JPS58120536A - 陰極線管パネル用ガラス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Ｘ線及び／又は電子線の照射によシ変色しに
くい陰惨線管パネルガラスに関する。

カラーテレビジョン、フライングスポット管あるいは投
写管などに用いられるｌｔ　＆線管のパネルガラスは、
管内で発生するＸ　ｉＭを充分吸収する必要があり、そ
のため、Ｘ＆吸収能の高いＳｒＯ，Ｂａｄ、　ＺｒＯ２
等の成分を含むカラスが用いられている。

一方、Ｘ線に長時間曝されるとガラスは一般にブラウニ
ングと呼ばれる着色現象を起し褐色化し透過率が低下す
る。Ｘ線によるブラウニングは照射をやめると徐々に回
復し、熱をかけるとほとんど完全に回復する。しかしな
がら、１′子線によるブラウニングも同時に起り、これ
によるブラウニングはその機構が異なり、青色層は表面
から１０μ程度であるが、全く退色ケ起さない。　　　
　一 本発明の目的は、ｘ′線、゛〜、子線によるブラウニン
グ」り象に対して高い抵抗性を有するノくネルカラスを
提供することである。

本発明のカラスは、重′ｊｉ′チ表示で下記の組成を有
する。

８１０２　　　　　５５〜６５　％ Ａｌｌ○ｌ　　　　　θ〜４ Ｌｉ　ｘ　ＯＯ，２〜’　４ ＮａｚＯ３〜？ に２０６〜１１ Ｍｇ０　　　　　　　Ｏ〜４ Ｃａｏ　　　　　　　Ｏ〜４ Ｓｒｏ６〜１２ ＢａＯ７，６〜１６ ＺｒＯｚＯ〜３ Ｔ１０２０．２〜２ Ｓｂ２０Ｂ　’　　　　　Ｏ〜２ ＣｏＯｘ　　　　　　’０．１〜ｌ ＺｎＯＯ〜１ Ｓ１０２はガラスのネットワークフォーマ−で勘り、５
５％より少ないときはガラスが失透しやすく不安定とな
り、６５％より多いとカラスの粘度が高くなり過ぎ、熔
解成形が難しくなる。

Ａｌ　２０ａは主としてガラスの耐候性を高めるため、
４％まで含有される。

ＭｇＯ，ＯａＯは主としてガラスの粘性曲線を調整する
ため、それぞれ４％まで含有される。

ＬｉｚＯ，Ｎａｇｏ、　１１０はフラツクスとして含有
される。Ｌ１２０はガラスの熔解性向上のため少くとも
０２チ含有されるが４％を越えるとガラスが失透し易く
なる。好ましくは０．５〜１．５チである。

ＮａｚＯはに２０と共にガラスの粘性を調整し熔解、清
澄、成形性を向上させると共にガラスの熱膨張係数を９
５〜１０５ＸｌＯ／℃（０〜３００℃）に調整するため
、少くとも３チ含有されるが、７％を越えると電子線に
よるブラウニングが起き易い。

Ｋ２Ｏは、はぼＮａｎｏと同様な作用を有するが、電子
線によるブラウニングについてはＮａ　２０よシも有利
でｓｂ、少くとも６％含有される。

１１％を越えると、電気的特性が悪化する。

５ｒＯｉガラスのネットワークモデイファイヤーとして
安定なガラスを得るのに重要であり、かつＸ線吸°収能
も高く、６チ以上含有されるが、１２チを越えると、　
５ｒＳｉＯａの結晶が析出しやすくなり、液相温度が成
形温度を越えるため好ましくない。実用的には８〜１０
チの範囲が好ましい。

ＢａＯも又ネットワークモデイファイヤーおよびガラス
の）ｌ吸収性能を高めるため７．６−以上含有されるが
、１６％を越えるとガラスが不安定となり、また、Ｂａ
８１０１の結晶が析出しやすくなる。より好ましくは７
．６〜１２％とする。

Ｚｒ０ｆｆｉは、ガラスのＸ＃吸収性能を高めると共に
ガラスの耐候性を高めるため、３チまで含有される。し
かし３チを越えるときには、ガラスが失透しやすくなる
。好ましくは０，５〜２チとす本。

０ｅＣ１は電子線に対する着色防止効果を余り持たない
が、Ｘ線及び紫外線による着色防止効果が優れており、
最低で０，１チの添加が必要である。好ましくけ０．１
〜０．５％とする。しかし１％を越えるのは経済的では
なく、又、ガラスが着色するので好ましくない。

５ｂｚｏｓは、ガラスの清澄剤として好ましくけ、０．
２−〜０．７％添加するとよい。これらは電子線による
着色防止効果も有する。しかしながら、１チを越えると
ガラスが電子線、紫外線及びＸ線によって着色しやすく
なるので好ましくない。

ＺｎＯはガラスのＸ１ｗ吸収係数を増大させるため、１
チまで含有されうる。

ＴｉＯ＋は、ガラスの電子線による着色を防ぐため、０
．２〜２％の範囲で含有される。

以上説明した各種成分の外、ガラスの透過率を低下させ
又は着色を調整するため、Ｎｉｐ。

Ｃｏｏ、　Ｆｅ２Ｏ’ｓ、　ＭｎＯ，Ｃｒ２ｂｓの如き
着色成分を、常法に従って、それぞれ０．５チ以下程度
添加することができる。しかし、電子線ブラウニングに
悪影響のあるＰｂＯ，ＡＢ２０Ｂ、　Ｂ１２０ｓの含有
は極力避けるべきである。

以上の如き組成のガラスは、カラーテレビジョン管パネ
ルとして有用であ、るが、この場合、組成範囲を選択し
、下記の如き物性の範囲にするのが好ましい。

軟化点二６７０〜７１０℃　より望ましくは６９０〜７
０５℃ 徐冷点：４９０〜５２０℃　より望ましくは５００〜５
２０℃ 歪　点＝４５０〜４９０℃　より望ましくは４６０　〜
４９０℃ 熱膨張係数＝９５〜１０５Ｘ１０　　°Ｃより望ましく
は７−１ ９８〜１００ＸＩＯ℃　（０〜３００℃）上記範囲にお
いて、成形、封着、金属との溶着等の作業を容易に行う
ことができる。また、Ｘ線吸収率は、０．６Ｘ波長のと
き少くとも２６．５Ｃｒｎ−１、より好ましくは２８ｃ
ｒｎ以上とする。

上記物性を与えるため、よシ好ましい組成は、次の通り
： ８１０２　　　　　　　　　６０　〜６５に１ｔ（１０
，５〜　２．５ Ｌｉ２０　　　　　　　　　　０．５〜１．５Ｎａ２０
　　　　　　　　　　５〜７ に２０　　　　　　　　　　　６　〜９ＢａＯ７，６〜
１２ Ｓｒ０　　　　　　　　　　　８　〜１０Ｍｇ０　　　
　　　　　　０．１〜　ｌＣａＯ０，５〜　２ ＺｒＯｚ　　　　　　　　　　　Ｏ，５〜　２０ｅＯｚ
　　　　　　　　　　　Ｏ，１〜０．５Ｓｂ２０ｇ　　
　　　　　　　　０．２〜０７ｒｔＯｚ　　　　　　　
　、、　　　　０．３〜１実施例 表に示した本発明の扁１，２のガラスを、目標組成に従
って各成分原料を白金るつぼに入れ、１４５０℃で熔解
した。均質なガラスを得るため、途中撹拌棒で３０分間
攪拌し、脱泡後、金型に流し出して試験片を作成した。

各ガラスの０、６　Ｋ波長テｏ’ｘｌｆｇ吸収係数（ｐ
）、０〜３００℃の熱膨張係数（α）、軟化点、徐冷点
、歪点は表下段に示される。Ａ１０のガラスは現在市販
されているカラーテレビジョン管パネル用ガラスてあり
、比較のために示した。

Ａ　Ｉ　　　Ａ　Ｚ　　　Ａ　１０ Ｆ　２００　　　　Ｐ　２０２　　　　５０００Ｓｊ　
０２　　　　　　　　　　　６１．２　　　　６１．８
　　　　６１．１ＡｌｚＯａ　　　　　　　　　　　２
．０　　　　　２．０　　　　　２．ＯＢａ○　　　　
　　　　　　　　　８．０　　　　　８．０　　　　　
　５．７（ａＯ１，８１，８１，８ Ｍｇ０　　　　　　　Ｏ，４０，４０，４ＳｒＯ９，５
９，５９，７ ＺｒＯｚ　　　　　　　　　　　　１．１　　　　　　
１．１　　　　　２．５ＮａｚＯ６，０６，０８，ｌ Ｋ２ＯＢ、０　　　　　　７．０　　　　　７．ＩＬｉ
ｚＯＯ，８１，２− ＴｉＯｚ　　　　　　　　　　　　　Ｏ，４０，４０，
４ＳｂｚＯａ　　　　　　　　　　　　Ｏ，３０，３０
，３ＣｅＯ２０，５０，５０，２ Ｆ　　　　　　　　　　　　　　　　　−−０，７ｔｔ
　　　（ｃｍ−”　）　　２８．５　　２８，４　　２
８．８α　（ｘｌｏ　／℃）　　　９８，２　　９６，
９　　９８．２軟化点（°Ｃ）　６８６　６゜７６　６
９０徐冷点（’Ｃ）　　５０９　５０５　５１４歪　　
　　点　（℃）　　　４６９　　　４６６　　　４７４
Ｘ線ブラウニングの実験 各試料ガラス（ＡＩ、　２．１０）のＸｆ＃、照射前の
分光透過率を最−初測定し、ついでＸ線をガラスに照射
し、照射２分後及び２４時間後にガラスの分光透過率を
測定し、照射による着色の程度を調べた。

Ｘ線照射線源として螢光Ｘｋ装置を使用し、クロム管球
から３０ＫＶ、２０ｍＡの条件で９分間照射した。

照射２分後及び２４時間後の各波長における分光透過率
の照射前のガラスの分光透過率に対する比率（透過浴の
回復の度合）は下表の通りでらる。

電子線ブラウニングの実験 童子鍮照射源として、ＫＭＸ　（エレクトロンマイクロ
　プローブメーレイ　アナライザー）を用い、２５ＫＶ
Ｏ印加電圧で２．４　Ｘ　１０　μＡ／ｄの電流密度の
重子ビームをＡｔ蒸着をした試料ガラスに３０分間照射
した。届１及び２の試料カラスの着色は認められなかっ
た。一方、Ａ１０の試料は薄い褐色の着色が認められた
。

手続上［７−ｒＥ−井 昭和５７年ｔｏＶ、＞＋１ 特許庁長官　若杉和夫殿 １、事件の表示 特願昭５７−．３２６０号 ２、発明の名称 陰極線管パネル用ガラス ３、補正紛する者 事件との関係　　特許出願人 住所　　東京都千代田区丸の内、二丁目１番２号氏名　
（ｏ（’＋４）旭硝子株式会社 ４、代理人 ５、補正命令の日付 自発補正 に、補＋Ｉ（のン十Ｒ−１ １、特許請求の範囲の欄 ２、発明の詳細な説明の欄 ７′、補ｉＥの内容 １、特シ１：請＝１（の範囲を別紙の通り補ｉ’Ｈする
。

２、Ｎ）明、ｉｌｌ＋　、榛第３頁１４行目の「３」を
ｒｌ、９Ｊに補正する。

（：’）明細１！）第５頁１５行目及び１６行目の「３
」をＱ、９Ｊに補Ｉに１１ミ）・・ （ニル）１り用ＩＪＦ第５頁１７行目の「２」をＱ、９
Ｊに補正する。

（４）明細１杯第８頁８行目の「２」をｒｌ、９」に補
正する。

以　　ヒ 別　　　紙 特許請求の範囲 （１）　重量％表示で、本質的に、ド舵絹成５ｉｎ２　
５５〜６５％ Ａｌ２Ｏ３０〜４ Ｌｉ７０　　０．２〜４ Ｎａ２０　　．３−７ に、Ｃ）　　　　６〜Ｉ＋ Ｍｇｏ　　　　Ｏ〜４ ＣａＯＯ〜　４ Ｓｒ０　　　　　　６−１２ ＢａＯ７，６−１６ Ｚ　ｒ　Ｏ２０〜Ｌ、　、９ Ｔｉ０７　　０，２〜２ ｓｂ、ｏ、　　’　　ｏ〜２ Ｃｅ０７　　０．１〜　」 ＺｎＯＯ〜　１ を有し、Ｘ線及び電子線照射によって着色しにくい陰極
線管パネル用ガラス５、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　重量％表示で、本質的に、下記組成ＳｉＯ２
   ５５〜６５　チ Ａｌ２Ｏ３０〜　４ ＬｉｚＯＯ，２〜　４ Ｎａ２０　　　　　　　３〜７ に２０　　　　　　　　６〜１１ Ｍｇ０　　　　、　　Ｏ〜４ ＣａＯＯ〜　４ Ｓｒ０　　　　　　　　　６　〜１．２ＢａＯ７，６〜
   １６ Ｚｒ０２　　　　　　　　０　〜３ ＴｉＯｚ　　　　　　　　　０．２〜２８１）２０１１
   　　　　　　　　０　〜２０ｅ０２０．１〜　Ｉ Ｚ　ｎ、ｏ　　　　　　　　　　Ｏ〜　１を有し、Ｘ線
   及び電子線照射によって着色しにくい陰極線管パネル用
   ガラス。