JPS58117243A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPS58117243A
JPS58117243A JP56215313A JP21531381A JPS58117243A JP S58117243 A JPS58117243 A JP S58117243A JP 56215313 A JP56215313 A JP 56215313A JP 21531381 A JP21531381 A JP 21531381A JP S58117243 A JPS58117243 A JP S58117243A
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JP
Japan
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resin
copolymer
resin composition
ppo
styrene
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Application number
JP56215313A
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English (en)
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Toshiyasu Miyashita
宮下 俊逸
Akiyoshi Somemiya
染宮 昭義
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L51/00Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L51/08Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F283/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
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    • C08F283/08Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to polyethers, polyoxymethylenes or polyacetals on to polyphenylene oxides
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08L25/00Compositions of, homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L25/02Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
    • C08L25/04Homopolymers or copolymers of styrene
    • C08L25/08Copolymers of styrene
    • C08L25/12Copolymers of styrene with unsaturated nitriles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08L55/00Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
    • C08L55/02ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S525/00Synthetic resins or natural rubbers -- part of the class 520 series
    • Y10S525/905Polyphenylene oxide

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐熱性、機械的性質、耐衝撃性、耐溶剤性(特
に耐炭化水素性)、透明性に優れた変性ポリフェニレン
オキサイドを含む樹脂組成物に関するものである。
ポリフェニレンオキサイド(ppo)h耐熱性、機械的
性質、電気的性質に優れた樹脂である。
しかし、耐衝撃性、加工性、耐溶剤性、抗酸化性におい
てはいくつかの用途で不十分である。
前記欠点の改良法として4リスチレンあるいは変性ポリ
スチレンを混合する方法が提案されている(米国特許第
3383435号)。ppoとポリスチレンあるいは変
性ポリスチレンを混ぜた樹脂組成物は、前記欠点のうち
耐衝撃性、加工性、及び抗酸化性の改良には十分である
。しかし、耐溶剤性改良には不十分である。ポリスチレ
ンKか、tてアクリロニトリル−スチレン(AS)樹脂
、変性ポリスチレンにかえてアクリロニトリル−ブタジ
ェン−スチレン(ABs)樹脂をPPOに混合して用い
ると耐溶剤性は改善される。しかしながら耐衝撃性、機
械的性質は低下し、抗酸化性は改良されない。
これはPPOとAs樹脂あるいはABS樹脂との相溶性
が悪く、単に混合したものは有用な樹脂組成物とならな
いことを示している。抗酸化性はPPOと相溶する樹脂
を混合しなければ改善されない。
若し、PPOとAs樹脂あるいはABS樹脂が相溶し得
たなら、As樹脂あるいはABS樹脂がポリスチレンあ
るいはへイインパクトポリスチレン(H工ps)に対し
て優位である機械的性質例えば引張り強度、タフネスさ
、耐衝撃性その他の性質なども耐溶剤性と同時に改善さ
れる。
ppoとAs樹脂が非相溶であることは両者を混合する
と不透明となる事から判断できる。
例えばアクリロニトリル(AN)含量約5(重量%)の
As樹脂とPPOを同重量クロロホルムに溶かし、キャ
スティングフィルムを作ると不透明となる。更にAN含
量約20(重量%)のAs樹脂を用いて同様にフィルム
を作るとその表面はザラザラに荒れ、フィルムとはなら
ない。AN含量5(重量%)未満のAs樹脂をPPOに
混合しても耐溶剤性の著しい改良は期待できない。
PPOとAs樹脂あるいはABS樹脂との相溶性を高め
、実用となるPPOとAs樹脂あるいはABS樹脂の混
合樹脂組成物を得るには、ppoにAs樹脂をグラフト
重合する方法がある。
特公昭46−41383号にはANなどのPPOへのグ
ラフト重合技術が開示されている。この技術はアルカリ
金属を用いるアニオングラフト重合である。アニオング
ラフト重合ではスチレン(St)とANという電気陰性
度の大きく異なる単量体を用いたとき、ランダムグラフ
ト共重合体を得ることは困難である。よってこの技術で
得られるアクリロニトリル類−スチレン類共重合体をグ
ラフト重合せしめて得られる変性ppo (以後ASG
PPOと略記する)は工業的に通常用いられるAs樹脂
とは相溶しない。この他にも特開昭50−11’526
0号、特開昭55−137130号にAs樹脂をグラフ
ト重合した変性PPOとAs樹脂の混−合についての記
載がある。これらに記載されているASGPPOは例え
ば特開昭55−137130号の第1図で示されている
ように均一分散であり、P’POとグラフト枝のAS樹
脂部分は相溶していない。このASGPPOにAs樹脂
を混合しても透明な樹脂組成物とはなシえない。
本発明者らはp 、p oの持つ優れた特性を大きく損
なうことなしに耐溶剤性、抗酸化性、耐衝撃性を改良す
る方法を研究した結果、グラフト変性度合を大−きくし
たASGPPOとAs樹脂を混合することによシ目的と
する樹脂組成物が得られ本発明に到った。本発明樹脂組
成物は耐溶剤性、抗酸化性、引張シ強さ、耐衝撃性、強
靭性のバランスに優れ、広汎な用途に用いることのでき
る有用な樹脂組成物である。
グラフト変性度合が大きいということは単にグラフト率
が高いだけではなく、未変性のすなわちフリーPPOの
少ない事をも加味されなければならない。
すなわち、本発明は種々のグラフト重合方法によす、ア
クリロニトリル類(p、 N )−スチレン類(ST)
共重合体をPPOにグラフト重合して得られる均一変性
でかつ変性度の高い変性p p o (A)と、この変
性PPOと相溶性を有するAN、As単位を含有する共
重合体CB)を混合してなる樹脂組成物を内容とする。
以下に本発明の内容を詳細に説明する。
本発明にいうポリフェニレンオキサイドとは一般式、 (ととにRlp Rlp  R,、R4は水素、次化水
素基、置換炭化水素基、ハロゲン、ハイドロカーボンオ
キシ基もしくは置換ハイドロカーボンオキシ基、アミノ
基もしくは置換アミノ基の如き置換基を示す。)で実質
的に示される綴シ返えし単位を有するものである。nは
繰シ返えし数で50以上の整数である。好ましくは10
0〜250である。120〜200が特に好ましい。具
体例としてはポリ(2,6−シメチルフエニレンー1,
4−エーテル)、ポリ(2,6−シエチルフエニレンー
1.4−エーテル)、ポリ(2,6−ジプロビルフエニ
レンー1.4−エーテル)%;l+ (2−メチル−6
−アリルフェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2,
’6−ジメトオキシフエニレンー1.4−エーテル)、
ポリ(2−メチル−6−クロルフェニレン−1,4−エ
ーテル)、ポリ(2゜6−シクロルメチルフエニレンー
1,4−エーテル)、ポリ(2−メチル−6−プロムフ
エニレンー1,4−エーテル)、ポリ(2,5−ジメチ
ルフェニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2,6−ジ
フェニルフェニレン−1,4−エーテル)、或いはこれ
らの共重合体などがあげられる。更に特願昭55−42
171号で示されるアニリン類のような含窒素化合物共
重合体も本発明で言うPPOに含まれる。即ち上記の「
実質的に」とは、劣位量の好ましくは30モル%以下の
フェニレンオキサイド以外の共重合単位を含み得ること
を示す。
アクリロニトリル類−スチレン類のPPOへのグラフト
共重合方法は乳化重合、塊状重合。
気相グラフト重合、その他いずれでもよい。グラフト重
合によって得られるASGPPOの変性度合を調べる方
法として塩化メチレンテストが一般的である。この方法
はppoを塩化メチレンに溶解するとPPOと塩化メチ
レンが塩化メチレンに不溶の複合体となって沈殿するこ
とを利用した方法である。変性ppoを塩化メチレンに
溶かしたとき、沈殿を生じなければ変性pp。
はPPOの持つ特質を失ない、変性されたと解釈される
。よって、塩化メチレン溶液から沈殿を生じるまでの時
間が長ければ変性度合の大きいことを意味している。
特公昭52−38596号等では塩化メチレンテストが
3〜24時間で実施されている。しかしながら本発明者
らの詳細な検討の結果、この程度の時間で評価される変
性度合では%As共重合体を混合したとき相溶性が極度
に不足する。
本発明において、相溶性は(A)成分と(B)成分との
みからなる組成物の透明性を測定することによシ判断し
得る。即ちJ工5K7105によシ測定して得られる曇
価(H)(試料厚み1.0 g )が5.0%以上のと
き相溶性を有するものとする。
本発明は透明性を有する組成物であるが(4)、CB)
成分以外に更にゴムや顔料を含む場合不透明となること
は当然である。このよう表場合、混合体のガラス転移温
度は一つにならず、透明にもならない。又、機械的性質
も低下する。
本発明者らの検討の結果、変性度合Fi塩化メチレンテ
ストを23 (”C)、5 (w/v−%)濃度で実施
した場合、沈殿を生じない時間が48時間必要であるこ
とが判明した。特に好ましい変性度合は沈殿を生じない
時間が72時間以上であった。塩化メチレンテストで4
8時間後に若干の濁りを生じたものも、As共重合体と
混合したとき抗酸化性、機械的性質、耐溶剤性で改善効
果が認められた。
気相グラフト共重合によって得られるASGPPOけ、
溶液重合、懸濁重合その他の重合によって得られるAS
GPPOに比して比較的小さなグラフト率でAs樹脂と
混合し、優れた性質を示す。
その理由は溶液重合あるいは懸濁重合によって得られる
グラフト体は1本の幹ポリマーに対して本質的に1本の
グラフト枝を持つ構造になっていて、これに対して、気
相グラフト重合によって得られるグラフト体は1木の幹
ポリマーに複数のグラフト枝を持つことができる′から
ではないかと考えられる。
ASGPPOのグラフト率が大きくなると相対的にPP
Oの含量が小さくなり、PPoの持つ優れた性質が損な
われる。逆にグラフト率が小さいと変性度合も小さくな
り、グラフト体はAs樹脂と相溶しなくなる。好ましい
グラフト率は10〜200(%)、更に好ましくは15
〜100゜(%)である。ここで言うグラフト率とは式
(1)本発明で言°うアクリロニトリル類とけ、アクリ
ロニトリル、メタアクリロニトリルその他である。スチ
レン類とはスチレンあるいはそのアルキルあるいはハロ
ゲン置換誘導体その他を言う。8体的にけ、スチレン、
モノクロルスチレン、ジクロルスチレン、α−メチルス
チレン、P−−チルスチレン、P−フェニルスチレン、
2.4−ジメチルスチレンその他である。ASll脂に
はアクリロニトリル類−スチレン類共重合体が含まれる
。アクリロニトリル類−スチレン類共重合体KASGP
POとの相溶性を増す目的で他のビニル単量体を共重合
し、三元あるいは多元共重合体として用いることもでき
る。
ASGPPO及びAs樹脂中のアクリロニトリル類の含
量は広い範囲で目的によって選択できる。
しかしながらアクリロニトリル類の含量があまシに多く
なると加工性の低下、着色など好ましく7ない事が生じ
る。逆に含量が小さいと耐溶剤性、機械的性質などで期
待どう力の性質が発現しない。透明性は簡単な実験によ
って確認できるが、各成分のsp値(相溶性指数)から
計算すれば目安がつけられる。アクリロニトリル類の含
量には好ましい巾がある。ASGPPOのグラフト枝(
アクリロニトリル類−スチレン類共重合体)及びAs樹
脂中のアクリロニトリル類の含量は5〜70(重量%)
が好ましい。
As樹脂はランダム共重合体でなければならない。As
樹脂の製造方法は乳化重合、塊状重合その他のいずれで
も良く、その方法は問わない。As樹脂は混合するAS
GPPOと相溶あるいは混合して透明になる組成でなけ
ればならない。
ASGPPOとAs樹脂の混合方法は広く知られている
種々の樹脂混合方法を用いることができる。例えば、ニ
ーダ−5押出機、ロールミルその他の機械的な方法、溶
液ブレンド、エマルジョンブレンドその他の任意の混合
法を採用する事ができる゛。
ASGPPOとAs樹脂の混合比率はASGPPOが1
〜99(重量部)、As樹脂が99〜1(重量部)で混
ぜる事ができる。更にこの混合物に  ・耐衝撃性を陶
工させる目的でアクリロニトリル類、スチレン類のうち
のひとつ以上の単量体を含む1種あるいは2種以上のビ
ニル単量体を弾  ・性体にグラフト重合して得たグラ
フト、共重合体を加えることができる。弾性体とはポリ
ブタジェン、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリイソ
プレン、エチレン−プロピレン共重合体、ホjリアクリ
ル酸エステルその他のゴム様物質を言う。弾性体のグラ
フト枝はASGPPO及びASll  i脂と相溶する
組成であることが好ましい。
グラフト共重合した弾性体は混合物100重量部数に対
して0〜100重量部数重量部数色良い。しかし多量に
混合するとPPO,ASGPPO及びASGPPOとA
s樹脂の混合物の持つ優れた性質を損う恐れがあるので
、好ましくは0〜70重量部数混合すると良い。
ASGPPOとAs樹脂及びビニル単量体をグラフトし
た弾性体から成る組成物にかえて、ASGPPOにAB
S樹脂を混合しても目的とする性質を持つ樹脂組成物に
することができる。
本発明の樹脂組成物は化学的あるいは物理的方法で発泡
させることができる。熱可塑性発泡樹脂としてはポリス
チレン(PSt)、As樹脂、ABS樹脂、ポリエチレ
ン(PK )、ポリ塩化ビニル(pva)、PPOなど
が代表的なものである。この中で変性ppo発泡体が耐
熱発泡樹脂として利用されている。ところが、この変性
ppo発泡体は、耐炭化水素性を要求される用命では、
メルトあるいは収縮をおこす恐れがあり、使用不可能で
ある。耐炭化水素性の良い発泡体としてはAs樹脂発泡
体がある。しかし、このAs樹脂発泡体の耐熱性はps
tと同等かあるいは若干高い程度であシ、変性ppo発
泡体の耐熱性とは比べようもない。
本発明の発泡体は耐熱性と耐炭化水素性を同時に併せ持
つ利用価値の高い発泡樹脂組成である。
該樹脂組成物を化学的に発泡させるには、有機あるいは
無機の通常用いられる発泡剤を利用するとよい。発泡孔
の形状、発泡後の物性を考慮すると有機廃泡剤を用いる
方が良い。有機発泡剤としては、アゾ化合物、N−ニト
ロソ化合物、スルホニルヒドラジッドその他が用いられ
る。具体的には、アゾビスホルムアミド、γゾビスイソ
プチロニトリル、ジアゾアミノベンゼン、N、 N’−
ジメチル−N、 N’−ジニトロソテレフタールアミド
、N、N−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、ベン
ゼンスルホニルヒドラジッド、トルエン−(4)−スル
ホニルヒドラジッド、4.41−オキソビス(ベンゼン
スルホニルヒドラジッド)などである。これらの発泡剤
をその分解温度を考慮し、単独あるいは発泡助剤との併
用で用いるとよい。
物理的発泡方法としては一般に用いられている窒素ガス
、炭酸ガスなどの不活性ガスを発泡剤とし、溶融加圧下
の樹脂に加え2いて低圧部分に移して発泡させる方法、
あるいはブタン、ペンタン、トルエン、キシレンナト該
樹脂ニ溶解できる炭化水素を添加しておき、ついでそれ
らの炭化水素の沸点以上に加熱して発泡させる方法を用
いるとよい。
成形方法としては押出成形、射出成形その他発泡性樹脂
を成形する為のあらゆる方法が利用できる。又、該樹脂
を発泡剤を含んだベレット状にし、次いで加熱、加圧し
、賦形する方法を用いても良い。
本発明の樹脂組成物に安定剤、可塑剤、難燃剤、加工性
改質剤、ガラス繊維、次素繊維、炭酸カルシウムその他
の充てん剤、顔料などを加えることもできる。
以下に実施例によって本発明を更に詳しく説明する。
実施例1 1、soom!オートフレープに〔η)=0.43(ク
ロロホルム溶液25 ’c )のポリ(2,6−ジメチ
ル−1,4−エーテル)、1o(f)、エチルベンゼン
80(1)、スチレン28 (f)、アクリロニトリル
(AN)12(f)、ジクミルパーオキサイド4(f)
を入れ、窒素ガスでオートクレーブ内を置換した後密閉
し、60(C)で30分攪拌し溶解する。ついで120
 (”c )に昇温し5時間反応させた。
反応生成物を5 (w/v−%)のトルエン溶液にし、
ついでこの溶液の10倍容量のメタノールを加えて樹脂
粉末を得た。、この樹脂粉末を乾燥した後、ソックスレ
ー抽出器を用いフリーのAs共重合体をMKKで取ル除
いた。
この後、反応生成物を5 (w/v−%)の塩化メチレ
ン溶液とし、23 (℃)で4s(hrs、)静置し、
ついで濾過し、このうちの炉液を50(C)のオープン
中で塩化メチレンを飛ばし、乾燥樹脂を得た。この乾燥
樹脂を再度(w/v−%)の塩化メチレン溶液とし48
時間、23(”c )で静置した。その後戸別し、炉液
から塩化メチレンを飛ばし樹脂を回収した。この樹脂の
元素分析及びIR分析の結果から、樹脂の組成は次のよ
うであった。
PPO成分   75.80 (wt、%)P−8t 
 Il    16.19(Il、  )P−AN  
s     8.01(tt  )この樹脂に乳化重合
で合成したAN含量25.7(重量%)のAs共重合体
を重量比で1対1に混合し、トルエンで溶解し、ついで
メタノールを加えて混合樹脂(A)を沈殿として得た。
乾燥後、プレス加工で厚さ0044M1gの透明なシー
トが得疏れた。このシートを120″Cの真空乾燥器中
で6時間アニールした後、動的粘弾性を測定した。その
結果、t、anδのピークが180℃に一つ観測された
対照(B) 、!:して[η]=0.4!+(クロロホ
ルム溶液、25℃)のポリ(2,6−シメチルーi、 
4−エーテル)とAN含量257重量%のAs共重合体
の等量をブレンドしたシートを同様にして作成し、その
透明性の観察及び動的粘弾性測定を行なった。その結果
、対照のシートは不透明であシ、tanδのピークは1
35℃、240℃の2ケ所にピークがあった。この事よ
シ対照の混合物は相溶していないことが明らかである。
次いで、(A)、 (B)のシートをノルマルヘプタン
に浸漬し、耐炭化水素性の比較を行なった。ノルマルヘ
プタンに5時間浸漬した後のシートの外観の観察では(
A)は変化がなかったが、ω)のシートの表面は荒れて
平滑ではなくなっていた。
1甲%*4e、=+v7*at−sw−t、bmiat
72時間にして行なった。その結果は実施例1の結果と
同一であった。
〔η)=0.45(クロロホルム溶液、25で〕のポリ
(2,6−シメチルー1.4−エーテル)30rf)K
%t−ブチルパーオキシベンゾエート1、5 (fl 
)を溶かしたアセトy 90 (ml )を加え、攪拌
後アセトンを蒸発させ、t−ブチルパーオキシベンゾエ
ートを添加したポリ(2,6−シメチルー1.4−エー
テル)(C)を作った。
この(0)を内径2cIR,長さ101の円筒形で両端
にガラス目皿付きの反応管に入れ窒素ガスで内部を置換
した後120℃のオイルバスに潰し、反応管の一端から
スチレ://A N = 2/1(重量%)の混合モノ
マー蒸気を含んだ窒素ガスを導入し気相グラフト重合反
応を行なった。6時間重合した後、反応生成物を取シ出
し、ソックスレー抽出器を用いMEKに可溶な部分を取
シ除いた。乾燥後の生成物(Dlを5(w/v%)濃度
の塩化メチレン溶液にして23℃で静置した。72時間
後にこの溶液は透明であった。CD)′を分析した所、
組成は次の通シであった。
PPO成分    62.4(重量%)p−st、  
〃16.9 ’(#  )P−AN  //     
20.7 (s  )この樹脂に乳化重合で合成したA
N含量285(wt、−%)のAs共重合体を重量比で
1対1に混合し、実施例1と同様に処理し、厚さ0.0
47aIの透明なシートC劾を得た。実施例1と同様に
してアニールした後、動的粘弾性を測定した。その結果
、tanδのピークが175℃付近忙一つ観察された。
対照としてグラフト共重合に用いたpp。
とグラフト共重合体と混合したAs共重合体を重量比で
1対IK混合し、実施例1と同様にしてシー) (F)
を作成し、動的粘弾性の測定を行なった。その結果、シ
ートは不透明であり tanδのピークは2ケ所に現わ
れた。(1il!1゜(F)を実施例1と同様にして耐
炭化水素性を調べた。その結果、(抛は(刀と、(F)
は(B)と同じ状態であった。
tQ++14.  実施例3でスチレンにかえてα−メ
チルスチVンを用いた。その結果下記の組成のグラフト
共重合体が得られた。
ppo成分       68.3(重量%)p−a−
メチルスチレン成分   13.6(l  )P−AN
成分       18.1(重量%)このグラフト共
重合体に実施例1で用いたAs共重合体を重量比で1対
1に混合し、実施例1と同様にしてシートを作り動的粘
弾性の測定及び耐炭化水素性の測定を行なった。
その結果、このシートは透明でtanδのピークを19
5″C付近にただ一つ持ち、ノルマルへブタン浸漬後の
表面には変化が認められなかった。
ポリブタジェン60 < ’%t−%)にスチレン2B
CMjk%)、アクリロニトリル8(wt−%)、メチ
ルメタアクリレート4(重量%)の3種のビニルモノマ
ー混合体をグラフト重合して得た弾性体(G)を実施例
1の(A) 100重量部に20重量部加え、プラベン
ダーで180でで5 min混練し、ついでプレス加工
で厚さ1.50aImのシート(H)を得た。対照とし
て(B)100重量部に(G)を20重量部加え、C匂
と同様にして厚さ1.50ymC)V −)(I)を得
た。(H)、 (1)+7)シートを巾i、ocIII
、長さ10aIに切り、真中を180℃折シ曲げた。(
mは5回くシ返して折り曲げても折れなかったが(1)
は1回の折シ曲げでおれてしまった。
特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人弁理士浅野真−

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ポリフェニレンオキサイドの存在下にアクリ
    ロニトリル類及びスチレン類を重合して得られる共重合
    体(A)1〜99重量部とアクリロニトリル類及びスチ
    レン類を繰り返し単位として含有し%藺と相溶性を有す
    る共重合体(B)99〜1重量部とを含有する樹脂組成
    物。
  2. (2)  (A)の共重合成分が、アクリロニトリル類
    ま六はスチレン類と共重合し得る他のビニル化合物を含
    有する特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  3. (3)共重合体(B)がアクリロニトリル類、またはス
    チレン類と共重合し得るビニル化合物を含有する特許請
    求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  4. (4)  (A)と(B)とからなる樹脂組成物が透明
    性を有する特許請求の範囲第1項、第2項または第6項
    記載の樹脂組成物。
  5. (5)  (A)が気相グラフト重合によって得られる
    特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  6. (6)  (A)が5 (w/v%)塩化メチレン溶液
    にして23(C)で静置したとき48時間で沈殿を生じ
    ないものである特許請求の範囲第1または第5項記載の
    組成物。
JP56215313A 1981-12-28 1981-12-28 樹脂組成物 Pending JPS58117243A (ja)

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