JPS58137638A - 遠心回転機用バランサ - Google Patents
遠心回転機用バランサInfo
- Publication number
- JPS58137638A JPS58137638A JP1941282A JP1941282A JPS58137638A JP S58137638 A JPS58137638 A JP S58137638A JP 1941282 A JP1941282 A JP 1941282A JP 1941282 A JP1941282 A JP 1941282A JP S58137638 A JPS58137638 A JP S58137638A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular chamber
- side wall
- balancer
- buffer plates
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/32—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels
- F16F15/36—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved
- F16F15/363—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved using rolling bodies, e.g. balls free to move in a circumferential direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はアンバランス吸収媒体として液体及び球体を封
入した環状室を回転槽に設けてなる遠心回転機用バラン
サに関する。
入した環状室を回転槽に設けてなる遠心回転機用バラン
サに関する。
従来例えば脱水兼用洗濯機においては、脱水時に回転槽
が洗濯物のアンバランス分布に起因して異常振動するこ
とを規制するために回転槽に液体バランサ或いはポール
バランサを設けている。液体バランサは錘りとして液体
が用いられ、又、ポールバランサは錘りとして鋼球つま
り球体が用いられる。液体バランサは、液体の流動路を
残すようにして例えば底壁から一体に突出成形された複
数個の抵抗板を周方向に間欠的に有する環状室内に液体
を該環状室内を完全には満さない量だけ封入した構成で
、回転槽が共振回転数以下の時には液体の流動を抵抗板
により抑止し、回転槽が共振回転数を越えた時には液体
が洗濯物の偏在位置即ちアンバランス負荷位置とは反対
方向に移動してそのアンバランスを吸収する。又、ポー
ルバランサは、環状室内に複数個の球体を転勤自在に収
納した構成で、回転槽が共振回転数付近まで回転された
場合に球体がアンバランス負荷位置とは反対方向に移動
してそのアンバランスを吸収する。
が洗濯物のアンバランス分布に起因して異常振動するこ
とを規制するために回転槽に液体バランサ或いはポール
バランサを設けている。液体バランサは錘りとして液体
が用いられ、又、ポールバランサは錘りとして鋼球つま
り球体が用いられる。液体バランサは、液体の流動路を
残すようにして例えば底壁から一体に突出成形された複
数個の抵抗板を周方向に間欠的に有する環状室内に液体
を該環状室内を完全には満さない量だけ封入した構成で
、回転槽が共振回転数以下の時には液体の流動を抵抗板
により抑止し、回転槽が共振回転数を越えた時には液体
が洗濯物の偏在位置即ちアンバランス負荷位置とは反対
方向に移動してそのアンバランスを吸収する。又、ポー
ルバランサは、環状室内に複数個の球体を転勤自在に収
納した構成で、回転槽が共振回転数付近まで回転された
場合に球体がアンバランス負荷位置とは反対方向に移動
してそのアンバランスを吸収する。
そこで、最近では抵抗板を有する環状室内に液体及び球
体の双方を封入して液体バランサとポールバランサとの
利点を組合せて１層アンバランス吸収作用の大なるバラ
ンサとすることが考えられている。ところが、このよう
な構成とすると、回転槽の回転中に例えば回転槽の上方
部位に設けられた開閉蓋が開放されてこれにともないブ
レーキ装置が回転槽にブレーキ力を作用させた場合には
、回転槽は急激に停止されるが環状室内の球体は慣性で
そのまま移動して比較的剛性の大なる抵抗板に激しく衝
突することになり、液体が封入されていても未だ大きな
衝突音を発生するばかりでなく、抵抗板が破損する虞れ
がある。
体の双方を封入して液体バランサとポールバランサとの
利点を組合せて１層アンバランス吸収作用の大なるバラ
ンサとすることが考えられている。ところが、このよう
な構成とすると、回転槽の回転中に例えば回転槽の上方
部位に設けられた開閉蓋が開放されてこれにともないブ
レーキ装置が回転槽にブレーキ力を作用させた場合には
、回転槽は急激に停止されるが環状室内の球体は慣性で
そのまま移動して比較的剛性の大なる抵抗板に激しく衝
突することになり、液体が封入されていても未だ大きな
衝突音を発生するばかりでなく、抵抗板が破損する虞れ
がある。
（発明の目的）
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、球体が液体のための抵抗板に衝突しても、衝突音の発
生を極力抑制することができるとともに、抵抗板の破損
をも防止することができる遠心回転機用バランサ提供す
るにある。
、球体が液体のための抵抗板に衝突しても、衝突音の発
生を極力抑制することができるとともに、抵抗板の破損
をも防止することができる遠心回転機用バランサ提供す
るにある。
（発明の概要）
本発明は、環状室の外周側壁に上部に液体及び球体の通
る流動路を存し且つ下端部が前記環状室の底壁と間隔を
存するようにして複数個の第１の抵抗板を周方向に間欠
的に位置するように一体成形し、前記環状室の内周側壁
に複数個の第２の抵抗板を前記第１の抵抗板の近傍に位
置して一体成形することによって、第１の抵抗板に球体
が衝突した時にこれを緩衝せんとするものである。
る流動路を存し且つ下端部が前記環状室の底壁と間隔を
存するようにして複数個の第１の抵抗板を周方向に間欠
的に位置するように一体成形し、前記環状室の内周側壁
に複数個の第２の抵抗板を前記第１の抵抗板の近傍に位
置して一体成形することによって、第１の抵抗板に球体
が衝突した時にこれを緩衝せんとするものである。
以下本発明を脱水兼用洗濯機に適用した一実施例につき
図面を参照して説明する。第１図において、１は外箱、
２は外箱１内に吊棒機構３を介して弾性支持されたタブ
、４はタブ２内に回転自在に設けられ周壁に多数の脱水
孔４ａを有すると共に内底部に撹拌宵５を有するプラス
チック製回転槽、６は動力伝達機構７を介して回転槽４
及び撹拌翼５に回転力を選択的に伝達する洗濯機モータ
、８は回転槽４に同心状に配置されたバランサである。
図面を参照して説明する。第１図において、１は外箱、
２は外箱１内に吊棒機構３を介して弾性支持されたタブ
、４はタブ２内に回転自在に設けられ周壁に多数の脱水
孔４ａを有すると共に内底部に撹拌宵５を有するプラス
チック製回転槽、６は動力伝達機構７を介して回転槽４
及び撹拌翼５に回転力を選択的に伝達する洗濯機モータ
、８は回転槽４に同心状に配置されたバランサである。
次にこのバランサ８について詳述する。９は上面が開放
され内部を環状室１０としたポリプロピレン等のプラス
チック製の環状ケースで、外周に一体成形された鍔部１
１を有し、この鍔部１１をこれに形成された透孔１１ａ
を用いて回転槽４の上端にねじ止めすることによって該
回転槽４の上端開口部内に装着されている。そして、こ
の環状ケース９の上面開放口は、その同一の環状室１０
内にバランサ用の低粘性の液体（例えば食塩水）１２と
同じくバランサ用の例えば鋼製或いはゴム被覆を施した
複数個の球体１３とを収容して後、ポリプロピレン等の
プラスチック製の蓋部材１４によって封鎖される。斯よ
うな環状室１０において、底壁１５の両側部に位置する
外周側！１６及び内周側８１１７の下端部は上方に向か
うに従って互いに拡開する如くに傾斜する傾斜部１６ａ
及び１７ａに形成されているとともに、外周側壁１６の
傾斜部１６ａより上方の部位の内面は外方に傾斜する如
くに立上がる傾斜面１６ｂに形成されている。尚、上記
場合において、液体１２は環状室１０内にその環状室１
０の略半分の高さ位置に達する程度の量だけ封入されて
いる。１８は前記環状室１０の外周側ｌ！１６に周方向
に間欠的に位置するように一体成形された複数個の第１
の抵抗板であり、これらは環状室１０内に突出し、上端
面と蓋部材１４の内面との間には流動路１９が形成され
、下端面と底１１５内面との闇には所定の間隔２０が形
成され、先端部の端面と内周側１１７の内面との闇には
間隔２１が形成されている。２２は前記環状室１０の底
壁１５及び内周側４１１７に周方向に間欠的に位置する
ように一体成形された複数個の第２の抵抗板であり、こ
れらは環状室１０内に突出し且つ前記８第１の抵抗板１
８の近傍の回転槽４の回転方向２３とは反対側に位置す
るようになっており、その先端部の端面と外周側壁１６
の内面との間には球体１３の直径よりも大なる間隔２４
が形成されている。そして、第２の抵抗板２２の先端部
は下方に向かうに従って順次幅広となるような傾斜状に
形成されており、これによって、第１の抵抗板１８の先
端部と第２の抵抗板２２の下半部の先端部とは周方向に
１部うツブするようになされている。尚、２５は回転槽
４の上方部位に設けられた開閉量であり、これが開放さ
れると、図示しない蓋スィッチが開放して脱水運転時に
洗濯機モータ６の通電路を切るとともに、図示しないブ
レーキ装置が作動して１転槽４にブレーキ力を作用させ
るようになっている。
され内部を環状室１０としたポリプロピレン等のプラス
チック製の環状ケースで、外周に一体成形された鍔部１
１を有し、この鍔部１１をこれに形成された透孔１１ａ
を用いて回転槽４の上端にねじ止めすることによって該
回転槽４の上端開口部内に装着されている。そして、こ
の環状ケース９の上面開放口は、その同一の環状室１０
内にバランサ用の低粘性の液体（例えば食塩水）１２と
同じくバランサ用の例えば鋼製或いはゴム被覆を施した
複数個の球体１３とを収容して後、ポリプロピレン等の
プラスチック製の蓋部材１４によって封鎖される。斯よ
うな環状室１０において、底壁１５の両側部に位置する
外周側！１６及び内周側８１１７の下端部は上方に向か
うに従って互いに拡開する如くに傾斜する傾斜部１６ａ
及び１７ａに形成されているとともに、外周側壁１６の
傾斜部１６ａより上方の部位の内面は外方に傾斜する如
くに立上がる傾斜面１６ｂに形成されている。尚、上記
場合において、液体１２は環状室１０内にその環状室１
０の略半分の高さ位置に達する程度の量だけ封入されて
いる。１８は前記環状室１０の外周側ｌ！１６に周方向
に間欠的に位置するように一体成形された複数個の第１
の抵抗板であり、これらは環状室１０内に突出し、上端
面と蓋部材１４の内面との間には流動路１９が形成され
、下端面と底１１５内面との闇には所定の間隔２０が形
成され、先端部の端面と内周側１１７の内面との闇には
間隔２１が形成されている。２２は前記環状室１０の底
壁１５及び内周側４１１７に周方向に間欠的に位置する
ように一体成形された複数個の第２の抵抗板であり、こ
れらは環状室１０内に突出し且つ前記８第１の抵抗板１
８の近傍の回転槽４の回転方向２３とは反対側に位置す
るようになっており、その先端部の端面と外周側壁１６
の内面との間には球体１３の直径よりも大なる間隔２４
が形成されている。そして、第２の抵抗板２２の先端部
は下方に向かうに従って順次幅広となるような傾斜状に
形成されており、これによって、第１の抵抗板１８の先
端部と第２の抵抗板２２の下半部の先端部とは周方向に
１部うツブするようになされている。尚、２５は回転槽
４の上方部位に設けられた開閉量であり、これが開放さ
れると、図示しない蓋スィッチが開放して脱水運転時に
洗濯機モータ６の通電路を切るとともに、図示しないブ
レーキ装置が作動して１転槽４にブレーキ力を作用させ
るようになっている。
次に、本実施例の作用につき説明する。回転槽４が脱水
運転開始のために１転駆動された場合、共振口転数未満
の低速同転期間では、球体１３及び液体１２がそれほど
大きな遠心力を受けないため、球体１３の第１の抵抗板
１８相互閤隔以上の自由な円周方向移動がその第１の抵
抗板１８によって阻害され、又、液体１２は第３図に矢
印２６で示すように第１の抵抗板１８により流動が抑制
され次いで第２の抵抗板２２によって流動が抑制される
ようになって局方向への移動に相当の抵抗を受ける。従
って、球体１３及び液体１２が共振口転数以下でアンバ
ランス負荷位一方向に寄せ集まりそのアンバランス量を
助長してしまうと云う不都合を防止できる。さて、回転
槽４が共振１転数以上に達すると、これまでの間に球体
１３及び液体１２が抵抗板１８．２２の存在により回転
槽４と略一体回転するまでに充分加速されているために
、先ず球体１３は遠心力によって傾斜部１６８及び傾斜
面１６ｂを登りその最上端１６Ｃ近傍に位置する。この
位置で球体１３に対する上昇力が消失するので、球体１
３が常時蓋部材１４にこれを上方に押圧する如く当接す
る環象には到らず、蓋部材１４に無用な外力が加わるこ
とはない。このようにして球体１３は全周にわたる円周
方向移動が阻止されることのない流動路１９中に位置さ
れる一方、その１１体１２も遠心力によって環状室１０
内の外側に集まり流動路１９を介して円周方向移動可能
になる。この結果、回転槽４内にアンバランス負荷が存
在した場合は、球体１３及び液体１２がそのアンバラン
ス負荷位置とは反対側に寄せ集まる。この場合、アンバ
ランス量が球体１３によるアンバランス吸収限界点以下
であれば球体１３は振動振幅が零になるまで互に接近し
合い、従って振幅が零になるため、液体１２の円周方向
移動は起らず、主としてポールバランサ効果が現出され
る。これに対してアンバランス負荷が球体１３によるア
ンバランス吸収限界点を越えているときは、この眼界点
にてすべての球体１３がすでに完全に寄せ集まっている
ので、振動系としてはアンバランス状態にあり、今度は
そのアンバランスを吸収する方向に液体１２が移動し液
体バランサ効果が発揮される。その優、０転槽４が脱水
運転停止すべく回転駆動が停止されると、回転槽４は若
干時開惰性回転した後に停止するようになり、その閤に
液体１２及び球体１３が環状室１０内下部に戻るように
なるとともに抵抗板１８゜２２により周方向への流動が
阻止される。
運転開始のために１転駆動された場合、共振口転数未満
の低速同転期間では、球体１３及び液体１２がそれほど
大きな遠心力を受けないため、球体１３の第１の抵抗板
１８相互閤隔以上の自由な円周方向移動がその第１の抵
抗板１８によって阻害され、又、液体１２は第３図に矢
印２６で示すように第１の抵抗板１８により流動が抑制
され次いで第２の抵抗板２２によって流動が抑制される
ようになって局方向への移動に相当の抵抗を受ける。従
って、球体１３及び液体１２が共振口転数以下でアンバ
ランス負荷位一方向に寄せ集まりそのアンバランス量を
助長してしまうと云う不都合を防止できる。さて、回転
槽４が共振１転数以上に達すると、これまでの間に球体
１３及び液体１２が抵抗板１８．２２の存在により回転
槽４と略一体回転するまでに充分加速されているために
、先ず球体１３は遠心力によって傾斜部１６８及び傾斜
面１６ｂを登りその最上端１６Ｃ近傍に位置する。この
位置で球体１３に対する上昇力が消失するので、球体１
３が常時蓋部材１４にこれを上方に押圧する如く当接す
る環象には到らず、蓋部材１４に無用な外力が加わるこ
とはない。このようにして球体１３は全周にわたる円周
方向移動が阻止されることのない流動路１９中に位置さ
れる一方、その１１体１２も遠心力によって環状室１０
内の外側に集まり流動路１９を介して円周方向移動可能
になる。この結果、回転槽４内にアンバランス負荷が存
在した場合は、球体１３及び液体１２がそのアンバラン
ス負荷位置とは反対側に寄せ集まる。この場合、アンバ
ランス量が球体１３によるアンバランス吸収限界点以下
であれば球体１３は振動振幅が零になるまで互に接近し
合い、従って振幅が零になるため、液体１２の円周方向
移動は起らず、主としてポールバランサ効果が現出され
る。これに対してアンバランス負荷が球体１３によるア
ンバランス吸収限界点を越えているときは、この眼界点
にてすべての球体１３がすでに完全に寄せ集まっている
ので、振動系としてはアンバランス状態にあり、今度は
そのアンバランスを吸収する方向に液体１２が移動し液
体バランサ効果が発揮される。その優、０転槽４が脱水
運転停止すべく回転駆動が停止されると、回転槽４は若
干時開惰性回転した後に停止するようになり、その閤に
液体１２及び球体１３が環状室１０内下部に戻るように
なるとともに抵抗板１８゜２２により周方向への流動が
阻止される。
ところで、前述したような脱水運転中において開閉蓋２
５が開放された場合には、図示しない蓋スィッチの開放
により洗濯機モータ６の通電路が切られるとともに、図
示しないブレーキ装置の作動により回転槽４にブレーキ
力が作用される。従って、回転槽４の矢印２３方向への
回転が急激に停止されるようになるが、環状室１０内の
球体１３は第４図に示すように慣性により外周側１！！
１６に沿ってそのまま周方向に移動し第１の抵抗板１８
に衝突するようになる。ところが、第１の抵抗板１８は
外周側！！１６に各蓋部材１４．底壁１５及び内周側壁
１７に対して流動路１９．開隔２０及び２１を夫々形成
するようにプラスチックの一体成形により設けられてい
るので、該第１の抵抗板１８は基端部の片持ち状態とな
って弾性変形可能となっており、従って、球体１３が衝
突するとその１１の抵抗板１８は第４図二点鎖線で示す
ように弾性変形して衝撃を緩衝する。
５が開放された場合には、図示しない蓋スィッチの開放
により洗濯機モータ６の通電路が切られるとともに、図
示しないブレーキ装置の作動により回転槽４にブレーキ
力が作用される。従って、回転槽４の矢印２３方向への
回転が急激に停止されるようになるが、環状室１０内の
球体１３は第４図に示すように慣性により外周側１！！
１６に沿ってそのまま周方向に移動し第１の抵抗板１８
に衝突するようになる。ところが、第１の抵抗板１８は
外周側！！１６に各蓋部材１４．底壁１５及び内周側壁
１７に対して流動路１９．開隔２０及び２１を夫々形成
するようにプラスチックの一体成形により設けられてい
るので、該第１の抵抗板１８は基端部の片持ち状態とな
って弾性変形可能となっており、従って、球体１３が衝
突するとその１１の抵抗板１８は第４図二点鎖線で示す
ように弾性変形して衝撃を緩衝する。
このように本実施例によれば、回転槽４の急停止時に球
体１３が第１の抵抗板１８に衝突しても、該第１の抵抗
板１８が弾性変形して衝撃を緩衝するようにしたので、
液体中であることと相俟って衝突音の発生を極めて小さ
く抑制することができるとともに、第１の抵抗板１８が
破損することをも防止することができる。
体１３が第１の抵抗板１８に衝突しても、該第１の抵抗
板１８が弾性変形して衝撃を緩衝するようにしたので、
液体中であることと相俟って衝突音の発生を極めて小さ
く抑制することができるとともに、第１の抵抗板１８が
破損することをも防止することができる。
尚、上記実施例では球体１３として鋼製のものを用いる
ようにしたが、代りにガラス製等のものを用いるように
してもよい。
ようにしたが、代りにガラス製等のものを用いるように
してもよい。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例（のみ限
定されるものではなく、例えば脱水兼用洗濯機のみなら
ず遠心回転機全般のバランサとして利用し得る等、要旨
を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得ることは勿
論である。
定されるものではなく、例えば脱水兼用洗濯機のみなら
ず遠心回転機全般のバランサとして利用し得る等、要旨
を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得ることは勿
論である。
本発明は以上説明したように、環状室の外周側壁に一体
成形した第１の抵抗板に球体が衝突した時に該第１の抵
抗板が弾性変形して衝撃を緩衝するようにしたので、衝
突音の発生を極力抑制することができるとともに、第１
の抵抗板の破損をも防止することができ、もって液体バ
ランサとボールバランサ効果とを効果的に発揮し優る遠
心回転―用バランサを提供できる。
成形した第１の抵抗板に球体が衝突した時に該第１の抵
抗板が弾性変形して衝撃を緩衝するようにしたので、衝
突音の発生を極力抑制することができるとともに、第１
の抵抗板の破損をも防止することができ、もって液体バ
ランサとボールバランサ効果とを効果的に発揮し優る遠
心回転―用バランサを提供できる。
図面は本発明を脱水兼用洗濯機に適用した一実施例を示
し、第１図は全体の縦断側面図、第２図は要部の縦断面
図、第３図及び第４図は夫々興なる作用状態における一
部切開して示す要部の平面図である。 図面中、４は回転槽、８はバランサ、９ Ｇ、を環状ケ
ース、１０は環状室、１２は液体、１３は球体、１４は
蓋部材、１６は外周側壁、１７は内周側壁、１８は第１
の抵抗板、１９は流動路、２０及び２１は間隔、２２は
第２の抵抗板を示す。 出願人 東京芝浦電気株式会社 第１図 第２１２ 第 ３図 ３ 第４図
し、第１図は全体の縦断側面図、第２図は要部の縦断面
図、第３図及び第４図は夫々興なる作用状態における一
部切開して示す要部の平面図である。 図面中、４は回転槽、８はバランサ、９ Ｇ、を環状ケ
ース、１０は環状室、１２は液体、１３は球体、１４は
蓋部材、１６は外周側壁、１７は内周側壁、１８は第１
の抵抗板、１９は流動路、２０及び２１は間隔、２２は
第２の抵抗板を示す。 出願人 東京芝浦電気株式会社 第１図 第２１２ 第 ３図 ３ 第４図
Claims (1)
- １、回転槽と略同心状をなすように配置された環状室と
、この環状室内にこれを完全には満さない量だけ封入さ
れた液体と、前記環状室内に封入された複数個の球体と
、前記環状室の外周側壁に周方向に間欠的に位置するよ
うにして内方に向は一体成形され上部に前記液体及び球
体が通る流動路を存し且つ下端部と前記環状室の底壁と
の間に１Ｉｌｌ陽を存してなる複数個の第１の抵抗板と
、前記環状室の内周側壁に一体成形され前記第１の抵抗
語の近傍に位置する複数個の第２の抵抗板とを具備して
なる遠心回転機用バランサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1941282A JPS58137638A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 遠心回転機用バランサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1941282A JPS58137638A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 遠心回転機用バランサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58137638A true JPS58137638A (ja) | 1983-08-16 |
Family
ID=11998533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1941282A Pending JPS58137638A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 遠心回転機用バランサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58137638A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5782110A (en) * | 1995-08-28 | 1998-07-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Clothes washing machine with balancing device |
| US5806349A (en) * | 1996-06-03 | 1998-09-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine with ball balancer |
| US6132354A (en) * | 1996-11-08 | 2000-10-17 | Hitachi Koki Co., Ltd. | Automatic ball balancer for rotating machine |
| WO2016207080A1 (en) * | 2015-06-24 | 2016-12-29 | BSH Hausgeräte GmbH | Washing machine and balance ring for washing machine |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1941282A patent/JPS58137638A/ja active Pending
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