JPS58141239A - 耐衝撃性の改良されたポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 - Google Patents
耐衝撃性の改良されたポリフエニレンエ−テル樹脂組成物Info
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- JPS58141239A JPS58141239A JP2196982A JP2196982A JPS58141239A JP S58141239 A JPS58141239 A JP S58141239A JP 2196982 A JP2196982 A JP 2196982A JP 2196982 A JP2196982 A JP 2196982A JP S58141239 A JPS58141239 A JP S58141239A
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- Japan
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- resin
- polyphenylene ether
- ether
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- ether resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
m 発明の背景
本発明は他物性を低下させることなく耐衝撃強度を改良
したポリフェニレンエーテル樹脂組成物に関するもので
ある。
したポリフェニレンエーテル樹脂組成物に関するもので
ある。
ポリフェニレンエーテル樹脂は、電気的性質および機械
的性質がすぐれ、高い熱変形温度および自己消火性を有
し、極めて有用なエンジニアリングプラスチックス材料
として注目されている・しかしながら、耐衝撃強度が低
い丸め幾分脆い、更にこの樹脂は溶融温度が高く、を九
溶融粘度も高いので、成形加工に際し、高い成形温度と
圧力を要し、溶融による成形加工を困難にしている。そ
のため、例えば特会昭43−1781!に示されるよう
にポリスチレン系樹脂とブレンドすることによ抄成形加
工性を付与している。ブレンドするポリスチレン系樹脂
の種類を選ぶことによ艶耐衡撃強度は改良されるが用途
によっては不充分である。この場合ポリフェニレンエー
テル樹脂組成物の耐衝撃強度とブレンドされる・−イイ
ンバクトポリスチレン樹脂中のゴム含量とは相関性がも
抄、改良され九耐衝撃強度を有するポリフェニレンエー
テル樹脂組成物を目的とするならば、よ抄高いゴム含量
を有する・・イインパクトボリスチレン樹脂をポリフェ
ニレンエーテル開側とブレンドする必要があるり しかしながら、実際上は制限がめって、市販のハイイン
パクトポリスチレン樹脂はこの目的に望まれる程、高い
ゴム含量を有していない、また、仮にゴム含量の高いハ
イインパクトポリスチレン樹脂を用いたとすれば、ゴム
成分のために成形性が低下する欠点が生じる。
的性質がすぐれ、高い熱変形温度および自己消火性を有
し、極めて有用なエンジニアリングプラスチックス材料
として注目されている・しかしながら、耐衝撃強度が低
い丸め幾分脆い、更にこの樹脂は溶融温度が高く、を九
溶融粘度も高いので、成形加工に際し、高い成形温度と
圧力を要し、溶融による成形加工を困難にしている。そ
のため、例えば特会昭43−1781!に示されるよう
にポリスチレン系樹脂とブレンドすることによ抄成形加
工性を付与している。ブレンドするポリスチレン系樹脂
の種類を選ぶことによ艶耐衡撃強度は改良されるが用途
によっては不充分である。この場合ポリフェニレンエー
テル樹脂組成物の耐衝撃強度とブレンドされる・−イイ
ンバクトポリスチレン樹脂中のゴム含量とは相関性がも
抄、改良され九耐衝撃強度を有するポリフェニレンエー
テル樹脂組成物を目的とするならば、よ抄高いゴム含量
を有する・・イインパクトボリスチレン樹脂をポリフェ
ニレンエーテル開側とブレンドする必要があるり しかしながら、実際上は制限がめって、市販のハイイン
パクトポリスチレン樹脂はこの目的に望まれる程、高い
ゴム含量を有していない、また、仮にゴム含量の高いハ
イインパクトポリスチレン樹脂を用いたとすれば、ゴム
成分のために成形性が低下する欠点が生じる。
ポリフェニレンエーテル樹脂またはポリフェニレンエー
テル樹脂とポリスチレン系樹脂との組成物の衝撃強度を
改良するもう一つの方法としては、特開昭48−628
51に開示されているように、ビニル芳香族化合物人及
びにと共役ジエンBとOA −B −A’型エラストマ
ーブロック共重合体を上記系にブレンドする方法がちる
。本方法は衝撃強度の改良に対して優れた効果を示すが
最初に述べた方法と同様成形性に関しては悪影響を与え
る。
テル樹脂とポリスチレン系樹脂との組成物の衝撃強度を
改良するもう一つの方法としては、特開昭48−628
51に開示されているように、ビニル芳香族化合物人及
びにと共役ジエンBとOA −B −A’型エラストマ
ーブロック共重合体を上記系にブレンドする方法がちる
。本方法は衝撃強度の改良に対して優れた効果を示すが
最初に述べた方法と同様成形性に関しては悪影響を与え
る。
(1) 発明の概要
本発明は、ポリフェニレンエーテル樹脂またはポリフェ
ニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹脂との組成物の
衝撃強度を改良する手段を提供するものである。
ニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹脂との組成物の
衝撃強度を改良する手段を提供するものである。
即ち、本発明は、ポリフェニレンエーテル樹脂またはポ
リフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹脂との組
成物100重量部に対し、結晶化度S〜50%のポリオ
レフィン系樹脂にスチレンモノマーをグラフト重合して
得られるグラフト重合体を3〜30重量部混置部ること
を特徴とするポリフェニレンエーテル樹脂組成物である
・本発明のポリフェニレンエーテル樹脂組成物は衝撃強
度が大幅に向上するのみならず、驚くべきことに成形性
においても若干の改良効果が認められ、従来のゴムによ
る衝撃強度の改良とは異なる挙動を示す。まえ、上記組
成物は成形時に問題となる層状剥離現象も生ぜず極めて
有用な組成物である・ 膏 発明の詳細な説明 (1) ポリフェニレンエーテル樹脂本発明で使用さ
れるポリフェニレンエーテル樹脂は、一般式 で表わされる循環構造単位を有し、式中一つの単位のエ
ーテル酸素原子は次の隣接単位のベンゼン核に接続して
おり、nは少くとも50であ?、Qはそれぞれが独立に
水素、・・ロゲン、三級a−炭素原子を含有しない膨化
水素基、ノ・ロゲン原子とフェニル核との間に少くとも
2個の炭素原子を有するハロ炭化水素基、膨化水素オキ
シ基およびノ・ロゲン原子とフェニル核との間に少くと
も2個の脚車原子を有するl・ロ炭化水素オキシ基から
なる群より選択した一価置換基を示す。
リフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹脂との組
成物100重量部に対し、結晶化度S〜50%のポリオ
レフィン系樹脂にスチレンモノマーをグラフト重合して
得られるグラフト重合体を3〜30重量部混置部ること
を特徴とするポリフェニレンエーテル樹脂組成物である
・本発明のポリフェニレンエーテル樹脂組成物は衝撃強
度が大幅に向上するのみならず、驚くべきことに成形性
においても若干の改良効果が認められ、従来のゴムによ
る衝撃強度の改良とは異なる挙動を示す。まえ、上記組
成物は成形時に問題となる層状剥離現象も生ぜず極めて
有用な組成物である・ 膏 発明の詳細な説明 (1) ポリフェニレンエーテル樹脂本発明で使用さ
れるポリフェニレンエーテル樹脂は、一般式 で表わされる循環構造単位を有し、式中一つの単位のエ
ーテル酸素原子は次の隣接単位のベンゼン核に接続して
おり、nは少くとも50であ?、Qはそれぞれが独立に
水素、・・ロゲン、三級a−炭素原子を含有しない膨化
水素基、ノ・ロゲン原子とフェニル核との間に少くとも
2個の炭素原子を有するハロ炭化水素基、膨化水素オキ
シ基およびノ・ロゲン原子とフェニル核との間に少くと
も2個の脚車原子を有するl・ロ炭化水素オキシ基から
なる群より選択した一価置換基を示す。
ポリフェニレンエーテルの代表的な例とシテハ、ホIJ
(2,6−ジラウリル−1,4−フェニレン)エーテル
、ポリ(2,6−ジフェニル−1,4−フェニレン)エ
ーテル、ポリ(2,6−シメトキシー1.4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2,6−シエトキシー1.4−フ
ェニレン)エーテル、ポリ(2−メトキシ−6−ニトキ
シー1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチル
−6−メチアリルオキシ−1,4−フエニレン)エーテ
ル、ポリ(2,6−ジクロロ−1,4−フェニレン)エ
ーテル、ボ9 (2−メfルー6−フェニルー1.4−
フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジペンジルー1
.4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エトキシ−1
,4−フェニレン)エーテル、ポ9 (2−クロロ−1
,4−フェニレン)エーテル% ポリ−< 215−
シフaモー1.4−フェニレン)エーテルおよび同等物
がある。
(2,6−ジラウリル−1,4−フェニレン)エーテル
、ポリ(2,6−ジフェニル−1,4−フェニレン)エ
ーテル、ポリ(2,6−シメトキシー1.4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2,6−シエトキシー1.4−フ
ェニレン)エーテル、ポリ(2−メトキシ−6−ニトキ
シー1,4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エチル
−6−メチアリルオキシ−1,4−フエニレン)エーテ
ル、ポリ(2,6−ジクロロ−1,4−フェニレン)エ
ーテル、ボ9 (2−メfルー6−フェニルー1.4−
フェニレン)エーテル、ポリ(2,6−ジペンジルー1
.4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−エトキシ−1
,4−フェニレン)エーテル、ポ9 (2−クロロ−1
,4−フェニレン)エーテル% ポリ−< 215−
シフaモー1.4−フェニレン)エーテルおよび同等物
がある。
これら上記一般式に相当するポリフェニレンエーテルの
製造方法は公知でう抄、例えば米国特許第330687
4号、第3306875号、第3257357号および
第3257358号各明細書に記載されている。
製造方法は公知でう抄、例えば米国特許第330687
4号、第3306875号、第3257357号および
第3257358号各明細書に記載されている。
本発明の目的のため、q#に好ましいポリフェニレンエ
ーテルの群は、エーテル酸素原子に対する2つのオルソ
位にアルキル置換基を有するもの、即ち、オルソ位の各
Qがアルキル基、最も好ましくは脚車原子数が1〜4の
アルキル基を有する上記一般式のポリフェニレンエーテ
ルである。その代表的な例にはポリ(2,6−シメチル
ー1.4−)工二しン)エーテル、ポリ(2,6−シエ
チルー1゜4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチ
ルー6−エチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2−メチル−6−ブロビルー1.4−フェニレン)エ
ーテル、ポリ(2,6−ジプロビルー1.4−7エニレ
ン)エーテル、ボ9 (2−エチル−6−ブロビルー1
.4−フェニレン)エーテル等がsa、−t−のうち最
も好ましいものはポリ(2,6−シメチルー1.4−フ
ェニレン)エーテルである。
ーテルの群は、エーテル酸素原子に対する2つのオルソ
位にアルキル置換基を有するもの、即ち、オルソ位の各
Qがアルキル基、最も好ましくは脚車原子数が1〜4の
アルキル基を有する上記一般式のポリフェニレンエーテ
ルである。その代表的な例にはポリ(2,6−シメチル
ー1.4−)工二しン)エーテル、ポリ(2,6−シエ
チルー1゜4−フェニレン)エーテル、ポリ(2−メチ
ルー6−エチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2−メチル−6−ブロビルー1.4−フェニレン)エ
ーテル、ポリ(2,6−ジプロビルー1.4−7エニレ
ン)エーテル、ボ9 (2−エチル−6−ブロビルー1
.4−フェニレン)エーテル等がsa、−t−のうち最
も好ましいものはポリ(2,6−シメチルー1.4−フ
ェニレン)エーテルである。
(2)ポリスチレン系樹脂
本発明において用いられるポリスチレン系樹脂としては
、GPポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、ス
チレン・ブタジェン共重合物、スチレン・無水マレイン
酸共重合物、スチレンアクリロニトリル共重合体、スチ
レン・アクリロニトリル・ブタジェン共重合体、スチレ
ン・メチルメタクリレート共重合物等があり、これらの
ポリスチレン系樹脂a、ポリフェニレンエーテル樹脂1
00〜10重量部に対し、0.゛シ90重量部の割合で
混合される。
、GPポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、ス
チレン・ブタジェン共重合物、スチレン・無水マレイン
酸共重合物、スチレンアクリロニトリル共重合体、スチ
レン・アクリロニトリル・ブタジェン共重合体、スチレ
ン・メチルメタクリレート共重合物等があり、これらの
ポリスチレン系樹脂a、ポリフェニレンエーテル樹脂1
00〜10重量部に対し、0.゛シ90重量部の割合で
混合される。
(3) グラフト重合体
本発明において用いられるグラフト重合体としては、結
晶化度5〜50%のポリオレフィン系樹脂にスチレンモ
ノマーをグラフト重合して得られるグラフト重合体であ
る。
晶化度5〜50%のポリオレフィン系樹脂にスチレンモ
ノマーをグラフト重合して得られるグラフト重合体であ
る。
結晶化度5〜50%のポリオレフィン系樹脂としては、
65%以上のエチレンユニットに他のオレフィン系モノ
マーを共重合し友もの、あるいは結晶性の低いオレフィ
ン系樹脂と、結晶性の高いオレフィン系樹脂とのブレン
ド物がある・具体的には、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、低密変ポリエチレン及び結晶性エチレン−プロピレ
ン共重合体等が挙げられる。結晶化度が5%よ抄低いと
成形性に悪影響がみられ、また50%よ抄高い場合には
衝撃強度の改良効果が小さい。
65%以上のエチレンユニットに他のオレフィン系モノ
マーを共重合し友もの、あるいは結晶性の低いオレフィ
ン系樹脂と、結晶性の高いオレフィン系樹脂とのブレン
ド物がある・具体的には、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、低密変ポリエチレン及び結晶性エチレン−プロピレ
ン共重合体等が挙げられる。結晶化度が5%よ抄低いと
成形性に悪影響がみられ、また50%よ抄高い場合には
衝撃強度の改良効果が小さい。
結晶化度5〜50%のポリオレフィン系樹脂とスチレン
モノマーとのグラフト重合体は、前記ポリオレフィンの
粒子にスチレンモノマーを含浸した後、スチレンを重合
することによって得られる。
モノマーとのグラフト重合体は、前記ポリオレフィンの
粒子にスチレンモノマーを含浸した後、スチレンを重合
することによって得られる。
具体的には次の手法によって得ることができる。
結晶化度が5〜50%のポリオレアインの粉体又は粒状
体、一般に直径5−以下、好ましくは1−以下の粒子と
、好ましくは重合開始剤を6らかじめ溶存させ九スチレ
ンモノマーとを、水性懸濁重合に使用されうる懸濁剤た
とえば水溶性重合体九トえはポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、メチルセルロースその他あるいは
離溶性無機物質たとえばリン酸カルシウム、酸化マグネ
シウムその他の存在下に、水性媒体中にかくはん分散さ
せる。水性媒体は、各種水溶性物質が溶存したものでも
よい。
体、一般に直径5−以下、好ましくは1−以下の粒子と
、好ましくは重合開始剤を6らかじめ溶存させ九スチレ
ンモノマーとを、水性懸濁重合に使用されうる懸濁剤た
とえば水溶性重合体九トえはポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、メチルセルロースその他あるいは
離溶性無機物質たとえばリン酸カルシウム、酸化マグネ
シウムその他の存在下に、水性媒体中にかくはん分散さ
せる。水性媒体は、各種水溶性物質が溶存したものでも
よい。
水性懸濁液のポリオレフィン粒子及びスチレンモノマー
の濃度は、系のかくはんが容易に行なわれる限抄任意で
あるが、一般に水100重量部に対して、ポリオレフィ
ン粒子及びスチレンモノマー5〜100重量部で行なわ
れる。
の濃度は、系のかくはんが容易に行なわれる限抄任意で
あるが、一般に水100重量部に対して、ポリオレフィ
ン粒子及びスチレンモノマー5〜100重量部で行なわ
れる。
重合開始剤は、油溶性で、10時間の半減期を得るため
の分解温度が85〜130℃であるものが望ましい。特
に90〜110℃の範囲内にあるのが好ましい。85℃
未満では含浸工程中にスチレンモノマーの重合が生じて
、生成複合樹脂の均質なものが得られ離い、130℃を
越えれば、得られる重合体に白斑(ゲル)が生じやすく
、物性上は熱論のこと商品価値上も好ましくない。
の分解温度が85〜130℃であるものが望ましい。特
に90〜110℃の範囲内にあるのが好ましい。85℃
未満では含浸工程中にスチレンモノマーの重合が生じて
、生成複合樹脂の均質なものが得られ離い、130℃を
越えれば、得られる重合体に白斑(ゲル)が生じやすく
、物性上は熱論のこと商品価値上も好ましくない。
具体的には、次の過飽である−(カッコ内の温度は、ベ
ンゼン11中に重合開始剤を0.1モル添加して該温度
で10時間放置すれば重合開始剤の分解率が50%とな
る温度である)。
ンゼン11中に重合開始剤を0.1モル添加して該温度
で10時間放置すれば重合開始剤の分解率が50%とな
る温度である)。
シクロヘキサノンパーオキナイド(97℃)、t−ブチ
ルパーオキシベンゾニー)(104℃)、メチルエチル
ケトンパーオキサイド(109℃)、ジクiルバーオキ
tイド(117℃)、ジ−t−ブチルパーオキナイド(
124℃)、Li−ジメチル−2,5−ジベンゾイルパ
ーオキシヘキサン(100℃)、ジ−t−ブチル−ジ−
パーオキシ7タレート(105℃)。
ルパーオキシベンゾニー)(104℃)、メチルエチル
ケトンパーオキサイド(109℃)、ジクiルバーオキ
tイド(117℃)、ジ−t−ブチルパーオキナイド(
124℃)、Li−ジメチル−2,5−ジベンゾイルパ
ーオキシヘキサン(100℃)、ジ−t−ブチル−ジ−
パーオキシ7タレート(105℃)。
重合開始剤の使用量は、スチレンモノマー100重量部
に対して0.01〜2.0重、置部、好ましくは0.1
〜1.0重量部、がふりうで番る。
に対して0.01〜2.0重、置部、好ましくは0.1
〜1.0重量部、がふりうで番る。
この水性懸濁液を、使用重合開始剤の分解が実質的には
起らない条件下で加熱して、スチレンモノマーをポリオ
レフィン粒子に含浸させる。
起らない条件下で加熱して、スチレンモノマーをポリオ
レフィン粒子に含浸させる。
含浸は、スチレンモノマーの30重量う以上、好ましく
は90重量う以上−が粒子に含浸または耐着されるまで
すなわち遊離のスチレンモノマー液滴が20重量う、好
ましくFii 0重量う未滴の量となる程度まで、水性
懸濁液を好ましくはかくはん下に放置して行なう。
は90重量う以上−が粒子に含浸または耐着されるまで
すなわち遊離のスチレンモノマー液滴が20重量う、好
ましくFii 0重量う未滴の量となる程度まで、水性
懸濁液を好ましくはかくはん下に放置して行なう。
含浸の条件は含浸促進の点からは加熱温度は高い方がよ
いが、重合開始剤の過早分解によって含浸前のスチレン
モノマーが単独で重合するので、これを防止する点から
は加熱温度は低い方がよい。
いが、重合開始剤の過早分解によって含浸前のスチレン
モノマーが単独で重合するので、これを防止する点から
は加熱温度は低い方がよい。
本発明のポリオレフィン粒子において好ましい条件は温
度70〜100℃、かくはん時間は2〜6時間程度であ
る。
度70〜100℃、かくはん時間は2〜6時間程度であ
る。
このようにして用意した水性唖濁液を、好ましくはかく
はん下に、更に高温に加熱して、スチレンモノマーの重
合を行なう。
はん下に、更に高温に加熱して、スチレンモノマーの重
合を行なう。
加1lIlk111度は、使用重合開始剤の充分な分解
が生じる温度であるべきである。しかし、150℃を越
えないことが好ましい。
が生じる温度であるべきである。しかし、150℃を越
えないことが好ましい。
一般に、100〜130℃の温度が適当である。
重合中のIIfは、1!i0℃以下であれば必ずしも一
定でなくてもよく、懸濁重合で生成する複合樹脂の性状
具合で二段あるいはそれ以上に変更することもできる。
定でなくてもよく、懸濁重合で生成する複合樹脂の性状
具合で二段あるいはそれ以上に変更することもできる。
重合時間は、一般に5〜20時間である。
重合終了後は冷却し、通常の水性懸濁重合011と処理
と同様に処理して用いられる。
と同様に処理して用いられる。
グラフト率((幹重合体十枝重合体)K対する枝重合体
の重量う。溶剤による抽出によ妙求める。)としては5
〜50%であることが望ましい。
の重量う。溶剤による抽出によ妙求める。)としては5
〜50%であることが望ましい。
グラフト重合体の添加量としてはポリフェニレンエーテ
ル樹脂壜たは、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチ
レン系樹脂との組成物110重量部に対して3〜30重
量部が好ましく、5〜20重量部が最も好ましい。3重
量部以下では効果は少なく、ま九30重量部以上では衝
撃強度以外の物性に悪影譬を及ぼす。
ル樹脂壜たは、ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチ
レン系樹脂との組成物110重量部に対して3〜30重
量部が好ましく、5〜20重量部が最も好ましい。3重
量部以下では効果は少なく、ま九30重量部以上では衝
撃強度以外の物性に悪影譬を及ぼす。
(4) ブレンド方法
本発明のポリフェニレンエーテル樹脂組成物を得るため
のブレンド方法としては、一般に用いられる種々の方法
を適用することができ、例えば押出機、ブラベンダー等
の混合機を使用しうる。この際、難燃剤、可塑剤、安定
剤および着色剤等を−IIKブレンドすることもできる
。
のブレンド方法としては、一般に用いられる種々の方法
を適用することができ、例えば押出機、ブラベンダー等
の混合機を使用しうる。この際、難燃剤、可塑剤、安定
剤および着色剤等を−IIKブレンドすることもできる
。
具体的には前記各成分を混合し、スクリュー径15■の
押出機に仕込み、シリンダ一温度240〜330℃、ス
クリュー回転数20〜40 r、p、m。
押出機に仕込み、シリンダ一温度240〜330℃、ス
クリュー回転数20〜40 r、p、m。
で押出すこと1Cよ抄、目的とするポリフェニレンエー
テル樹脂組成物を得ることができる。を九、溶融部セル
のi!度を240〜330℃に保つ九プラベンダーを用
いてスクリュー回転数20〜40r、p、m、 で5
〜20分間溶融混合することによっても目的物を得るこ
とができる。
テル樹脂組成物を得ることができる。を九、溶融部セル
のi!度を240〜330℃に保つ九プラベンダーを用
いてスクリュー回転数20〜40r、p、m、 で5
〜20分間溶融混合することによっても目的物を得るこ
とができる。
以下、実施例によ抄本発明を具体的に説明する。
なお実施例中の部は全て重量部である。
〔実施例−1,比較例−1〕
(1)グラフト重合体の製造=lLのオートクレーブ中
に純水400W11. リン酸三カルシウム12F及
ヒトデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.012f
を仕込み攪拌する0次にターシャリ−ブチルパーオキシ
ベンゾニー) 0.2 S t を含trスチレン10
0tをオートクレーブに仕込み、その後エチレンー酢酸
ビニル共重合体(三菱油化製:X502結晶化度27%
)1GOfを加え、充分攪拌する・系内を1素−換し先
後、80℃で3時間、含浸し、しかる後105℃で2時
間、125℃で5時間グラフト重合を行なう・重合俵、
−過、洗浄し、60℃で一昼夜乾燥することによ抄、1
93tのグラフト重合体を得た。
に純水400W11. リン酸三カルシウム12F及
ヒトデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.012f
を仕込み攪拌する0次にターシャリ−ブチルパーオキシ
ベンゾニー) 0.2 S t を含trスチレン10
0tをオートクレーブに仕込み、その後エチレンー酢酸
ビニル共重合体(三菱油化製:X502結晶化度27%
)1GOfを加え、充分攪拌する・系内を1素−換し先
後、80℃で3時間、含浸し、しかる後105℃で2時
間、125℃で5時間グラフト重合を行なう・重合俵、
−過、洗浄し、60℃で一昼夜乾燥することによ抄、1
93tのグラフト重合体を得た。
このものを10を精秤し、メチルエチルケトン−アセト
ン6:4混合溶剤にて8時間抽出することにより、グラ
フト率を求めると32%で6つ九。
ン6:4混合溶剤にて8時間抽出することにより、グラ
フト率を求めると32%で6つ九。
(2)ポリフェニレンエーテルの製造:ガス吹込管、還
流冷却器、温度計及び攪拌機を付した反応器に2.6−
ジメチルフェノール100部、臭化第2銅−N、N、N
’、N’−テトラメチルエチレンジアミンl:1@体1
.5部、n−ジブチルアミン5部、ベンゼン350部メ
タノール150部を入れ、30℃にて激しく攪拌しなが
ら酸素を吹込んだ・120分後、得られ九スラリー状ポ
リマーをV別し、ポリマーをベンゼン350部、メタノ
ール1sollS及び塩酸5部の溶液にてジフェノキノ
ンの赤色が無くなるまで洗浄した。更にメタノールにて
洗浄後、60℃で一昼夜減圧乾燥した。固有粘度0.5
0(25℃りpロホルムにて測定)の無色のポリ(2,
6−シメチルー1.4−フェニレン)エーテルが95部
得られた。
流冷却器、温度計及び攪拌機を付した反応器に2.6−
ジメチルフェノール100部、臭化第2銅−N、N、N
’、N’−テトラメチルエチレンジアミンl:1@体1
.5部、n−ジブチルアミン5部、ベンゼン350部メ
タノール150部を入れ、30℃にて激しく攪拌しなが
ら酸素を吹込んだ・120分後、得られ九スラリー状ポ
リマーをV別し、ポリマーをベンゼン350部、メタノ
ール1sollS及び塩酸5部の溶液にてジフェノキノ
ンの赤色が無くなるまで洗浄した。更にメタノールにて
洗浄後、60℃で一昼夜減圧乾燥した。固有粘度0.5
0(25℃りpロホルムにて測定)の無色のポリ(2,
6−シメチルー1.4−フェニレン)エーテルが95部
得られた。
(3)ポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン系樹
脂とよりなる組成物とグラフト重合体のブレンド:上記
方法にて得たポリフェニレンエーテル50部とハイイン
パクトポリスチレン(旭ダウ社製、475D)40部及
び上記方法にて得九グラフト重合体10部とをブラベン
ダーにて250℃で10分間溶融混練した。その後プレ
スにて所定のテストピースを作製し、各物性を測定した
。グラフトしないエチレン−酢酸ビニル共重合体を用い
た系(比較例−1)と併せて表−1に示す。
脂とよりなる組成物とグラフト重合体のブレンド:上記
方法にて得たポリフェニレンエーテル50部とハイイン
パクトポリスチレン(旭ダウ社製、475D)40部及
び上記方法にて得九グラフト重合体10部とをブラベン
ダーにて250℃で10分間溶融混練した。その後プレ
スにて所定のテストピースを作製し、各物性を測定した
。グラフトしないエチレン−酢酸ビニル共重合体を用い
た系(比較例−1)と併せて表−1に示す。
(以下余白)
〔実施例−2,3.比較例2.3〕
実施例−1において、/為イインパクトボリスチレンと
グラフト重合体の量を一定とし、グラフトを行な′)丸
。結果を表−2に示す。
グラフト重合体の量を一定とし、グラフトを行な′)丸
。結果を表−2に示す。
(以下余白)
〔実施例−4〕
実施例−1においてエチレン−酢酸ビニル共重合体のか
わ抄に低書度ポリエチレン(三菱油化社製LM−so結
晶化度(45%))を用いる以外は同様の方法にてグラ
フト重合、ブレンド及び成形を行なつ丸。衝撃強度は1
1.5 Kg・cm / aj、溶融指数は4−3 f
/ 10 min 、及び熱変形温度は133℃であ
った。
わ抄に低書度ポリエチレン(三菱油化社製LM−so結
晶化度(45%))を用いる以外は同様の方法にてグラ
フト重合、ブレンド及び成形を行なつ丸。衝撃強度は1
1.5 Kg・cm / aj、溶融指数は4−3 f
/ 10 min 、及び熱変形温度は133℃であ
った。
〔実施例5,6,7.比較例4,5〕
実施例−1において各種の結晶化度、會有するエチレン
−プロピレン共重合体を用いる以外は同様の方法にてグ
ラフト重合、ブレンド、及び成形を行なった。結果を表
−3に示す。
−プロピレン共重合体を用いる以外は同様の方法にてグ
ラフト重合、ブレンド、及び成形を行なった。結果を表
−3に示す。
(以下余白)
Claims (1)
- ポリフェニレンエーテル樹脂またはポリフェニレンエー
テル樹脂とポリスチレン系樹脂との組成物100重量郁
に対し、結晶化度5〜50%のポリオレフィン系樹脂に
スチレンモノマーをグラフト重合して得られるグラフト
重合体を3〜30重量部混置部ることを特徴とするポリ
フェニレンエーテル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2196982A JPS58141239A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 耐衝撃性の改良されたポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2196982A JPS58141239A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 耐衝撃性の改良されたポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58141239A true JPS58141239A (ja) | 1983-08-22 |
JPH0346495B2 JPH0346495B2 (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=12069870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2196982A Granted JPS58141239A (ja) | 1982-02-16 | 1982-02-16 | 耐衝撃性の改良されたポリフエニレンエ−テル樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58141239A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6270449A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-03-31 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | ポリフエニレンエ−テル組成物 |
US4719066A (en) * | 1984-05-14 | 1988-01-12 | Allied Corporation | Method of producing flame retardant polyamide fiber |
EP0329423A2 (en) * | 1988-02-15 | 1989-08-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Thermoplastic resin composition |
EP0369814A2 (en) * | 1988-11-18 | 1990-05-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Thermoplastic resin composition |
US4985495A (en) * | 1987-12-25 | 1991-01-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Resin composition |
-
1982
- 1982-02-16 JP JP2196982A patent/JPS58141239A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4719066A (en) * | 1984-05-14 | 1988-01-12 | Allied Corporation | Method of producing flame retardant polyamide fiber |
JPS6270449A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-03-31 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | ポリフエニレンエ−テル組成物 |
US4985495A (en) * | 1987-12-25 | 1991-01-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Resin composition |
EP0329423A2 (en) * | 1988-02-15 | 1989-08-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Thermoplastic resin composition |
EP0369814A2 (en) * | 1988-11-18 | 1990-05-23 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Thermoplastic resin composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0346495B2 (ja) | 1991-07-16 |
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