JPS58127725A - ビニルエステル樹脂の製造法 - Google Patents
ビニルエステル樹脂の製造法Info
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- JPS58127725A JPS58127725A JP911982A JP911982A JPS58127725A JP S58127725 A JPS58127725 A JP S58127725A JP 911982 A JP911982 A JP 911982A JP 911982 A JP911982 A JP 911982A JP S58127725 A JPS58127725 A JP S58127725A
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- ester resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はビニルエステル樹脂の製造法に関するものであ
る。
る。
ビニルエステル樹脂とは分子内に2個以上のエポキシ基
を有するエポキシ化合物と不飽和−塩基酸とを反応させ
て得られる樹脂であり、一般にはエポキシエステル樹脂
とも称されているものである。この樹脂は9通常の不飽
和ポリエステル樹脂に比べて耐薬品性9機械的性質、接
着性、耐熱性などが優れているため耐食性FRP。
を有するエポキシ化合物と不飽和−塩基酸とを反応させ
て得られる樹脂であり、一般にはエポキシエステル樹脂
とも称されているものである。この樹脂は9通常の不飽
和ポリエステル樹脂に比べて耐薬品性9機械的性質、接
着性、耐熱性などが優れているため耐食性FRP。
電気絶縁材料などをはじめとする広い分野で使用されて
いる。
いる。
本発明におけるビニルエステル樹脂とは不飽和−塩基酸
としてジシクロペンタジエントマレイン酸の付加体であ
るジヒドロジシクロベンタジエニルマレエ−1用いたも
のである。この型のビニルエステル樹脂は上述したのと
同様な特長を有し、特公昭45−14798号公報によ
り公知である。しかしながらそζに示されるビニルエス
テル樹脂はカルボキシル基とエポキシ基をほぼ等量とし
て反応させて得られるものであり、残念ながら高温領域
では機械的強度が急激に低下するという欠点があった。
としてジシクロペンタジエントマレイン酸の付加体であ
るジヒドロジシクロベンタジエニルマレエ−1用いたも
のである。この型のビニルエステル樹脂は上述したのと
同様な特長を有し、特公昭45−14798号公報によ
り公知である。しかしながらそζに示されるビニルエス
テル樹脂はカルボキシル基とエポキシ基をほぼ等量とし
て反応させて得られるものであり、残念ながら高温領域
では機械的強度が急激に低下するという欠点があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
その目的は高温領域での機械的強度を向上させたビニル
エステル樹脂組成物等を提供しうるビニルエステル樹脂
の製造法を提供することにある。
その目的は高温領域での機械的強度を向上させたビニル
エステル樹脂組成物等を提供しうるビニルエステル樹脂
の製造法を提供することにある。
本発明において、不飽和−塩基酸としてジヒドロジシク
ロペンタジェニルマレエートヲ用いる理由は次のとおり
である。本発明においては。
ロペンタジェニルマレエートヲ用いる理由は次のとおり
である。本発明においては。
先ずエポキシ化合物と不飽和−塩基酸との反応を行ない
、この反応によって生成する二級の水酸基にエステル化
反応により一塩基酸が結合される。このエステル化反応
を円滑に進めるには150℃以上の温度で縮合水を除去
しながら反応させる必要があるが、不飽和−塩基酸成分
として一般的に使用されるアクリル酸又はメタクリル酸
の場合には、二重結合が熱重合じやすいため反応中にゲ
ル化を起こす。ゲル化防止のため反応温度を下げるとエ
ステル化反応が十分に進まず酸成分が多量に系内に残り
特性低下を招き、またハイドロキノンのような重合防止
剤を大量に使用すれば高温下でのエステル化は可能とな
るが9反応後に重合禁止剤を除去する工程が必要となる
ため、工業的には極めて不利である。
、この反応によって生成する二級の水酸基にエステル化
反応により一塩基酸が結合される。このエステル化反応
を円滑に進めるには150℃以上の温度で縮合水を除去
しながら反応させる必要があるが、不飽和−塩基酸成分
として一般的に使用されるアクリル酸又はメタクリル酸
の場合には、二重結合が熱重合じやすいため反応中にゲ
ル化を起こす。ゲル化防止のため反応温度を下げるとエ
ステル化反応が十分に進まず酸成分が多量に系内に残り
特性低下を招き、またハイドロキノンのような重合防止
剤を大量に使用すれば高温下でのエステル化は可能とな
るが9反応後に重合禁止剤を除去する工程が必要となる
ため、工業的には極めて不利である。
本発明者らは種々検討した結果9分子内に2個以上のエ
ポキシ基を有するエポキシ化合物とジヒドロジシクロペ
ンタジェニルマレエートとをカルボキシル基/エポキシ
基の比率を1.2〜2.0の範囲内として反応させて得
られるビニルエステル樹脂を重合性単量体に溶解すれば
、所期の目的を満足できるビニルエステル樹脂カ得られ
ることを見出し本発明に到った。
ポキシ基を有するエポキシ化合物とジヒドロジシクロペ
ンタジェニルマレエートとをカルボキシル基/エポキシ
基の比率を1.2〜2.0の範囲内として反応させて得
られるビニルエステル樹脂を重合性単量体に溶解すれば
、所期の目的を満足できるビニルエステル樹脂カ得られ
ることを見出し本発明に到った。
本発明は9分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポ
キシ化合物とジヒドロジシクロペンタシエニルマレエー
トトヲカルポキシル基/エポキシ基の比率を1.2〜2
.0の範囲内として反応させるビニルエステル樹脂の製
造法に関する。
キシ化合物とジヒドロジシクロペンタシエニルマレエー
トトヲカルポキシル基/エポキシ基の比率を1.2〜2
.0の範囲内として反応させるビニルエステル樹脂の製
造法に関する。
本発明において用いられる分子内に2個以上のエポキシ
基を有するエポキシ化合物としては。
基を有するエポキシ化合物としては。
ビスフェノールA、ビスフェノールF等とエピハロヒド
リンとから得られるビスフェノール型エポキシ樹脂、フ
タル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸
、アジピン酸、セパチン酸、ドデカンニ酸等のポリカル
ボン酸のグリシジルエステル、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール。
リンとから得られるビスフェノール型エポキシ樹脂、フ
タル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸
、アジピン酸、セパチン酸、ドデカンニ酸等のポリカル
ボン酸のグリシジルエステル、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール。
グロピレングリコール、ジグロピレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール等の多価アルコールのグリシジルエ
ーテルなどを挙げることができる。これらのエポキシ化
合物の分子量は174〜1100であることが好ましい
。
プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,
4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール等の多価アルコールのグリシジルエ
ーテルなどを挙げることができる。これらのエポキシ化
合物の分子量は174〜1100であることが好ましい
。
分子量174はエチレングリコールのジグ1)シジルエ
ーテルに相当し、それ以下の分子量のエポキシ化合物は
実用上存在しない。また9分子量が1100を越えると
得られるビニルエステル樹1旨の架橋反応点が少なくな
るため強度が低下し、更に粘度が高くなるため好ましく
ない。
ーテルに相当し、それ以下の分子量のエポキシ化合物は
実用上存在しない。また9分子量が1100を越えると
得られるビニルエステル樹1旨の架橋反応点が少なくな
るため強度が低下し、更に粘度が高くなるため好ましく
ない。
5−
なお、ここでいう分子量はエポキシ当量と平均エポキシ
基数との積で表わされる値を指すものとする。
基数との積で表わされる値を指すものとする。
本発明において用いられるジヒドロジシクロ願昭53−
156998号、特願昭53−157171号、特願昭
56−5766号、特願昭52−158240号、米国
特許第4264754へr 号明細書に示されている。
156998号、特願昭53−157171号、特願昭
56−5766号、特願昭52−158240号、米国
特許第4264754へr 号明細書に示されている。
ハ
ジヒドロジシクロペンタジェニルマレエートは例えばヒ
ドロキシル化ジシクロペンタジェンと無水マレイン酸と
の開環エステル化反応によって得ることができる。
ドロキシル化ジシクロペンタジェンと無水マレイン酸と
の開環エステル化反応によって得ることができる。
上記のエポキシ化合物及びジヒドロジシクロペンタジェ
ニルマレニートラ反応させる際のカルボキシル基/エポ
キシ基の比率は1.2〜2,0の範囲内に限定される。
ニルマレニートラ反応させる際のカルボキシル基/エポ
キシ基の比率は1.2〜2,0の範囲内に限定される。
この比率が1.2より小さいと得られるビニルエステル
樹脂の熱時の強6一 度が低くなるため不適当である。この原因は生bXスル
ビニルエステル樹脂の分子量が比較的太きいため学位ポ
量中に台筐れる架橋点の数即ち架橋点密度が低くなるた
めと推定される。一方。
樹脂の熱時の強6一 度が低くなるため不適当である。この原因は生bXスル
ビニルエステル樹脂の分子量が比較的太きいため学位ポ
量中に台筐れる架橋点の数即ち架橋点密度が低くなるた
めと推定される。一方。
該比率が2.0を越えるとカルボキシル基が化学蒙論的
に過剰となり9反応し得ないジヒドロジシクロペンタジ
エニルマレエートカ系内ニ残存するため不適当である。
に過剰となり9反応し得ないジヒドロジシクロペンタジ
エニルマレエートカ系内ニ残存するため不適当である。
次に反応条件について説明する。マレイン酸又は無水マ
レイン酸を不飽和酸に用いる不飽和ポリエステル樹脂に
おいてフマル化本が低いと得られる硬化物の性能が劣る
ことはよく知られている。一方1本発明で用いる不飽和
−塩基酸は不飽和−塩基酸を得る際の反応の容易さ、収
率及びビニルエステル化反応時のゲル化防止などの点テ
シヒドロジシクロペンタジエニルマレエートに限定され
る。このため、エポキシ化合物トノビニルエステル化反
応の際に反応完結までに170〜230℃の温度範囲で
2時間以上反応させてフマル化を促進することが好まし
い。
レイン酸を不飽和酸に用いる不飽和ポリエステル樹脂に
おいてフマル化本が低いと得られる硬化物の性能が劣る
ことはよく知られている。一方1本発明で用いる不飽和
−塩基酸は不飽和−塩基酸を得る際の反応の容易さ、収
率及びビニルエステル化反応時のゲル化防止などの点テ
シヒドロジシクロペンタジエニルマレエートに限定され
る。このため、エポキシ化合物トノビニルエステル化反
応の際に反応完結までに170〜230℃の温度範囲で
2時間以上反応させてフマル化を促進することが好まし
い。
本発明の製造法によって得られるビニルエステル樹脂は
、性能及び取扱いの容易さの点からビニルエステル樹脂
を45〜80重量部9重合性単量体を20〜55重量部
として混合してビニルエステル樹脂組成物とするのが好
ましい。
、性能及び取扱いの容易さの点からビニルエステル樹脂
を45〜80重量部9重合性単量体を20〜55重量部
として混合してビニルエステル樹脂組成物とするのが好
ましい。
ビニルエステル樹脂が45重量部未満では機械的性質、
耐熱性などが低下する傾向があり、ビニルエステル樹脂
本来の強靭性が損われるため好ましくなく、80重量部
を越えるとビニルエステル樹脂組成物の粘度高くなり、
取扱いが難しくなるため好ましくない。重合性単量体の
量についても同様な理由から上記の範囲内とするのが好
ましい。
耐熱性などが低下する傾向があり、ビニルエステル樹脂
本来の強靭性が損われるため好ましくなく、80重量部
を越えるとビニルエステル樹脂組成物の粘度高くなり、
取扱いが難しくなるため好ましくない。重合性単量体の
量についても同様な理由から上記の範囲内とするのが好
ましい。
ビニルエステル樹脂組成物とする際に用いられる重合性
単量体としては9例えばスチレン。
単量体としては9例えばスチレン。
クロルスチレン、ビニルトルエン、t7’チルスチレン
、ジビニルベンゼン等のスチレン系単量体、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸−β−ヒ
ドロキシエチル、メタクリル酸−β−ヒドロキシグロビ
ル、メタクリル酸ラうリル、アクリル酸−β−ヒドロキ
シエチル、アクリル酸エチル及びエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、グロビレング+) −y−ル
、 ホIJ フロピレンゲリコール、1.4−ブタンジ
オール、1.6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、トリス(β−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート
等の多価アルコール類とメタクリル酸又はアクリル酸の
エステル、酢酸ビニル、フタル酸ジアリル、イソシアヌ
ル酸トリアリルなどを挙げることができる。
、ジビニルベンゼン等のスチレン系単量体、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸−β−ヒ
ドロキシエチル、メタクリル酸−β−ヒドロキシグロビ
ル、メタクリル酸ラうリル、アクリル酸−β−ヒドロキ
シエチル、アクリル酸エチル及びエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、グロビレング+) −y−ル
、 ホIJ フロピレンゲリコール、1.4−ブタンジ
オール、1.6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル、トリス(β−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート
等の多価アルコール類とメタクリル酸又はアクリル酸の
エステル、酢酸ビニル、フタル酸ジアリル、イソシアヌ
ル酸トリアリルなどを挙げることができる。
ビニルエステル樹脂組成物には必要に応じて充てん剤、
難燃剤、補強材などを加えてもよい。
難燃剤、補強材などを加えてもよい。
充てん剤としては炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム
、シリカ、タルク、クレー、珪砂など。
、シリカ、タルク、クレー、珪砂など。
難燃剤としては有機ハロゲン化物、リン酸エステル類、
三酸化アンチモン、赤リン、水酸化アルミニウム、モリ
ブデン化合物など、補強材としてはガラス繊維、ビニロ
ン繊維、炭素繊維。
三酸化アンチモン、赤リン、水酸化アルミニウム、モリ
ブデン化合物など、補強材としてはガラス繊維、ビニロ
ン繊維、炭素繊維。
石綿、ウオラストナイトなどを挙げることかで−9=
きる。
ビニルエステル樹脂組成物には、オクテン酸コバルト、
ナフテン酸マンガン、オクテン酸コバルト、N、N−ジ
メチルアニリンなどの硬化促進剤、メチルエチルケトン
パーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシオク
トエートなどの過酸化物系硬化剤、ベンゾフェノン、ペ
ンゾインイノグロビルエーテルなどの光重合開始剤など
を用いて硬化させるが、硬化剤。
ナフテン酸マンガン、オクテン酸コバルト、N、N−ジ
メチルアニリンなどの硬化促進剤、メチルエチルケトン
パーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシオク
トエートなどの過酸化物系硬化剤、ベンゾフェノン、ペ
ンゾインイノグロビルエーテルなどの光重合開始剤など
を用いて硬化させるが、硬化剤。
硬化方法は何ら制限されない。
以下実施例により本発明を説明する。以下の説明におい
て「部」は重量部を表わす。
て「部」は重量部を表わす。
実施例1
1を四つロフラスコにシール付きかくはん機。
還流冷却器、温度計、窒素導入管をつけ、この装置ニヒ
ドロキシル化ジシクロペンタジェン(日立化成工業■登
録商標シデカノール)405部と無水マレイン酸265
部を入れ、窒素気流下120℃で3時間反応させてジヒ
ドロジシク口ペンタジ10− 、Z : ルーtl L/エートヲ得た。次に、このフ
ラスコにエピコート807(油化シェルジャパン社製ビ
スフェノール型エポキシ樹脂、エポキシ当量172゜エ
ポキシ基数2個、従って分子量344)344部、テト
ラメチルアンモニウムクロライド4.1部。
ドロキシル化ジシクロペンタジェン(日立化成工業■登
録商標シデカノール)405部と無水マレイン酸265
部を入れ、窒素気流下120℃で3時間反応させてジヒ
ドロジシク口ペンタジ10− 、Z : ルーtl L/エートヲ得た。次に、このフ
ラスコにエピコート807(油化シェルジャパン社製ビ
スフェノール型エポキシ樹脂、エポキシ当量172゜エ
ポキシ基数2個、従って分子量344)344部、テト
ラメチルアンモニウムクロライド4.1部。
ハイドロキノン0.20部を加え、窒素気流下150℃
で2時間1次いで200℃で3時間反応させ。
で2時間1次いで200℃で3時間反応させ。
酸価15.5のビニルエステル樹脂R−1を得た。
参考例1
上記のビニルエステル樹脂R,−160部に対してスチ
レン40部を加え、更にベンゾイルパーオキサイドペー
スト(日本油脂■製ナイバーB)2部を加え80℃で2
時間、ついで110 ’Cで2時間硬化させた試験片を
用い、 JIS K 6911に従って曲げ試験を行な
った。曲げ強さは23℃テ960hf/lyn” 、
80℃テ300Kyf/m’、 110℃で110Kf
f/lyn”でめった。
レン40部を加え、更にベンゾイルパーオキサイドペー
スト(日本油脂■製ナイバーB)2部を加え80℃で2
時間、ついで110 ’Cで2時間硬化させた試験片を
用い、 JIS K 6911に従って曲げ試験を行な
った。曲げ強さは23℃テ960hf/lyn” 、
80℃テ300Kyf/m’、 110℃で110Kf
f/lyn”でめった。
比較例1
ヒドロキンル化ジシクロペンタジェン3oo部。
無水マレイン酸196部とした以外は実施例1と同様に
して酸価2,4のビニルエステル樹脂Rf−1を得た。
して酸価2,4のビニルエステル樹脂Rf−1を得た。
実施例1と同様にして曲げ試験を行なったところ9曲げ
強さは23℃で910 Kqf 7cm” 。
強さは23℃で910 Kqf 7cm” 。
80℃で95Kg+f/crn’ 、 110 ℃で2
5 K7 f 7cm”であった。
5 K7 f 7cm”であった。
実施例2
実施例1と同様にして得たジヒドロジシクロペンタジェ
ニルマレエート620部とテトラヒドロフタル酸ジグリ
シジルエステル(エポキシ当量176、エポキシ基数2
個、従って分子量352)352部とをテトラメチルア
ンモニウムクロライド4.9部、ハイドロキノン0.1
9部の存在下で窒素気流下に150℃で3時間9次いで
190℃で4時間反応させ、酸価28.5のビニルエス
テル樹脂R,−2を得た。
ニルマレエート620部とテトラヒドロフタル酸ジグリ
シジルエステル(エポキシ当量176、エポキシ基数2
個、従って分子量352)352部とをテトラメチルア
ンモニウムクロライド4.9部、ハイドロキノン0.1
9部の存在下で窒素気流下に150℃で3時間9次いで
190℃で4時間反応させ、酸価28.5のビニルエス
テル樹脂R,−2を得た。
参考例2
ビニルエステル樹脂几−2について参考例1と同様に曲
げ試験を行なったところ9曲げ強さは23℃で1010
Kg+f/Crn’、 80℃で285 K9f 7c
m” 。
げ試験を行なったところ9曲げ強さは23℃で1010
Kg+f/Crn’、 80℃で285 K9f 7c
m” 。
110℃で55々f/鋸2であった。
比較例2
ジヒドロジシクロペンタジェニルマレエート496部、
テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル359部、
テトラメチルアンモニウムクロライド1.7部、ハイド
ロキノン0.17部を用い。
テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル359部、
テトラメチルアンモニウムクロライド1.7部、ハイド
ロキノン0.17部を用い。
実施例2と同様にして酸価8,6のビニルエステル樹脂
Rf−2を得た。このものを参考例1と同様にして曲げ
試験を行なったところ1曲げ強さは23℃で880Kq
f /cm’、 80℃で50 Ky f/cm” 、
110℃で9 Kf f /era ’であった。
Rf−2を得た。このものを参考例1と同様にして曲げ
試験を行なったところ1曲げ強さは23℃で880Kq
f /cm’、 80℃で50 Ky f/cm” 、
110℃で9 Kf f /era ’であった。
実施例3
ジヒドロジシクロペンタジェニルマレエート635部、
1.6−ヘキサンシオールジグリシジルエーテル(エポ
キシ当量165.エポキシ基数2個、従って分子量33
0)264部、テトラメチルアンモニウムクロライド3
.6部、ハイドロキノン0.09部を用い、共沸溶媒と
してトルエン27部を使用し、溶剤法で合成を行なった
。窒素気流下150°Cで2時間1次いで200℃で2
時間。
1.6−ヘキサンシオールジグリシジルエーテル(エポ
キシ当量165.エポキシ基数2個、従って分子量33
0)264部、テトラメチルアンモニウムクロライド3
.6部、ハイドロキノン0.09部を用い、共沸溶媒と
してトルエン27部を使用し、溶剤法で合成を行なった
。窒素気流下150°Cで2時間1次いで200℃で2
時間。
史に180℃でトルエンを回収しながら2時間反13一
応させ、酸価21.3のビニルエステル樹)IWR−3
を得た。
を得た。
参考例3
ビニルエステル樹脂R,−360部に対してスチレン3
0部、トリメチロールプロパントリメタクリレート10
部を加え、更にt−ブチルパーオキシオクトエート(日
本油脂■製パーキュアO)2部を加え、80℃で2時間
、ついで110℃で2時間硬化させた試験片を用い曲げ
試験を行なった。曲げ強さは23℃で1180Kgf/
cm”、 80°Cで340Krf/crn″、 11
0℃で80にりf/Crn2であった。
0部、トリメチロールプロパントリメタクリレート10
部を加え、更にt−ブチルパーオキシオクトエート(日
本油脂■製パーキュアO)2部を加え、80℃で2時間
、ついで110℃で2時間硬化させた試験片を用い曲げ
試験を行なった。曲げ強さは23℃で1180Kgf/
cm”、 80°Cで340Krf/crn″、 11
0℃で80にりf/Crn2であった。
実施例4
実施例1と同様な材料を用い、窒素気流下160℃で5
時間反応させ酸価21.5のビニルエステル樹脂R,−
4を得た。
時間反応させ酸価21.5のビニルエステル樹脂R,−
4を得た。
参考例4
ビニルエステル樹脂R−4について参考例1と同様にし
て曲げ試験を行なった。曲げ強さは230Cで870K
yf/cry+″、 80℃で220Kpf/m’、
110℃で60に9f/cm’であった。
て曲げ試験を行なった。曲げ強さは230Cで870K
yf/cry+″、 80℃で220Kpf/m’、
110℃で60に9f/cm’であった。
14−
以上の実施例1〜4及び比較例1.2に示した方法で反
応を行ないビニルエステル樹脂を製造する際のカルボキ
シル基/エポキシ基の比率及びこれらのビニルエステル
樹脂から得られるビニルエステル樹脂組成物の硬化物の
曲げ試験結果をまとめて表1に示す。
応を行ないビニルエステル樹脂を製造する際のカルボキ
シル基/エポキシ基の比率及びこれらのビニルエステル
樹脂から得られるビニルエステル樹脂組成物の硬化物の
曲げ試験結果をまとめて表1に示す。
表 1
以上の実施例から明らかなように9本発明によって得う
れるビニルエステル樹脂は、カルボキシル基/エポキシ
基の比率を上記の範囲内とすることによって、これを用
いて得られるビニルエステル樹脂組成物の硬化物の高温
領域での強度が大幅に向上し、F几P、眠気絶縁材料等
の性能の向上が期待できる。
れるビニルエステル樹脂は、カルボキシル基/エポキシ
基の比率を上記の範囲内とすることによって、これを用
いて得られるビニルエステル樹脂組成物の硬化物の高温
領域での強度が大幅に向上し、F几P、眠気絶縁材料等
の性能の向上が期待できる。
163
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化
合物とジヒドロジシクロペンタジェニルマレートトラカ
ルボキシル基/エポキシ基の比率を1.2〜2゜0の範
囲内として反応させることを特徴とするビニルエステル
樹脂の製造法。 2、 エポキシ化合物が分子量174〜1100のエポ
キシ化合物である特許請求の範囲第1項記載のビニルエ
ステル樹脂の製造法。 3、 エポキシ化合物とジヒドロジシクロペンタジェニ
ルマレエートとを最終的に170〜230℃で2時間以
上反応させる特許請求の範囲第1項又は第2項記載のビ
ニルエステル樹脂の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP911982A JPS58127725A (ja) | 1982-01-23 | 1982-01-23 | ビニルエステル樹脂の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP911982A JPS58127725A (ja) | 1982-01-23 | 1982-01-23 | ビニルエステル樹脂の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58127725A true JPS58127725A (ja) | 1983-07-29 |
JPS6259735B2 JPS6259735B2 (ja) | 1987-12-12 |
Family
ID=11711742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP911982A Granted JPS58127725A (ja) | 1982-01-23 | 1982-01-23 | ビニルエステル樹脂の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58127725A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005113632A1 (en) * | 2004-05-14 | 2005-12-01 | Cook Composites & Polymers Company | Tack-free low voc vinylester resin |
-
1982
- 1982-01-23 JP JP911982A patent/JPS58127725A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005113632A1 (en) * | 2004-05-14 | 2005-12-01 | Cook Composites & Polymers Company | Tack-free low voc vinylester resin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259735B2 (ja) | 1987-12-12 |
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