JPS58141179A

JPS58141179A - 洗たく機

Info

Publication number: JPS58141179A
Application number: JP57023621A
Authority: JP
Inventors: 粟津　光明
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1982-02-18
Filing date: 1982-02-18
Publication date: 1983-08-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、本洗い行程の前に効果的な予浸行程を設ける
ことにより洗浄効果を向上させるようにした洗たく機に
関する。

従来、洗たく機の行程は大まかに区分して一般に、いき
なり本洗い（いわゆる通常の洗たくで、適正負荷、適正
水量１．適正洗剤濃度のもとに攪拌するもの）から始ま
って、以降すすぎ行程を経て脱水し全行程が終了するも
のが殆んどである。

ところで、洗たく機における洗たくのメカニズムは、回
転翼の回転による攪拌カーこれは機械的洗浄力である−
と洗剤による化学的洗浄力の２っしこよ１．てなさノＬ
るわげであるか、機械的洗浄力は衣類のいたみを併うも
ので、できるだけ衣類のいたみを併わすに洗たくしよう
とすると洗剤による化学的洗浄力のウェイトを増すＱ）
がよい１．シカ・し、中に洗剤の洗浄力を増すことは、
手の肌あれ、排水の水質悪化による公害、洗剤化の増加
などの悪影智を併うので好捷しくない０このようなことｈら、最近、ごく一部しこ、本洗いの前
に予浸行程を設け、一定時間水あるいは洗剤液に浸した
後に本洗いにはいるようにしたものが提案さＩＬるよう
になってきた。しかし　それは、ぜり６ゼい本洗いの時
と同じ濃度の洗剤液による予浸にしかすきないので、充
分な洗浄効果が得ら７しるというまでには到っていない
、。

本発明はこのような現状に鑑み、上述の予浸行程を改良
することぐ（より従来と同じ洗剤を使用し、回の洗たく
に要する洗剤曾も従来と同量としながらも充分な洗浄効
果の祷られる洗たく機を提供「ることを目的としたもの
である、この目的は予浸行程におＱする水蓄を本洗いの
時より少なくするーことによシ洗剤液の濃度を約２倍ｔ
１どに高め、予浸行程終了後、追加給水して適正水量、
適正濃度の洗剤液中にて本洗い行程にはいるようにする
ことによシ達成される。

以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

第１図は本発明を全自動洗たく様に適用した実施例を示
したもので、第１図において、１は本体、２は水受槽、
３は脱水孔４を設けた洗たく着脱水槽（以下洗たく槽と
いう）５は回転翼で洗たく槽底部に位置し、モータ６の
回転が回転機構部７を経て回転伝達される。８は自動タ
イムスイ、ツチ１２などを設けた操作・母ネル、１３は
電磁排水弁、１４はエアトラ、ゾである。

以上は、従来みられる全自動洗たく機にはぼ同じである
が、本発明ではさらに予浸水位設定用の圧力スイッチ１
５、および本洗い水位設定用の圧力スイッチ１６を設け
、それぞれエアーホース１７．１８で前記エアトラ、デ
ゝ１４に接続すると共に、それぞれの圧カスイ、チ１５
，１６の水位調節用つまみ１９．２０を設げ、操作・や
ネル１１ｉｌ１分から使用者が水位調節でさるＬうにし
ている。

°また、２１は本杭い時の水位で高水位に設定した簀合
を示し、２２は予浸行程の給水水位を示したものである
が、本洗い時の水位は２１の水位よりも低く設定できる
ようになっており、また、予浸行程の水位も２２の水位
から高い方へ（低い方＼も若干の調節が可能になってい
る。−この調節はｉｉＩ述の調節つ捷み１９．２０の操
作によって行わ１６ｕ次に、上述した本発明による洗たく機の動作について説
明する。

まず、洗たくに当って自動タイムスイッチ１２を予浸行
程から始まる位置（あるいはコース）に設定（２、予浸
行程からスタートする。この時衣類と、従来の洗たくＶ
Ｃおける適正濃度（従来の洗たく水蓄に対し通常０．１
４　％の濃度）に相当する洗剤とを投入する。予浸行程
の前段階は給水であるが、この時の給水は予浸水位設定
用の圧力スイッチ１５により制御され、後に続く本洗い
の時の水位よりかなり低いところでこの圧力スイッチ１
５ぷは作動し給水ストップする。従って、この時の水位が本
洗いの時の水位のＡに設定されておれば、この予浸行程
の洗剤濃度は本洗いの時の約２倍になる。この状態で予
浸行程の当初と中間時点に適当時間回転ｊＩ５を回転さ
せ、洗剤の溶解と攪拌を行う。特に予浸行程の当初に行
う攪拌は、洗剤の溶−とそれが衣類全体に浸透する程度
の攪拌であって、回転翼を１〜２分程度回転させる。中
間時点の攪拌は、予浸行程の時間の長さにもよるが、１
〜２回それぞれ１〜２分の攪拌を行い、洗剤液を衣類に
さらによく浸透させる。

このようにして、予浸行程は通常１時間〜３時間設定で
きるようにしておくが、この間、通常の本洗い（通常ｌ
Ｏ分程度）で落ちにくい汚れに洗剤液をよく浸透させて
おき、次の本洗いで充分落、　ちる素地をつくるわけで
ある。

この予浸行程の掻集洗い行程に移る。この行程の当初本
洗いのための給水が始まシ、予浸行程の水位からいわゆ
る通常の洗たく水位までの追加給水がなされる。この時
は本洗い水位設定用圧カス１．チ１６に回路接続されて
おり、この圧力スイッチ】６の設定水位に制御される７
そして、本洗い水位に達すると千−タ−６が回転して本
来の洗たくを開始する。この時の洗剤濃度は、本来の洗
たく濃度になっ−ｒいる。

このようにして、本洗いが紅でし、排水、脱水。

すすき、脱水を経て洗たく作業が紅了する。

表は以上の各行程における洗たく槽内の水位２洗剤ｉ１
１度および回転翼での攪拌の様子をまとめたものである
。

第２図は人々の洗たく方法Ｖ（よる洗浄効果の実験結果
を、縦軸に洗浄度、横軸にｔ浸時間をとっ一〇グラフに
したもので、ａは予浸イｒ′Ｔにいきなり４−洗いをし
た場合、ｂは本洗いのときと同じ洗剤濃度で予浸した後
ｊ洗いをした場合、・は本洗いのときの２倍の洗剤濃度
で予浸した抜本洗いをした場合を夫々示している。７この実験結果から明らかなように、Ｃの場合、すなわち
、本発明による場合が最もよい洗浄効果が得られる。

洗剤の洗浄力については、洗剤（界面活性剤）分子が汚
れに吸脇、浸透し、汚れを膨潤し、乳化。

脱落させ乙のがそのメカニズムでｌるが、この時洗剤濃
度が濃いとその膨潤、乳化力も強くなり、後の本洗いで
の汚れの脱落が容易になるものである。

なお、不発明拠おいては、予浸時の水量は少なく、本洗
いの時σノような攪拌はなされないが、予浸においては
洗剤の汚れ−＼の浸透、膨潤がなされればよいので、攪
拌、布回りなど少なくてよい。

近年、食生活の変化などから汚れの種類も複雑化し、単
なる有機汚れ、あるいは無機汚れなどのように区別され
るものでなく、無機汚れに、油脂汚れ、蛋白汚れなどが
混っていることがわかり、機械的洗浄力を増すのみでは
解決できなくなって来ている。

このような事態に対して、本発明の洗たく機は、洗剤の
化学的洗浄力を最大限発揮できるようにしたので、上述
の如き複雑な汚れにも充分対処することができ、また、
−回の洗たくに使用する洗剤の量も従来と同じであるか
ら、手の肌あれ、排水の水質悪化による公害、洗剤式の
増加、などの悪影響をおよぼすことも會いもなど優れた
効果を有している。

なお、前述した実施例は本発明を洗たく兼脱水槽を有す
るいわゆる全自動洗たく機に適用した場合を示したが、
本発明はそれ以外にも１例えば、洗たく槽と脱水槽を併
設したいわゆる二槽式洗たく機などにも適用することが
ず能であることはいうまでもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示Ｔ断面図、第２図は各法た
く方法による洗浄効果の実験結果を表わしたグラフであ
る。ｌ・本体、２・・・水受槽、３・・・洗たく槽、５・・
・回転翼、６　・七−タ、１２・・自動タイムスイッチ
、１４・・・エーアトラ、ゾ、１５．１６・・圧力スイ
ッチ、１７．１８・・・エアーホース、１９．２０・・
・水位調節つまみ。代　　理　　人　　　星　　　野　　　恒　　　司　　
−、、；＋二二プ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　洗たく槽と、該洗たく槽内の被洗たく衣類を
攪拌する攪拌装置と、前記洗たく槽へ自動的に水を供給
する給水装置と、タイムスイッチを含む［Ｉ動プログラ
ム装置とを備え、該自動プログラム装置の１０グラムに
従い、前記洗たく槽へ予浸水位の給水を行う行程と、該
給水により得られた高濃度の洗剤液中にて一定時間被洗
たく衣類を浸漬する予浸行程と、該一定時間経過後前記
洗たく槽へ前記予浸水位から本洗い水位にするための追
加給水を行う行程と、該追加給水により得られる適ｎ’
、ａ度の洗剤液中にて被洗たく衣類を攪拌する本洗い行
程とを順次自動進行するようにしたことを特徴とする洗
たく機、。
（２）　　前記予浸行程は、前記攪拌装置による間歇的
な攪拌を含むことを特徴とする特許請求の範囲第（１）
項記載のαた〈機。
（３）前記予浸行程における予浸水位は本洗い水位の捧
、洗剤液濃度は適正濃度の２倍とすることを特徴とする
特許請求の範囲第（１）項または第（２）項記載の洗た
く機。
（４）前記給水装置は予浸水位設定用の圧力スイッチと
本洗い水位設定用の圧カスイ、チとを有していることを
特徴とする特許請求の範囲第（１）項から第（３）項の
いずれかに記載の洗たく機。