JPS58141973A

JPS58141973A - 産業車両のフロア支持装置

Info

Publication number: JPS58141973A
Application number: JP2279982A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Ishizuka; 裕石塚
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 1982-02-17
Filing date: 1982-02-17
Publication date: 1983-08-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明社、産業車両に好適なフロアの型持装置に関す
る。

従来、例えば第１図に示すような運転者が立って運転す
る々イブのリーチ型フォークリフトにあっては、第２図
に示すように、フロア！が車体フレーム１にボルト２を
介して＊＊内定されたものが殆んどであったために、路
面からの術撃や振動がフロアｒに張設されたクッション
３により若干は緩衝されるものの、運転者の足に直に伝
わり易く、運転者の足に余分な負担がかかり易く疲労度
が激しいと一つを間髄を有していた。

かかる問題を解決するため、本発明者社先に第３、図に
示すようなフロア支持装置を提案している。

この装置は、第３図に示すように、車体フレーム１に比
較的大口径の透孔４を開設し、この透孔４の下部に１車
体フレーム１に溶接固定された受車５ｔ−配設し、該透
孔４内にゴム等のクッション材６と上記受座５に該クッ
ション材６を固定するためのねじ７とから成るインシュ
レータ８を収納固定し、このフロア支持装置たるインシ
ュレータ８の上部に、その表面にすべり止め９を貼設し
た７０アアをねじ１０止め固定して、フロア！を車体７
レーム１に対して浮動的に支持し、これｋより路面から
の振動を吸収し、以って運転者の疲労を軽減しようとす
るものである。

しかしながら、本発明者が先に提案した上記フロア支持
装置、即ちインシュレータ８ＩＩｃアっては、上下振動
の緩衝性能を向上させる目的でクッション材６を弾性変
形しやすい材料で形成した場合にはクッション材６の一
〇性が低いため横ゆ、れ振動に対してのフロアＦの支持
剛性が低下し、これを解決すべくクッション材６を弾性
変形しｋく一材料で形成した場合には横ゆれ振動の吸収
性能社向上するが上下振動の緩衝性能が低下することと
な９、上下振動の緩衝性能及び横ゆれ振動の吸収性能【
、双方をともに向上させることができなかった。

また更に、上記従来のインシュレータ８にあっては、ク
ッション材６の上面に焼き付は固定される上支持板１１
の裏面にねじ１０固定用のナツト１２を予じめ溶１１Ｉ
ｔｉｒ定しておかなければならな−とともに、上記クッ
ション材６を車体フレームＩＫ：取り付けるためのねじ
７頭部をクッション材６の下部に係合させるため、クッ
ション材６の下部に溝１３を形成しなければならな―た
め、インシュレータ８のフロアＦ及び車体７レーム１へ
の組付作業が煩雑であった。

この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって
、その目的とするところは、フロア支持装置の上下振動
に対する緩衝性能を向上させることができると同時に横
ゆれ振動をも有効に防止することができ、更には、フロ
ア支持装置のフロア及び車体フレームへの組付作業も容
易な産業車ｊｌｉｔＫおける７Ｕア支持装置を提供しよ
うとするものである。

かかる目的を達成するため、この発明にあっては、産業
車両のフロア裏面に配設され、ボルト挿通用の孔を有す
るとともＫＪＩ面には前記フロアを介してボルトと螺合
するナツトが固定されてなる平板状の第１部材と、底部
にボルト挿通用の孔を有してなる断面逆へット状の第２
部材と、底部に前記車体フレーム側への固定用ボルトの
一部より大径の孔を開設してなる上皿部材と、上記第２
部材のボルト挿通用の孔と同形状の孔を開設してなる支
持板と、この支持板と上皿部材との間に配設され、かつ
上記上皿部材に開設された孔と略同径の孔を有する緩衝
部材とからなる第３部材とからフロア支持装置を構成し
、上記第３ｓ材はその上端７ランジが第１部材に画定さ
れて−ると共に、第３ｓ材の支持板・緩衝部材及び１肛
部材の上端７ランジは第２部材の内周側壁及び上端７ラ
ンジと離間されて、第２部材に嵌゛装され第２部材と共
に車体フレーム側にボルト固定されるように配設したも
のである。

次に、第４！！！ｆｆ以下に示す実施例にもとづき、こ
の発明の詳細な説明する。尚、前記従来例と同一部分に
は同一符号を付して、説明は省略するＯ第４図乃至第１１図に示すフロア支持装置は、フロア！
下面にボルト島とナツトＮｌにより固定される第１部材
圓と、車体フレーム１にボルト焉とナツトＮ、により固
定される第２部材部と、この第２部材３０と第１ｓ材囚
との間（配設される第３部材４０とから構成されている
。

−第１部材２０Ｆｉ、円板状に形成され、その中央にボ
ルト鳥の軸杆挿入用の孔２１が開設されてなるプレート
２２と、このプレートｎの裏面に溶接固定されたナツト
Ｎ１とから構成されており、このナツトＮ１は、そのね
じ孔コが上記プレートｎの孔２１と同心となるようにプ
レートｎに固定されている。

第２部材（資）は、断面逆へット杖に形成されており、
その底部３１の略中央にはボルト島の軸杆挿入用の孔３
２が開設されていると共に、この底部３１と＊＊壁おと
のコーナ部にＬ適数の位置決め突起調が所定間隔毎にエ
ンボス成形されてお９、かつ、上記コーナ部であって、
位置決め突起馴間ＫＦｉ水抜き孔あが穿設されている。

尚、第４図、第５図、第１ｏＷＪ、第１１図において符
号３６Ｆ！、周側壁おの上端を外方へ向は折曲形成され
てなる上端７ランジを示す。

第３部材４ＩＩｒｉ、第４図、第５図、第１０図及び第
１１図に示すように、断面逆ハツト状の上皿部材４２と
、円板状の亥持板祠と緩衝部材捕とから成り、上記上皿
部材４２は、底部４２ａに第２部材３０の固定用ボルト
島順部径より大径に形成された孔４１を有している。そ
して、支持板躬はその中央に前記第２部材間の孔３２と
同形状の孔４３を有し、この支持板劇と上記上皿部材４
２との間に配設され、かつ上記上皿部材４２に開設され
た孔４１と略同径の孔藝を有する円筒状の緩衝部材荀と
から構成されているとともに、支持板馴の孔４３Ｆｉ第
２１Ｓ材３００孔３２と同軸状に構成された状−で、上
記緩衝部材捕の上下面は、上皿部材４２の底部４２ａａ
ｍと、支持板利の上面４４ｍとに夫夫焼付は等の手段で
固定されて−る。

そして、更に、上記上皿部材４２の外周側壁４２ｂから
上端７ランジ４２Ｃの裏面にかけて、上記緩衝部材捕の
上端が延設して形成されたサブ緩衝部材４６ｂが一体罰
ＫＩ！着されている。尚、このサブ緩衝部材４６ｂの一
部社、所定間ＩＩＩ毎に切夛欠かれてスポット化４７が
形成されて―る。

このように構成されたフロア支持装置を車体に組み付け
る場合には、第２部材３０に第３部材荀を嵌装する。こ
の時、第３部材菊の支持板４４は、その外周が第２部材
（資）の位置決め突起と衝合して位置規制されるので、
緩衝部材菊の外周壁４６ａと第２部材（資）の内周壁３
３ｍとは均一の間隙を有して保持されるとともに、第２
部材父の・上端７ランジ３６Ｆｉ、□；□第３第３菊材
菊納された状態において、第３部材菊の上皿部材４２の
底部４２ｍと上端７ランジ４２Ｃとの間に位置するよう
配設され、かつ上記上端フランジ蕊とサブ緩衝部材４６
ｂとは常態において当接しないよう離間して配設されて
いる。

このようにして、第２部材（資）に第３部材菊を収納し
た後ボルト鳥を第３部材４０の上方より挿入する。この
場合、上皿部材４２の孔４１と緩衝部材４６の孔４５と
はボルト馬の頭部より大径に形成されているので、該作
業は容易である。

この後上記上皿部材４２の上端７ランジ４２Ｃと第１部
材部とを重合して、両部材部と菊とｔスポット溶接Ｓし
て一体的に固定する。

次にこのようにして組み立てたフロア支持装置を、特に
第４図に示すように、車体フレーム１上に載置し、該車
体フレーム１の取付孔間及び上記ボルトＢ２を挿入して
、第１部材園に設けられた孔２１の上方よりドライバー
等を挿入してホ、ｋ）Ｂ、を同転し、ポル）　Ｂ、　を
車体フレーム１の裏１ｉＫ溶接固定したナツトＮ２と螺
合させてフロア支持装置を車体フレーム１に固定する。

この後フロアｒを第１部材園のプレート２２上面に載置
してボルト島とナツトＮ１とを螺合させて７０ア支持装
置とフロアｒとを固定する。

この実施例では、フロアｒを以上のように支持したので
、フロアＦ４ｃ上下方向の振動が作用した場合には、緩
衝部材４６により吸収できるとともに、路肩を乗９越え
た場合等、急激な突き上は荷重が作用した場合には第３
部材４０の上端７ランジ４２Ｃと第２ｓ材（資）の上端
７ランジ蕊が衝突し上下方向の動きをフロア支持装置の
部分的な干渉により規制し、しかも上記のサブ緩衝部材
４６ｂが配設されているため、上記突き上げ荷重は運転
者の足に直には伝わらない他、７０ア！に横ゆれ振動が
作用した場合には、第３部材菊の上皿部材４２の外周側
ＩＩ　４２ｂが第２部材（資）の内周ｆＩｉ壁３３ａと
衝突するので、上記横ゆれは介装されているサブ緩衝部
材４６ｂにより減衰されつつストップされるので、フロ
アＦの横ゆれを有効に規制できる。

尚、上記実施例では緩衝部材４６とサブ緩衝部材４６ｂ
とを一体形成した場合を例にとり釈明したが、この発明
に、あっては、これに限定されず、例えば第１２図に示
すように別体に形成してもよ−。この場合、第１２図に
示す他の構成２作用は、前記実施例と全く同一であるの
で、図面には前記実施例と同一の符号を付して、その詳
細な説明をここでは省略する。

この発明は、以上の構成を含むので、フロア支持装蓋の
上下振動の緩衝性能を大幅に向上でき、また、急激な突
き上げ荷重もこのフロア支持装置の部分的な干渉により
充分減衰できると同時に１フロアの横ゆれとも有効に規
制することができる。

【図面の簡単な説明】

１１１１ｍｔｆリーチ型フォークリフトのフレームを示
す斜視図、第２図は、従来のフロア構造を示す一部拡大
断面図−１第３図は本発明者が先に開示したフロア構造
を示す断面図、第４図は、この発明の一実施例に係るフ
ロア支持装置の断面図、第５図は同装置の構成を一部切
欠して示す分解斜視図、第６図は、第１部材の平面図、
第７図は同部材の断面図、第８図は第２部材の平面図、
第９図は同部材の断面図、第１０図は第３部材の平面図
、第１１図は同部材の断面図、第１２図はフロア支持装
置の他側を示す断面図である。Ｂｌ、Ｂ２・・・ボルト　　　　　Ｎｌ、　Ｎ、・・・
ナツトＦＯ・７０ア　　　　　　　１・・・車体フレー
ム加・・・第１部材　　　　　　２１・・・孔３０・・
・第２部材　　　　　　３１・・・底部３２・・・孔　
　　　　　　　　蕊・・・上端７ランジ４０・・・第３
部材　　　　　　４１・・・孔４２・・・上皿部材　　
　　　　４２ａ・・・底部４２Ｃ・・・上端７ランジ　
　　葛・・・孔４４・・・支持板　　　　　　　４４ａ
・・・底部４５・・・孔　　　　　　　　超・・・緩衝
部材４６ｂ・・・サブ緩衝部材１・、第５Ｗｉ第６図第７図第８Ｒ３４第９図＠　　１０　　図第１Ｉ図号’＄０４３４４

Claims

【特許請求の範囲】

産業車両のフロア裏面に配設され、ボルト挿通用の孔を
有するとともに裏面には前記フロアを介してボルトと螺
合するナツトが固定されてなる平板状の第１部材と、底
部にボルト挿通用の孔を有してなる断面逆ハツト状の第
２部材と、底部に前記車体フレーム側への固定用ボルト
の１１部より大径の孔を開設してなる上皿部材と、上記
第２部材のボルト挿通用の孔と同形状の孔を開設してな
る支持板と、この支持板と上皿部材との間に配設され、
かつ上記上皿部材に開設された孔と略同径の孔を有する
緩衝部材とからなる第３部材とからなり、上記第３部材
は、その上端７ランジが第１部材に固定されていると共
に、第３部材の支持板・横一部材及び上皿部材の上端７
ランジは第２部材の内周側壁及び上端７ランジと離間さ
れて第２ｓ材に嵌装され第２部材と共に車体フレーム側
にボルト挿通用されることを特徴とする産業車両のフロ
ア支持装Ｍ、）