JPS58137935A - アレスタを内蔵した筒形カツトアウト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この＊Ｗはアレスタを内蔵した筒形カットアウトに関す
るものである。

従来技術 従来、アレスタを内蔵した筒形カットアウトは筒形の本
体碍子のほぼ中央部に同本体碍子と直交する方向に分岐
する筒状部を形成し、その筒状部内にアレスタを収容し
たり、又筒形の本体碍子を大径にし、ヒユーズ筒とアレ
スタとを並列状に収容するようにした構成がとられてい
た。

しかし、上記筒形カットアウトは本体碍子そのものが大
きくなり、重量及び製作の面で問題があり、しかもアレ
スタの取付けに基づいてその内部構造が複雑になる問題
があった。

又１．広く採用されているアレスタが内蔵されていない
既設の筒形カットアウトをアレスタが備えられたものに
したい場合には、新規に前記アレスタを内蔵した筒形カ
ットアウトに取替えなければならないため、その転換作
業及び経済的な面で問題があった。

目的 この考案は上記問題点を解消するためになされたもので
あって、その目的は本体碍子に対するアレスータの組付
けを簡素化することができるとともに、本体碍子の形状
及び重量を小さくでき、しかもアレタスが内蔵されてい
ない既設の筒形カットアウトにもアレタスを簡単に組付
Ｃブることができるアレタスを内蔵した筒形カットアウ
トを提供するにある。

実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。

第１図において、１は内部にヒユーズ筒挿入孔２を設け
た筒状の本体碍子であって、上方に開口した円錐形状の
上端部を上端囲口部稟とし、下方に開口する筒形状の下
端部を下、端間１’ｌ　’、：ｉ；　４　Ｊｌ　ｌ　、
　−１−。

いる。５は本体碍子１の上端開口部３内に形成した係止
段部、６は同段部５内周に固定した支持ボルトである。

７は同支持ボルト６の先端部に螺着した水切金具、８は
同じく支持ボルト６の基端部に取付けた上部電極である
。９は同上部電極８内において支持ボルト６の基端にス
プリング１０を介して吊下げた消弧棒である。

１１は本体碍子１の上端開口部３に嵌着された上部モー
ルドコーンであって、電源側日出線１２が一体的にモー
ルドされている。そして、同口出線１２の内端は前記水
切金具１にかしめ１３着されている。１４は筒状の本体
碍子上の外周に固定された取付金具である。

１５は前記ヒユーズ筒挿入孔２下端の下端開口部４内に
係入した下部電極ガイド部材であって、その下部内周に
円錐台状のガイド部１６を形成するとともに、上部内周
に固設した電極支持板１１に下部電極１８をビス着して
いる。１９は前記下部電極ガイド部材１５の上端部に螺
着したストッパであって、前記上部電極８の直下に上端
が位置する円筒状の消弧筒２０の下端を支持している。

２１はヒユーズ筒挿入孔２内に装着したヒユーズ筒であ
って、その上端部の上部接触子２１１１は前記上部電極
８と消弧棒９との間に接離可能に嵌着され下端部の下部
接触子２１ｂは前記ガイド部１６上万の下部電極１８に
対して接離可能に嵌着されている。２２は本体碍子１の
下端開口部４外周に取付けた下部モールドコーンであっ
て、負荷側日出線２３をモールドし、その口出線２３の
内端は前記下部電極１８に接続されている。

２４は本体碍子１の下端開口部４内面に取付けたハカマ
部材であって、その円周に設けた導電性の止め金具２５
によって同ハカマ部材２４のテーパ部へ密嵌される密栓
２６を着脱可能に係止している。２７はハカマ部材２４
と密栓２６とを連結する紐である。

２８は酸化亜鉛（ＺｎＯ）等の無続流脣性に優れた非直
線抵抗素子２８ａの表面にエポキシ樹脂又はエチレンプ
ロピレンラバー（ＥＰＲ）等の絶縁材２８ｂがモールド
されて形成された円筒状のアレスタであって、その円筒
内に前記ヒユーズ筒２１の下端部が内挿されるように本
体碍子１の下端開口部４内に装着されて込る。２９はア
レスタ２８の外周面中央位置に下方に斜状して突出形成
されたフックであって、同アレスタ２８を下方から下端
開口部４内挿入したとき、同フック２９が前記ハカマ部
材２４の上端縁に係合されることにより、アレスタ２８
が同ハカマ部材２４に対して嵌着固定されるようになっ
ている。

又、アレスタ２８の下部外周面には第２図に示すように
非直線抵抗素子２８ａを露出させた接触電極面３０が設
けられ、その接触電極面３ｏが前記止め金具２５の一部
上端を突出して形成された接触片２５Ｂに対して電気的
に接触されるようになっている。

３１はアレスタ２８の上端に取着された接触板であって
、基端面はアレスタ２８の非直線抵抗素子２８ａに対し
て電気的に接続され、先端部は前記ガイド部１６を通っ
て前記下部電極１８に対して電気的に接触している。３
２は基端部が前記取付金具１４に固定されたアーキング
ホーンであって、その先端部が前記止め金具２５の下端
に対して所定の間隔をあけて対向するように形成されて
いる。

さて、−上記のように構成された筒形カットアウトは雷
サージがカットアウトに侵入してもアレスタ２８により
止め金具２５、アーキングホーン３２及び取付金具１４
を介して大地に放電するので、カットアウト自身の破損
は勿論、カットアウトの負荷側日出線２３を介して接続
される変圧器等の配電機器を雷サージから保護する。

又、前記のように構成された筒形カットアウトは在来の
カットアウトにおいて本体碍子１の下端開口部４に取着
したイ）カマ部材２４にアレスタ２８を嵌着させる簡単
な構造なので取付けが容易となる。しかも、既設のアレ
スタ２８を内蔵していないカットアウトに対しても、同
カットアウトの機能及び構造を損うことなくアレスタ２
８を組付けることができ、転換作業の合理化を図ること
ができる。

なお、この発明は前記実施例に限定されるものではなく
、例えば第５図に示すようにアレスタ２８の下端にアー
ス線３３を接続し、雷サージを直接このアース線３３を
介して大地に放電させたり又、アレスタ２［の下部外周
面をハカマ部材２４の内側面で挟着して、同アレスタ２
８を向ハカマ部材２４に対して固定又は着脱可能に固定
したりする等この発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に
変更することも可能である。

効果 以上詳述したように、この発明は筒状の本体碍子に形成
したヒユーズ筒挿入孔にヒユーズ筒を同碍子の下端開口
部から装着してなる筒形カットアウトにおいて、前記本
体碍子の下端開口部内側にアレスタを嵌着固定するとと
もに、同アレスタに設けた接触板を同カットアウトの下
部電極に接触させたことにより、本体碍子に対するアレ
スタの組付けをカットアウトの形状、機能及び構造を損
うことなく簡素化することができ、しかもアレスタが内
蔵されていない既設のカットアウトにも簡単に組付けが
できる優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を具体化した筒形力・ノドアウトの断
面図、第２図はアレスタの全体斜視図、第５図はこの発
明の別例を示すアレスタの斜視図である。 本体碍子１、ヒユーズ筒挿入孔２、下端開口部４、下部
電極１８、ヒユーズ筒２１、ハカマ部材２４、止め金具
２５、密栓２６、アレスタ２８、非直線抵抗素子２８ａ
、絶縁材２８ｂ１フツク２９、接触電極面３０、接触板
３１、アース線３３゜特許出願人　　−株式会社　高松
電気製作所代理人　　弁理士恩田博宣

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　筒状の本体碍子に形成したヒユーズ筒挿入孔にヒユ
   ーズ筒を同碍子の下端開口部から装着してなる筒形カッ
   トアウトにおいて、 前記本体碍子の下端開口部内側にアレスタを嵌着固定す
   るとともに、同アレスタに設けた接触板を同カットアウ
   トの下部電極に接触させたことを特徴とするアレスタを
   内蔵した筒形カットアウト。 ２　アレスタは無続流特性の優れた円筒形の非直線抵抗
   素子であって、その表面をエポキシ樹脂又はエチレンプ
   ロピレンラバー等の絶縁材でモールドしたものである特
   許請求の範囲第１項記載のアレスタを内蔵した筒形カッ
   トアウト。 ８　アレスタはその外側面にフックを、突出形成し、同
   フックが本体碍子の下端開口部に内設されたハカマ部材
   の上端に係合して、同アレスタがハカマ部材を介して本
   体碍子の下端開口部に取着されたものである特許請求の
   範囲第２項記載のアレスタを内蔵した筒形カットアウト
   。 ４　アレスタはその下端外側面に接触電極向を形１威し
   、ハカマ部材に取着された密栓係止用の止め金具の一部
   に接触させるようにしたものである特許請求の範囲第８
   項記載のアレスタを内蔵した筒形カットアウト。 ５　アレスタはその下端にアース線を接続したものであ
   る特許請求の範囲第８項記載のアレスタを内蔵した筒形
   カットアウト。