JPS5812406Y2 - 可動用コイル - Google Patents

可動用コイル

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Publication number
JPS5812406Y2
JPS5812406Y2 JP1978074692U JP7469278U JPS5812406Y2 JP S5812406 Y2 JPS5812406 Y2 JP S5812406Y2 JP 1978074692 U JP1978074692 U JP 1978074692U JP 7469278 U JP7469278 U JP 7469278U JP S5812406 Y2 JPS5812406 Y2 JP S5812406Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
plate
conductive plate
insulating material
conductive
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978074692U
Other languages
English (en)
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JPS54175518U (ja
Inventor
俊夫 丸山
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1978074692U priority Critical patent/JPS5812406Y2/ja
Publication of JPS54175518U publication Critical patent/JPS54175518U/ja
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可動用コイルに関するものである。
第1図は従来提供されてきたダイヤフラムポンプのよう
な駆動体を示すもので、このような駆動体は円筒状の磁
性材からなるポール体5と、このポール体5の後端外周
に突出したヨーク6と、ポール体5の前端の外周側方に
同心に配置したリング状磁性体のプレート7と、プレー
ト7、ヨーク6間に配置した永久磁石体8とで磁気回路
を構成し、ポール体5とプレート7との間のエアギャッ
プ9を介してポール体5には可動用コイルAがコイルボ
ビン9の中心透孔を嵌挿して前後移動自在と装着せられ
ている。
この可動用コイルAのコイル部4に交流の励磁電流を流
すと、前記磁気回路のエアギャップ9中に流れる磁気と
、コイル部4に発生する電磁力によって、コイル部4と
コイルボビン10とから形成された可動用コイルAは前
後に振動するのである。
尚図中11はコイルボビン10に取付けられた負荷駆動
棒である。
ところでかかる従来の可動用コイルAは絶縁被膜12を
外表面に施した断面円形の線状導体3′を円筒状コイル
ボビン10にワニスを含浸させながら整列巻回して下層
を形成し、更にこの下層が巻き終わると折返し、上層を
整列巻きして所定巻数が巻き終ると、ワニスを乾燥させ
、各層と導体同士との間に接着力を持たせてコイル部4
を第3図のように形成して、いた。
しかし、導体3′が断面円形の線状であるため、巻回し
た導体3間に空間が生じ、可動用コイルAにおけるコイ
ル部4の占積率が悪いという欠点があり、また第4図の
ように1ターン目の導体3□′と、その上層の13ター
ン目の導体3.3′との間では電位差が大きくなるため
、高い絶縁被膜12を有する導体3′を用いなければな
らず、その上整列巻きをしなければならないため、コイ
ルの巻き途中で第5図aの線落ちや、同図すの段落ち、
また同図Cの段乗り等のトラブルが発生しやすく、その
ため、参線作業を精度高くするための高性能の設備を要
し、またその巻き速度にも限界があって、製造時間を短
くできないという欠点があった。
本考案は上述の欠点を解消するために為されたもので、
その目的とするところは、コイル部の占積率が高く、且
つコイル部の製造が容易でその上短時間に行なえる可動
用コイルを提供するにある。
以下本考案を実施例にて説明する。
第6図は一実施例の側面図を示し、可動用コイルAはコ
イルボビン10に第9図のように銅板やアルミ板等の薄
板をプレスで打ち抜いたリング状の導電板3を所定ター
ン数だけ嵌挿積層して、コイル部4を形成。
したものである。
即ち導電板3は両端が間隙1を介して相対向し、その間
隙1を亙って両端外側には切欠13が形成せられたもの
で、表面には絶縁塗料のような絶縁材2が被膜状の塗布
されているものである。
この絶縁材2を乾燥した後に、接着用ワニス19を含浸
させながら導電板3を円筒状コイルボビン10に中心孔
を嵌挿させてコイルボビン]0の外周部に所定ターン数
だけ積層させるのである。
このとき切欠13が積層方向に一列に並ぶように導電板
3を配置して、−条の溝部14を形成する。
溝部14は絶縁材からなる接続板15を長手方向に嵌合
するためのものである。
接続板15は裏面に斜状の導電体16を所定ターン数よ
り1個少ない数だけ並設したもので、各導電板3の切欠
13の奥面の絶縁材2を剥離した後に溝部14に嵌合し
て、裏面の導電体3の一端を前側の導電板3の一端に接
触させるとともに、他端を後側の導電板3の他端に接触
させて、両導電板3を電気的に接続し、全積層導電板3
にてコイル部4を構成する。
この際導電板3と接続板15との隙間には接着用ワニス
を塗布して乾燥により接着させる。
しかして可動用コイルAを完成した後は第1図のように
ポール体5に嵌挿装着するのである。
尚電磁力はコイルターン数に比例するため、従来のもの
と同ターン数を巻回してもコイル巾、厚さが共に同等と
なるように導電板3の肉厚及び外径寸を設定しである。
第11図は本考案の別の実施例を示し、かかる実施例は
コイルボビンを用いずに、接着ワニスにて積層導電板3
を連結保持して、コイル部4のみで可動用コイルAを形
成している。
また第12図は他の実施例を示し、かかる実施例は導電
板3の内周部に開切17を例えば3個所設けて、この口
切17にて形成せる溝に補強板18を嵌合して、導電板
3相互間の接着を補強している。
本考案は、上述のように構成してリング状の導電板を積
層することによってコイル部を形成するので、部材たる
導電板をプレス加工で作ることができる上にその導電板
を積層するだけであるため製造が容易に且つ短時間に行
なえ、しかも相隣接する導電体間は1ターンの電位差で
あるため、被覆する絶縁材に絶縁耐圧が低くてよいもの
が使用でき、しかも導電板であるため、断面が長方形と
なって、相隣接する導電板間に空間が生じず、コイル部
の占積率が高くなって、例えば駆動体に用いる磁気回路
のギャップを小さくし、コイル部の肉厚を薄くしても多
くの励磁電流を流して駆動体の電磁力を高めることがで
きるという利点を有する。
更に上述のように構成しであるので、導電板間の距離は
絶縁材の肉厚分だけとなり、しかも導電板間は1ターン
の電位差であるため、被覆する絶縁材の絶縁耐圧を小さ
くすることができて、薄くすることも可能となり、その
結果コイル部の軸方向の長さ及び重量を小さくすること
が可能となって、小形かつ、有効な駆動力の増大が図れ
るという効果を奏し、更に各導電板の両端の間隔に互っ
て両端外側に形成した切欠を積層方向に一列に配置し、
これら切欠にて構成せる一条の溝部に絶縁材からなる接
続板を長手方向に嵌合して該接続板の裏面に並設した複
数の導電体の各一端を前側の導電板の一端に、各他端を
後側の導電板の他端に接触させて順次導電板を接続して
コイル部を形成しであるので、溝部に接続板を嵌込むだ
けで各導電板の接続が一度ででき、−々各導電板間同士
を各別に接続するものに比して組立作業性が大変優れて
いるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を用いた駆動体の断面図、第2図は同上
のコイル部の拡大断面図、第3図は同−Lの斜視図、第
4図及び゛第5図は同上の説明図、第6図は本考案の一
実施例の側面図、第7図は同上の正面図、第8図は同上
の一部拡大断面図、第9図は[非ヒの導電板の斜視図、
第10図は同上の接続板の斜視図、第11図は本考案の
別の実施例の斜視図、第12図は本考案の他の実施例の
斜視図であす、1は間隙、2は絶縁材、3は導電板、4
はコイル部、13は切欠部、14は溝部、15は接続板
、16は導電体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端が間隙を介して対向し且つ表面を絶縁材にて被覆し
    たリング状の導電板を複数枚同軸に積層連結するととも
    に、各導電板の両端の間隔に互って両端外側に形成した
    切欠を積層方向に一列に配置し、これら切欠にて構成せ
    る一条の溝部に絶縁材からなる接続板を長手方向、に嵌
    合して該接続板の裏面に並設した複数の導電体の各一端
    を前側の導電板の一端に、各他端を後側の導電板の他端
    に接触させて順次導電板を接続してコイル部を形成して
    なる可動用コイル。
JP1978074692U 1978-05-31 1978-05-31 可動用コイル Expired JPS5812406Y2 (ja)

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JP1978074692U JPS5812406Y2 (ja) 1978-05-31 1978-05-31 可動用コイル

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JP1978074692U JPS5812406Y2 (ja) 1978-05-31 1978-05-31 可動用コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54175518U JPS54175518U (ja) 1979-12-11
JPS5812406Y2 true JPS5812406Y2 (ja) 1983-03-09

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ID=28988455

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