JPS5813365Y2 - 液体吸出し自動制御装置 - Google Patents

液体吸出し自動制御装置

Info

Publication number
JPS5813365Y2
JPS5813365Y2 JP2722778U JP2722778U JPS5813365Y2 JP S5813365 Y2 JPS5813365 Y2 JP S5813365Y2 JP 2722778 U JP2722778 U JP 2722778U JP 2722778 U JP2722778 U JP 2722778U JP S5813365 Y2 JPS5813365 Y2 JP S5813365Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
liquid
valve
chamber
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2722778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54131693U (ja
Inventor
佐々木政彰
Original Assignee
東京オ−トマチツクコントロ−ル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東京オ−トマチツクコントロ−ル株式会社 filed Critical 東京オ−トマチツクコントロ−ル株式会社
Priority to JP2722778U priority Critical patent/JPS5813365Y2/ja
Publication of JPS54131693U publication Critical patent/JPS54131693U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5813365Y2 publication Critical patent/JPS5813365Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はピン等の容器に詰めた液体のレベルを一定に統
一したり、容器から液体を抜いたりするのに好適な液体
吸出し自動制御装置に関するものである。
従来、多数の容器に一定量の液体をそれぞれ充填する場
合には、単位時間当りの充填量を一定にしておき充填時
間を規制するかあるいは一定量に至る手前で液体の注入
量を減らして少しづつ注入し、光電機器等の特殊な液位
検出手段で液位を検出し、一定量に制御していた。
しかしながら、このような充填方法では、液体の充填量
が不均一になったり、充填に時間がかかる欠点があった
またこのような方法では、何等かの原因で液体を入れ過
ぎた場合あるいは充填後の液体を容器外に排出させる必
要が生じた場合に、人手を要さないと液位を下げたり容
器外に排出することが出来ず、手間がかかる欠点があっ
た。
本考案の目的は、液体を充填するに際しては非常に容易
にレベルを合せたり容器外に排出することができる液体
吸出し自動制御装置を提供するにある。
以下本考案の具体例を図面に参照して詳細に説明する。
図において、1は液体が予め充填されている容器、2は
本考案の要部をなす液体吸出し自動制御装置、3は吸出
した液体を溜め且つ吸上げ圧力を一定に保持するための
減圧タンク、4は吸上げるための真空ポンプである。
液体吸出し自動制御装置2は液体吸上げパイプ5と液位
検出バイブロとを備え、両パイプ5,6の下部はいずれ
も容器1内に挿入され、且つ液位検出バイブロの吸口6
aは検出すべき液位に合致して設置され、これに伴って
液体吸上げパイプ5の吸口5aは同じ液位かそれ以下に
設置されている。
液体吸出し自動制御装置2は、これらパイプ5.6のほ
かに、液位検出兼弁駆動装置7と、この装置7により駆
動される弁装置8と、この装置7を始動させる始動弁装
置9とを備えて構成されている。
液位検出兼弁駆動装置7は、ケース10内がダイヤフラ
ム11で仕切られて大気圧室12と容器連通室13とに
区画されている。
大気圧室12はケース10にあけられた大気連通孔14
により外部と連通され、ダイヤフラム11の一方の面に
大気圧が作用するようになっている。
容器連通室13には液位検出バイブロの上端側がケース
10を気密に貫通して挿入されている。
容器連通室13内で液位検出バイブロにはオリフィス1
5が形成されている。
弁装置8は、ケース10と一体の筒状ケース16を備え
、ケース16内は3個のシール17゜18.19により
仕切られて2つの弁室即ち容器連通弁室20とタンク連
通弁室21とが形成されている。
シール17はタンク連通弁室21と液位検出兼弁駆動装
置7の容器連通室13とを仕切っており、シール18は
隣接する弁室20,21間を仕切っており、シール19
は弁室20と外部との間を仕切っている。
これら3つのシール17゜18.19の中心を摺動自在
に貫通する棒状の弁体22が設けられ、この弁体22の
一端はダイヤフラム11に固着され、ダイヤフラム11
の動きにより駆動されるようになっている。
弁体22の中央は他の部分より小径の連通部23となっ
ている。
ケース16の他端にはばね受24が固着され、このはね
受24ど弁体22の端部との間にははね25が介在され
ている。
液体吸上げパイプ5の上端はケース16を気密に貫通し
て容器連通弁室20に連通接続されている。
タンク連通弁室21は配管26で減圧タンク3に連通接
続されている。
液位検出兼弁駆動装置7の容器連通室13と減圧タンク
3も配管27で連通接続され、配管27の途中に始動弁
装置9が接続されている。
始動弁装置9は、パイロットエアーがパイプ28により
供給されたときその圧力で押されて配管27を連通させ
、パイロットエアーが与えられなくなったときはね29
で復帰して配管27を閉じるような二方弁として形成さ
れている。
次にこのような液体吸出し自動制御装置2を用いて容器
1内の液位を所定レベルに合致させる操作を説明する。
容器1内には予め所定レベル以上に液体を充填しておく
また、液位検出バイブロの吸口6aは設定しようとする
容器1の液位に合致させ、液体吸上げパイプ5の吸口5
aはその液位以下に設置させておく。
かかる状態で、約1秒間パイロットエアーを始動弁装置
9に供給すると、配管27が開となって液位検出兼弁駆
動装置7の容器連通室13が減圧タンク3に連通される
減圧タンク3は予め真空ポンプ4で所定の圧力に減圧さ
れているので、液位検出兼弁駆動装置7の容器連通室1
3が大気圧以下に減圧される。
これにより大気圧室12と容器連通室13との圧力バラ
ンスが崩れそれによって生ずる下向きの力がはね25に
より上方に付勢されている力より大きくなると、ダイヤ
フラム11が容器連通室13側に張り出す。
容器連通室13の圧力低下により容器1内の液体が液位
検出バイブロを経て若干容器連通室13内に吸上げられ
る。
この液体は始動弁装置9が開となっている間に液位検出
バイブロ中に設けられたオリフィス15を通過する。
その際に発生する流動抵抗により容器連通室13に流入
する液量は微量となり始動弁装置9が閉となっても容器
連通室13内の圧力が上昇するのを疎害する。
容器連通室13内に流入した液体の1部は始動弁装置9
が開となっている間は配管27を経て減圧タンク3に排
出される。
ダイヤフラム11が容器連通室13側に張り出すと、弁
装置8の弁体22が駆動され、この弁体22の連通部2
3がシール18の箇所まで移動され、従って容器連通弁
室20とタンク連通弁室21とが連通され、容器1は減
圧タンク3に連通されることになる。
その結果、容器1内の液体は液体吸上げパイプ5で吸上
げられて弁装置8を経て減圧タンク3内に排出され、容
器1内の液位が徐々に下る。
約1秒後に、始動弁装置9は閉となり、液位検出兼弁駆
動装置7の容器連通室13は減圧タンク3から遮断され
る。
その後、容器1内の液位が液位検出バイブロの吸口6a
に一致すると、このバイブロは空気を吸込むようになり
、液位検出兼弁駆動装置7の容器連通室13が大気に連
通される。
従って、容器連通室13の圧力が大気圧まで上昇する。
このとき始動弁装置9は閉となっているので、容器連通
室13は減圧タンク3で減圧されることはない。
容器連通室13が大気圧になると、はね25で弁体22
が押上げられ、連通部23がタンク連通弁室21側に移
動し、容器連通弁室21とタンク連通弁室21間が閉と
なり、液体の吸上げが停止される。
従って、容器1は所定のレベルに液位が設定される。
このようにして液位を所定レベルに合せる作業もこの液
体吸出し自動制御装置2により、注意を払う必要がなく
短時間で行うことができる。
なお、このような液体吸出し自動制御装置2によれは、
容器1から液体を一定量吸出すことも或は全部吸出すこ
ともできる。
以上説明したように本考案の液体吸出し自動制御装置は
、容器内の液位を所定レベルに合致させる作業を、従来
の液体を注ぎたしで所定レベルに合致させるやり方に比
べて非常に容易に短時間にしかも注意を払う必要なく行
うことができ、さらに液体吸上げパイプ及び液位検出パ
イプを位置を適宜定めることにより注入後の液体をすべ
て容器外に排出することができる。
また本考案は多数の容器に充填した液体を同時に排出す
る必要がある場合、本液体吸出し自動制御装置を容量の
数だけ用いる事により迅速かつ確実に液体の吸出しが行
える方法を提供するものであり、容器のうちどれか一つ
が先に吸出し作業を完了した場合、その容器に接続され
た液体吸出し自動制御装置が自動的に働き、容器連通弁
室とタンク連通弁室間を閉じるため無駄に大気が減圧タ
ンク内に吸入されることがなく作業能率を改善すること
ができる。
またこのように液体を吸上げて所定レベルに合せるやり
方によれば、光電装置等を用いた特殊な液位検出装置が
不要となり、単にパイプで液位の検出を行うことができ
て実用上非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る液体吸出し自動制御装置の一例を示
す使用状態の断面図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・液体吸出し自動制
御装置、3・・・・・・減圧タンク、4・・・・・・真
空ポンプ、5・・・・・・液体吸上げパイプ、6・・・
・・・液位検出パイプ、5a。 6a・・・・・・吸口、7・・・・・・液位検出兼弁駆
動装置、8・・・・・・弁装置、9・・・・・・始動弁
装置、10・・・・・・ケース、11・・・・・・ダイ
ヤフラム、12・・・・・・大気圧室、13・・・・・
・容器連通室、14・・・・・・大気連通孔、15・・
・・・・オリフィス、16・・・・・・ケース、17,
18,19・・・・・・シール、20・・・・・・容器
連通弁室、21・・・・・・タシク連通弁室、22・・
・・・・弁体、23・・・・・・連通部、25・・・・
・・はね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体を充填した容器内の所定レベルに吸口を合致させて
    下部が前記容器内に挿入配置される液位検出パイプと、
    前記液位検出パイプの吸口の位置以下の位置に吸口が存
    在するように下部が前記容器内に挿入配置される液体吸
    上げパイプと、ケース内の大気圧室と容器連通室がダイ
    ヤフラムで仕切られ前記大気圧室が外部に連通され前記
    容器連通室が前記液位検出パイプで前記容器内に連通接
    続される液位検出兼弁駆動装置と、前記容器に前記液体
    吸上げパイプで連通接続される容器連通弁室と減圧タン
    クに連通接続されるタンク連通弁室とが前記ダイヤフラ
    ムにより駆動される弁体で連通されたり遮断されたりす
    るようになっている弁装置と、始動時に短時間だけ前記
    液位検出兼弁駆動装置の容器連通室と前記減圧タンクと
    を連通させて前記容器連通室を減圧させる始動弁装置と
    を具備したことを特徴とする液体吸出し自動制御装置。
JP2722778U 1978-03-03 1978-03-03 液体吸出し自動制御装置 Expired JPS5813365Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2722778U JPS5813365Y2 (ja) 1978-03-03 1978-03-03 液体吸出し自動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2722778U JPS5813365Y2 (ja) 1978-03-03 1978-03-03 液体吸出し自動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54131693U JPS54131693U (ja) 1979-09-12
JPS5813365Y2 true JPS5813365Y2 (ja) 1983-03-15

Family

ID=28870947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2722778U Expired JPS5813365Y2 (ja) 1978-03-03 1978-03-03 液体吸出し自動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5813365Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54131693U (ja) 1979-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3379136A (en) Liquid dispenser
JPS61174959A (ja) 計量分配ポンプ
JPS5920877B2 (ja) 膜ポンプ
US3756290A (en) Volumetric filler system for flexible resilient bottles
US3280858A (en) Liquid transfer apparatus
US2799290A (en) Flush tank valve
JPS5813365Y2 (ja) 液体吸出し自動制御装置
ATE211221T1 (de) Dosierpumpe zum dosierten fördern von flüssigkeiten
JPS6128073Y2 (ja)
US2356428A (en) Filling apparatus for tractor gasoline tanks
US2215815A (en) Air control device
US2553276A (en) Air-impelled liquid pump
US2321976A (en) Storage tank
JPS6244135Y2 (ja)
JPH062957Y2 (ja) 充填量制御装置
JPS638866Y2 (ja)
JP4104254B2 (ja) 簡易真空弁ユニット
US2971464A (en) Delay opening valve
JPH0961024A (ja) 冷蔵庫の製氷皿への給水装置
JPS6120301Y2 (ja)
JPS5914399Y2 (ja) 液体の自動充填装置
US6419468B1 (en) Reciprocating siphon suction pump
JP2525613Y2 (ja) 液体充填制御装置
JPS5936716Y2 (ja) フロ−ト式空気補給器
RU2088304C1 (ru) Устройство для автоматической подачи и фильтрования жидкостей