JPS58141351A - ノ−フユ−ズブレ−カ−用電気接点材料 - Google Patents
ノ−フユ−ズブレ−カ−用電気接点材料Info
- Publication number
- JPS58141351A JPS58141351A JP56171889A JP17188981A JPS58141351A JP S58141351 A JPS58141351 A JP S58141351A JP 56171889 A JP56171889 A JP 56171889A JP 17188981 A JP17188981 A JP 17188981A JP S58141351 A JPS58141351 A JP S58141351A
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- Japan
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- oxide
- electrical contact
- contact material
- cadmium
- silver
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ノーフユーズブレーカの小型および中型41種には銀−
酸化カドミウム系電気接点材料が主に使用されているが
、ノー7ユーズブレーカのしゃ断容社の増大や省資源化
、価格低減を目的とした接点材料の縮少化要求に対処T
るために、更に性能の良い電気接点材料の開発が要望さ
れている。
酸化カドミウム系電気接点材料が主に使用されているが
、ノー7ユーズブレーカのしゃ断容社の増大や省資源化
、価格低減を目的とした接点材料の縮少化要求に対処T
るために、更に性能の良い電気接点材料の開発が要望さ
れている。
他方、カドミウムに関しては近年公害の問題が発生し、
カドミウムを含まない銀−酸化物系電気接点材料や酸化
カドミウムの皺を少なくしてその一部を他の酸化物で置
きかえカドミウムの公害ご少しでも少なくした低カドミ
ウム型銀−酸化カドミウム系電気接点材料が研究さnて
いる。その中で銀−酸化カドミウム−酸化錫−酸化イン
ジウム系電気接点材料は比較的耐溶着性にすぐれ1消耗
も少なく、接触抵抗も安定しているが、ノー7ユーズブ
レーカの諸要求を満足する電気接点材料としてはまだ十
分で(ゴない。
カドミウムを含まない銀−酸化物系電気接点材料や酸化
カドミウムの皺を少なくしてその一部を他の酸化物で置
きかえカドミウムの公害ご少しでも少なくした低カドミ
ウム型銀−酸化カドミウム系電気接点材料が研究さnて
いる。その中で銀−酸化カドミウム−酸化錫−酸化イン
ジウム系電気接点材料は比較的耐溶着性にすぐれ1消耗
も少なく、接触抵抗も安定しているが、ノー7ユーズブ
レーカの諸要求を満足する電気接点材料としてはまだ十
分で(ゴない。
本願発明は上記要望を満足すべき電気接点材料に係るも
のであり、その要旨は、重量比で金属カドミウムを1〜
6%含む酸化カドミウム、金11g1を4〜10%含む
酸化錫、金属インジウムを41〜10%含む酸化インジ
ウム、金属亜鉛を01〜4%含む酸化亜鉛、残部銀より
なることを特徴とする電気接点材料、並びに、重量比で
金属カドミウムを1〜6%含む酸化カドミウム、金属錫
を4〜10%含む酸化錫、金属インジウムを41〜1’
0%含゛心酸化インジウム1金属亜鉛を01〜4%含も
酸化亜鉛、及びニッケル、コバルト、鉄の各酸化物の少
なくとも1種を金属として0.01〜05%1残部銀よ
りなることを特徴とするノーフユーズブレーカ用11%
接点材料である。
のであり、その要旨は、重量比で金属カドミウムを1〜
6%含む酸化カドミウム、金11g1を4〜10%含む
酸化錫、金属インジウムを41〜10%含む酸化インジ
ウム、金属亜鉛を01〜4%含む酸化亜鉛、残部銀より
なることを特徴とする電気接点材料、並びに、重量比で
金属カドミウムを1〜6%含む酸化カドミウム、金属錫
を4〜10%含む酸化錫、金属インジウムを41〜1’
0%含゛心酸化インジウム1金属亜鉛を01〜4%含も
酸化亜鉛、及びニッケル、コバルト、鉄の各酸化物の少
なくとも1種を金属として0.01〜05%1残部銀よ
りなることを特徴とするノーフユーズブレーカ用11%
接点材料である。
以下本願発明材料を開発するに至った一連の実験及びそ
の結果について実施例により詳述する。
の結果について実施例により詳述する。
〈実施例 1〉
第1表に示す組成の試料を高周波気中溶解炉にて黒鉛ル
ツボ中で溶解し、金型に鋳込んティンゴツトを得た0イ
ンゴツトの片面に銀板を熱圧着し15龍厚さの板に圧延
加工して後、直径が6IuIの円板に打抜き、それを7
00’O15気圧の酸素中で内部酸化を行った。
ツボ中で溶解し、金型に鋳込んティンゴツトを得た0イ
ンゴツトの片面に銀板を熱圧着し15龍厚さの板に圧延
加工して後、直径が6IuIの円板に打抜き、それを7
00’O15気圧の酸素中で内部酸化を行った。
上記試料について市販のノーフユーズブレーカを改造し
た溶着試験機により第2表に示す試験条件で投入溶着試
験及び消耗試験を行なった。
た溶着試験機により第2表に示す試験条件で投入溶着試
験及び消耗試験を行なった。
その結果は第1表に示す通りである。
第1表
第2表
〈実施例 2〉
実施例1の試料Jt2を再度溶解し、実施例1と同じ製
造方法で、5φ×05及び4φ×0.5の接点を製作し
、銅リベット台金にロー付してリベット型接点試料とし
た。この試料を従来の銀−酸化カドミウム系接点で、接
点寸法5φ×05のリベット型接点を使用している市販
の安全ブレーカに組込み電気用品規格に準じた短絡試験
を行なった。試験9に件cx単極、 直列に験共、Ac
12oV 、 1.6KA s 力率073であり、単
極は責務0−COのみ、直列試験は責務0−00− C
o−・・・・・・・・・を溶着が発生するまで実施した
。この試験結果は第3表に示す通りであるO 第3表 以上の実施例が示唆している如く・亜鉛を含まない試料
(/165.6.7)に比較して本願発明材料(A1,
2,3.a)は耐溶着性の点に於いて優れており、従来
の市販の銀−酸化カドミウム系材料に比べても耐溶着特
性が高くなっている。この事は、酸化カドミウムと同様
に高温で昇華する性質をもつ酸化亜鉛を含有することに
より、接点間に発生ずるアークエネルギーを消耗させ、
消弧を早めるため酸化カドミウムの縁を増すことなく耐
溶着性を向上させるものであると考えられる。
造方法で、5φ×05及び4φ×0.5の接点を製作し
、銅リベット台金にロー付してリベット型接点試料とし
た。この試料を従来の銀−酸化カドミウム系接点で、接
点寸法5φ×05のリベット型接点を使用している市販
の安全ブレーカに組込み電気用品規格に準じた短絡試験
を行なった。試験9に件cx単極、 直列に験共、Ac
12oV 、 1.6KA s 力率073であり、単
極は責務0−COのみ、直列試験は責務0−00− C
o−・・・・・・・・・を溶着が発生するまで実施した
。この試験結果は第3表に示す通りであるO 第3表 以上の実施例が示唆している如く・亜鉛を含まない試料
(/165.6.7)に比較して本願発明材料(A1,
2,3.a)は耐溶着性の点に於いて優れており、従来
の市販の銀−酸化カドミウム系材料に比べても耐溶着特
性が高くなっている。この事は、酸化カドミウムと同様
に高温で昇華する性質をもつ酸化亜鉛を含有することに
より、接点間に発生ずるアークエネルギーを消耗させ、
消弧を早めるため酸化カドミウムの縁を増すことなく耐
溶着性を向上させるものであると考えられる。
酸化カドミウムGゴ公害防止および接点開閉後の使用機
器の絶縁劣化をなくすためにも耐溶着性を低下させない
最小限度に限定する必要があるが、・その一部を酸化亜
鉛で置換Tればより一層効果がある。また耐溶着性を向
上するために酸化錫の量を多くTると接点の接触抵抗が
増大Tる欠点を生じてくるが、耐溶着性を変えず、接触
抵抗を安定化するためにも酸化亜鉛は効果を発揮する。
器の絶縁劣化をなくすためにも耐溶着性を低下させない
最小限度に限定する必要があるが、・その一部を酸化亜
鉛で置換Tればより一層効果がある。また耐溶着性を向
上するために酸化錫の量を多くTると接点の接触抵抗が
増大Tる欠点を生じてくるが、耐溶着性を変えず、接触
抵抗を安定化するためにも酸化亜鉛は効果を発揮する。
さらに亜鉛Cゴ銀に容易にl&l溶Tる為、上述の童を
添加しても材料自体の加工性の点については何ら問題は
ない。
添加しても材料自体の加工性の点については何ら問題は
ない。
また1ニツケルを03重置%含有する試料(屋4)は他
の試料と比べてその消耗量の点に於いて特に優れている
事が判り、このニッケルと同様にコバルト及び鉄の各酸
化物(及び複数2を含有させると、これら酸化物が銀地
中に微量しか固溶せず結晶粒界に析出して結晶の成長を
抑制するため、小さな結晶をもつ均一な組織となり、接
点の消耗を減少させる効果がある。
の試料と比べてその消耗量の点に於いて特に優れている
事が判り、このニッケルと同様にコバルト及び鉄の各酸
化物(及び複数2を含有させると、これら酸化物が銀地
中に微量しか固溶せず結晶粒界に析出して結晶の成長を
抑制するため、小さな結晶をもつ均一な組織となり、接
点の消耗を減少させる効果がある。
次に本発明材料に於いて成分組成範囲を限定した理由を
説明する。カドミウムを1〜6重量%としたのは1重量
%未満では、耐溶着性を向上させる効果がなく、6重量
%を越えるとカドミウムの公害を少しでも少くするとい
う目的からはずれると同時に組織の均一性がくずnるか
らである。また錫を4〜10重量%としたのは4重量%
未満では耐溶着性を向上させ、消耗量を少なくする効果
がなく、10重量%を越えると加工性が悪くなると共に
内部酸化が困難になるからである。更にインジウムを4
,1〜10重量%としたのは4.1重量%未満では消耗
低減効果が少ない上に合金の内部酸化を安定して促進す
る効果が少なく、10重置%を越えると加工性が悪くな
ると同時に、耐溶着性はかえって低下しその効果が少く
なるためである。亜鉛の含有量を01〜ayitw%と
したのは0.1重量%未満では耐溶着性を向上させる効
果がなく、4重量%を越えると合金の内部酸化が困難に
なるためである。
説明する。カドミウムを1〜6重量%としたのは1重量
%未満では、耐溶着性を向上させる効果がなく、6重量
%を越えるとカドミウムの公害を少しでも少くするとい
う目的からはずれると同時に組織の均一性がくずnるか
らである。また錫を4〜10重量%としたのは4重量%
未満では耐溶着性を向上させ、消耗量を少なくする効果
がなく、10重量%を越えると加工性が悪くなると共に
内部酸化が困難になるからである。更にインジウムを4
,1〜10重量%としたのは4.1重量%未満では消耗
低減効果が少ない上に合金の内部酸化を安定して促進す
る効果が少なく、10重置%を越えると加工性が悪くな
ると同時に、耐溶着性はかえって低下しその効果が少く
なるためである。亜鉛の含有量を01〜ayitw%と
したのは0.1重量%未満では耐溶着性を向上させる効
果がなく、4重量%を越えると合金の内部酸化が困難に
なるためである。
またニッケル、鉄、コバルトのうち少くとも1種の含有
量を001〜05重量%とじたのは0.01重量%未満
では合金の結晶成長を抑制する効果がなく、0510を
越えると偏析し、結晶の均一性をくずすためである。
量を001〜05重量%とじたのは0.01重量%未満
では合金の結晶成長を抑制する効果がなく、0510を
越えると偏析し、結晶の均一性をくずすためである。
以上述べて来た様に、本発明材料は耐溶着性′に優れ、
かつアーク消耗が少ないという効果を有する。/−7,
:L−Xブレーカに使用されていル従来の銀−酸化カド
ミウム系電気接点材料に比べてもはるかに高い耐溶着性
を有しており、高価な銀材料の省wi化に大きな貢献が
出来るものと考える。
かつアーク消耗が少ないという効果を有する。/−7,
:L−Xブレーカに使用されていル従来の銀−酸化カド
ミウム系電気接点材料に比べてもはるかに高い耐溶着性
を有しており、高価な銀材料の省wi化に大きな貢献が
出来るものと考える。
特許出願人
日本タングステン株式会社
手続補正1M(方式)
1、事件の表示 昭和s6年特許願第17/gg9号2
、発明の名称 ノーフユーズブレーカ−用電気接点材料
3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名 日本タングステン株式会社
、発明の名称 ノーフユーズブレーカ−用電気接点材料
3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 氏名 日本タングステン株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l 銀−酸化カドミウム系電気接点材料において重量比
で金属カドミウムを1〜6%含む酸化カドミウム、金属
錫を4〜10%含む酸化錫、金属インジウムを41〜1
0%含む酸化インジウム、金属亜鉛を01〜4%含む酸
化亜鉛、残部銀よりなることを特徴とするノーフユーズ
ブレーカ用電気接点材料。 2、特許請求の範囲第1項記載のノーフユーズブレーカ
用電気接点材料において、更に酸化ニッケル、酸化コバ
ルト、酸化鉄のうち少なくとも1種を金属として重量比
で001〜05%含むことを特徴とするノーフユーズブ
レーカ用電気接点材料・
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56171889A JPS58141351A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | ノ−フユ−ズブレ−カ−用電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56171889A JPS58141351A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | ノ−フユ−ズブレ−カ−用電気接点材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58141351A true JPS58141351A (ja) | 1983-08-22 |
Family
ID=15931675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56171889A Pending JPS58141351A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | ノ−フユ−ズブレ−カ−用電気接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58141351A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104498763A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-08 | 桂林电器科学研究院有限公司 | 一种银氧化锡氧化物电触头材料的加工方法 |
CN104498762A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-08 | 桂林电器科学研究院有限公司 | 一种含添加物的银氧化锡电触头材料的加工方法 |
US9570207B2 (en) | 2013-11-29 | 2017-02-14 | Lsis Co., Ltd. | Electrical contact materials and method for preparing the same |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP56171889A patent/JPS58141351A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9570207B2 (en) | 2013-11-29 | 2017-02-14 | Lsis Co., Ltd. | Electrical contact materials and method for preparing the same |
CN104498763A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-08 | 桂林电器科学研究院有限公司 | 一种银氧化锡氧化物电触头材料的加工方法 |
CN104498762A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-08 | 桂林电器科学研究院有限公司 | 一种含添加物的银氧化锡电触头材料的加工方法 |
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