JPS5812671B2 - 多層構造の形成方法 - Google Patents

多層構造の形成方法

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Publication number
JPS5812671B2
JPS5812671B2 JP52153244A JP15324477A JPS5812671B2 JP S5812671 B2 JPS5812671 B2 JP S5812671B2 JP 52153244 A JP52153244 A JP 52153244A JP 15324477 A JP15324477 A JP 15324477A JP S5812671 B2 JPS5812671 B2 JP S5812671B2
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JP
Japan
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pattern
insulating film
thickness
magnetic
aluminum wiring
Prior art date
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Expired
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JP52153244A
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English (en)
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JPS5484932A (en
Inventor
瀬川幹雄
折原尚武
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPS5484932A publication Critical patent/JPS5484932A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気バブル素子など、徴細パターンを多層に
した構造を有する装置の製造方法に関する。
磁気バブルメモリ素子のコンダクタ・ファスト(Con
ductor first)と呼ばれる層構成は、第1
図に示すように、ガドリニウム・ガリウム・ガーネット
(GGG)単結晶基板1上に磁性薄膜2をエピタキシャ
ル成長させ、さらにその上に二酸化シリコン(SiO2
)からなる絶縁膜3を被着した後、バブル発生器、ゲー
ト、リプリケータなどの制御用配線として使用されるア
ルミニウム配線パターン4を形成する。
次いで、全面に二酸化シリコンからなる絶縁膜5を被着
し、その上に転送路、ゲート、リプリケータ、検出器と
なるパーマロイパターン6を形成し、その上に二酸化シ
リコンの保護膜7を全面に被着した構造を有する。
この構造においては、パーマロイパターン6と磁性薄膜
2との距離が短かいほどパーマロイパターン6からの磁
束が有効に生かされ、バブル動作マージンを拡げること
ができる。
したがって、出来得る限りパーマロイパターン6を磁性
薄膜2に近づけたいのであるが、通常パターン設計上ア
ルミニウム配線パターン4とパーマロイパターン6が重
なり、しかもパーマロイパターン6によりアルミニウム
配線パターン4の一部が重ねられる個所が存在する。
そのためにどうしてもこれらの間に絶縁膜5を介在させ
なければならない。
絶縁膜5の厚さは、ほぼ2300〔Å〕〜2500〔Å
〕程度必要である。
しかしながら、平坦部でこの厚さの絶縁膜5を被着した
ときには、アルミニウム配線パターン4のパターンサイ
ドで段切れあるいは肉薄を生じ、この部分で十分な膜厚
を確保することができない。
そこで、従来はバブル動作マージンを犠牲にして、アル
ミニウム配線パターン4の厚さが3000〔Å〕に対し
て絶縁膜5の厚さを平坦部において5000〔Å〕とし
、パターンサイドでその厚みが薄くなったとしても必要
最小限の2300〔Å〕の厚さを確保している。
本発明は上述の如き従来の欠点を改善する新しい発明で
あり、その目的は、パーマロイパターンとアルミニウム
配線パターンとの間の絶縁を十分確保しながら、パーマ
ロイパターンと磁性薄膜との距離を出来得る限り近ずけ
ることができるような新規な製法を提供することにある
その目的のために本発明の多層構造の形成方法は、基板
上に形成した第1のパターン上に絶縁膜を介して第2の
パターンを積層する多層構造の製法において、第1のパ
ターンが形成されていない部分の基板上に第1のパター
ンの厚さより薄い絶縁薄膜をあらかじめ被着した後、絶
縁膜を全面に被着し、絶縁膜上に第2のパターンを形成
することを特徴とするもので、以下実施例について詳細
に説明する。
アルミニウム配線パターンサイドでの段切れあるいは肉
薄の発生は、アルミニウム配線パターン4の表面から絶
縁膜3までの段差t1(すなわちアルミニウム配線パタ
ーンの厚さ)と該配線パターン4上に被着する絶縁膜5
の厚さt2との割合(t2/t1)(以後この割合をα
と表現する)が小さければ小さいほど生じる割合が大き
くなる。
ちなみにいえば、第1図に示す従来装置の割合αは16
7(5000/3000)である。
しかしながら、割合αを1.67よりも大きくしたとき
にはアルミニウム配線パターンサイドで段切れや肉薄は
なくなり、この部分の厚さも平坦部の膜厚とほぼ等しく
なる。
このようなことから段差t1を小さくすれば、上記割合
1.67を保つ限りアルミニウム配線パターンサイド部
分の絶縁膜の厚さを減少せしめることができる。
そこで、本発明においては、絶縁膜3の表面に第2図に
示したように、あらかじめ二酸化シリコン(SiO2)
などの絶縁膜8を積層し、実質的な段差t1′を減少せ
しめる。
このため、全面に被着する絶縁膜5の厚さt2を従来よ
りも薄く出来る。
下記の表は、アルミニウム配線パターンの膜厚を300
0〔Å〕、割合α=1.67の条件で絶縁膜3の表面に
積層する絶縁膜8の厚さt4と段差t1と絶縁膜5の厚
さt2と絶縁膜3上に積層される絶縁膜の厚さ(t2+
t4)との関係を従来装置のものと比較して示したもの
であり、第3図はこれらの関係をグラフ化したものであ
る。
なお、絶縁膜3上に絶縁膜8を積層する方法は種々考え
られているが、1つの方法として、アルミニウム配線パ
ターン4の上にレジスト層を被着した後、液状の二酸化
シリコンをスピンコートし、リフト・オフ法によりレジ
スト層を除去するとともに、その上に被着した二酸化シ
リコンを除去すればよい。
以上詳細に説明したように、本発明は、アルミニウム配
線層以外の部分をたとえば該層の層厚の半分の厚さを有
する絶縁膜を積層して埋めたとすれば、段差t1は15
00〔Å〕となり従来のものと同様割合αを1.67と
すればアルミニウム配線パターン上に被着する絶縁膜5
′の厚さは2500〔Å〕となりしたがって、絶縁膜5
上に被着するパーマロイ層と絶縁膜3との間の厚さt2
+t4は4000〔Å〕となって従来の5000〔Å〕
に比べてその厚さを20〔%〕も減少せしめることがで
きる。
このため、本発明によれば、従来のものに比べてバブル
動作マージンを大きくとることができるばかりか、配線
パターンとその上に被着するパーマロイとの間の絶縁は
十分保障出来る。
前述の如く、磁気バブルメモリ素子のアルミニウム配線
パターン等の制御導体パターンとパーマロイパターン等
の磁性パターンとの多層構造を形成する場合に、磁性パ
ターンは磁性基板に近いことが磁気バブルの制御上望ま
しいものであり、又その磁性パターンは段差の少ない絶
縁膜上に形成することが望ましいものであるが、制御導
体パターンが形成されていない部分に薄い絶縁薄膜を被
着させた後、絶縁膜を被着し、その上に磁性パターンを
形成するものであるから、前述の磁気バブルメモリ素子
に要望される条件を満足させることができるものとなる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気バブルメモリ素子の部分断面図、第
2図は本発明の一実施例を示す部分断面図、第3図は絶
縁膜8の積層厚を変えた場合の他の絶縁膜の変化の様子
を示す曲線図である。 図中、1はGGG単結晶基板、2は磁性薄膜、3,5,
7,8は絶縁膜、4はアルミニウム配線パターン、6は
パーマロイパターンである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1磁気バブルメモリ素子の磁性基板上に形成した制御導
    体パターンに絶縁膜を介してパーマロイパターン等の磁
    性パターンを形成する多層構造の形成方法において、前
    記制御導体パターンが形成されていない前記磁性基板上
    に該制御導体パターンの厚さより薄い絶縁薄膜を被着さ
    せた後、絶縁膜を全面に被着し、該絶縁膜1に前記磁性
    パターンを形成する工程を有することを特徴とする多層
    構造の形成方法。
JP52153244A 1977-12-20 1977-12-20 多層構造の形成方法 Expired JPS5812671B2 (ja)

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JPS5484932A JPS5484932A (en) 1979-07-06
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