JPS5811871B2 - ピペリジルベンズイミダゾ−ルユウドウタイノセイゾウホウ - Google Patents
ピペリジルベンズイミダゾ−ルユウドウタイノセイゾウホウInfo
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- JPS5811871B2 JPS5811871B2 JP50061608A JP6160875A JPS5811871B2 JP S5811871 B2 JPS5811871 B2 JP S5811871B2 JP 50061608 A JP50061608 A JP 50061608A JP 6160875 A JP6160875 A JP 6160875A JP S5811871 B2 JPS5811871 B2 JP S5811871B2
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- Japan
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- fluorobenzoyl
- alkyl group
- melting point
- recrystallized
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(I)
(式中Arはハロフェニル基を、Qは−CH(Ar)−
基又はカルボニル基を、R1は水素原子、直鎖状もしく
は分枝状低級アルキル基、アラルキル基、ベンゾイル低
級アルキル基、シアノ低級アルキル基、低級アルキニル
基、アリール基或はヒドロキシ低級アルキル基を示す。
基又はカルボニル基を、R1は水素原子、直鎖状もしく
は分枝状低級アルキル基、アラルキル基、ベンゾイル低
級アルキル基、シアノ低級アルキル基、低級アルキニル
基、アリール基或はヒドロキシ低級アルキル基を示す。
)であられされる新規ピペリジルベンズイミダゾール誘
導体又はその塩類の製造法に関する。
導体又はその塩類の製造法に関する。
式(I)の化合物は式(■)
(式中ArおよびR1は前述のとおり、Qlは−CH(
Ar)一基、カルボニル基或は保護されたカルボニル基
を、R2はアルキル基、アラルキル基を、X−はアニオ
ンを示す)であられされるピペリジニウム塩を加熱する
かもしくは塩基で処理し、必要に応じて加水分解するこ
とによって製造することが出来る。
Ar)一基、カルボニル基或は保護されたカルボニル基
を、R2はアルキル基、アラルキル基を、X−はアニオ
ンを示す)であられされるピペリジニウム塩を加熱する
かもしくは塩基で処理し、必要に応じて加水分解するこ
とによって製造することが出来る。
ここで置換基塩の定義に使用したアルキル基又はアラル
キル基としては、例えばメチル基、エチル基、イソプロ
ピル基、イソブチル基、ベンジル基、2−フェネチル基
、2−ナフチルメチル基、2−ナフチルエチル基などが
挙げられる。
キル基としては、例えばメチル基、エチル基、イソプロ
ピル基、イソブチル基、ベンジル基、2−フェネチル基
、2−ナフチルメチル基、2−ナフチルエチル基などが
挙げられる。
またX−のアニオンとしては、例えば塩素、臭素、ヨウ
素などのハロゲン、水酸基、硫酸基およびアセトキシ、
メタンスルホニルオキシ、パラトルエンスルホニルオキ
シなどのアニオンを意味する。
素などのハロゲン、水酸基、硫酸基およびアセトキシ、
メタンスルホニルオキシ、パラトルエンスルホニルオキ
シなどのアニオンを意味する。
又、「保護されたカルボニル基」としては、例えばジメ
チルケタール、エチレンケタール等のケタール類、チオ
ケタール類、ヘミチオケタール類、チアゾリジン類、エ
ノールエーテル類、エノールエステル類、シッフ塩基、
オキシム等があり、中でも取扱いの容易さなどからエチ
レンケタールが好適に用いられる。
チルケタール、エチレンケタール等のケタール類、チオ
ケタール類、ヘミチオケタール類、チアゾリジン類、エ
ノールエーテル類、エノールエステル類、シッフ塩基、
オキシム等があり、中でも取扱いの容易さなどからエチ
レンケタールが好適に用いられる。
本発明のピペリジニウム塩の分解反応は0〜250℃に
加熱するか、あるいは適当な塩基と接触させることによ
って行なうことが出来る。
加熱するか、あるいは適当な塩基と接触させることによ
って行なうことが出来る。
この場合、反応温度は低温でもよいが、反応温度を上昇
させることにより反応を有効に促進させることが出来る
。
させることにより反応を有効に促進させることが出来る
。
この発明の反応は無溶媒でも行なわれるが、水、アルコ
ール類、石油類、芳香族炭化水素類、エーテル類、アセ
トニトリル、ジメチルホルムアミド、アセトン、ハロゲ
ン化炭化水素類あるいはこれらの混合物などの反応に関
与しない溶媒を使用することも出来る。
ール類、石油類、芳香族炭化水素類、エーテル類、アセ
トニトリル、ジメチルホルムアミド、アセトン、ハロゲ
ン化炭化水素類あるいはこれらの混合物などの反応に関
与しない溶媒を使用することも出来る。
また好適に用いられる塩基としては、例えば水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムなどの金属水酸化物、水素化ナ
トリウムなどの金属水素化物、ナトリウムエチラート、
カリウム第三ブチラードなどの金属アルコラード、ナト
リウムフェノラート、ナトリウムチオフェノラートなど
の金属フェノラートあるいはチオフェノラート、酸化銀
、ヨウ化メチルマグネシウムなどのグリニヤール試薬な
どがある。
リウム、水酸化カリウムなどの金属水酸化物、水素化ナ
トリウムなどの金属水素化物、ナトリウムエチラート、
カリウム第三ブチラードなどの金属アルコラード、ナト
リウムフェノラート、ナトリウムチオフェノラートなど
の金属フェノラートあるいはチオフェノラート、酸化銀
、ヨウ化メチルマグネシウムなどのグリニヤール試薬な
どがある。
反応終了後は通常の手法によって目的物を単離すること
が出来る。
が出来る。
式(■)の原料化合物でカルボニル基が保護されている
場合、処理手段によっては反応と同時にカルボニルの保
護基がはずれることもあるが、保護基がはずれないとき
は公知の常法、例えば稀鉱酸で加水分解することによっ
てカルボニルの保護基を除去することも出来る。
場合、処理手段によっては反応と同時にカルボニルの保
護基がはずれることもあるが、保護基がはずれないとき
は公知の常法、例えば稀鉱酸で加水分解することによっ
てカルボニルの保護基を除去することも出来る。
なお本発明の方法で製造される化合物(■)は塩酸、硫
酸等の無機酸又は酢酸、クエン酸等の有機酸と反応させ
ることによって治療学的に有用な酸付加塩に変えること
が出来る。
酸等の無機酸又は酢酸、クエン酸等の有機酸と反応させ
ることによって治療学的に有用な酸付加塩に変えること
が出来る。
なお、式(■)の化合物でRが水素原子の化合物は2−
ベンズイミダシリンチオン型と互変異性の関係にある。
ベンズイミダシリンチオン型と互変異性の関係にある。
本発明によって製造される弐〇)の化合物は興味ある薬
理作用を有する。
理作用を有する。
例えば顕著な自発運動抑制作用、メタンフェタミン群居
毒性抑制作用、抗メタンフエタミン作用、条件回避反応
抑制作用、抗アポモルヒネ作用を示し、医薬特に向精神
薬として有用な性質を有する。
毒性抑制作用、抗メタンフエタミン作用、条件回避反応
抑制作用、抗アポモルヒネ作用を示し、医薬特に向精神
薬として有用な性質を有する。
例えば本発明に係わる代表化合物の1つである1 −(
1−(3−(4−フルオロベンゾイル)プロピル) −
4−ヒヘI)’)ル〕−2−メルカプトベンズイミダゾ
ールの薬理効果を示せば下記の通りである。
1−(3−(4−フルオロベンゾイル)プロピル) −
4−ヒヘI)’)ル〕−2−メルカプトベンズイミダゾ
ールの薬理効果を示せば下記の通りである。
尚、本発明の原料化合物は新規化合物であり例えば下記
する参考例の方法で容易に製することが出来る。
する参考例の方法で容易に製することが出来る。
参考例 1
4−(2−=トロアニIJ/)−1−エチルヒヘリシン
5001vと3−(4−フルオロベンシイノリプロピル
ヨード・エチレンケタール675〜および水酸化ナトリ
ウム80〜を水50m1に加え、攪拌下3時間加熱還流
する。
5001vと3−(4−フルオロベンシイノリプロピル
ヨード・エチレンケタール675〜および水酸化ナトリ
ウム80〜を水50m1に加え、攪拌下3時間加熱還流
する。
反応後濃縮乾固し、ベンゼンを加え結晶化、メタノール
から再結晶すると、1−エチル−1−(3−(4−フル
オロベンゾイル)プロピル)−41−(2−ニトロアニ
リノ)ピペリジン・エチレンケタールヨウ化物の黄色の
結晶を得る。
から再結晶すると、1−エチル−1−(3−(4−フル
オロベンゾイル)プロピル)−41−(2−ニトロアニ
リノ)ピペリジン・エチレンケタールヨウ化物の黄色の
結晶を得る。
融点244〜246°C(分解)。元素分析値 C2,
H33FIN304に対して計算値:C51,28,H
5,68,H7,18実測値:C51,24,H5,8
3,H7,02上述のようにして得られた1−エチル−
1−(3−(4−フルオロベンゾイル)プロピル〕−4
−(2−ニトロアニリノ)ピペリジン・エチレンケター
ルヨウ化物1.2gをメタノールlQ9m1中、ラネー
ニッケル2mlとともに接触還元し、水素の吸収が終っ
た後、触媒を濾去、濃縮、ベンゼンを加えて結晶化、メ
タノールから再結晶すると4−(2−アミノアニリノ)
−1−エチル−1−〔3=(4−フルオロベンゾイル)
プロピル〕ヒペリジン・エチレンケタールヨウ化物の結
晶を得る。
H33FIN304に対して計算値:C51,28,H
5,68,H7,18実測値:C51,24,H5,8
3,H7,02上述のようにして得られた1−エチル−
1−(3−(4−フルオロベンゾイル)プロピル〕−4
−(2−ニトロアニリノ)ピペリジン・エチレンケター
ルヨウ化物1.2gをメタノールlQ9m1中、ラネー
ニッケル2mlとともに接触還元し、水素の吸収が終っ
た後、触媒を濾去、濃縮、ベンゼンを加えて結晶化、メ
タノールから再結晶すると4−(2−アミノアニリノ)
−1−エチル−1−〔3=(4−フルオロベンゾイル)
プロピル〕ヒペリジン・エチレンケタールヨウ化物の結
晶を得る。
融点215〜216°C(分解)。元素分析値 C,、
H3,FIN302に対して計算値: C54,06、
H6,35、H7,59実測値: C53,89、H6
,41、H7,74上述のようにして得られた4−(2
−アミノアニリノ)−1−エチル−1−(3−(4−フ
ルオロヘンソイル)フロビル〕ヒペリジン・エチレンケ
タールヨウ化物1.10.9および水酸化カリウム22
5〜、二硫化炭素305mg、エタノール5mlおよび
水0.5m幼混液全混液全混液中で3時間反応する。
H3,FIN302に対して計算値: C54,06、
H6,35、H7,59実測値: C53,89、H6
,41、H7,74上述のようにして得られた4−(2
−アミノアニリノ)−1−エチル−1−(3−(4−フ
ルオロヘンソイル)フロビル〕ヒペリジン・エチレンケ
タールヨウ化物1.10.9および水酸化カリウム22
5〜、二硫化炭素305mg、エタノール5mlおよび
水0.5m幼混液全混液全混液中で3時間反応する。
反応後エーテルを加え粗結晶を得、結晶をエーテルおよ
び二硫化炭素で洗う。
び二硫化炭素で洗う。
メタノールから再結晶すると1−〔1−エチル−1−(
3−〔4−フルオロベンシイノリプロピル)−4−ピペ
リジルコ−2−メルカプトベンズイミダゾール・エチレ
ンケタールヨウ化物を得る。
3−〔4−フルオロベンシイノリプロピル)−4−ピペ
リジルコ−2−メルカプトベンズイミダゾール・エチレ
ンケタールヨウ化物を得る。
融点219〜221℃(分解)。
元素分析値 C76H33FIN302Sに対して計算
値:C52,26,H5,57,H7,03実測値:C
52,11、H5,50,H7,12参考例 2 参考例1で得られた1−〔1−エチル−1−(3−(4
−フルオロベンシイノリプロピル〕−4−ピペリジルコ
−2−メルカプトベンズイミダゾール・エチレンケター
ルヨウ化物をエタノールに溶解し、塩酸で加水分解し、
1−(1−エチル−(3−(4−フルオロベンゾイル)
プロピルクー4−ピペリジルクー2−メルカプトベンズ
イミダゾールヨウ化物を得る。
値:C52,26,H5,57,H7,03実測値:C
52,11、H5,50,H7,12参考例 2 参考例1で得られた1−〔1−エチル−1−(3−(4
−フルオロベンシイノリプロピル〕−4−ピペリジルコ
−2−メルカプトベンズイミダゾール・エチレンケター
ルヨウ化物をエタノールに溶解し、塩酸で加水分解し、
1−(1−エチル−(3−(4−フルオロベンゾイル)
プロピルクー4−ピペリジルクー2−メルカプトベンズ
イミダゾールヨウ化物を得る。
融点259〜265°C(分解)。
元素分析値 C24H29FIN30Sに対して計算値
:C52,08,H5,28,H7,59実測値:C5
1,81、H5,21、H7,46参考例 3 参考例1で得られた1−〔1−エチル−1−(3−(4
−フルオロヘンソイル)プロピルクー4−ピペリジルコ
−2−メルカプトベンズイミダゾール・エチレンケター
ルヨウ化物598Tn9および水酸化ナトリウム80〜
を水50dおよびメタノール50m1の溶液に加え、室
温で攪拌下、ジメチル硫酸164mgを3時間かかつて
満願する。
:C52,08,H5,28,H7,59実測値:C5
1,81、H5,21、H7,46参考例 3 参考例1で得られた1−〔1−エチル−1−(3−(4
−フルオロヘンソイル)プロピルクー4−ピペリジルコ
−2−メルカプトベンズイミダゾール・エチレンケター
ルヨウ化物598Tn9および水酸化ナトリウム80〜
を水50dおよびメタノール50m1の溶液に加え、室
温で攪拌下、ジメチル硫酸164mgを3時間かかつて
満願する。
後2時間加熱還流。
反応後濃縮し、これに50mJのクロロホルムを加えて
3回抽出。
3回抽出。
濃縮乾固。残渣をメタノールから再結晶し、1−(1−
エチル−1−(3−(4−フルオロベンゾイル)プロピ
ルクー4−ピペリジルコ−2−メチルチオベンズイミダ
ゾールヨウ化物の結晶を得る。
エチル−1−(3−(4−フルオロベンゾイル)プロピ
ルクー4−ピペリジルコ−2−メチルチオベンズイミダ
ゾールヨウ化物の結晶を得る。
融点248〜251℃(分解)。
元素分析値 C27H3,FIN3O2Sに対して計算
値:C53,03,H5,77、H6,87実測値:C
52,91、H5,69,H6,85参考例 4 強塩基性陰イオン交換脂ダイアイオンPA−308(ク
ロル型)30mlを充填した樹脂塔に20%−酢酸ナト
リウム水溶液を流下し、水洗したのち、メタノールでよ
く洗い、参考例1で得られた1−〔1−エチル−1−(
3−(4−フルオロベンソイル)フロビル〕−4−ピペ
リジル〕−2−メルカプトベンズイミダゾール・エチレ
ンケタールヨウ化物550m9をメタノール450m1
!に溶解し流下する。
値:C53,03,H5,77、H6,87実測値:C
52,91、H5,69,H6,85参考例 4 強塩基性陰イオン交換脂ダイアイオンPA−308(ク
ロル型)30mlを充填した樹脂塔に20%−酢酸ナト
リウム水溶液を流下し、水洗したのち、メタノールでよ
く洗い、参考例1で得られた1−〔1−エチル−1−(
3−(4−フルオロベンソイル)フロビル〕−4−ピペ
リジル〕−2−メルカプトベンズイミダゾール・エチレ
ンケタールヨウ化物550m9をメタノール450m1
!に溶解し流下する。
さらにメタノール200Tnlを流下させ、その流下液
を濃縮。
を濃縮。
メタノールより再結晶すると1−〔1−エチル−1−(
3−(4−フルオロベンゾイル)プロピルシー4−ピペ
リジルコ−2−メルカプトベンズイミダゾール ケタール・アセテートの無色の結晶を得る。
3−(4−フルオロベンゾイル)プロピルシー4−ピペ
リジルコ−2−メルカプトベンズイミダゾール ケタール・アセテートの無色の結晶を得る。
融点183、5〜185℃(分解)。
元素分析値 C28H36FN304Sに対して計算値
:C63,49、H6,85、H7,93実測値:C6
3,26、H6,79,H7,82実施例 1 1−〔1−エチル−1−(3−(4−フルオロベンゾイ
ル)プロピル)−4−ピペリジルシー2−メルカプトベ
ンズイミダゾール・エチレンケタールヨウ化物1.21
を157m9のカリウムと407nlの第三級ブタノー
ルの溶液に加え攪拌下2時間加熱還流する。
:C63,49、H6,85、H7,93実測値:C6
3,26、H6,79,H7,82実施例 1 1−〔1−エチル−1−(3−(4−フルオロベンゾイ
ル)プロピル)−4−ピペリジルシー2−メルカプトベ
ンズイミダゾール・エチレンケタールヨウ化物1.21
を157m9のカリウムと407nlの第三級ブタノー
ルの溶液に加え攪拌下2時間加熱還流する。
反応後濃縮、−担メタノール中塩酸酸性とし10分間還
流する。
流する。
後10%炭酸ナトリウム水溶液を加え50m1のクロロ
ホルム3回抽出。
ホルム3回抽出。
無水硫酸すl−’Jウムで乾燥し、濃縮する。析出物を
濾取、アセトンより再結晶すると1−(1−(3−(4
−フルオロベンゾイル)プロピルシー4−ピペリジルコ
−2−メルカプトベンズイミダゾールの無色の結晶を得
る。
濾取、アセトンより再結晶すると1−(1−(3−(4
−フルオロベンゾイル)プロピルシー4−ピペリジルコ
−2−メルカプトベンズイミダゾールの無色の結晶を得
る。
融点201〜203℃。
元素分析値C22H24FN30Sに対して計算値二C
66、47,H6,09,N10.57実測値:C66
、53,H6,21、N10.49これをエタノールに
溶解し、塩化水素飽和エタノールを加え濃縮、メタノー
ルから再結晶すると1−(1−(3−(4−フルオロベ
ンゾイル)プロピル)−4−ピペリジルコ−2−メルカ
プトベンズイミダゾール塩酸塩の無色プリズム晶を得る
。
66、47,H6,09,N10.57実測値:C66
、53,H6,21、N10.49これをエタノールに
溶解し、塩化水素飽和エタノールを加え濃縮、メタノー
ルから再結晶すると1−(1−(3−(4−フルオロベ
ンゾイル)プロピル)−4−ピペリジルコ−2−メルカ
プトベンズイミダゾール塩酸塩の無色プリズム晶を得る
。
融点242〜244°C(分解)。
元素分析値 C22H24FN30S−HCt−)H2
0に対して 計算値二C60,27、H5,86、H9,59実測値
: C60,22、H5,85、H9,63実施例 2 1−〔1−エチル−1−(3−(4−フルオロベンゾイ
ル)プロピルシー4−ピペリジルコ−2−メルカプトベ
ンズイミダゾールヨウ化物550■を80〜のカリウム
と20m1の第三級ブタノールの溶液に加え、攪拌下2
時間加熱還流する。
0に対して 計算値二C60,27、H5,86、H9,59実測値
: C60,22、H5,85、H9,63実施例 2 1−〔1−エチル−1−(3−(4−フルオロベンゾイ
ル)プロピルシー4−ピペリジルコ−2−メルカプトベ
ンズイミダゾールヨウ化物550■を80〜のカリウム
と20m1の第三級ブタノールの溶液に加え、攪拌下2
時間加熱還流する。
反応後溶媒留去、10%−炭酸ナトリウム水溶液を加え
50m1のクロロホルム3回抽出。
50m1のクロロホルム3回抽出。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮する。
析出物を濾取、アセトンより再結晶すると1−(1−〔
3−(4−フルオロベンゾイル)プロピルシー4−ピペ
リジルコ−2−メルカプトベンズイミダゾールの無色の
結晶を得る。
3−(4−フルオロベンゾイル)プロピルシー4−ピペ
リジルコ−2−メルカプトベンズイミダゾールの無色の
結晶を得る。
融点201〜203℃。水晶の赤外線吸収スペクトル(
KBr錠剤法)は実施例1で得た遊離塩基のそれと完全
に一致した。
KBr錠剤法)は実施例1で得た遊離塩基のそれと完全
に一致した。
実施例 3
1−〔1−ベンジル−1−(3−(4−フルオロベンソ
イル)フロビル〕−4−ピペリジル〕−2−メルカプト
ベンズイミダゾールヨウ化物より実施例2と同様に反応
、処理すれば、1−(1−(3−(4−フルオロベンゾ
イル)プロピル〕=4ーピペリジル〕−2−メルカプト
ベンズイミダゾールの無色結晶を得る。
イル)フロビル〕−4−ピペリジル〕−2−メルカプト
ベンズイミダゾールヨウ化物より実施例2と同様に反応
、処理すれば、1−(1−(3−(4−フルオロベンゾ
イル)プロピル〕=4ーピペリジル〕−2−メルカプト
ベンズイミダゾールの無色結晶を得る。
融点201〜203℃。水晶の赤外線吸収スペクトル(
KBr錠剤法)は実施例2で得たもののそれと完全に一
致した。
KBr錠剤法)は実施例2で得たもののそれと完全に一
致した。
実施例 4
1−〔1−エチル−1−(3−(4−フルオロベンゾイ
ル)プロピルシー4−ピペリジルコ−2−メチルチオベ
ンズイミダゾール・エチレンケタールヨウ化物612〜
を80即のカリウムと20m1の第三級ブタノールの溶
液に加え、攪拌下2時間加熱還流する。
ル)プロピルシー4−ピペリジルコ−2−メチルチオベ
ンズイミダゾール・エチレンケタールヨウ化物612〜
を80即のカリウムと20m1の第三級ブタノールの溶
液に加え、攪拌下2時間加熱還流する。
反応後濃縮、−担メタノール中塩酸酸性とし10分間還
流する。
流する。
後10%ー炭酸ナトリウム水溶液を加え50mA’のク
ロロホルム3回抽出。
ロロホルム3回抽出。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮する。析出物を濾取
、エーテルから再結晶すると1−(1−(3−(4−フ
ルオロベンゾイル)プロピル〕−4−ピペリジル〕−2
−メチルチオベンズイミダゾールの無色の結晶を得る。
、エーテルから再結晶すると1−(1−(3−(4−フ
ルオロベンゾイル)プロピル〕−4−ピペリジル〕−2
−メチルチオベンズイミダゾールの無色の結晶を得る。
融点98〜985℃。
元素分析値 C23H26FN30S
計算値:C67,12,H6,37、N10.21実測
値: C67,30,H6,36,N10.26実施例
5 1−〔1−エチル−1−(3−(4−フルオロベンゾイ
ル)プロピルシー4−ピペリジルシー2−メルカプトベ
ンズイミダゾール・エチレンケクールアセテート530
1n9をキシレン10m1およびアセトニl−IJル2
mlの溶液に加え、攪拌下48時間加熱還流する。
値: C67,30,H6,36,N10.26実施例
5 1−〔1−エチル−1−(3−(4−フルオロベンゾイ
ル)プロピルシー4−ピペリジルシー2−メルカプトベ
ンズイミダゾール・エチレンケクールアセテート530
1n9をキシレン10m1およびアセトニl−IJル2
mlの溶液に加え、攪拌下48時間加熱還流する。
反応後溶媒留去、−担メタノールに溶解し、塩酸酸性に
て10分間還流する。
て10分間還流する。
後10%−炭酸ナトリウム水溶液を加え、50m1のク
ロロホルム3回抽出。
ロロホルム3回抽出。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮する。
析出物を濾取、アセトンより再結晶すると1−(1−〔
3−(4−フルオロベンゾイル)フロビルシー4−ピペ
リジルシー2−メルカプトベンズイミダゾールの無色の
結晶を得る。
3−(4−フルオロベンゾイル)フロビルシー4−ピペ
リジルシー2−メルカプトベンズイミダゾールの無色の
結晶を得る。
融点201〜203℃。
水晶の赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)は実施例
1で得た遊離塩基のそれと完全に一致した3実施例 6 実施例1に準じて次の化合物が得られる。
1で得た遊離塩基のそれと完全に一致した3実施例 6 実施例1に準じて次の化合物が得られる。
1)2−エチルチオ−1−(1−(3−(4−フルオロ
ベンゾイル)プロピル)−4−ピペリジルコベンズイミ
ダゾール塩酸塩;無色結晶、メタノールから再結晶、融
点210〜211°C(分解)。
ベンゾイル)プロピル)−4−ピペリジルコベンズイミ
ダゾール塩酸塩;無色結晶、メタノールから再結晶、融
点210〜211°C(分解)。
2)2−シアノメチルチオ−1−(1−[3−(4−フ
ルオロベンゾイル)フロビル)−4−ピペリジルコベン
ズイミダゾール塩酸塩;無色結晶、メタノール−エタノ
ールの混液から再結晶、融点201〜202.5°C(
分解)。
ルオロベンゾイル)フロビル)−4−ピペリジルコベン
ズイミダゾール塩酸塩;無色結晶、メタノール−エタノ
ールの混液から再結晶、融点201〜202.5°C(
分解)。
3) 1−(1−C3−(4−フルオロベンシイノリ
プロピル〕−4−ピペリジル)−2−7”ロバルギルチ
オベンズイミダゾールジ塩酸塩;無色結晶、エタノール
−アセトンの混液から再結晶、融点156〜158°C
(分解)。
プロピル〕−4−ピペリジル)−2−7”ロバルギルチ
オベンズイミダゾールジ塩酸塩;無色結晶、エタノール
−アセトンの混液から再結晶、融点156〜158°C
(分解)。
4) 1−(1−(3−(4−フルオロベンゾイル)
プロピルシー4−ピペリジルコ−2−インプロピルチオ
ベンズイミダゾール臭化水素酸塩;無色鱗片状晶、クロ
ロホルム−エタノールの混液から再結晶、融点222〜
224.5°C(分解)。
プロピルシー4−ピペリジルコ−2−インプロピルチオ
ベンズイミダゾール臭化水素酸塩;無色鱗片状晶、クロ
ロホルム−エタノールの混液から再結晶、融点222〜
224.5°C(分解)。
実施例 7
実施例2に準じて次の化合物が得られる。
1) 1−CI−C3−(4−フルオロベンゾイル)
プロピルシー4−ピペリジル〕−2−ヒドロキシエチル
チオベンズイミダゾール:無色プリズム晶、アセトン−
エーテルの混液から再結晶、融点103〜104°C8 2) 1−(1−C4,4−ビス(4−フルオロフェ
ニル)フチル〕−4−ピペリジル〕−2−メルカプトベ
ンズイミダゾール;無色プリズム晶、エーテルから再結
晶、融点224〜227℃。
プロピルシー4−ピペリジル〕−2−ヒドロキシエチル
チオベンズイミダゾール:無色プリズム晶、アセトン−
エーテルの混液から再結晶、融点103〜104°C8 2) 1−(1−C4,4−ビス(4−フルオロフェ
ニル)フチル〕−4−ピペリジル〕−2−メルカプトベ
ンズイミダゾール;無色プリズム晶、エーテルから再結
晶、融点224〜227℃。
3) 1−〔1−(4,4−ビス(4−フルオロフェ
ニル)フチル〕−4−ピペリジル)−2−メチルチオベ
ンズイミダゾール;無色プリズム晶、エーテル−ノルマ
ルヘキサンの混液から再結晶、融点110.5〜111
.5℃。
ニル)フチル〕−4−ピペリジル)−2−メチルチオベ
ンズイミダゾール;無色プリズム晶、エーテル−ノルマ
ルヘキサンの混液から再結晶、融点110.5〜111
.5℃。
4)2−ベンジルチオ−1−(1−(3−(4−フルオ
ロベンゾイル)プロピル〕−4−ピペリジル〕ベンズイ
ミダゾール;無色プリズム晶、クロロホルム−エーテル
の混液から再結晶、融点124〜126℃。
ロベンゾイル)プロピル〕−4−ピペリジル〕ベンズイ
ミダゾール;無色プリズム晶、クロロホルム−エーテル
の混液から再結晶、融点124〜126℃。
5) 1−(1−C3−(4−フルオロベンゾイル)
プロピルシー4−ピペリジルクー2−パラクロルフェナ
シルチオベンズイミダゾール・ハイドレート;無色針状
晶、ベンセンから再結晶、融点68〜70℃。
プロピルシー4−ピペリジルクー2−パラクロルフェナ
シルチオベンズイミダゾール・ハイドレート;無色針状
晶、ベンセンから再結晶、融点68〜70℃。
6) 1−(1−(3−(4−フルオロベンゾイル)
プロピルシー4−ピペリジル)−2−(2−二トロフェ
ニルチオ)ベンズイミダゾール;黄色結晶、エタノール
から再結晶、融点124〜127℃。
プロピルシー4−ピペリジル)−2−(2−二トロフェ
ニルチオ)ベンズイミダゾール;黄色結晶、エタノール
から再結晶、融点124〜127℃。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中Arはハロフェニル基を、Qlは−CH(Ar)
一基、カルボニル基或は保護されたカルボニル基を、R
1は水素原子、直鎖状もしくは分枝状低級アルキル基、
アラルキル基、ベンゾイル低級アルキル基、シアノ低級
アルキル基、低級アルキル基、アリール基或はヒドロキ
シ低級アルキル基を、鳥はアルキル基或はアラルキル基
を、X−はアニオンを示す。 )であられされるピペリジニウム塩を加熱するかもしく
は塩基で処理し、必要に応じて加水分解することを特徴
とする一般式 (式中Qは−CH(Ar)−基又はカルボニル基を、A
r、R1は前記に同じ。 )で示されるピペリジルベンズイミダゾール誘導体又は
その塩類の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50061608A JPS5811871B2 (ja) | 1975-05-23 | 1975-05-23 | ピペリジルベンズイミダゾ−ルユウドウタイノセイゾウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50061608A JPS5811871B2 (ja) | 1975-05-23 | 1975-05-23 | ピペリジルベンズイミダゾ−ルユウドウタイノセイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51136673A JPS51136673A (en) | 1976-11-26 |
JPS5811871B2 true JPS5811871B2 (ja) | 1983-03-04 |
Family
ID=13176039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50061608A Expired JPS5811871B2 (ja) | 1975-05-23 | 1975-05-23 | ピペリジルベンズイミダゾ−ルユウドウタイノセイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811871B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2433936A1 (en) | 2007-08-31 | 2012-03-28 | Purdue Pharma LP | Substituted-quinoxaline-type-piperidine compounds and the uses thereof |
-
1975
- 1975-05-23 JP JP50061608A patent/JPS5811871B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51136673A (en) | 1976-11-26 |
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