望の位置より
放射することのできる集魚灯を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による集魚灯の一実施例を説明するだ
めの要部子（側）断面図、第２図は側（ト）断面図、第
３図は、光導体ケーブルの光漏浅部の例を示す断面図、
第４図及び第５図は、それぞれ光ラジェータの例を示す
図、第６図乃至第８図は、それぞれ本発明による集魚灯
を船上に設置した場合の例を示す図で、ある。１・・・光源ランプ、２・・・反射鏡、３・・・レンズ
系、４・・・光伝達媒体、５　・光ラジェータ、６・・
・反射板、７・遮光板、１０・・・船、１１・・・光伝
達媒体、１２・・・光放射部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、光源と、該光源からの光を平行光線に変換する
ための反射鏡と、該反射鏡からの平行光線を集束するた
めのレンズ系と、該レンズ系によって集束された光が導
入される光伝達媒体とを有し、該光伝達媒体から放射さ
れる光によって魚を集めるようにしたことを特徴とする
集魚灯。
（２）、前記光伝達媒体から放射される光を海面に対し
て垂直にしたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）
項に記載の集魚灯。
（３）、前記光伝達媒体から放射される光を海面に対し
て垂直から水平の間の任意角度にしたことを特徴とする
特許請求の範囲第（１）項に記載の集魚灯。
（４）、前記光伝達媒体の光放射部を海中に入れたこと
を特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の集魚灯
。
（５）、・前記光放射部から放射され・る光の方向を垂
直方向にしたことを特徴とする特許請求の範囲第（４）
項に記載の集魚灯。
（６）、前記光放射部から放射される光の方向を水平方
向にしたことを特徴とする特許請求の範囲第（４）項に
記載の集魚灯。
（７）、前配光放射部から放射される光の方向を垂直方
向と水平方向の間の任意角度にしたことを特徴とする特
許請求の範囲第（４）項に記載の集魚灯。
（８）、前記光伝達媒体から放射された光を任意所望の
方向に向けるように調節可能にしたことを特徴とする特
許請求の範囲第（１）項に記載の集魚灯。
（９）、前記光伝達媒体の光放射部に光漏浅部を形成し
たことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の
集魚灯。 α０．前記光伝達媒体の光放射部に光ラジェータを設け
たことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項に記載の
集魚灯。Ｑｐ、前記レンズ系に複数個のレンズを設けたことを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第ａ〔項に記載
の集魚灯。 αａ、前記複数個のレンズの各々に光伝達媒体を接続し
たことを特徴とする特許請求の範囲第α◇項に記載の集
魚灯。０３、前記レンズ系の前に移動可能な遮光板を設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第Ｈ項に記載の集魚灯。６４、前記遮光板の受光面側を反射鏡面にするとともに
、該遮光板を光路に対して所定の角度をもって移動可能
にし、前記反射鏡面によって反射された光を前記光源側
へ戻して前記反射鏡によって再度波射して前記遮光板に
よって遮光されない部分を通して前記レンズ系に導くよ
うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第６３項に記
載の集魚灯。Ｑ３−前記遮光板によって遮光されるレンズの順番に応
じて該レンズに接続される光伝達媒体の光放射部が魚の
誘導系路に従って配設されていることを特徴とする特許
請求の範囲第Ｑａ項乃至第ぐ４項のいずれか１に記載の
集魚灯。００、前記光放射部が前記光源から遠いものから順次近
くに配設され、前記遮光板によって前記遠くに配設され
たものから順次消灯されるようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第ＱＯ項に記載の集魚灯。（１′？）、前記光源が船上にある場合、前記光放射部
が該船のまわりに配設され、前記遮光板によって該船の
まわシを回るように順次消灯されるようにしたことを特
徴とする特許請求の範囲第ａつ項に記載の集魚灯。