JPS58141794A - 澱粉質原料から濃厚糖液を製造する方法 - Google Patents
澱粉質原料から濃厚糖液を製造する方法Info
- Publication number
- JPS58141794A JPS58141794A JP2204282A JP2204282A JPS58141794A JP S58141794 A JPS58141794 A JP S58141794A JP 2204282 A JP2204282 A JP 2204282A JP 2204282 A JP2204282 A JP 2204282A JP S58141794 A JPS58141794 A JP S58141794A
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- Japan
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- starch
- liquid
- manufacturing
- saccharifying
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は澱粉質原料から濃厚糖液を製造する方法に関す
るものである。
るものである。
従来、***はアルコール醗酵工場で澱粉質原料を蒸煮し
た後、糖化酵素を用いて醗酵させることにより製造され
ている。従って蒸煮の為に多大の時間と手間と経費を要
する欠点があった。
た後、糖化酵素を用いて醗酵させることにより製造され
ている。従って蒸煮の為に多大の時間と手間と経費を要
する欠点があった。
近年、蒸煮を行なわない方法として、濃度20〜22重
j1%の白米の水中懸濁液に黒麹のぶすま麹又はlSp
、 aWa!EIOriの液体麹を添加し、雑菌の繁殖
を抑える為、硫酸を加えてpH筺を8.0〜8.6に保
ち、急速に糖化して醗#させる方法が発表されている。
j1%の白米の水中懸濁液に黒麹のぶすま麹又はlSp
、 aWa!EIOriの液体麹を添加し、雑菌の繁殖
を抑える為、硫酸を加えてpH筺を8.0〜8.6に保
ち、急速に糖化して醗#させる方法が発表されている。
然し、この方法はアルコール醗酵方法の場合の約16倍
の量の糖化酵素を必要とする上、pH8,0〜8.6の
強酸性に保つことによる容器の損耗が甚しい欠点があり
、この匪でもなお雑菌の繁殖を完全に抑えることは不可
能である上、糖化酵素に対して醗酵の最適pH筐ではな
い為醗酵効率が低い欠点があった。従って、これ等の欠
点を有しない方法が要望ざnていた。
の量の糖化酵素を必要とする上、pH8,0〜8.6の
強酸性に保つことによる容器の損耗が甚しい欠点があり
、この匪でもなお雑菌の繁殖を完全に抑えることは不可
能である上、糖化酵素に対して醗酵の最適pH筐ではな
い為醗酵効率が低い欠点があった。従って、これ等の欠
点を有しない方法が要望ざnていた。
本発明はこれ等の欠点を解消する。
本発明の澱粉質原料から濃厚糖液を製造する方法は、微
粉末の澱粉質原料に澱粉濃度が約40〜55重量%とな
るように高温水を加え、同時に液化酵素を澱粉1g当り
液化力(W、 V、 )約2.5〜80uの量で加え、
約60〜80℃で攪拌しながら約1時間かけて液化し、
次いでpH1lJ4.5〜5.0に調節し5、糖化酵素
を添加し、糖液貯槽に送り、l!II喫抛蔦描岐き℃処
理ち恕港化嵩へ溪鳥へ鴬〜ここで約80±lθ℃で貯蔵
して糖化を進める。
粉末の澱粉質原料に澱粉濃度が約40〜55重量%とな
るように高温水を加え、同時に液化酵素を澱粉1g当り
液化力(W、 V、 )約2.5〜80uの量で加え、
約60〜80℃で攪拌しながら約1時間かけて液化し、
次いでpH1lJ4.5〜5.0に調節し5、糖化酵素
を添加し、糖液貯槽に送り、l!II喫抛蔦描岐き℃処
理ち恕港化嵩へ溪鳥へ鴬〜ここで約80±lθ℃で貯蔵
して糖化を進める。
液化酵素としてα−アミラーゼを用いると特に好適であ
る。α−アミラー゛ゼは例えばアミラーゼの酵素剤又は
培養液(例えば、Bac、 11quenifer−m
lSを白糖12重量s、pH6〜717)培地で87°
Cで10時間液内培養した液化力(W、 V、 ) 2
,000”/11+1σ)ものンを用いることができる
。
る。α−アミラー゛ゼは例えばアミラーゼの酵素剤又は
培養液(例えば、Bac、 11quenifer−m
lSを白糖12重量s、pH6〜717)培地で87°
Cで10時間液内培養した液化力(W、 V、 ) 2
,000”/11+1σ)ものンを用いることができる
。
糖化酵素としては市゛販の糖化酵素剤或いは液体麹ノ培
養液(例えば、Asp、 n1g8r M −15をコ
ーンミール15%、白糖4%、C3L1.5%、蓚酸で
pH4,5に調節、培養後の糖化力400〜500sP
/rnlのもの)を使用することができる。
養液(例えば、Asp、 n1g8r M −15をコ
ーンミール15%、白糖4%、C3L1.5%、蓚酸で
pH4,5に調節、培養後の糖化力400〜500sP
/rnlのもの)を使用することができる。
糖化酵素の添加量は、通常、澱粉質原料の澱粉1g当り
SP(糖化アミラーゼ単位)約20uである。
SP(糖化アミラーゼ単位)約20uである。
糖化酵素を添加するときの澱粉質原料の液温は、約50
℃が好適である。
℃が好適である。
液化酵素を添加した澱粉質原料の液は、直ちに糖液貯槽
に送ることが好ましい。
に送ることが好ましい。
貯槽中で澱粉質原料の液を糖化しながら、一方ではこの
早着化成を引出してアルコール醗酵又は糖化醗酵に用い
ることができる。
早着化成を引出してアルコール醗酵又は糖化醗酵に用い
ることができる。
澱粉質原料は従来無蒸煮糖化方法に使用ざnていた米以
外に、とうもろこし、高梁、大麦、小麦、切子甘藷、タ
ピオカチップ、じゃが芋等を使用することができ、その
粉末度は細かいほど望ましく、平均50μ以下であるこ
とが好ましい。
外に、とうもろこし、高梁、大麦、小麦、切子甘藷、タ
ピオカチップ、じゃが芋等を使用することができ、その
粉末度は細かいほど望ましく、平均50μ以下であるこ
とが好ましい。
アルコール精留塔底部から排出された廃液、アルコール
の蒸留の脱水塔底部の間接加熱ドレン液(通常、温度約
95〜99℃りと水との混合液又は糖液貯槽の加温に用
いた排温水を、温度80〜90℃となるように適宜水と
混合、して又は加温して、高温水として使用すると好都
合である。
の蒸留の脱水塔底部の間接加熱ドレン液(通常、温度約
95〜99℃りと水との混合液又は糖液貯槽の加温に用
いた排温水を、温度80〜90℃となるように適宜水と
混合、して又は加温して、高温水として使用すると好都
合である。
本発明は澱粉を高濃度で一迂液化する為雑菌による汚染
を防ぐことができ、pH# 4.5〜5.0で糖化酵素
を添加する為糖化の最適pHで澱粉を糖化することがで
きる。また、澱粉質原料を貯蔵中に確実に充分糖化させ
ることができる。さらに、糖化酵素の使装置はアルコー
ル醗酵の場合と略々等量又はそれ以下で済む為、従来の
無蒸煮醗酵方法の場合の約し、5以下の小量で済む。ざ
らに、早着化成は80〜40Cの低温で貯蔵中でも澱粉
が漸次糖化されて減少して行くのに対し糖化酵素は残存
している為、後に澱粉質原料の液を貯槽に加えてもその
液に対する酵素の比率が大きくなり、貯借内の澱粉糖化
はますま丁促進される。貯蔵中の嘘化は、バナナをむろ
に長時間貯蔵すnば、バナナの澱粉がバナナ自身の持つ
糖化酵素によって糖化して甘くなるのと同じ原理に依る
と考えられるつどらに、貯蔵中の生糠化成をアルコール
醗酵に使用する場合、液化酵素も糖化酵素も所定置台ま
nでいる為、アルコール醗酵には全く支障なく使用する
ことができる。ざらに、早着化した糖液を高濃(9)で
貯蔵Tる為、貯蔵中雑菌の繁殖が起らず、従って腐敗変
質の惧れがない。こnはちょうど塘g=長時間貯蔵して
も腐敗しないのと同じ理由によると考えられる。
を防ぐことができ、pH# 4.5〜5.0で糖化酵素
を添加する為糖化の最適pHで澱粉を糖化することがで
きる。また、澱粉質原料を貯蔵中に確実に充分糖化させ
ることができる。さらに、糖化酵素の使装置はアルコー
ル醗酵の場合と略々等量又はそれ以下で済む為、従来の
無蒸煮醗酵方法の場合の約し、5以下の小量で済む。ざ
らに、早着化成は80〜40Cの低温で貯蔵中でも澱粉
が漸次糖化されて減少して行くのに対し糖化酵素は残存
している為、後に澱粉質原料の液を貯槽に加えてもその
液に対する酵素の比率が大きくなり、貯借内の澱粉糖化
はますま丁促進される。貯蔵中の嘘化は、バナナをむろ
に長時間貯蔵すnば、バナナの澱粉がバナナ自身の持つ
糖化酵素によって糖化して甘くなるのと同じ原理に依る
と考えられるつどらに、貯蔵中の生糠化成をアルコール
醗酵に使用する場合、液化酵素も糖化酵素も所定置台ま
nでいる為、アルコール醗酵には全く支障なく使用する
ことができる。ざらに、早着化した糖液を高濃(9)で
貯蔵Tる為、貯蔵中雑菌の繁殖が起らず、従って腐敗変
質の惧れがない。こnはちょうど塘g=長時間貯蔵して
も腐敗しないのと同じ理由によると考えられる。
かくて、本発明によれば、多大の時間と手間とヤし費を
必要とする蒸煮を全く必要とせず、糖化酵素の使用盪を
従来のし□5以下の量とすることができ、糖化を糖化酵
素の最適1)Hである約4.5〜5.0の範囲で行なう
ことができる為効率が高く容器σ〕損傷を著しく減少T
ることができ、然も雑菌の繁殖を完全に防止することが
できる。従って、本発明は産業上極めてM用である。
必要とする蒸煮を全く必要とせず、糖化酵素の使用盪を
従来のし□5以下の量とすることができ、糖化を糖化酵
素の最適1)Hである約4.5〜5.0の範囲で行なう
ことができる為効率が高く容器σ〕損傷を著しく減少T
ることができ、然も雑菌の繁殖を完全に防止することが
できる。従って、本発明は産業上極めてM用である。
本発明の人混な精神と視野を逸脱することなく本発明の
種々な変更と修整が可能なこと勿論である0
種々な変更と修整が可能なこと勿論である0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 @粉末の澱粉)iR原料に澱粉濃度が約40〜
55j1緻%となるように高温水を加え、同時に液化酵
素を澱粉1g当り液化力(W、V、)約25〜30 u
の緻で加え、PI60〜80°Cで攪拌しながら約1時
間かけて液化し、次いでpH@EJ4.5〜6.0に調
節し、糖化酵素を添加し、糖液貯槽に送り、ここで約8
0±10℃で貯蔵して糖化を進めることを特徴とする濃
厚糖液の製造方法。 2、特許請求の範囲l記載の製造方法において、液化酵
素がα−アミラーゼであること。 & 特許請求の範囲2記載の製造方法において、α−ア
ミラーゼが細菌アミラーゼ培養液又は酵素剤であること
。 4 ′#許請求の範囲l記載の製造方法において、糖化
酵素が液体麹培養液又は酵素剤であること。 4 特許請求の範囲l記載の製造方決において、糖化酵
素の添加量が澱粉1g当りsp (糖化アミラーゼ単位
)約20Qであること。 a 特許請求の範囲l記載の製造方法において、糖化酵
素を添加するときの液温か約60℃であること。 デ 特許請求の範囲1記載の製造方法において、糖化酵
素を添加した液を直ちに糖液貯槽に送ること。 & 特許請求の範囲1記載の製造方法において、貯槽中
で糖化を進めながら、一方ではこの***を引出して11
1酵に使用すること。 9、 特許請求の範囲l記載の製造方法において、澱粉
質原料が米、とうもろこし、高梁、大麦、小麦、甘藷、
タピオカ、じゃが芋等から選択したものであること。 1α 特許請求の範囲1記載の製造方法において、澱粉
質原料が平均約50μ以下の粉末度でI。 ること。 IL 特許請求の範囲1記載の製造方法において、ア
ルコール精留塔f、部から排出さnた重液、アルコール
の蒸溜の脱水塔底部の間接加熱ドレン液〜又は糖液貯槽
の加温に用いた排温水を水と混合し又は加温したものを
高温水として用いること。 1!L 特許請求の範囲1記載の製造方法において、
高温水の温度が80〜90℃であること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204282A JPS606632B2 (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 澱粉質原料から濃厚糖液を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2204282A JPS606632B2 (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 澱粉質原料から濃厚糖液を製造する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58141794A true JPS58141794A (ja) | 1983-08-23 |
JPS606632B2 JPS606632B2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=12071879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2204282A Expired JPS606632B2 (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 澱粉質原料から濃厚糖液を製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606632B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244249A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Satake Corp | 穀類コーティング用の糖化液及び該糖化液のコーティング方法 |
JP2010172843A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 水処理装置及び水処理方法 |
-
1982
- 1982-02-16 JP JP2204282A patent/JPS606632B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244249A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Satake Corp | 穀類コーティング用の糖化液及び該糖化液のコーティング方法 |
JP4658836B2 (ja) * | 2006-03-14 | 2011-03-23 | 株式会社サタケ | 穀類コーティング用の糖化液及び該糖化液のコーティング方法 |
JP2010172843A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 水処理装置及び水処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS606632B2 (ja) | 1985-02-19 |
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