JPS5814269Y2 - パツキング - Google Patents
パツキングInfo
- Publication number
- JPS5814269Y2 JPS5814269Y2 JP1977126435U JP12643577U JPS5814269Y2 JP S5814269 Y2 JPS5814269 Y2 JP S5814269Y2 JP 1977126435 U JP1977126435 U JP 1977126435U JP 12643577 U JP12643577 U JP 12643577U JP S5814269 Y2 JPS5814269 Y2 JP S5814269Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circumferential surface
- backing
- shaft
- annular groove
- elastic member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、互いに嵌合して軸方向の相対運動をなす2部
材間に介在して、両部材間の隙間に対してシール作用を
なす弾性バッキングに関する。
材間に介在して、両部材間の隙間に対してシール作用を
なす弾性バッキングに関する。
例えば、ケーシングを貫通する軸がケーシングに対し軸
方向に往復動をなす装置においては、貫通孔の内周面に
削設した環状溝内に弾性材料を用いたバッキングを挿入
して、ケーシングと軸の間の隙間に対しシール作用させ
る方法が知られている。
方向に往復動をなす装置においては、貫通孔の内周面に
削設した環状溝内に弾性材料を用いたバッキングを挿入
して、ケーシングと軸の間の隙間に対しシール作用させ
る方法が知られている。
第1図はその→りを示すもので、軸1が貫通するケーシ
ング2の貫通孔3の内周面に削設された環状溝4に、ゴ
ム状弾性材製のOリング5を挿入して、軸が図上に鎖線
をもって示す位置にある際に、軸1周面とケーシング2
内局面との間の隙間に対しシール作用をさせるものであ
る。
ング2の貫通孔3の内周面に削設された環状溝4に、ゴ
ム状弾性材製のOリング5を挿入して、軸が図上に鎖線
をもって示す位置にある際に、軸1周面とケーシング2
内局面との間の隙間に対しシール作用をさせるものであ
る。
前記した構成になるものにおいては、軸1が図上に実線
をもって示す位置と鎖線をもって示す位置の間を往復移
動するのに伴なって、0リング5が・軸1の端部と環状
溝4の稜縁とに挾まれて「かじり」を生じたり、環状溝
4外へ脱落したりする不具合が見られた。
をもって示す位置と鎖線をもって示す位置の間を往復移
動するのに伴なって、0リング5が・軸1の端部と環状
溝4の稜縁とに挾まれて「かじり」を生じたり、環状溝
4外へ脱落したりする不具合が見られた。
軸1の端部にテーパ一部を設けることにより前記の「か
じり」、 「脱落」を減少させることが可能であるが、
シール性を確保するために、01Jング5の内径寸法は
軸1の外径寸法に比して小に製作されており、Oリング
5が軸1の周面によってその移動方向に曳引されるので
、前記した「かじり」、「脱落」現象を完全になくすこ
とは不可能である。
じり」、 「脱落」を減少させることが可能であるが、
シール性を確保するために、01Jング5の内径寸法は
軸1の外径寸法に比して小に製作されており、Oリング
5が軸1の周面によってその移動方向に曳引されるので
、前記した「かじり」、「脱落」現象を完全になくすこ
とは不可能である。
本考案は前記した従来技術の欠陥を解消するために、弾
性バッキングの断面形状を径方向内方が円弧状となる略
半円形状となし、更に矩形断面の合成樹脂材製の梁状部
材を前記断面り字状部材の外周に貼着して、径方向内方
に向う曳引に対し抗力を保有する如くなすものである。
性バッキングの断面形状を径方向内方が円弧状となる略
半円形状となし、更に矩形断面の合成樹脂材製の梁状部
材を前記断面り字状部材の外周に貼着して、径方向内方
に向う曳引に対し抗力を保有する如くなすものである。
以下、第2図及び第3図に基づいて本考案の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
本考案のバッキングはゴム状弾性材製の弾性部材11及
び例えば弗素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂材製の
補強部材15から戒り、弾性部材11は断面形状が内周
面12において略円弧部を、外周面13において直線部
を有する如く構成され、外周面13上の軸方向一端に環
状突起14が付されており、補強部材15は矩形状断面
を示して弾性部材11の外周に焼付等の手段により貼着
されており、環状突起14の外方先端が補強部材15の
外方へ更に突出する如くなされている。
び例えば弗素樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂材製の
補強部材15から戒り、弾性部材11は断面形状が内周
面12において略円弧部を、外周面13において直線部
を有する如く構成され、外周面13上の軸方向一端に環
状突起14が付されており、補強部材15は矩形状断面
を示して弾性部材11の外周に焼付等の手段により貼着
されており、環状突起14の外方先端が補強部材15の
外方へ更に突出する如くなされている。
前述の如く構成されたバッキングが第3図に示す如くハ
ウジング20貫通孔3内周面に削設された環状溝4内に
、環状突起14の外方部が環状溝4の内周面に圧接する
如くなして収められ、内周面12が軸1の局面と摺接し
てシール作用をなす。
ウジング20貫通孔3内周面に削設された環状溝4内に
、環状突起14の外方部が環状溝4の内周面に圧接する
如くなして収められ、内周面12が軸1の局面と摺接し
てシール作用をなす。
本考案のバッキングが前述の様な構成要件を備えている
ことにより、内周面12が貫通孔13内において往復動
をなす軸1の周面と圧接して軸1の移動方向に曳引され
るものに対し、補強部材15がその保有する強度に基づ
く所の真円形状を維持せんとする力による抗力を示し、
弾性部材11をも真円の状態に保つ作用をなすので、弾
性部材11が環状溝4外に脱落するとか、環状溝4の稜
縁部と軸1の端部との間に内周部を挾まれて「かじり」
を生じる等のトラブルの発生を見ることが無く、弾性部
材11の軸1とのシール面より離れた位置から、補強部
材15によりシール面側の大きな弾性変形を阻止して、
密封性の効果を向上させるものである。
ことにより、内周面12が貫通孔13内において往復動
をなす軸1の周面と圧接して軸1の移動方向に曳引され
るものに対し、補強部材15がその保有する強度に基づ
く所の真円形状を維持せんとする力による抗力を示し、
弾性部材11をも真円の状態に保つ作用をなすので、弾
性部材11が環状溝4外に脱落するとか、環状溝4の稜
縁部と軸1の端部との間に内周部を挾まれて「かじり」
を生じる等のトラブルの発生を見ることが無く、弾性部
材11の軸1とのシール面より離れた位置から、補強部
材15によりシール面側の大きな弾性変形を阻止して、
密封性の効果を向上させるものである。
第1図は従来技術によるバッキングの装着状況を示す断
面図、第2図は本考案のバッキングの構造を示す断面図
、第3図は本考案のバッキングの装着状況を示す断面図
である。 1・・・・・・軸、2・・・・・・ハウジング、3・・
・・・・貫通孔、4・・・・・・環状溝、5・・・・・
・Oリング、11・・・・・・理性部材、12・・・・
・・内周面、13・・・・・・外周面、14・・・・・
・環状突起、15・・・・・・補強部材。
面図、第2図は本考案のバッキングの構造を示す断面図
、第3図は本考案のバッキングの装着状況を示す断面図
である。 1・・・・・・軸、2・・・・・・ハウジング、3・・
・・・・貫通孔、4・・・・・・環状溝、5・・・・・
・Oリング、11・・・・・・理性部材、12・・・・
・・内周面、13・・・・・・外周面、14・・・・・
・環状突起、15・・・・・・補強部材。
Claims (1)
- ハウジング2の内周面、又は前記内周面内に挿入される
軸1の外周面のうちの一方周面側に設けられた環状溝4
に装着されるバッキングであって、断面が径方向に略半
田形状を成す環状のゴム状弾性部材11と前記ゴム状弾
性部材11よりも硬質の断面略矩形状を威すリングの補
強部材15とを有し、前記弾性部材110半円形状面と
径方向反対の平面を成す周面13に前記リングの周平面
が一体に接着され、前記補強部材15側が前記環状溝4
の底周面側に配置されるバッキング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977126435U JPS5814269Y2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | パツキング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977126435U JPS5814269Y2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | パツキング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5452554U JPS5452554U (ja) | 1979-04-11 |
JPS5814269Y2 true JPS5814269Y2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=29088258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977126435U Expired JPS5814269Y2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | パツキング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814269Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4736726U (ja) * | 1971-05-06 | 1972-12-23 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49110165U (ja) * | 1973-01-19 | 1974-09-20 |
-
1977
- 1977-09-20 JP JP1977126435U patent/JPS5814269Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4736726U (ja) * | 1971-05-06 | 1972-12-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5452554U (ja) | 1979-04-11 |
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