JPS58138770A - 共沸組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 組成物に関する。

一般に沸点の異なる２種の化合物の混合物は、液相と気
相における組成比が異なる。而して密閉され九パイづ中
に媒体を封入し蒸発、凝縮によシ熱エネル千−を伝達す
る際に、斯かる混合物を熱媒体として用いる場合には、
液相と気相との組成比が異なるため蒸発と凝縮の過程に
おいて温度差が生じ、熱エネルギーの伝達量が小さくな
るのが通常である。本発明者らは水とＰＰＰとの混合物
において、その組成を種々変化させたときの液相と気相
の組成を分析した結果、ＰＰＰ９４重量％及び水６重量
の混合比のときは、液相と気相との組成が同じであり、
共沸していることを見い出し、ことに本発明を完成した
。

即ち、本発明はＰＰＰ９４．０重量係及び水６．０重量
％からなる共沸組成物に係る。

ここにＰＰＰの沸点は８０．３℃であシ、水の沸点は１
００℃である。また、上記本発明の共沸組成物の沸点は
７７．３℃である。

ＰＰＰと水との種々の比率の混合物を密閉されたバイづ
中に封入しその伝熱量及びパイプの温度を測定した結果
、共沸組成比の混合物が伝熱量が最も大きく且２パイプ
の加熱部と受熱部との温度差が最も小さかった。即ち一
１熱エネル千−の伝達効率が最も良い。

上記の如き特性を有する本発明の共沸組成物は、例えば
下記の機力用途に用いることができる。

（！）シートバイづ用媒体 （２）蒸発冷却用媒体 （３）溶媒（抽出溶媒等） 以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。

実施例 ＰＦＰ単体及びＰＦＰと水との７種の組成比の混合物に
ついて、液相と気相の組成を分析した結果を第１表に示
す。この表から明らかな通ＤＡ５では液相と気相の組成
が同一である。

第　　ｌ　　表 上記サシプルＡｌ〜８についてし一トバイづの伝熱特性
を第１図に示す伝熱試験装置を用いて調べた。即ち第１
図において一定温度（６０℃）の加熱水を供給し、その
時のパイプ内のＡ、Ｂ％Ｃ各点の温度及び冷却水の温度
上昇よシ伝熱量を測定した。伝熱量Ｑ　ＣＷ’）は、冷
却水の入口温度ａ（ト）と出口温度Ａ　（’Ｃ）、冷却
水流量ｗ　（ｔ／ｚ　）及び冷却水比熱ｃｃＪ／ｌ・℃
）よシ次式で求められる。

Ｑ＝ｃμ（ｂ−α） 冷却水の入口温度は２０℃とした。測定結果を第２表に
示す。本発明の共沸組成物が最も優れていること及び本
発明の共沸組成物の組成と近似の組成を有しているもの
も同様の効果が発揮されることが、第２表かられかる。

を 第　　２　　表

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例において使用した伝熱試験装置の概略を
示したものである。 ＋ｌ）・・・・・銅管　　　　　（２）・・・・・流量
計（３）・・・・・ウレタシ発泡体（断熱材）（４）・
・・・・冷却水　　　　（５）・・・・・加熱水（６）
・・・・・液相　　　　　（７）・・・・・気相Ａ、Ｂ
、Ｃ・・・・・媒体温度ｔシサーα・・・・・冷却水入
口温度セシサー ｂ・・・・・冷却水出口温度セシサー （以　上） 第１図 手続補正書（峠） 昭和５７年１０月、１３日 特許庁長官　　若杉和夫　　　殿 １、事件の表示 昭和５７年特　許　願第２１８１４　　号２・発明０名
称　共沸組成物 ３、補正をする者 ４、代理人 大阪市東区平野町２の１０平和ビル内電話％−２０３−
０９４１　（代）自発 ６、補正により増加する発明の数　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　１なし　　　　　　　　
　　　１ 補　　正　　の　　内　　容 を下記の通シ訂正する。 「 ２　第１図を添付図面の通９訂正する。 （以　上） 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ■　２，２，３，３．３−ベシタフルオ０プ０パノール
   ９４．０重量−及び水６．０重量％からなる共沸組成物
   。